群馬ネタでたまに見かけるこの写真の場所を偶然 Wikipedia で発見した。 Google でこの画像の URL を指定して類似画像検索するとたくさん引っかかる。みんなここの写真撮りすぎである。
この写真などを見ると森林限界を超えている場所に思えるけれど、そうではなく硫黄製錬のための伐採と煙害による裸山…と Wikipedia にはある。もう少し信頼性の高い情報源を探したが見つからなかった (ちなみに森林限界よりずっと標高の低い山でも高木のない場所は珍しくない。山頂現象と呼ぶらしい)。鉱山や精錬所があったのは事実で、この群馬国境の先にはその鉱山や集落の跡もあるようだ。
煙害による裸山はたまに見かける。たぶん全国にかなりの数存在するのではないかと思う。名前が有名なのは足尾銅山だろうか。あそこも博物館などがある場所から二駅ほど奥に進むと、裸山や精錬所跡、スラグの山などが目に入る。特に見学のための説明もなければ厳重に封鎖されているわけでもなく、ぽっとそういう光景があらわれるので予備知識なしで行くとちょっと驚く。