低気圧によって体調不良の起こる人は少なくない。なんとなく弱い高山病のようなものかと思っていたけれど、ぱらぱらっと見た説明の内容を信じる限り両者は違うものらしい。高山病は低酸素症の一つである一方で、低気圧による体調不良は自律神経の問題だという説明が多い。ただ後者についてはそれほどよく分かっているわけではないようだ。以前、脳脊髄液減少症も似た症状が出ると読んだことがある。
人体におよぼす影響は素人がいい加減につついてみたところでアレなので置いておく。気象変化による気圧変化は 100 hPa 程度。これは標高に換算すると 1000 m くらい。飛行機内の気圧は 800 hPa 程度で標高換算すると約 2000 m (もちろん加圧されているので飛行機の高度とは別)。 5000 m くらいまではざっくり -0.1 hPa/m で計算できるので、頭の隅に入れておいてもいいかもしれない。