エビデンスは重要だと思うが、「エビデンスベースドなんとか」はけっこうな確率でうさんくさい (もちろんまともなやつもある)。
そもそもエビデンス云々が議論になる分野というのは、数値化が難しかったり、実験できなかったり、間接的にしか測定できなかったり、バイアスが取り除けなかったりするからそういう状況なわけだ。それをいいことに怪しげな理論がのさばっているのはアレだが、そこでちゃんとした科学的結果を出すのも簡単ではない。
その結果どうなるかというと、誠実な研究ほど白黒のつかない結果を出し、いい加減な研究ほど「A するといい」といった安直な結果を出してくる。