たまに昼飯を食べに行く道の途中に、最近すいか割り大会のお知らせが掲示されている。人の背丈くらいあるキャンバスに毛筆で大変力強く書かれているので、張り詰めた空気の中、並み居る剣豪が心眼でスイカを次々と割っていく様子を想像してしまう。西瓜は血肉のごとく飛び散り観衆の頬を汚す。文字デザインが与える印象の影響の大きさを思い知らされる一件である。あと肝心の年月日の部分が朱で塗りつぶされていて、やべー催しすぎるので関係者以外には開催日が伏せられている、みたいな感じになっている (単に去年の使いまわしだからだろうけれど)。