さいきん、この世は発展途上だな、とよく思う。
自然物であれ人工物であれ、地球上のものが永遠に指数的に増大し続けることはあまりない。強い根拠があるわけではないものの、科学技術や社会の仕組みなども永遠に指数発展することはなく、いつかは頭打ちになるだろうと思っている。頭打ちというと響きが悪いかもしれないけれど、振動したり (同じ誤ちをくり返す) 特異点に到達したり (地球リソース枯渇など。これは十分ありえる) するよりずっといいし、もし十分に最適解に近づいた結果ならばそれは素晴らしいことである。
科学技術については興味があり、自分にできることも少しはあるかもしれないと思っている、つまり自分もその発展に参加できる気になっているので発展途上の方が楽しい部分も多い (とはいえどちらか選べるとしたら最終到達点を見てみたい)。
社会には興味がないし参加する気もないので、さっさと色々な問題を解決するなり妥協点を見つけるなりしてほしい。