てがみ: qatacri at protonmail.com | 統計 | 2024

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スポーツなどでトップレベルの実力を持つ人が、ときに不正に手を出してしまう理由が分からなかった。人格がどうとかに関係なく、実力が高いほど不正して勝つことを無意味に感じそうなものだ。

最近「技能を極めたい」という動機と「勝負に勝ちたい」という動機は似て異なるものらしいと理解した。そしておそらく、トッププレイヤーになるためには両方の動機を強く持っている必要がある。後者には不正して勝つことも手段の一つに入ってきて、ときに理性が負けてしまう人も出てくるということなんだろう。

そういう意味で、「不正してでも勝ちたいという感覚が分からない」という人は競技に向いていないのかもしれない。