小学校で「筆算するときに線を定規で引く」という指導が少なくないことを知ってしまった。この類の指導を好む人が何を考えているのか、何度か垣間見たことがある。
ルールを守らせることが教育だと考えている。それは社会に出るための予行練習という位置づけらしく、ルールそのものの是非は問わない。
社会のルールと算数のルールを同列に解釈している。倫理上の規範と交通ルールと謎マナーと数学の公理・定理がすべて同じ土俵にのっている。
こういう考えのもとで、シンプル理不尽ルールは魅力的である。そのルールを守らせるのは簡単で、(その人の価値観においての) 教育効果が出やすい。とくに教育を修行のようにとらえていると、理不尽さは好都合ですらある。