https://www.ikmultimedia.com/products/iloudmtm/
位相特性のプロットが載っているけれど、位相を 0 以外の値で一定にするという設計方針は普通なの? 因果律がある以上位相ずれ 0 のフィルタは不可能だし、全周波数帯域が同じ時間ずれるフィルタでは遅延が大きすぎるというのは分かる。
http://www.ic.is.tohoku.ac.jp/~swk/lecture/yaruodsp/dfanalysis.html
群遅延 d(位相)/d(角周波数)
を最小化しているのか。そういえば昔、この群遅延の定義だけを見てよく分からないと思った覚えがあるけれど、包絡線の遅延に対応することを数式で示すのはなるほど容易。でもやはり直感的には何が起こっているのか分かりにくい。位相遅延と群遅延が違うこと自体は問題ない。でも位相が > 0 で周波数に対して一定の場合を考えると、低域ほど (位相) 遅延時間が大きいのに群遅延が 0 になるのは不思議に感じてしまう。そもそも位相のずれに早いも遅いもないんだけど。うーん。