てがみ: qatacri at protonmail.com | 統計 | 2020

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引っ越し先として事故物件はどんなものかと調べていて、ふと幽霊的なものを信じる人は何割くらいいるのか気になった。幽霊を信じるかと事故物件を気にするかは独立な問題な気もする1けれど、それは置いておく。

「お化け調査」が浮き彫りにする人々の意識の基底構造 - 統計数理研究所

実に 8 割の人が霊魂?を信じている。科学とは…と言いたくなるが、これたぶん科学者の集合で統計を取っても割合は意外と減らないのではないかな。真に素晴らしい成果を上げている科学者が、まったく科学的なものの見方を持っていないことは珍しくない。

話を最初に戻すと、事故物件は検討する以前に数が少ないので、他の条件で絞り込んだ後に残っている確率が低い。孤独死の物件はちらほら見つかるけれど、こちらは価格があまり下がっていない。現実的には「格安の事故物件の中で探す」ことがそもそも難しい印象。

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私はもちろん幽霊を信じていない (そもそも「信じる」って何) けれど、事故物件にはちょっと抵抗がある。その場所で自殺したと知っていたら、ふと「ここに紐をかけたのかな」などと考えてしまう瞬間はあるだろうし、その人の人生を勝手に想像して憂鬱になるかもしれない。自分の精神状態が極度に悪化していたら、そういう想像が最後の一押しをしてしまう可能性だってなくはない。テレビで自殺が報道されただけで自殺者は増えるのだ。