伝統工法で筋交いを使わないのは、あえて柔構造にしているからだと説明されることがある。三角形が変形に強いことを昔の人が知らなかったはずがなく、筋交いを使わない理由があったに違いない。ただ、柔構造により耐震性を確保しているという説明には半信半疑だった。
上の対決をみると、筋交いを使った壁は上位に上がってこない。特定の場所に力が集中して壊れやすい。筋交いを使わない壁の変形量は大きいが、より強い力まで耐える傾向がある。金物で固めてはいるので、単純に伝統工法と対比していいかは分からないが、一定の事実はあったんだと驚く。