efabless.com
Silicon | Google for Developers
Open MPW という、抽選で集積回路を無料で製造してもらえるシャトルプログラムを知った。 efabless のサイトは更新されていないし、 Google の .ipynb はビルドに失敗するという体たらくなのだが、シャトルプログラム自体は現在も行われている模様。意外と応募は少ないらしく、ちゃんと基準を満たしていれば、素人の何の変哲もないデザインでもそのうち当たるっぽい?
FPGA などと比べて個人的に興味を惹かれたのは、最終的なデータが GDSII というマスクに近い幾何形状のデータであることだ。 RTL から GDSII を自動生成することもできるし、形状を手書きしてオレオレ素子を作ることもできる。手書きした形状は Magic というソフトで SPICE データに変換できて、アナログ回路シミュレータに突っこめるらしい。個人的にはここが一番の驚きポイントである1。もっとローレベルな物理シミュレーションが必要かと思っていた。しかも一連のツールはオープンソースで揃う。おお。
まだ自分で試していないので、嘘を書いているかもしれない。