てがみ: qatacri at protonmail.com |
統計 |
⟨ 2019 | root | 2021 ⟩
「よつばと!」には一話一話に日付の設定があって、だいたい 1 日/話, 1+ 週間/巻のペースで進んでいる。
たしか作者がブログか何かで「よつばと! は小学校入学前には終わる」と明言していたと思う。連載は漫画時間 7 月下旬から始まっているので、 4 月から 7 月中旬を描く機会はないことになる。季節の描写がとてもいい漫画なので、当時はその点が少しもったいないなあと思った覚えがあるけれど、近年のペースだと 3 月末に到達するのは実時間で 20 年後くらい。まあ 3 月末まで書き切るとは言っていないし、逆に 1 巻以前の話を書く可能性もないわけではない。
JASRAC は市販の音源をそのまま用いる場合の仲介役はしてくれないのか。知らなかった。制作者にお金が還元される形で音源を正規に利用できる仕組みがないのは、利用者にとっても制作者にとってもすごく損な気がする。
裁判の判決をみるたびに思うのだけれど、仮に本当に犯罪を犯したかの確率が計算できたとして、有罪か証拠不十分で無罪かを決めるしきい値は決まっているんだろうか。
繋がっていない川や池に同じ種類の魚がいるのはなぜか。
ある漫画で、渋い柿を食べたあとの状態を「舌が灰色になったような」と表現していた。絶妙な表現だと思ったが、この文をどう理解してどう共感したのか自分でも分からない。
Progress Report: January / February 2021 - Asahi Linux
現代のハードウェアおそろしい…。これとは少し話が違うけれど、時代とともに地層のごとくレイヤーが深く積み重なっていくのは仕方ないことなんだろうか。
進化の観点から、オス・メスが分かれていることにはどういう意味があるんだろう。二個体の遺伝子を混ぜ合わせるためにオス・メスが分かれている必要はなくて、実際に雌雄同体の動植物は少なくない。相手の数が 1/2 になる分、広い範囲での交配が起こりやすくなるのかな。まあ単に自家受精を避けられないだけかもしれない。
この疑問を持つ人は多いようで、検索してみると知恵袋的なやつがけっこう引っかかる。上に挙げた理由以外に「生殖細胞は新陳代謝が活発でエネルギーを食うので、生殖器を二つ持つのは効率が悪いのでは」という指摘がいくつかあった。なるほど。
Google 翻訳でこのページを英訳して読んでみたら面白かった。自分の書いた文章と自分との距離が広がって妙な気持ちになる。ただ、流暢な翻訳文の中で単純な文章の意味がさらっと反転していることが少なくなくて、そこはやはり怖い。
原文: これは分かるなあ。
訳文: I don't understand this.
その訳になったことが理解できない。
原文: もうだめだ。
訳文: We're f*cked!
合っている。合っているけれどひどい。
とはいえ、自分の使い慣れていない熟語がパラパラ出てくるので勉強になる。ネイティブ言語から非ネイティブ言語への翻訳は、自分の使い慣れている小さなサブセットに閉じこもりがち。しかもそのサブセットは間違っていたりする。日本人がよく使うらしい "Especially, ..." みたいな。
Gallery – M.C. Escher – The Official Website
木々に囲まれた静かな半野外の場所に、長辺 10m くらいの長方形の池というか水槽のようなものがあり、川から澄んだ水を引きこんでいる。その周りをカウンター席が囲んでいて、水面がゆらめくさまを眺めながらラーメンを食う…という夢を見た。季節は初夏、時刻はちょうどこんな感じだった。
夢を見ていたときは「これは涼が取れて合理的だ」などと思っていたけれど、実際にあったら蚊が大量発生してそれどころではなさそう。
BOOTH でキャラクターの 3D モデルデータを期間限定で販売しているのをみかける。期間限定にする理由が気になる。
なんとなく
impl<X, Y: From<X>, Z: From<Y>> From<X> for Z {
fn from(x: X) -> Z {
Z::from(Y::from(x))
}
}
こんな感じの impl
に相当する何か (もちろんこのコードはコンパイルできない) があって、 From
, Into
は直接の変換がなくても機能すると思っていたが勘違いだった。 Deref
もトレイト自体にコンパイラマジックがあるわけではなく、関数の引数の型に使うときは直接の変換がないと機能しない。
過去に住んでいた場所や現在住んでいる場所について訊かれたとき、いつも地理や気候のことを話していた。場所について訊かれているのだから当たり前の回答だと思っていたが、相手が期待している回答とずれている気がしてきた。まあ別にずれていてもいいのだけれど…。
たまに人と話すと「今シーズンのノルマは達成した」と思う。ワンシーズンに一回くらいは人と話した方が健全かな、という気持ちがあるらしい。
さすがに長期間話さないからといって日本語を忘れはしないけれど、会話のテンポ調整みたいなものがすごくダメになっている感じがする。
子どものころプールが嫌いだったけれど、泳ぐのが嫌いなのではなく、水が冷たく寒いのが嫌だっただけである。あれが冷水ではなく温泉だったら良かった。あの広さの温泉とか最高すぎる。
A perceptual color space for image processing
An interactive review of Oklab | Raph Levien’s blog
L
が Y
だけの関数になっていないのが気になる。
ノンストップクシャミング
これは分かるなあ。本格的な言語処理系の AST くらい色々な情報が付加されたデータ構造になると、だんだんネストされたパターンマッチはしづらくなるし、型の木を構成できる継承の方が簡潔に書ける処理も多くなってくる。 open type の方がうれしいときも多い。
煙突が高いのは、単に煙を地表近くに撒き散らさないためだと思っていた。もちろんその効果もあるけれど、煙突の基本機能は上昇気流による吸気効果であるらしい。だから煙突には高さや断熱、空気抵抗などによる性能の違いがある。
地方の鉄道が赤字でバスに転換する話をきくと、なぜエネルギー効率の悪い方に転換して費用を抑えられるのだろうと考えてしまう。いや、効率と費用は別の問題だけれども。
しかし思ったほど鉄道の効率が圧倒的にいいわけでもないな。数倍くらいは違うかと思っていた。
フードデリバリー戦国時代(配達員目線から) - 寝太郎ブログ
UberEats の換算時給は最低時給を少し下回るくらいに収束すると思っていた。同じ時給なら、面接すらなく時間の自由度が高い UberEats を選ぶメリットがある。その少し下あたりで平衡状態になると考えるのは自然だと思う。実際には配達員不足で競合会社が身銭を切るほどの事態になっているのだから分からない。
すべてがめんどうくさい。
The Myth of RAM, part I
The Myth of RAM, part II
RAM へのランダムアクセス時間は本質的に O(√N)
である (N
はアクセスする領域のサイズ)、それは記憶装置が物理的に 2 次元で実装されているから、という話。
Chrome の URL バーに "docs.rs some_keywords"
や "cppreference.com some_keywords"
などと入力すると直接検索できると知る。OpenSearch のメタタグによるものらしい。
DeepL を「意味は正確に取れるが自然な訳を思いつかない」ときに使うようになっていて、人間らしさで機械に負けている感がある。
Tonal Consonance and Critical Bandwidth
フェードアウトする頃合い。
DIFFERENTIATION UNDER THE INTEGRAL SIGN
手軽に音圧の絶対値を校正する方法はないものか。
高齢運転者の事故率が高いのかよく分からない。
「事故件数 / 免許保持者数・年」は、全体で 4.4e-3
、 [85, ∞)
歳で 6.2e-3
である。平均よりは少し高いけれど、 [20, 25)
歳の 7.5e-3
より低く、 [16, 20)
歳の 1.3e-2
の半分。年齢が高いほど現役運転者が少ない可能性はあるが、データがないからよく分からない。
鼓膜の細胞が外耳道まで移動しているとは知らなかった。とはいえ、風呂に入らなくても病気にはならない、みたいな話ではある。
手振りで高速に文字入力がしたい。 Palm の Graffiti は特許が切れていると思っていいのかな。
Greedy Point Match Handwriting Recognition
Stroke-Based Cursive Character Recognition
認識手法を色々考えてみたけれど、このあたりがシンプルで良さそう。
..., since English does not natively permit /ts/ at the beginning of words, ...
そうなんだ。気づいていなかった。
Backlinks: [202317900]
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私の父は過激な感じの政治思想 (不勉強につき適切な用語分からず) の持ち主だし、母が宗教やオカルトの本以外を読んでいるところを見たことがない。なんだかよく分からない集まりに参加させられたこともある。だから…とつなげると色々問題があるかもしれないが、陰謀論を信じる人が多くいることには驚かない。
間近で見ていても「どういう人がカルトや陰謀論にはまりやすいか」はよく分からない。ただ、「カルトや陰謀論が何を人に与えるのか」は明確だと思っている。それは「あらゆる問題の根底にある単一の原因と、あらゆる問題を解決する万能の方法」である。
(続きを書くかも)
ギリシャ語のキーボード配列を覚えよう。
本番にめちゃくちゃ弱くて公式記録は冴えないが、練習では世界新記録を出しまくっているスポーツ選手っていないんだろうか。というか値は (対数) 正規分布でゆらいでいるだろうから、練習ではもっといい記録が出ているはずなのだよな。
読書家でも勤勉でもない、ただ文字列を摂取するだけの非生産的活字中毒者にとって、 Web という無限の文字列プール (t → ∞
) は救世主だが、救っているのか膨大な時間を浪費させて地獄へ導いているか微妙なところ。
http://statresearch.jp/BMI/index.html
身長分布と年齢のアニメーションが面白い。分散は √身長
くらいで大きくなるかと思ったけれど、過渡期を除いて一定に近い。
Wikipedia で数学の定理に「要出典」がついていると、「真実とは何か」みたいな気分になる。
https://twitter.com/kevinbparry/status/1310276317221449731
人工物など「形を理解してそのまま 2d に射影すればいい物」の絵は描けなくはないし、何より練習してうまくなる道筋がみえる。でも木などの複雑な構造をもつ物を、構造をそのまま転写せず「それっぽく」描く方法が分からないし、どう練習していいかも分からない。毛の生えている物や細かな凹凸のある物の質感なんかもどう描いたらいいか分からない。
https://twitter.com/Kaoru_Inai/status/1352924514783379456/photo/1
Bill Evans - The Creative Process and Self-Teaching - YouTube
Bill Evans - The Creative Process and Self Teaching 2 - YouTube
Bill Evans - The Creative Process and Self-Teaching 3 - YouTube
一言一言に耳が痛いがそれは置いておいて、一流のピアニストの例と、ぼんやりと全体像を真似た演奏者の例の違いが分からない…。そして Part 3 でさりげなく明らかになる聞き手の正体。
Facial Action Coding System - Wikipedia
ニューラルネットワークの学習で使われる momentum をつけた最適化手法は、普通の高次元空間上の関数の極小値を求めるときにも有効なんだろうか。必ずしも極小点で停止する必要がない、正則化の観点からむしろ到達する前に止める、という特殊事情に依るところが大きそうに思える。
SGD Momentum の気持ちを理解する - Speaker Deck
全く逆だった。単純ではないが momentum は Stochastic GD で勾配が揺れるのを抑制するため、 momentum があった方が良い解に収束する。でもこれは最適解から出発した場合の分散を評価しているのか。それだと momentum が大きい方が良い値になるのは当たり前のような。何か読み違えている気がする。
なぜ空気取り入れ口と食物の取り入れ口を同じにしたのか。
世間は未来の技術に対してかなり楽観的な予想をして、ずっと裏切られていると思う。 30 年前に「2020 年に人が手で洗濯物を干している」と予想していた人は何割いただろう。自動車は空を飛んでいないし、自動運転もヒトのレベルに達するにはかなり距離がある。Intel は 2003 年に「2010 年に CPU 周波数は 15 .. 20 GHz に到達する」と予測していたが、 2020 年の現在でさえ最高クロックは 5 GHz 程度である。 Deep learning は想像を上回る結果を出していると思うけれど、誰が煽っているのか、それ以上に誇大宣伝されている。
それでもあまり技術に失望したり愚痴を言っている人はあまり見かけないし、依然として楽観的な予想をしているように思う。何故なのか。
PS5 のボタン変更の話で「欧米で "x
" は決定の意味」と書かれていることがあるけれど、それは正しくない気がする。 "v
" が「決定」で "x
" が「キャンセル」のダイアログは、日本語化されていないソフトでよく目にする。 Web ブラウザの読み込み停止ボタンは、古のしいたけアイコン時代からずっと "x
" である。何よりウィンドウを閉じるボタンが "x
" ではないか1。これらはもちろんローカライズされたものではない。
日本と欧米で違うのは、 "o
" が肯定の意味を持たないことである。たぶん (日本以外に住んだことがない人の感想です)。つまり肯定っぽさ (+) ・否定っぽさ (-) が
"v" > 0 > "x" > "o"
の順に並んでいるか、もしくは "v
" ボタンのないゲーム専用機でのローカルな慣習かのどちらかだと思う。あと Unicode にマルとバツがたくさんありすぎ。
ちなみに私は Sway ユーザーなので、閉じるボタンなどない。
202031700 こういう「単一の実数で明確に優劣を比較できそうにみえるが、実はすごく比較が難しい」ものはすごく多い気がする。 CPU のベンチマークなんかはよい例。
よく「飛行機は自動車の * 倍安全」という情報をみかける。これは何を比較しているんだろう。年間の死亡人数を比較するのは、乗り物の安全性の指標として不公平すぎる。とはいえ距離あたり、時間あたり、どちらで比較するのも微妙である。また、航空機の事故の大半は離着陸時に起こるので、距離や時間と事故数が比例しない。事故の性質の違いから、重傷者数か死者数のどちらで比較するかでも大きく変わってくる。なんというか、比較しようのない量に思えてくる。
もちろん、よほど極端な指標を使わないかぎり自動車より良い値になると思うけれど、「x 倍安全」の x は簡単に 100 倍くらい変わる。
Backlinks: [202031701]
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ついコーヒーを飲んでしまった。依存性の非常に弱いカフェインですらこれなのだから、アルコールやニコチンを止められる人はすごい。まあカフェインはアルコールやニコチンと違って止める利点が不明で、好奇心以外の動機に乏しいという違いはある。
以前「三ヶ月の禁煙に成功した (その時点では喫煙中)」と自慢していた人がいたけれど、あれは冗談ではなく本当に自慢していたのかもしれない。三ヶ月も止められたのはすごい。あまり意味ないけれど。
ヒトの出生数は 男/女 = 1.05
くらいで、男の方が少しだけ多いことはよく知られている。ほんの少しだし深い意味はないと思っていたけれど、実は男児の方が死亡率が少し高く、 20 歳時点での男女比はほぼ 1:1
になるらしい (ただし医療の発達している国ではそこまで差は縮まらない)。
初めてこの操作を行うと知ったときは、ここに書いてあるような理由で、必要なのか疑問に思った覚えがある。うーん、どうなのかな。統計的性質が良くなることは普通に言える気がするのだけれど。
新年早々ライフラインを一つ止めてしまった…。
これ何なんだろう。
パナマ運河には水位差があって、水門を開閉して通行する (閘門)。私はこれを太平洋と大西洋の水位差だと勘違いしていたけれど、そうではなく間にある湖との水位差らしい。この湖は、運河全体を海抜以下に掘り下げることが困難なため造られた人造湖で、つまり船をいったん持ち上げている。
雪の積もる地域で産まれ、雪国と呼ばれる地域に住んでいたこともあるけれど、雪が降ってくると未だにテンションが上がる。
Backlinks: [202129600]
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カフェイン離脱を離脱した。
sin
でも特殊関数でも積分でも、何かの値を具体的に求めたいとき、最終的にはたくさんの加減乗除の組み合わせに分解して計算する。このプリミティブが加減乗除である必然性はどれくらいあるんだろう。もっと良いプリミティブ演算があったりしないのだろうか。コンピューターで exp
を計算するときには float のビット表現を直接いじったりするので、純粋に float の四則演算だけに落とし込まれてはいないけれど。
自分に自由意思があるという感覚が薄い (ないわけではない)。科学的にはたぶん正しいけれど、そういう科学的な視点とは独立に、どこか自分で自分の操縦桿を握っておらず、助手席で眺めているような感覚が子どものときからある。まあ自分で手綱を握っていない方が予想外のことが起きて楽しいという見方もある (実際に楽しいことが起きているかは微妙)。
「解析的に書ける」と口頭でよく言ってしまっている気がする。
「線形変換と固定された 1 要素ごとの非線形変換」の積み重ねで構成されるニューラルネットが、演算の数に対して高い多変数関数近似能力を持つことは、ディープラーニング以前から数学的な証明があったらしい。この事実、部分的にはニューラルネットワークと関係なく、数式をあつかう人ならば誰もが暗黙に体感していることだったりする。
何らかの方程式が解析的に解けたり、関数が closed-form で書き表せるといったとき、その式はたいてい加減乗除と sin
などいくつかの 1 変数関数の合成である2。乗除算は exp, log
と加減算に分解できるので、この関数は一次変換と数種類の 1 変数関数の合成で書けていることになる。
というか、そういうものを「解析的に解ける」とか「closed-form で書ける」と呼んでいるのだから当たり前ではある。この言葉はわりと曖昧である。
コーヒーを飲むと眠くなる印象が強い。おそらく理由は食後にコーヒーを飲むことが多いからで、コーヒーそのものとは関係ないのだけれど。
海外でデカフェの飲料が用意されていたり、カフェインを控える努力している人をけっこう見かけるけれど、どういう作用を嫌ってカフェインを避けているのかよく分からない。一度試してみるか。
Core 2 Duo (2006 年) あたりの CPU から、スカラー演算のシングルスレッド性能はどれくらい向上しているんだろう。たぶんクロック × IPC で 2 倍未満だと思うのだけれど。
3D テレビが流行らなかった理由がいまだに分からない。流行るというか、ほとんどの人は使っていないが上位機種には当たり前に搭載される機能になると思っていた。理由:
結果として、ふだん観るテレビ番組が 3D 化されたりはしないが、映画などの一部コンテンツを観るときにたまに使う機能になると予想していた。今考えても妥当な推論に思える。
…と、 3D 表示デバイスや一般向けコンテンツがなくなったことを前提に書いてしまったけれど、今調べてみたら、 3D プロジェクターは何機種も販売されていて、コンテンツも供給されているらしい。なるほど映画好きの人はプロジェクターで観るのか。今でも液晶の書き換え速度は十分でないし、単純に性能の問題だったのかもしれない。
まあテレビとか、一人暮らしを始めて以来まったく観ていないのだけれど。今のテレビ保有率ってどのくらいなんだろう。
フィルムの特性が単なるトーンカーブで再現できるものではなく、近傍とお互いに影響しあっていて、それが視覚的にも良い効果を生んでいるというのは面白い。
何かの周期が合うのか、定期的に夢をよくみる (覚えている?) 時期が来る。このところ連日夢をみている。
夢は記憶の GC だという説があるらしい。なかなか科学的な検証は難しそうだが、仮にそうだとしたら、夢を覚えているのは GC のためにアロケートが発生するようなものである。そのうち無限に GC が発生して起きられなくなりそう。
ハリー・ポッターのテーマ曲っぽいやつ ("Hedwig's Theme" らしい) の鼻歌をうたってみると、半音の記憶が怪しい。それでもスケールの雰囲気はなんとなく記憶している不思議。
私は子どものときに和音の出る楽器に触れてこなかったので、和音の感覚を身につけた時期が遅い。少しコードの知識をつけたときに意外だったのは、コードを知る前に聞いた曲についても、簡単なものなら記憶だけから耳コピができたことである。たとえ意識的にはメロディくらいしか追えていなくても、ちゃんとコードの響きを記憶しているのだ。
私の父は Simon & Garfunkel をよく聞いていた。その中で私は Scarborough Fair の独特の雰囲気が好きだった。この独特の雰囲気は、いわゆるドリアンモードによる部分が大きい。実際にドリアンモードの例として挙げられることも多いこの曲、実はメインメロディでは特性音を踏んでいない。もし本当にメロディだけを記憶しているなら、「独特の雰囲気」の情報はほとんどない。
言語問わず「非ネイティブの人にも聞き取りやすい話し方・書き方講座」があるといいと思う。
とりあえず「どや顔で新製品の発表をする IT 企業の CEO みたいな話し方を 0.5 倍速で」と頼んだらいいのではと思いついたが、試す相手がいない。
「若い世代が短文の最後に句点をつけない」現象は、英語圏や中国語圏でも起こっているらしい。句点は終端記号ではなくセパレーターであった。そのうちプログラミング言語でも trailing comma をつけていると「年配の人が書いたコードだ」と思われるようになったりして (流れは逆だけれど)。
実際にコードの表面的な部分で世代を感じることは少なくない。自分のコーディングスタイルも少し古くなっているかもしれない。 GitHub などでコードを眺めていると、「おお、若い人のコードだ」と感じるときがあるのだよな。言語自体の歴史が長いこともあって、とくに C++ のコードには世代が表れやすい。
漫画やイラストのキャラクターは目がデフォルメされて現実の人間より大きいが、訓練された古のヲタクはむしろ「なんか最近のキャラクター、目が小さくない?」と思っている。
キャラクターのイラストで目は最重要なパーツのはずで、その大きさ、とくに縦幅が 2 倍くらい違ってもバランスが取れるのは面白い。
https://twitter.com/search?q=thisanimedoesnotexist.ai&src=typed_query&f=live
Making Anime Faces With StyleGAN · Gwern.net
正規分布から生成した潜在ベクトルの要素がある範囲を超えたとき、それをサンプルし直す (と文章は読めるけれど、コードはちょっと違う気がする…)。 "Creativity" パラメーターはこの範囲のことらしい。
drm/i915/gen7: Clear all EU/L3 residual contexts · torvalds/linux@47f8253 · GitHub
drm/i915: Add mechanism to submit a context WA on ring submission · torvalds/linux@ee2413e · GitHub
身のまわりにある物は、ほとんどが工場などで大量生産された完成品である。そんな中で食べ物に関しては、調理前の食材が当たり前に売られていることが不思議に思えてきた。
何の根拠があるのか謎な「AI によって代替される仕事ランキング」には、ヒトにとっての単純作業がずらっと並んでいるけれど、これって逆ではないかなあ。機械にとってはチェスで世界チャンピオンに勝つより、雑に積まれた衣服を畳むほうがずっと難しい。深層学習以降、コンピューターが不得手だった領域が大きく様変わりしたとはいえ、ヒトにとっての難しさと機械にとっての難しさには大きな乖離がある。
さらにいえば、今現在ヒトが行っている作業のいくらかは昔から機械でも代替可能で、単にロボットの価格より人件費の方が安いか、初期投資ができないだけであったりする。技術的にあらゆる面で機械がヒトを追い越した世界では、機械のコストが低く、人件費の高い作業から代替されていくと考えられる。逆に機械のコストが高い、つまり物理的に複雑なハードウェアが必要であり、人件費が安い、つまり誰でもできる作業が最後まで残る。それはまさにヒトにとっての単純肉体作業ではないか。
まあこんなこと、私以外にも言っている人が無数にいそう。この手の未来予測はほとんど無意味だし無益。
zram と zswap は実装されているレイヤーも違うけれど、使っているアロケーターも違う (zsmalloc vs zbud/z3fold).
文法が分からないといえば、昔の Apple のキャッチコピー "Think different" は "Think differently" ではないのか。前者は "Think different things" の省略形かと思うのだけれど、どうなんだろう。もちろん「違うことを考える」と「違う方法で考える」の意味はちがう。
文章を書いていると日本語が分からなくなってきて、もしかしたら自分以外はこの文の意味を取れないのではないかと心配になってくる。説明の良し悪しではなく、文法的なものがおかしくて伝わらないのではないか不安になる。日本語の文法を学んだことがないから判断できなくて無限に悩んでしまう。もちろん自然言語の文法はあとから解析されたもの。ネイティブ話者なんだから俺に文法がついてこい、くらいの気持ちで大丈夫なはずなのだけれど。
この文章の最初の一文だけでもたくさん悩むところがある。「もしか(したら|すると)自分以外(は|が|に|には)この文の意味(が|を)取れないのではないか(|と)心配」…といった具合。さらに実はこの文章、最初は「この『文は』自分以外意味を取れない」だった。主語や目的語ってこんなにふらつくものなの? もう何がなんだか分からない。それ以外に「~なのではないか」という言い回しがまわりくどく感じられるのも気になる。でも他の表現が分からない。
文法的に問題なさそうで、受ける印象もそれほど変わらない複数の表現にも迷う。直近の文を例に挙げると「まわりくどく感じる」「まわりくどいと感じる」「まわりくどい感じがする」「まわりくどさを感じる」など。
もうだめだ。このページに駄文を書き始めた理由の一つは、文章を書く練習をしたかったからだが、書けば書くほどドツボにはまっていく。ああ今の文もよく迷うパターンだ。「書き始めた理由の一つに、~という理由があった」と「理由」を重ねてしまいそうになるけれど、これの適切な解消法が分からない。「あったのだけれど」「あったけれど」は何が違うんだ。助けて…。
羊毛フェルトを針でつついていると固まってくる、というのがどんな感じなのか気になって仕方ない。
大作すぎる。いくつか「これネタなのかな」と思って調べてみると、どれも本当にあって驚く (2chphilia など明らかにネタなものは除く)。「著者は見たことがない」って、その他は全て見たことあるの!?
生物に死ぬ機構が備わっている理由は、進化のために必要だったり、哺乳類のような複雑な生体を維持できる期間に限界があったりするからだと思うけれど、老化よりましな方法にできなかったのかと思ってしまう。子孫を残した後の死に方など、進化にほとんど影響しないから仕方ないのかもしれないが。
まあ仮に老化せず、ある年齢でぽっくり逝く機構になっていたとしたら、おそらくそのしきい値はヒトだと 30 .. 40 歳になる。現代の (先進国に住む) 人類が平均年齢 80 歳を実現しているのは、ある意味で老化システムのおかげかもしれない。それにその機構が外科的に取り除けるものだったら大変だ。
ある科目が好きな割合と嫌いな割合に正の相関があるのが面白い。しかし下の詳細を見るとちょっと統計の質が悪そうな感じがする。
勝手な偏見ながら、相転移に格別の興味を持つのは (そこそこ広い一部領域の) 物理学者に特有の感性だと思っている。少なくとも私にその感性は生来あまりない。一見すると「そんな特殊な状況ばかり計算して何が嬉しいんだろう」と感じるのが普通だと思う。その感性を他分野の人に伝えるのは、たぶん物理の人が思っているより難しい。
その理由の一つは、相転移の面白さがその現象だけでなく、数理的な解析手法の面白さとも密接に結びついていて、そのあたりが外からは分かりにくいからではないかと思う。でもたぶんそれだけではないのだよな。
そういえば正月早々、人生で初めてゾンビを倒した。
むかし、「冷静に考えると、人間って体毛がなくて気持ち悪くないか」と言った人がいて、面白い視点だなあと思ったことをたまに思い出す。
10 年以上細々と続けているけれど、いまいち形にならないことがいくつかある。そろそろ見切りをつけるべきなんだろうか。このまま続けても非生産的だという気持ちと、趣味でやっているのだから気にする必要はない、好きにすればいいという気持ちが交錯する。しかし好きでやっているとはいっても、形になる見込みがないと分かってくるとやはり辛い。
202029901 こういう目標を立てると、たいてい前半の「新しいことに手を出さない」だけ達成される。
今年の目標は「新しいことに手を出さず積んでいる宿題を消化する」です。
Backlinks: [202029902]
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A Comprehensive Theory and Variational Framework for Anti-aliasing Sampling Patterns
いろいろ駄目。
どうすれば少ない探索量で深くまで読めるようになりますか? | やねうら王 公式サイト
農業は機械によって手作業とは比べ物にならないほど効率化され、少人数で大量の作物を栽培できる。でもその機械を作るのに、鉄鉱石の採掘から始まり完成までたくさんの人が作業している。現代なら設計にはコンピューターが使われていて、半導体やソフトなど、こちらもたくさんの人が作業している。もちろん肥料や農薬もそう。
これって全体で収穫量あたりの労働量はどのくらい減っているんだろう。もちろん半導体やらなんやらは農業だけに使われるわけではないので、「ある製品に費やされた労働量 × それが農業に使われる割合」の合計を計算することにする。農業の規模によって全然変わってくるので、あまり意味のある数字は出ないか。
match self.hash_map.entry(key) {
hash_map::Entry::Occupied(e) => e.get(),
hash_map::Entry::Vacant(e) => e.insert(self.create_value()),
}
こういうパターンで self
が borrow checker に引っかかる問題は、どう対処するのがいいんだろう。
AMD RDNA™ 2 Performance Guide - GPUOpen
- Avoid using bundles and secondary command buffers.
- They’re likely to hurt GPU performance (they only benefit CPU performance).
- Just fill the command buffers every frame.
ちょっと油断すると呼吸しているだけの存在になりがち。
Was $X invented, or discovered?
今は LuaTeX や XeTeX でも日本語が扱えるけれど、ひと昔前は pTeX という日本語対応の TeX が主流だった。あまり詳しくはないけれど、現在でも日本語組版に関しては他の処理系より優れている部分があると思う。この処理系はもともと出版社のアスキーが開発したらしい。調べてみたら当時の Web ページが再公開されていた。
ASCII Nihongo TeX (Publishing TeX)
1980 年代に日本の出版社が自社で TeX ベースの組版ソフトを開発し、オープンソースで公開するというのは恐ろしく先進的にみえる。一体だれがどういういきさつで開発していたのか。
子どものころ地元で食べたタコ焼きは、タコ焼き器上で回転させずにそのまま焼かれていたので、半球の底面にひだがついたような形状をしていた。だからタコ焼きという名前は内容物ではなくて、形状を指していると思っていた。
イカを焼いたものはイカ焼きだが、タコを焼いたものはなんと呼べばいいのか。タコ焼きなる名前は豆腐と納豆くらい名前が間違っていると思う。お好み焼きにキャベツ焼きと名付けるようなものである。あれ、お好み焼きの「お好み」は具材のことを表しているのか。タコ焼きの命名規則と同じだ。心配になって検索してみたら、
なんとキャベツ焼きは実在し、それは私の基準でお好み焼きであった。関西で小麦粉の生地は空気か何かなのか。
植物の葉って形もバラバラだし、あまり効率に最適化されていない感じがする。
buffer の format, offset, stride は pipeline の構築時ではなく、 set_vertex_buffer()
のときに指定できてほしかった…。
Confused about vertex bindings : vulkan
Vulkan もそうらしいし、 GPU 側の事情があるみたい。 format はまあ分かるけれど、 offset と stride は定数を変えるだけではないかと思ってしまう。アラインのずれた読み込みに合わせたコードを生成するのかもしれない。
Synchronized violin players reveal uniqueness of human networks | Ars Technica
時間にルーズな人ほど締め切り時刻の定義に厳密になりがち。本日締め切りとは 24:00 まで? それは JST? UTC? 世界中から募集しているのだから 24h は余裕をみてあるのでは? 実際に応募を確認するのは翌日だろうから、翌日の 8:00 まではいけるのでは? いや、今日は金曜だから月曜の 8:00 まで実際には大丈夫なのでは?
実際に金曜日 17:00 締め切りの募集をよくみかける。どういう理由でその日時にするんだろう。
冬は運動不足で太るというけれど、寒くて食糧調達が面倒になる影響の方が大きい。クマだって秋にふとって冬眠中にやせていくではないか。
M(a)cintosh ってリンゴの品種名なのか。
信頼できる数字かは不明ながら、イヌの動体視力はヒトの 4 倍あると言われているらしい。これが時間分解能のことだとすれば、イヌはヒトの 4 倍の時間密度で世界を見ていることになる。イヌの寿命は 15 年くらいだけれど、ヒト換算で 15 × 4 = 60 年の時間を 4 倍速で駆け抜けているのかもしれない。
部屋をぬいぐるみで埋め尽くしてダイブする、みたいな大人がやろうと思えば可能な、子どもっぽい夢をかき集めて実現していきたい。
Why the liquids in Half-Life Alyx look so dang good - YouTube
いまさら気づいたが Twitter のタイトルが取れていないな。静的な <title>
がない。フル機能のブラウザで JS を実行しないとタイトルすら取得できないのか…。まあリアルタイム更新など動的なコンテンツ取得が必要になるので、自然とそういう作りになるのは理解できる。
https://twitter.com/volgaksoy/status/1328145529042137088
「~を~に空目する」という表現が便利でたまに使うけれど、元の「空耳」に聞き間違えるという意味は本来ないし、「~を~に空耳する」という用法は今現在でもあまり見かけないのだよな。 Google 検索で引っかかる件数は空目より一桁少ない。
どうもエレシュキガルをシュレーゲルアオガエルに空目する (ゲームをプレイしたことはない)。空目するというか、カエルとあの鳴き声が頭に浮かぶ。
The Ongoing Accomplishment of the Big Five – Carcinisation
なんか英文上を目が滑る…。
英辞郎のデータが 495 円で BOOTH で売っていた (ちゃんと公式)。
英辞郎 Ver.144.8(2015年3月20日版)のテキストデータ - EDP - BOOTH
時代についていけなくなるのは悲しいことだと思っていたけれど、それくらい社会や科学技術が急速に進化した結果だとすれば、むしろ喜ばしいことかもしれないと最近思う。まあ技術についていけなくなるにはまだ早いし、社会には最初からついていけていないが。願わくば人生で一度くらい、変化を追いかけるのではなく引っぱってみたいところではある。
休みは素晴らしい。
202028702 のつづき。
Reverse Engineering Source Code of the Biontech Pfizer Vaccine: Part 2 - Articles
Beat Saber の飛んでくる箱にうなされる初夢。
レンタカーを借りて運転した日の夜も、高速移動する自動車にうなされる夢をよく見るし、ちょっと移動する物体に弱すぎる。
石鹸もシャンプーも浴室用洗剤も衣料用洗剤も食器用洗剤も、おもに生物由来の汚れを落とす目的の洗剤である。どのくらいの違いがあるんだろう (浴室用洗剤がなくなったのでシャンプーで代用した)。
[翻訳] BioNTech/Pfizer の新型コロナワクチンを〈リバースエンジニアリング〉する|柞刈湯葉 Yuba Isukari|note
記事の内容とはちょっと外れるけれど、スパイクタンパク質の生成までヒトの外で行って、直接注入することはできないんだろうか。何か理由があるのだと思うけれど。
Backlinks: [202028800]
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昔、夜にたまたま通りかかった寺で一般の人に鐘をつかせてくれる催しをしていて、私もつかせてもらったことがある。とくに何か驚くような体験があったわけではないけれど、なぜか鐘の音を聞くたびに、あの鐘をついたときの響きと手の感触を思い出す。
rustfmt に改行を消されたくないが他の整形は行ってほしいとき、こんな風にコメントを入れておく手がある。
nalgebra::Matrix4::new(
1.0, 0.0, 0.0, 0.0, //
0.0, 1.0, 0.0, 0.0, //
0.0, 0.0, 1.0, 0.0, //
0.0, 0.0, 0.0, 1.0, //
)
飛行機のおおまかな外形は、単葉機が主流になってからずっと変わっていないようにみえる。翼端の形状なんかは少しづつ進化しているみたいだけれど。本当に最適解なんだろうか。
もしかしたら Oculus MRC は本体やコントローラーの姿勢情報も送っているかと期待したけれど、本当に画像と音声しか送っていないっぽいな…。残念。
A fast Griffin-Lim algorithm - IEEE Conference Publication
言語デザインの難しさはいろいろあると思うけれど、その一つに、人が使いやすいと感じる言語仕様が、なぜか理論的に綺麗にまとまる範囲を少し超えたところにある、という現象がある。ヒト特有の思考方法との相性なのか、それとも簡潔にプログラムを記述する上での普遍的な問題なのか。たぶん両方ある。構文なんかは前者の要素が大きいだろうし、詳しくないけれど型システムは後者の要素も大きいようにみえる。
牛乳を飲んだコップにお茶を注いでしまう事故を起こす。しかし考えてみると、抹茶と牛乳の組み合わせはよいので、問題なのは水で薄めた牛乳か。
いまさらながら C++20 に range library が入ると知る。
On Iteration | Executive Summary
Range Library Proposal
Chapter 1. Oven 1.00.1
GitHub - ericniebler/range-v3: Range library for C++14/17/20, basis for C++20's std::ranges
あまり歴史的経緯は知らないけれど、初期の試みから 15 年くらい経っているようだ。まあ当時は auto
も lambda も move semantics の言語サポートもないから、実用的に使うのは辛かったと思う。 Concepts も同じく初期の提案から 15 年くらい経っているのかな (Concepts Lite は 2013)。検索していてたまたま気づいたが、すっぽすっぽ先生はあと 3 日で 70 歳である。
Constraints and concepts (since C++20) - cppreference.com
std::same_as - cppreference.com
same_as
の定義なんだこれ。 is_same_v<T, U>
かつ !is_same_v<U, T>
の場合なんてあるんだっけ…。
c++ - Why does same_as concept check type equality twice? - Stack Overflow
Constraints and concepts (since C++20) - cppreference.com
Atomic constraints という概念があるらしい。関数オーバーロードで制約を満たす関数が複数あるとき、より特殊化されている方を選べるように、ちょっとした (?) 仕掛けがある。
ひさしぶりに活字をたくさん摂取した。ワナビ体質なので音楽を聴けば音楽を作ってみたくなるし、イラストを見ればイラストを描いてみたくなる。でもなぜか物語を読んで物語を作ってみたいと思ったことはない。向いていないことを自覚しているといえばその通りだけれど、それを言ったら作曲だって致命的に向いていない自覚があるしなあ。
ずっと Chrome ブラウザに履歴を残さない設定はないと思っていた。検索してもなかなか出てこないけれど、実は正規の設定方法がある。
Chrome Enterprise Policy List & Management | Documentation
Chromium on Linux なら /etc/chromium/policies/managed/policy.json
に
{ "SavingBrowserHistoryDisabled": true }
を書けばいい。かなり初期のバージョンからある設定らしいけれど、 SavingBrowserHistoryDisabled
を Google で検索しても 80 件くらい (重複ページ除外) しか引っかからない。
Kinetic Metal に、パーカッシブな方の波形を素朴にマッピングしたモードがほしい。 Kontakt で編集できるのかな (プレイバックサンプラーとしてしか使っていない)。コピープロテクトのかかったサンプルの取り扱いがどうなっているかよく分からない。
Sony Publishes An Official Linux Driver For PlayStation 5 DualSense Controllers - Phoronix
Rubber Band Audio Time Stretcher Library
SuperVP | Ircam Anasynth
Interfaces, or: Runtime Polymorphism in Zig
Documentation - The Zig Programming Language
@fieldParentPtr
をつかうのは、 self
を void*
にキャストする方法と実質的に変わらないか。
Soda Island の chapter 3 がきている。
dnkl/foot: A fast, lightweight and minimalistic Wayland terminal emulator - foot - Codeberg.org
あなたは心肺蘇生ができますか?ためらわないためのQ&A | 医療 | NHK生活情報ブログ:NHK
脳卒中などで倒れた人に"心臓マッサージ"はNG? 「まずは人工呼吸?」などの声、医師に聞く | オトナンサー
死戦期呼吸 YouTube - YouTube
胸骨圧迫の処置自体はできるとして、いざ必要になったときに非医療関係者が戸惑うのは「今の状況で胸骨圧迫を行っていいのか。逆に事態を悪化させないか」だと思う。心臓の動いている人に処置してしまって逆に心臓を止めてしまわないか、とか、骨折している人に行って心臓に骨が突き刺ささらないか、とか、脳出血していたら悪化させないか、とか。
たぶん医療関係者からしたら笑ってしまうような疑問だろうけれど、素人とはそんなものである。疑問の答えはシンプルだけれど、誤った二次情報を広げるのが怖いのでリンク先を参照。
春: 花粉症
夏: 暑い
秋: 夏夏夏夏秋冬冬冬冬
冬: 寒い
ヒトの筋肉のエネルギー効率は原動機レベル:“筋肉博士”石井直方のやさしい筋肉学:日経Gooday(グッデイ)
単純に発熱するタイプの暖房器具の効率は、空気への熱抵抗を下げてもあまり変わらないし、室内の温度にも左右されない (発熱部分の温度が下がって黒体輻射の量が減る効果はあるけれど、ほとんどは室内で熱に変わっていると思う)。たとえば発熱部分にフィンを取り付けて大量に空気を送り込んでも、効率は良くならない。
一方で、エアコンのような熱を移動させるタイプの暖房器具の効率は、熱抵抗や室内の温度に左右される。エアコンを使っている環境でサーキュレーターなどを導入すると、単に天井を床の寒暖差を少なくする以上の効果が期待できる…かもしれない。空気が循環すると室外への熱抵抗も下がる気がするので、そんなに単純ではないかもしれないけれど。
エネルギーの形を変換するとき、効率を 100% にできることはめったになくて、たいてい一部を熱として捨てている。では熱を発生させる暖房器具の効率はどうか。電熱線に電流を流す単純なヒーターは、まあ厳密には空気中の塵が燃える化学変化に使われたり、黒体放射で直接室外に逃げているエネルギーも 0 ではないにせよ、ほぼ消費電力分の熱を発生しているはず。
エアコンの効率はどうか。単純なヒーターより効率が良い可能性ってあるんだっけ。普通に熱力学を理解していれば分かる問題な気がする。
めちゃ基礎事項っぽい…。理論上はエアコンの方が圧倒的に効率をよくできる (消費エネルギー以上の熱量を移動できる)。温度差だけでなく絶対温度に依存するのがちょっと不思議な感じがする。
実際のエアコンでも、電気ストーブに対して数倍というレベルで効率が良いらしい。知らなかった。
Closures Capture Disjoint Fields by samsartor · Pull Request #2229 · rust-lang/rfcs · GitHub
202027001 話としてまとまりがよかったので書いてみたけれど、内容がどうであれ、皮肉というのはあまり気分の良いものではないな。そもそも採用や業績評価がどうあるべきか、とか別に興味がない。
ある企業がバイオリン奏者を採用することになった。採用担当者はバイオリンを用意するだけの資金が与えられず、また楽器経験もないため演奏を聴いたところで良し悪しを判断できない。仕方ないので応募者にエアバイオリン、つまりバイオリンを演奏する真似をさせ、適当に採用者を選ぶことにした。
この試みはうまくいった。演奏の真似であっても比較すれば、楽器を始めて 1 年の初心者とプロ並みの奏者を見分けることは容易である。次年度以降、他の部署でもこの方法を全面的に採用することになった。資金に余裕のできた採用担当者はコンサルタントと契約した。
コンサルタントは統計手法を駆使して、エアバイオリン時の手を動かす回数と腕の角度から、採用後の業績を推定する数理モデルを作った。この数理モデルの精度は非常に高い。難点といえば、業績の数値化が困難だったため、代わりに楽器から出る音の大きさを指標としていることくらいである3。コンサルタントは他の企業にもこの手法と数理モデルを売り込み、多数の企業が同じ手法を採用し始めた。
数年が過ぎ、この採用手法は企業外でも知られるようになった。就活セミナーではエアバイオリンの特訓が行われるようになり、熱心な就活者はプロ以上に迫力のあるエアバイオリンスキルを身につけた。就職率 300% (1 人あたり平均 3 社から内定) を謳うとある学校は、卒業生の採用可否のデータから企業の使っている数理モデルを再現することに成功し、本物のバイオリンの練習時間を削ってエアバイオリンの授業にあてた。
結果として、本物の奏者は採用において地味で目立たない存在となり、大多数が不採用となった。意外にも会社の業績は向上した。なぜなら顧客が求めていたものもまた、エアバイオリン奏者だったからだ。
…という皮肉を以前思いついたのだけれど、実際にこういう事態に陥っている現場を見たわけではない。つまりエア皮肉であるというのが、この話の真のオチである。
実際に平均音圧は、初心者よりプロの方が大きかったりする。
Backlinks: [202027100]
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毎シーズン忘れること: 暖房と炊飯器と電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちる。
あと、原因が電力の使いすぎか料金延滞かで一瞬迷う。
202026701 料理は猟奇。
魚介類を煮詰めて出汁を取る行為が、すごく猟奇的に思えてきた。
Backlinks: [202026702]
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ほたてをバターで炒めたら幸せができた。
私は Web を、孤島から自分の好きなものを瓶に入れて海に流したり、たまに流れ着いた瓶の中のメッセージを読んだりするような存在だと思っている。もちろんそんな時代はとうに過ぎ去っていて、人々は瓶を最先端のリコメンデーション照準器搭載の投石器で投げ合っている。まあ普通に瓶を Web に流しても、興味のある人に行きつくには数年単位の時間がかかる。人の寿命からすると少しのんびりしすぎではある。でも私は Web の message in a bottle 的な側面が好きなのだ。
Painting a Selfie Girl, with Maths - YouTube
Analytical SDF 芸もここまでくると汎用モデリング手法としてありではないかと思えてくる。
うーんこれ難しい問題なのかなあ。手持ちの道具で証明できる範囲にある気がするのだけれど。
録音した自分の声を気持ち悪く感じる定番の現象があるけれど、自分の文章を読み返すと文体が気持ち悪い。自分の文章だからではなく、単に気持ち悪い文体なのかもしれない…。
しかし文体は意外とコントロールしづらい。もう少し柔らかくしたいのと、「けれど」の使用頻度を下げたいけれど (ここは笑うところ)、意識していてもなかなか難しい。どう直せばいいかと何度も自分の文章を読み返していると、どんどん自分の癖にはまりこんでしまう。好きな作家の文章を写本する人がいると聞いたことがあって、そのときは意味が分からなかったけれど、なるほど賢い方法かもしれない。
子どものころ、テレビを通して都市部にビルの建ち並ぶ様子を見て、「なんでこの人たちは縦に積みあがってまで狭い場所に群がろうとするんだろう」と不思議に思っていた。
今でも謎である。さらに不思議なことに、今では自分も縦に積みあがっていて、より訳が分からない。
https://twitter.com/hottaqu/status/1325908898184769537
202025900 の話があった。これだけを読んで理解したと思ってはいけない気がするけれど、どういう部分が危険な橋を渡っているのか少し知れた。
しかし有限井戸の極限を取れば問題なさそう、という考えの浅さよ…。
球面集中現象は高次元で起こる現象としてインパクトがあるけれど、次元方向に中心極限定理が働いているだけだと気づくと、手品の仕掛けがつまらなかったときの気持ちにちょっとなる (だけ、という理解はたぶん浅いが)。
サンマがもし高級食材だったら、松茸みたいな立ち位置になっていたと思う。ちょっと癖のある味とか季節性とか。サンマが気軽に食べられる世界に生まれてよかった。松茸はまあ粉末のお吸い物でも…。
自分のつくり出したものに満足できるかは、出力デバイスと入力デバイスの性能差で決まる。つまり感覚器をだるんだるんにして、紙にへろへろの丸を描き「俺って天才画家じゃん!!!!」と思い、風呂桶をバンバン叩いて「天才ドラマー爆誕!!!!」と思えるくらい性能を下げる努力が必要である。
これはあながち冗談でもなくて、大人になってから何かを 0 から始めるとき、眼だけが肥えている状態になりがちなのが障壁の一つだと思う。何かうまく感覚をデグレードする方法はないものか。
物理の本に載っている無限井戸型ポテンシャルのシュレディンガー方程式の解法、これ数学的にどうなのかな。同じ方法を未知の問題に適用するのはちょっと怖い。有限井戸で解いて極限を確認できれば問題ないと思うけれど。
Backlinks: [202025904]
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UberEats は貴族とかが使うサービスだと思っていたけれど、体調を崩したときには便利かもしれない。
体調を崩すと一時的に貴族に昇格するという説もある。明石家さんまは「風邪をひくと親がメロンを買ってきて、それを食べると風邪が治ると思っていた」という話をしていた。私は子どものころ、タクシーを体調を崩したときに病院に行くための特別な送迎車だと思っていた。メロンは貴族の食べ物であり、タクシーは貴族の乗り物である。あと、昔の貴族はやたら偏食だったり水銀を摂取してみたりと体調が悪そう。
https://twitter.com/jagarikin/status/1332872088273633280
https://twitter.com/alan_downes_/status/1333551786729365504
ディンプルキーの複製が難しい理由が分からない。
いまいち事実か迷信か分かっていないこと。
GEOMETRY NODES LANDED! 🚀 Blender Today - YouTube
真面目っぽいがどうでもいい話を書いているときほど進捗がアレ。
202025701 4 行は無理にしても、教科書を一冊全部…読んだことはたぶんないので、 1/2 くらいの内容を再構成でき、応用の利く内容であれば具体的に計算できる程度に理解したとして、頭の中に知識として記憶している分量は 4 ページより少ない気がするのだよな。
ではその他の部分から何を吸収しているかというと、その領域のモノの見方や理論のイメージという、なんとも非論理的なものだったりする。しかもそのイメージは高々 3 + 1 次元に強引に射影された曖昧で怪しげなもので、どこまで正しいか分からない。実際、形式的に計算して出てくる結果が想像からかけ離れている例は枚挙にいとまがない。私の貧弱なイメージなんか有害な可能性の方が高い気がするけれど、では全くイメージを作らずに理解できるかというと、それはそれで無謀というか想像がつかない。
詳しくないが、定理の自動証明器はある意味でかなり昔に完成していると聞く。問題を形式化して、探索により公理から推論規則を適用して証明を得るシステムはできているという意味だと思う。そのシステムが大部分の領域で数学者にかなわないのは、形式化が大変というのもあるだろうけれど、人がイメージという謎なものを用いて強烈な枝刈りを行っているからのはず。
イメージってなんなんだ。謎。
ネットでは 4 行より長い文章は読まれないと昔から言われる。 Twitter の 140 文字制限も日本語だとちょうど 4 行くらいで、瞬時に読める文章量として適当な数字なのだと思う4。まったく意識していなかったが、このページの段落もほとんどが 48 文字 × 3 行 = 144 文字未満である。
そんな前置きはどうでもよくて、開いた "Introduction to * Theory" の PDF が 500 ページ超だったりすると、「よ、四行にまとめてください…」という気分になる。読者の意見は理不尽である。
英語で 140 文字だと情報量は日本語の半分くらいだし、そもそも初期のデータベースか何かの制限に由来する値らしいので、 Twitter の普及にこの文字数がどの程度必然だったかは謎である。
Backlinks: [202025800]
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現在の日本のほとんどの地域は猫を放し飼いするのに不適で、室内飼いが奨励されることは理解できる。ただ、「野外には様々なリスクがある。放し飼いより室内飼いの方が寿命が長いから、猫は室内飼いの方が幸せ」とか「最初から室内飼いなら環境に不満を持つことはない。猫は室内だけでも幸せ」という説明を見ると、そりゃヒトでも同じではないかと思ってしまう。ヒトだって適度に運動していれば室内だけで暮らした方が病気や事故のリスクは減る。外の世界があることを知らずに一生を終えれば、外に出られないことに不満を持つこともない。
他人の庭に糞尿をして迷惑をかける、というのもなんだかなあと思う。土地の区画は当然ながら人間同士の取り決めであって、他の動物には関係ない。地球に住んでいるのは人類だけではないのだから、小動物の糞尿くらい許容する心を持つべきではないかなあ。人を襲うわけでも農作物に大きな被害をもたらすわけでもない。
別に室内飼いの奨励を否定する意図はない。今の日本の環境では室内飼いが妥当だけれど、それは猫にとって最高の環境だからではなく、単に人間側の都合だよね、という。もちろんペットを飼うこと自体が人間の都合で、動物に何らかの不自由を強いる行為なのだけれど。
よく人にあだ名をつける人は、実は名前を圧縮することで人名メモリを有効活用している説。
漫画を読んでいると、だいたい話が面白くなってくるあたりから登場人物の名前がごちゃごちゃになる。人名メモリが少なすぎる。とくに名字で呼ばれたり名前で呼ばれたりする人物がいるとつらい。
日本と英語圏では名字が一般的だからあまり意識しないけれど、名字に相当するものがない地域も多いし、もうめんどうくさいから名字なくそう。
「いい〇〇の日」が 11 月に集中しすぎ問題。
考えてみると、どこまでが科学的思考かはすごくあいまいである。たとえば、ニュートン力学の範囲で「重力がなぜ逆二乗則に従うか」と考えることは科学ではない、というのは原則的には正しい。でもニュートン以後の物理や数学の発展からすれば、この問いが無意味ということはまったくない。
現代でも通用する例だと、観測問題なんかは微妙な立ち位置にある。実際にかかわりたくない感じの議論も多くて、眉を顰めたくなる気持ちはわかる。でも本当に "Shut up and calculate!" の人たちばかりだったら、量子計算みたいな分野は出てこなかったのではないかという気もする。実際に考え出したのは物理の人ではないわけだし。 100 年間たくさんの人が考えて、基本法則としての物理に新しいものが出てこなかったことは承知しておく必要があるけれど、いろいろ考えてみること自体は無意味ではない、と思う。
論理的思考力と科学的思考力と合理的行動力は、共通部分はあれど意外に独立性が高いと思っている。合理的行動力がないというのはたとえば「病気が判明するのが怖くて健康診断に行かない」みたいなやつである。合理的行動力がほしい。
今は科学的思考ができている気になっているけれど、たとえば幻覚の見える精神疾患をかかえたときに正しい病識を持てる自信はないし、余命一年と宣告されたときに、死後の世界のような自分に都合のいい世界を信じない自信もない。
後者については、最終的には事実を冷静に受け止められる人も多いみたいだし、先の統計でも年齢と信じる人の割合に正の相関はない (世代差があるので単純ではないが)。でも自分がそんなに強い人間だとは思えない。
引っ越し先として事故物件はどんなものかと調べていて、ふと幽霊的なものを信じる人は何割くらいいるのか気になった。幽霊を信じるかと事故物件を気にするかは独立な問題な気もする5けれど、それは置いておく。
「お化け調査」が浮き彫りにする人々の意識の基底構造 - 統計数理研究所
実に 8 割の人が霊魂?を信じている。科学とは…と言いたくなるが、これたぶん科学者の集合で統計を取っても割合は意外と減らないのではないかな。真に素晴らしい成果を上げている科学者が、まったく科学的なものの見方を持っていないことは珍しくない。
話を最初に戻すと、事故物件は検討する以前に数が少ないので、他の条件で絞り込んだ後に残っている確率が低い。孤独死の物件はちらほら見つかるけれど、こちらは価格があまり下がっていない。現実的には「格安の事故物件の中で探す」ことがそもそも難しい印象。
私はもちろん幽霊を信じていない (そもそも「信じる」って何) けれど、事故物件にはちょっと抵抗がある。その場所で自殺したと知っていたら、ふと「ここに紐をかけたのかな」などと考えてしまう瞬間はあるだろうし、その人の人生を勝手に想像して憂鬱になるかもしれない。自分の精神状態が極度に悪化していたら、そういう想像が最後の一押しをしてしまう可能性だってなくはない。テレビで自殺が報道されただけで自殺者は増えるのだ。
DeepMind の Alpha 何とかの評価関数は、 MCTS なしの素の状態だとどれくらいの強さなんだろう。
空撮動画を観ていて考える。ドローンの運動能力は高いけれど、騒音や航続距離など、トータルでは生物の鳥に完敗しているようにみえる。忘れがち (?) ながらソフト面だけでなくハード面でも、現代の技術はまだ生物に追い付いていない部分がたくさんある。
たとえば現代の最先端の技術を結集して「機械蚊」を作ったら、どのくらいのものができるか。
テスラ (人名のほう) というと、高電圧を発生させて喜ぶ中二病の人、みたいなイメージしかなかったけれど、これ面白いなあ。実用性はともかく、ちゃんと機能するらしい。
ちなみにあの有名な高電圧発生器も、単なる巻き数比の大きいトランスではないらしい。
1€ Filter: A Simple Speed-based Low-pass Filter for Noisy Input in Interactive Systems - Inria
Session Breakdown - The Bottom Line (ft. Josin) - YouTube
こんなにがっつり EQ かけるものなのか。
スーパーのパック寿司か回る寿司くらいしか食べたことのない人が、目の前でにぎにぎしてくれる寿司店に行って一番驚くことは、雰囲気でも味でもなく「なんか寿司が生暖かい」である (という話をパック寿司を食べながら書く)。
音ゲーは音程と配置の対応がないのを残念に思う。あえてそこを廃してゲーム性を高めたことがポイントだとは思うけれど。
画家には世界がどう見えているのか、音楽家には世界がどう聞こえているのか、みたいなことを定期的に考える。
季節の巡りが速すぎる。速すぎるというか、割合を春春夏秋秋冬くらいにしてほしい。春秋は sin
カーブの一番勾配のきつい区間に相当するから、変化が速く感じられて当たり前なのだけれど。時間ではなく気温で等分すると、秋冬の期間は実際にとても短い。
asin(1/3) / π ≃ 0.11
とはいえ、無理やり春春夏秋秋冬を実現すると
たとえばこんな感じのカーブになるしかない。これはこれで辛そう。
ライト兄弟は 7 人兄弟という衝撃的かつどうでもいい事実を知る。
ライト兄弟が初めて動力飛行に成功したのが 1903 年で、それから 10 年くらいで実用的な飛行機ができていてすごい。ちなみに特殊相対論が 1905 年、一般相対論が 1915 年と同時期である。いまいち想像のつかないスピード感。
ただ、気球や飛行船はもっとずっと前からあって、機械に乗って人が空を飛ぶこと自体は達成されている。技術者・科学者以外の人にとってインパクトがどのくらいだったのかはよく分からない。
風呂の給湯温度を 1 ℃ 上げる衣替え的儀式。
とても強い計算量クラスのコンピュータとその実現方法 - Qiita
202019103 に関連する話があった。計算複雑性理論は新しい概念を吸収できるうちに、いちど腰をすえて勉強したい…。気軽に手出しできない分野を気軽に勉強していきたい。
人口密度をうまく定義できるのか昔から疑問に思っている (が、ちゃんと考えたことはない)。海岸線の長さを素朴には定義できないのと同じ現象がある、つまりフラクタル的な構造を持っていそうな気がするのだけれど。
京都弁と大阪弁と神戸弁を識別できるつもりでいたがそんなことはなかった。
肉の下に敷かれるパスタの存在理由に涙した。
じわじわ良くはなっているけれど、妥協できるラインを 1 としたら 0.1 が 0.12 になりました、みたいな感じ。 1 まで連続に繋がっているかも怪しい。
https://images.anandtech.com/doci/16226/perf-trajectory.png
半導体の微細化が順調だった時代には、縦軸が対数スケールで直線に乗っていたわけだけれど、縦軸がリニアスケールのグラフできれいな直線になっているのはどう理解すればいいんだろう。
Catmull-Clark 細分割曲面でトポロジーに悩みながらモデリングしていると、これは技術的に解決すべき問題ではないかと思えてならない。
人と会話するとものすごく疲れるのは、いわゆるコミュニケーションが不得手だからだと思っていたけれど、ネットラジオのトーク番組などを聞いていてもかなり疲れると最近気づいた。単に耳から入ってくる言葉を理解するのに消費するリソースが大きいだけかもしれない。
とはいえチャットなら疲れないかというと全くそんなことはないので、双方向通信が苦手なことに変わりはない。文章を読んでいて疲れることはあまりないので、一方的に文字が流れてくるようなコンテンツなら問題ない。アニメとかも音声を切って字幕で観ればいけるかもしれない。
たまにやる気が出ると、やりたいことが出口に殺到して渋滞する。
ベンドホイールが壊れてピッチが勝手にみょんみょんする MIDI キーボードを使い続けているので音痴になりそう。
世間に遅ればせながら、私の PC 環境も USB Type-ナントカ戦国時代に突入した。
USB 3.0 対応でピン数は増えるのはともかく、こんなにコネクタの種類があるのは歴史的理由なのか何なのか。 Type-C のみホスト側とゲスト側のコネクタが同一なのは意識していなかった。
ピン数が 4 から一気に 24 に増えている。データバス全二重 3 ペア + 電源 4 ペア + ε. DisplayPort や PCIe の信号というかプロトコルも流せるらしい。全然知らなかったけれど、 Apple は以前から Thunderbolt という規格で、 mini DisplayPort をコネクタに使い PCIe のプロトコルを流していたらしい。現在はコネクタを Type-C に…ってもうプロトコルと物理層の対応がフリーダム過ぎる。
こんなことになっていたとは。バス浦島太郎だ。
年齢が上がると政治の話をする人は増える傾向にあるけれど、それとは独立な現象として、年齢が上がると話を政治的な発言と受け取られやすくなる感じがする。
あと、いつの間にか異常に政治色の強くなっている話題があってびっくりする。政治的な問題と関連しているのは分かるけれど、なぜそこだけ異常に視線が集中するのかよく分からない。
そろそろ真面目に引っ越しの検討をするか。決断力が皆無なので、ダーツで決めるくらいの思い切りの良さが必要。
ニートになりたいがニートになれる見込みがないので、感情がねじれを起こしてネットで見かけたニートに寄付してしまう。
「ASD 児は定型発達児と比べて方言を使わない」という研究があって、何度か一般向けのニュースになったり本も出ているのだけれど、これ、私が調べた限り直接的なデータに乏しい。
この方言と ASD に関する研究は、私が確認したかぎりほぼ弘前大の松本敏治氏によるもの。
自閉症・アスペルガー症候群の方言使用についての特別支援学校教員による評定:―「自閉症はつがる弁をしゃべらない」という噂との関連で―
「自閉症は方言を話さない」との印象は普遍的現象か ―教員による自閉症スペクトラム障害児・者の方言使用評定から―
手法は「学校の教員に対する質問紙調査」である。質問紙は ASD と方言に関する研究だと伝わる文面で、明らかにバイアスを排除できていない。予備調査としてはいいと思うけれど、これを根拠に ASD 児が方言を使わないと断定するのは科学的とはいいがたい。松本氏の他の論文についてもすべて同じ手法で、子どもの発言を録音して解析した、というような直接のデータはない (そういう調査が難しい理由はあるのだと思う)。
松本氏以外による関連研究は、以下の二つしか見つけられなかった。
Perception of Dialect Variation by Young Adults with High-Functioning Autism
「方言の分類・判断課題で、大人の定型発達者と高機能自閉症者間の有意差はない。ただし language attitude (実験内容から察するに、賢そう・信頼できそう、などの印象のこと。あまり信用しないで)に差がある」という内容。これはこれで興味深いけれど、とくに方言不使用を支持する内容ではない。
(0) 方言 (熊本弁) 音声を提示し標準語に翻訳させる実験、 (1) イラストと疑問文の音声を提示し口頭で回答させ、方言使用率を調べる実験。対象者の男女比率に差があること、 IQ 差が不明であること、仕方ないとはいえ提示法に違いがあるなど、統計データとしての質は良くはないけれど、実験法自体はまっとうだと思う。 (0) の結果は非常に興味深く、形容詞・副詞 (対象単語数は少ないので注意が必要) についての得点が ASD 児で有意に低い。しかしこの実験で方言の理解に差があるのか、方言と関係なく形容詞・副詞の意味理解に差があるのかは識別できない。 (1) の結果は総合的にみて、方言使用率に差がないという結果に読める。ただし状況による使い分け方には差がありそう、といったところ。
ということで、「ASD 児は方言を使わない」は相当に乱暴な結論だと思う。
WiMAX 2+ の規制時に複数コネクションを張ると、帯域が均等に分配されずに極端に偏るのは意図した結果なの…?
「乱高下」は「らんこうげ」と読むのか。読みもそうだけれど、そもそも「乱降下」だと思っていた。
実写の映画やドラマに、現実には存在しない音楽が当たり前のようについている。冷静に考えてみると不思議である。
音楽で感情に影響を与えることは、ヒトの脆弱性を突いたハッキングみたいなものだと思う。なぜこんな脆弱性があるのか謎。きれいな絵もおいしい料理も同じではあるけれど、これらに比べてベースとなっているものが謎である。自然に存在する音、たとえば虫の音などから派生した音で感情に変化が生じるのは理解できる。今の音楽、とくに和声的側面がそういうものの延長線上にあるとは思えない。
音楽が感情に影響を与えるのは、ほとんどが後天的な経験の結果という可能性もある。そうだとしたら、音楽を支える基盤はおそろしく脆い。たとえば十二平均律からずれた音階を気持ち悪く感じる人は多い (私もそう) と思うけれど、これはたぶん後天的な学習の結果である。一方で音階を持つ音楽は複数の独立した文化で発生していて、 100% 後天的なものとも考えにくい。
動物に関してはこんな研究がある。
音楽を理解する動物はいるのか | 京都大学理学研究科・理学部 - Graduate School of Science / Faculty of Science, Kyoto University
インコがリズムに合わせて運動できることを確認(リズムをとる行動と発声模倣能力に関連があることを示唆)
いい習慣を身に付けるのは難しいけれど、 10 年単位で続いていて空気のようになっていた習慣でも、何かのきっかけであっさり崩壊することある。一旦途切れてしまうと回復するのは思いのほか難しい。習慣ポテンシャルがあったとして、良い習慣は上に凸であり、悪い習慣は下に凸である。
自転車の空気入れを買いに行きたいが、買いに行くための自転車の空気がない。
なにもしたくない。
O(N^k)
と O(exp(kN))
のアルゴリズムには当然触れたことがあるけれど、その間、たとえば O(exp(√N))
のアルゴリズムにはどんなものがあるんだろう。
「無限サイズの三次元イジング模型の厳密解は求められない」を厳密に定義するとしたらどうなるか?
「五次方程式の解の公式は存在しない」定理は有名だけれど、これは有限回の四則演算とべき根の組み合わせで表現できないという定理。同じように使える演算を決めれば定義はできる。しかし何が適切なのかよく分からない。無限級数と有限回の積分くらいに収まっていれば解けたといっていいと思うけれど、では初等関数の入った方程式の解として求められたらそれはダメなの? 微分方程式の解としては? うーん。
計算論的には「任意精度で解を近似できるアルゴリズムが存在しない」でいいのかな。ぱらっと検索してみる限り、実数の計算可能性の定義はこれで良さそう。しかし N → ∞
で厳密解に収束する自明なアルゴリズム f(N)
はすでにある。つまりこの定義で厳密解はすでに計算できていることになる (誤差が温度の関数になっているのが気になるけれど)。先ほど「無限級数でかけたら解けたといっていい」などと書いたけれど、これもしかして無限級数で書けているのでは。何らかの計算量の制限がほしい。誤差 ε
に対して 1/ε
の多項式時間とか。
有限サイズの場合を考えると、上の意味では明らかに計算可能だけれど、普通これを解けるとは言わない。厳密解が求められると言ったら、サイト数に対して定数時間で計算できるアルゴリズムを指すと思う。とはいえ多項式時間で計算できても十分すごいし、もう少し緩めて NP 完全なら「解けない」としていい気がする。
こういう実数の問題に対して具体的な議論ができる計算論の道具はあるんだろうか。
Space Images | Pale Blue Dot Revisited
1977 年に打ち上げられたボイジャーのカメラで、あのきれいな惑星の映像が撮影できるのはどういうことか。今どきの安い USB カメラよりダイナミックレンジが広そうに見える。
Ring-Moon Systems Node - /voyager/iss/instrument
CCD カメラではなく Vidicon というものらしい。真空管。色々なモードがあるが 800 [px/line] での撮影も可能。 HD に近い解像度だ。量子化は 8b, カラーフィルタは 8 つある。
(∩∩) みたいな形の目の漫画的表現があるけれど、実物はあんな風にならないよな、とふと思って鏡を見ながら試す。無理やり笑ってもいわゆる「目だけ笑っていない」状態になって難しいが、場合によっては実際にかなり開口率の低い弓状の形になる。知らなかった。
正確には
遠藤達哉による描き下ろしイラスト。(c)遠藤達哉/集英社 [画像ギャラリー 1/1] - コミックナタリー
こんな感じになる。ん?
以前ほど「仕事を辞めて山に籠りたい」と言わなくなった気がする。
仕事を面倒で残念な人生の浪費くらいに思っているけれど、仕事で浪費しなかったところで私の人生たいした差はないか、という気持ち。もちろん可能なら辞めたいことに変わりはないけれど、やりたいことがたくさんあって仕事なんてしている場合ではない、みたいな前向きな意味での辞めたさは悲しいかな、かなり減退している。まあやりたいことなんてなくなった方が安らかに寿命を迎えられるかもしれない。
とはいえ、やりたいことはまだまだ山積みである。
MRJ が 2003 年に 0 から設計を開始して 2015 年に実機で初飛行に成功していると聞くと、それは十分順調じゃないかと思ってしまう。飛行機の設計というと、試験機を何百回も墜落させてようやく飛ぶ、みたいなイメージがある。すごく時代錯誤なイメージなのだろうけれど、実際どんなものなのか全く想像がつかない。模型飛行機だって性能を追求したら、設計から実機の製作まで何年もかかるだろうに。
202022501 個人的には、こういうのは日本の同人誌市場のようにグレーゾーンとうまく付き合うのが良いとおもう。もし何か面白いアイデアを持っていて、あるデータやコードを使えばそれが実現できるとしたら、多少ボーダーラインを踏むとしても表に出してほしい。幸か不幸か私は面白いアイデアなんか持っていないけれど。
ICG - AFLW
CASIA-WebFace DATABASE RELEASE AGREEMENT
データセットのライセンスがけっこう厳しい。顔認識関係の訓練済みモデルはかなり引っかかる気がする。もちろん自分でトレーニングしてもこのデータセットを使うなら同様。
元の画像データが Flickr から取得したもの (ALFW の方) であること、アノテーションには大変な労力が必要なこと、商用された場合に人種の偏りなどが問題になる可能性などを考えれば妥当だとは思う。ただ商用やら金銭面やらと関係なく、データのライセンスに縛りがあるのは色々面倒なのだよな。例えばデータの再配布が禁止されている場合、これで訓練したモデルは配布していいのか、とか。安全側に振るなら、再配布禁止のデータで訓練したモデルを含むプログラムは、たとえオープンソースであっても配布不可能になってしまう。
明確にクリーン (というか、問題があっても Google が対処してくれそう) なのは MediaPipe の訓練済みモデルくらいしかないかも。
Backlinks: [202022502]
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サードパーティライブラリのビルドは今も昔も地獄である。良いビルドシステムは登場しているのだろうけれど、ビルドシステムの乱立自体が新たな地獄を形成している感がある。 Arch Linux 上で Rust のコードを書いているときは本当に平和なのだけれど…。
事務手続きが大の苦手なので、 GoTo の手続きが障壁となって旅行できない。そもそも旅行の計画を立てること自体が苦手である。とはいえ半額になると分かっていながら、面倒だからと手続きをしないほどの富豪精神もない。結果的にこのキャンペーンがあることで逆に旅行しなくなっている…。
Anti-aliasing filter - Wikipedia
The Pentax K-3 from Ricoh introduced a unique sensor-based anti-aliasing filter. The filter works by micro vibrating the sensor element. The user can turn the vibration on or off, selecting anti-aliasing or no anti-aliasing.
3DDFA_V2 は dense reconstruction しなければ MIT ライセンスで使えると思っていた。これは間違いで、 dense reconstruction 以外でも顔の morphable model を利用していて、このデータは学術用途以外にはフリーではない。気づいていなかった。手法を理解せずに使おうとしているのがバレバレである。まあ遊びで使うだけだから問題ないけれど、せっかくなら緩いライセンスのものが嬉しい。
Google の MediaPipe という大掛かりなフレームワークにも、特徴点の z 座標を出力できる学習済みのモデルがある。ただこれを MediaPipe の外で使うのは大変そう。謎フレームワークに従って書かれたソースの解読が必要だし、処理もそこそこ複雑に見える。
https://github.com/google/mediapipe/tree/master/mediapipe/graphs/face_mesh
最初はこのディレクトリをずっと眺めていたけれど、ここに欲しい情報はなくて、
https://github.com/google/mediapipe/tree/master/mediapipe/modules
こっちにある。 face mesh の実態は face_detection -> face_landmark -> face_geometry の合成。 face_detection と face_landmark は独立した深層学習器で、前者で検出したものを rotate & crop して後者に渡す。 face_geometry は純粋に幾何学というか線形代数的な処理である。
どうも一旦 z を捨てて (追記: 捨てていなかった) 顔形状モデルとマッチングしているようなことが書いてある。考えてみると、パースペクティブカメラの画像の一部を切り取って特徴点の 3d 座標を推定したとき、その z は何なのかそもそも謎である。いちおう weak perspective camera という、局所的に平行投影されるモデルを仮定している…ことになっているけれど、本当に学習データがこれに沿っているわけではないと思う。単なる近似。
それなら 3DDFA のように最初から形状モデルを仮定して (論文を読んでいないので本当に仮定しているかは知らん) 学習したほうがいいのでは、と思ってしまうが、
Real-time Facial Surface Geometry from Monocular Video on Mobile GPUs
Face Mesh の人たち曰く、 PCA してパラメーターを抽出した morphable model は片目だけを閉じられないなど問題があるらしい。
7. uinput module — The Linux Kernel documentation
パーソナライズされた Web 広告に墓石が出てきた。まだ死ぬ気はねえ。
Head Pose Estimation | Papers With Code
Face Alignment | Papers With Code
最近でもガンガン精度が上がっている。研究レベルでは枯れている問題かと思っていた。
Fine-Grained Head Pose Estimation Without Keypoints
GitHub - natanielruiz/deep-head-pose: Deep Learning Head Pose Estimation using PyTorch.
2017 年のこれはまだかなり誤差が大きい。もう一世代前 (?) だと、 2D 特徴点を機械学習で検出して幾何的に姿勢を推定する方法が当然ある。これでうまくいけば個人的にはそのほうが好みだけれど、残念ながら顔の動かない部分の特徴点はあまり多くないし、顔の形状やカメラパラメータを外から与える必要がある。
2020 年。ふぁっ。
あー全然分かっていないな。
Quantum Tunnels Show How Particles Can Break the Speed of Light | Quanta Magazine
量子論のフレームワーク自体は因果律と矛盾しないけれど、古典量子力学、つまりシュレディンガー方程式に従う粒子の運動は光速を超えうるし、相対論的量子力学、つまり粒子系に対するディラック方程式も一般には光速を超えて伝播する解を持つ。場の量子論になって初めて因果律が保たれる。これは spacelike に離れた二点の場の演算子が交換することによって保証される…はず。いまおぼろげな導出過程を思い返してみると ? が無限に浮かんで全く合っている自信がないがそれはさておく。上の記事中の相対論効果を取り入れた計算というのはたぶんディラック方程式での計算だから、超光速でトンネリングが起きること自体は別におかしくない (別におかしいとは書いていない)。
それは前提として、ちゃんと詳細を理解すると何か面白い話なのかな。
小さい「ャュョ」はどちらかというと、その文字自身ではなく一つ前の文字の音を変えているな。
Quill Theater の隠し機能 (?) を見つけた。左右中指のトリガーと左右スティック、計四つを同時に押すと、スティックで回転・移動できるモードになる。ポリゴン数やフレームレートを表示するウィンドウも開ける。
あんこでの舌やけど率が高いのはなぜか。熱伝導率は (移動しない) 水と似たようなものだろうから、粘性の高さが原因に思える。もちろん粘性が高いほうが対流が起こりづらく冷めにくいけれど、今はあまり関係ない。むしろ粘性が高くて舌に接触した部分が動かない方が、接触面の温度は早く下がりそう。
単にすするように食べられないからかな。小籠包の汁は粘性が低いけれどやけどしやすいし。
202021500 これを一般に求める方法が分からない。
Inigo Quilez :: fractals, computer graphics, mathematics, shaders, demoscene and more
Signed distance field を union するとき、単に min()
を取るだけでは内側の (負の) 値が正しくない。言われてみれば確かに。まったく気づいていなかった。
Backlinks: [202021501]
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いまだに平易な英単語で書かれている文章の理解に苦労するときがある。 "come up with" みたいな句動詞に弱い。なんだか意味がもわっとしていて単純に苦手だし、基本的にインフォーマルな性格のものらしく、論文や技術文書ではあまり使われないので触れる機会も少ない。でもたぶん口語では多用されているのだよな。
すでに毛布を出して布団が防寒フル装備になっているので、これ以上寒くなると死ぬ。
Unicode に絵文字が追加されてしばらく経って、日本以外でも絵文字を見かけるようになった。プログラマとかいう ASCII 文字以外認識できなそうな人々が、 GitHub で喜々として絵文字を使っているのを見るとちょっと驚く。
そのうち文法を持った絵文字言語が発現したりしないものか。せっかくなので文法もビジュアルプログラミング言語みたいに表そう。
Quill の作品を見るのめちゃくちゃ楽しいな。
涼しくなったら○○ (複数) しようと思っていたがもう寒い。
GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るアニメ調キャラモデリングTIPS
GUILTY GEAR Xrd開発スタッフが送るスキニングのためのモデリング TIPS
[DEBUT STREAM] SHAAAAAARK #hololiveEnglish #holoMyth - YouTube
フィラー6や擬音語が日本語的に聞こえるので、ネイティブ言語は日本語かと思ったけれど、その後の動画をみるとそうではないらしい。意図的に日本語のフィラーを使ってみたのだろうか。ハナモゲラ語的なすごさを感じる。 Reddit を覗いてみても、初期のころは非英語ネイティブなのか演技なのか分からんと言われている。ちなみに初期の動画以外は普通の英語だと思う7 (聞き取れないけれど)。
いわゆる美少女イラストが写実性を捨てて「かわいい」を蒸留する試みであるとしたら、言葉に関しても情報を伝える能力を捨てて、純粋な「かわいい音」を蒸留する試みがあっていいかもしれない、などと考えたりする (聞き取れないので)。
「えー」などの無意味語のこと。もちろん知ったかぶりで使っているだけである。
たまに日本語的な発音をして遊んでいたりはする。 "oi" が日本語っぽく聞こえるけれどこれはイギリス英語で、アメリカ英語の "hey" に相当するらしい。
統計を見ていると、関西の文化は日本を東西に二分したときの西側ではなく、同心円状に広がっている印象がある。方言の研究では「方言周圏論」という仮説があると知った。へー。
しかしエスカレーターの左右まで関西だけ逆だったりするのは何なんだ。
reCAPTCHA は CAPTCHA の機能を提供すると同時に、画像認識の教師データを収集している。あんな感じで、競技プログラミングの問題にこっそり自分の解決したい問題を忍ばせて、優秀な人の知恵を借りたい。
「これ賢い人が考えたら瞬殺なんだろうな」と思いながら問題を考える。きっと自明ではないが瞬殺、くらい。
A4 短辺綴じのノート (お高くないもの) が見つからない。
UCD : Upper confidence bound for rooted directed acyclic graphs
Transpositions and move groups in Monte Carlo tree search
リスニング難っ! (正答率 3/5. 短期記憶がふわっふわ) 普段人の話を理解できているか若干心配になってくる。
しかしこうして解いてみると、試験で能力を評価するという方法には歪さがあると認識させられる。こんな奇妙な四択を迫られることなんてないだろ、とつっこみを入れたくなるが、そうしないと単語だけ拾ってパターンマッチで回答できてしまったりするのだろうな。残念ながら大人数に適用できて公平性と客観性が確保できる方法は試験くらいしかないのだけれど。
Brouwer’s fixed point theorem の初等的証明
最近、「やる気が出ない」から「やる気を出す気にならない」にレベルアップしている気がする。
本態性高血圧者の習慣的サウナ浴の危険性についての生理学的検討
Acute effects of Finnish sauna and cold-water immersion on haemodynamic variables and autonomic nervous system activity in patients with heart failure
サウナ、というかサウナ→水風呂って根拠なく危険な印象を持っていたけれど、そうでもないのかな。リアルタイムの血圧データがあるわけではないのでよく分からないけれど。
カーナビの左右の指示を常に間違えて走行する場合、目的地から遠ざかるか近づくか?
さすがに常に間違える場合は遠ざかると思うけれど、かなり間違える確率が高くても近づく気がする。
いつまで経ってもフリック入力の向きを暗記できない。こうやって時代についていけなくなるのかと落胆しかけたが、そもそも QWERTY キーボードのタッチタイプもできなかった。普段意識していないのだけれど、周りが暗かったりしてキーボードが見えない環境だと打鍵に詰まる。自分でもびっくりする。
「5000 兆円欲しい!」の 5000 兆円はどのくらいの金額か。日本人全員に 50 年間、毎年 100 万円を支給するとそれくらいになる。一億総ニート社会は 5000 兆円にしてならず。地球人全員に支給すると 1 万円くらい。国際貧困ラインは 1.9 ドル/日 = 7.3 万円/年。たぶん 5000 兆円で世界は救えない。
そもそも地球人全員に支給したら、全員の資産を再分配するのと等価な気もする。 5000 兆円がどこから沸いたかによるのかな。経済よく分からない。
async/await をコルーチンの一種くらいに思っていたけれど、色々な言語の仕様を見ていたら、そんなに単純ではないらしいと知る。言語によってかなり設計が違う…ようにみえる。理解していないだけかもしれない。
コルーチンは言語機能として良いものだと思うけれど、軽量スレッド的な利用はそんなに推奨されるものなのだろうか。古くは死屍累々の OS の M:N スレッド実装とか、あまりいい印象がない。
Rust の Future が思ったより複雑。とりあえず futures が持っている関数を自前で実装してみようと Future -> Context -> Waker ... とドキュメントを辿っていくと、妙にローレベルなものが出現する。
core::task::RawWaker - Rust
core::task::RawWakerVTable - Rust
dyn trait を使わずなぜか vtable を自作している。それ以前に Context は Waker を保持しているだけで存在意義がよく分からない。ライフタイム関連かと思ったけれど、そうでもない気がする。
Elo レーティングで過去と現在の値を比較するのは意味がない。
まず、あるプレイヤーのレーティング変化から、そのプレイヤーの強さの推移を知ることはできない。 Elo レーティング更新の前後で全プレイヤーのレーティングの合計は保存している。自身の強さが変わっていなくても、他のプレイヤーが強くなるとレーティングは下がる。
では、あるプレイヤーのレーティングだけを見て、全プレイヤー内での相対的な強さが分かるかというと、これも正しくない。なぜならプレイヤーが引退すると、引退時のレーティング - 初期レーティングを持ち去るため、平均レーティングも変動するからである。そしてこの変動はプレイヤー全体の強さの推移とは無関係である。
つまり Elo レーティングでは、同じ時点でのプレイヤー間のレーティング差のみが意味を持つ。
例外としてコンピューターの思考エンジンは強さが不変なので、特定の思考エンジンを基準にして計算すれば異なる時期のレーティングも比較できる。コンピューター将棋の世界では、 Apery twig という思考エンジンのレーティングを 3250 とした値を採用しているようだ。
コンピュータ将棋 レーティング
https://www.qhapaq.org/shogi/
人間とのレート換算についても素晴らしい資料がある。
しかしオフセットだけでなく、決して小さくない比例係数がかかるのは何なのか。 Elo レーティングが仮定している、勝敗比の積推移性があまり成り立っていないと考えるべきなのかな。
会得した数少ない海外旅行の Tips に「たとえ英語のよく通じる地域に行くときでも、『おはようございます』と『ありがとう』だけは現地の言語で言えるようにしておく8。多少文脈的におかしくても、話し始めには現地の言葉を優先して使う」というものがある。文脈的におかしくても、とは例えば「ちょっとすいません」と言いたい場面で "Excuse me." ではなく現地の言葉で「おはようございます」と言うことを指す。
重要なのはいきなり色々覚えようとせず、この二つだけに絞ることである。挨拶・感謝の言葉は時や場合によって使い分けが必要な言語も多いけれど、正しくないことを承知でまずは適当に一つだけ選んで覚える。旅先で人に話しかけるときなんて脳のリソースに余裕がないので、このくらい割り切っておかないと言葉が出てこない。私くらいになると日本にいて日本人に日本語で話しかけられても、咄嗟に「あ、うぇえああうぁ」みたいな言葉しか出てこないし。
英語は話せるような書きぶりになっているが、もちろんそんなことは微塵もない。
吐きそう。
「いま寿命と引き換えに刹那的快楽を得ている」と思いながらラーメンの汁を飲む。
2020 年になって良かったことは、生年月日を 2000-01-01 と適当に入力して作った諸々のアカウントが成人認定されたことである。
ロジスティック回帰の関数形にどの程度理論的根拠があるのか知りたい。なんとなく erf
の方が自然ぽい気がする…と思っていたら、こちらはプロビット回帰と名前がついているらしい。
The Origins of Logistic Regression
ロジットとプロビットの使い分け - アドファイブ日記(ミラー版)
うーん。
前屈してみたら床に手がついた。
Twitter のつぶやきは、リツイートが 100 くらいあっても Google のクローラに補足されず流れてしまうことが多い。各ツイートの固有 URL はずっと生きているけれど、 Twitter 上での直接検索以外でたどり着く手段は絶たれる。 Twitter の主な用途からすれば永続的に残らないほうがいいのかもしれないけれど、少しもったいない気がしなくもない。
これは Web をコミュニケーションツールとしてみるか、情報の掃きだm…集合としてみるかの違いなのだと思う。前者なら過去の情報は適度に消えていく方がいいだろうし、後者なら古い情報も残っていた方がいい。
Oculus OpenXR Mobile SDK | Developer Center | Oculus
Oculus Quest 向けの OpenXR SDK をちゃんと作っていてえらい。とはいえ Android ベースで Java がブートストラップに挟まる点に変わりはなく、ビルドも相変わらず面倒くさい。コンパイラ (というかリンカ) の吐いた実行バイナリを素朴に実行できる PC 環境の素晴らしさよ。
VR にどっぷりな人たちは、自分の頭部が一つしかないことに悩むらしい。これはたぶん、 VR アプリケーションが同時に一つしか起動できない不便さのことを指していて、技術的に解決可能というか、解決すべき問題の気がする。 Wayland compositor に相当する VR compositor 的なものを用意して、 RGB+D バッファの合成と入力の分配ができればいい。
たぶん試みはすでにあるだろうし、部分的に実現しているアプリもあると思う。 Valve あたりが良いプロトコルを作れば普及するんじゃないだろうか。まあ VR 機器持ってないけれど。ヘッドセットはともかく GPU を積んだ PC は敷居が高すぎる。
コンプレッサー (オーディオエフェクトの方) で設定できるアタックタイム最小値はたいてい 0.1 ms くらい。サンプリング周波数が 48 kHz だとして 0.1 ms = 4.8 samples なので、アタックタイムは有限。階段関数のような波形が来たらピーク抑制効果はない。
3 モーラの短縮語が許容されるようになってきたとか。
剛体物理エンジンの挙動がこんなにバラバラだとは。手法枯れていないの? ちなみに ammo は Bullet を emscripten でコンパイルしたもの。
Bullet などと比べると全然知られていない Newton Dynamics がけっこう高評価。ライセンスも緩く、開発も活発にみえる。
[2009.07450] On the Hardness of Detecting Macroscopic Superpositions
すごく雑に書くと、 1 つ目の定理は「ある二状態が量子的重ね合わせか古典的重ね合わせ9かを区別する大変さは、二状態を入れ替える量子操作の大変さと同じ」ことを主張している、と思う。ここでの大変さとは量子回路計算量のこと。数学の定理としては、ふーん、という感じなのだけれど、物理的には面白い主張。面白いと思っていいのかな。
シュレディンガーの猫で巨視的量子重ね合わせが作られないというか、古典的重ね合わせと区別できない理由は、よく環境との相互作用によるデコヒーレンスで説明されると思う。環境との相互作用がなくても、量子的重ね合わせ特有の性質をみるのは、猫の生死を入れ替える操作くらい難しい、とこの定理は主張する。
純粋状態 (a |0> + b |1>)(a^* <0| + b^* <1|)
に対して混合状態 |a|^2 |0><0| + |b|^2 |1><1|
を便宜上「古典的重ね合わせ」と呼ぶことにする。
202019200 何も分からん社会科は何も分からんので別にして、算数や理科の学習内容をみていると、そりゃ勉強嫌いになっても仕方ないよなあという気になってくる (内容にケチをつける意図はない)。今の私が学力だけリセットされて小学校に放り込まれたら、ドロップアウトするんじゃないかな。小学生も大変だ…。
これをぱらぱら眺めた感じ、私の社会科の学力は小学 4 年生相当のような気がする。
6 年生の問題は全く分からない。解答以前に目が滑って問題文が読めない。 5 年生は 2/3 くらい分かるかな…。 5 年生相当の学力があるじゃないかと一瞬喜んだが、これは 5 年生が受けるテストだから内容は 4 年生相当だ。冷静に自己評価ができていて偉いね!
そもそも私の歴史の知識はほぼ 0 なので、歴史の問題が出た時点で終了である。地理はわりと分かるつもりでいたが全然そんなことはなかった。私が地理の知識だと思っていたものは、地方の B 級グルメの知識であった。
これくらいの学力だと、政治関連のニュースはほぼ意味が分からないし、歴史的建造物などの説明を読んでも全く理解できない。明確に人生を損している感がある。歴史や地理に詳しい人と比べると、旅行の楽しみは相当減っているに違いない。まあ興味ないものはどうしようもない。
Backlinks: [202019201]
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地面を這いつくばっている生活にも飽きてきたので、パラグライダーをやってみようかと調べる。地元では休日になると山から飛んでいるのがよく見えて、いつかやってみたいと漠然と思っていた。子どものとき毎週のように目にしていたからメジャーな趣味だと思っていたけれど、人口は 5000 人程度らしい。あと死亡率がざっくり 1/1000 [/人・年] と高くて驚く。だいたい自動車一台当たり年間死亡率の 100 倍くらい。データが見つからなかったが、たぶん重傷者数はもう一桁多い。パラグライダーガチ勢なら全然ありだと思うけれど、うーん、ちょっと、かなり躊躇する数字だ…。
パラグライダーに国家資格はなく勝手に飛んでも法律違反にはならないけれど、技能認定を行っている団体 (?) があって、事実上はそのライセンスが必須である。どこでも飛べるライセンスを取得するには年単位の時間がかかるが、数日程度の練習で山から一人で飛べる段階まで進めるらしい。ライセンス取得費用は一見お手頃にみえるけれど罠があって、高高度の練習が始まる前、つまりかなり早い段階で機材一式の購入が必要になる。とりあえずレンタルでライセンスを取得する、というわけにはいかないらしい。翼部分の寿命が短く 200h 程度しか持たない (おもに太陽光による劣化) ことも理由の一つのようだ。個人的に一番意外だった情報である。ランニングコストが高い。
チャーチ・チューリングのテーゼは「この世界の物理法則で計算可能な関数のクラス」を表していると捉えると、厳密に定義できる命題に思える10。極端な例だけれど、ある種のタイムマシンがある世界では、チューリングマシンの計算能力を超える機械が作れたりするんではなかろうか。逆にいえば、チャーチ・チューリングのテーゼが正しいという仮定は物理法則に制限を与える。具体的に定義してみようとすると、インプット・アウトプットをどう定義すべきか私にはよく分からないのだけれど。
追記: 非決定性チューリングマシンは (おそらく) この世の物理法則を超えているので、上の文章は適切とは言えないか。
もちろん物理法則が完全に理解されているという (とんでもない) 条件のもとで。
Backlinks: [202024300]
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クソつまらない大人になったので、せめて若い世代の邪魔をしないように社会の隅で小さくなっていようという気持ちがある。残念ながらどんなに隅で小さくなっていても、二酸化炭素を吐き出し糞尿をまき散らす。全く邪魔しないのは不可能ではある。だからといって死のうと考えるほど真面目ではないし、どんな人間も、たとえ犯罪者でも最低限生きることは許される世の中であってほしいと願っている。
「服を買いに行く服がない」問題は Web 通販が解決した。そろそろ「髪を切りに行く髪の状態にない」問題も解決してほしい。
CAPTCHA になかなか人間と認めてもらえない。
インチ表記をみると「いい加減メートル法にしてくれ」と思うが、部屋の広さが m^2
表記だと「え、それ何畳?」と訊いてしまう。
「50% 増加」という表現は分かりづらいと思うのだけれど、新製品の性能向上を謳うときにやたら見かける。 50% 増加して 50% 減少したら元に戻りそう。
コンビニに売っているレンジ必須表記の丼もの、加熱前は米がパサパサというか、そのままでは食べられたものではない妙な状態になっているけれど、あれはどういう処理をしてあるのか。普通に炊いた飯を冷蔵してもあんな状態にはならないよね?
東海地方に住んでいたとき、「東海自然歩道」と書かれている道標をたまに見かけた。今までこれを東海地方の景勝地などに整備されている、とくに連結でない歩道の総称だと思っていた。実際には東京 - 大阪間を結ぶ全長 1700 km の長大な歩道であるらしい。有名な四国のお遍路一周よりも長い。
さらにこの東海自然歩道を発端として全国に自然歩道が整備されていて、未完成の部分も含めると 27000 km になるとか。日本一周どころか地球の大円 2/3 周くらいの長さ。
ここ最近 (年単位)、大雨や台風が来ることを全く知らなかったことが何度かあって、最低限のニュースはチェックしたほうがいいかと思い始めた。でもいざニュースサイトを開くとノイズが多くてうんざりする。とりあえず気象庁のページを見ていればいいか。
あと、たまに交通の規則や推奨事項が変わっていてびっくりする。そういえば昔よく祖父が、私を膝の上に乗せ、ヘルメットなしで原付を運転して裏の山に登ったりしていた。あれ、当時のさらに一昔前は適法だったのだろうな。車はあまり通らない道で、勾配がきつくジョギング程度のスピードしか出ていなかったので、危険度は低かったと思うけれど。しかしあれは楽しかった。草木の知識をたくさん教えてもらったけれど、野いちごくらいしか覚えていないのが悔やまれる。
野いちごというのは総称的な名称らしく、私が認識しているのはたぶん
ナワシロイチゴ - Wikipedia
モミジイチゴ - Wikipedia
この二つだと思う。特に毒のある似た植物はないようなので、適当に食べても問題なさそう。
取得するたびにランダムなノイズが乗る関数をサンプルするのにメトロポリス法は使えるか。
Pseudo-marginal Metropolis–Hastings algorithm - Wikipedia
そのまま使えるらしい。考える前に検索するのは悪い癖。
The pseudo-marginal approach for efficient Monte Carlo computations
Stability of noisy Metropolis–Hastings
隠れた変数がランダムネスを生成していると考えれば、詳細つり合いなどは問題なく成り立つ、というようなことが書いてある雰囲気を感じる。読んでない。
わりと最近の論文が多く引っかかるのが少し意外。
平日と休日のスケジュールは、皆が一致している場合とバラバラな場合のどちらが効率がいいんだろう。なんとなくバラバラで平均化された方が良さそうな気がするけれど、今はおおむね世界中が同期しているのだよな。
2019 年の降水の有無の的中率 (発表時刻 -> 予測区間 | 確率):
5h -> [ 5h, 24h] | 0.86
5h -> [24h, 48h] | 0.84
17h -> [17h, 24h] | 0.89
17h -> [24h, 48h] | 0.85
17h -> [48h, 72h] | 0.82
11h -> [ 3d, 4d] | 0.79
11h -> [ 4d, 5d] | 0.77
11h -> [ 5d, 6d] | 0.75
11h -> [ 6d, 7d] | 0.72
11h -> [ 7d, 8d] | 0.70
ちなみに平均降水確率は 0.33 くらいらしい (この値は都道府県の単純平均なので参考程度) ので、常に降らないと予測した場合の的中率は 0.67.
This work uses Lite version of Saki voices.
「祝日のない月は 6 月だけ」とはドラえもんののび太のぼやきで知った知識だが、今年 (2020 年) は 6, 10, 12 月に祝日がない。オリンピック開会式に合わせてスポーツの日が 10 月から 7 月に移動し、天皇譲位により天皇誕生日が 12 月から 2 月に移行したことが理由らしい。
コードの状態の良くない場所でバグが出たとき、原因を特定せず、すべて書き直してしまうことを東洋医学的デバッグと呼んでいる。口に出したことはない。
米を炊くときに使っていた計量カップを失くしたので、しばらく手探りで適切な水の量と米の量を模索していた。どうも米量と水量は比例関係にないらしい。水量は米に吸われる量と蒸発する量の和であり、蒸発する量は米量にあまり依存しないからだと推測している。正しいかは知らない。
ミント味の食べ物といえば淡青緑色。でもミントの葉はとくに青みを帯びていない普通の緑色だし、料理に使うミントエキス (たぶん蒸留物) は無色透明らしい。クリスマスといえば赤と緑、みたいなもんである。無色透明のついでに無味無臭であれば良かったのに。
「裸眼で生活している」と言われると目玉の親父みたいな状態を想像してしまう。
無情。
身に覚えない謎の「種」栽培せぬよう防疫所が呼びかけ | NHKニュース
なにこれ。
Unable to create new session using a custom profile · Issue #1058 · mozilla/geckodriver · GitHub
世の中にはすごい人がたくさんいるなあ。
なぜか浄水場が怖い。人工的な貯め池全般が苦手。あえて言語化すると、ため池の水深はとても深く、その奥底には高速で回るタービンがあり、はまると吸い込まれて木っ端微塵になりそうな印象がある。高いフェンスで覆われている浄水場の横を通るだけでぞわぞわするので、そんな理性的な恐怖ではないけれど。
メトロポリタンそくほう : 【画像あり】人工的に作られて水が溜まってる施設が怖い
ダムや浄水場が怖い。 - ダムや浄水場が怖いです。人工的に作られたところに... - Yahoo!知恵袋
水施設の人工的な構造物、例えば浄水場のタンク、ダムとかが怖いです。な... - Yahoo!知恵袋
Web でもけっこう引っかかる。恐怖症は謎。
ところであまり関係ないが、
意外と事故が多い。誤配管や逆流で健康被害の出ている例がこんなにあるとは。
カレー店で思い出したでき事。以前、もう場所を覚えてないのだけれど、真っ暗な時間に宿泊先へ向かうバスに乗っていると、とつぜん東南アジア系風貌の人に「デテ!」と言われて携帯電話を差し出された。「デテ!」
一瞬スリの手口か何かかと警戒しつつも、強引に渡された携帯に耳に当てると、そこそこ流暢な日本語で「この人物を ** というバス停で降ろしてほしい」と伝えられた。なるほど。事情は理解した。
残念ながら、こちらも初めて来た土地で事情は似たようなもの…というかもっとひどくて、自分が降りるバス停も分かっていなかった。 Google Map でだいたい目的地に近づいたら適当に降りようと思っていた。携帯ごしに告げられたバス停が私の降りる場所より前とは限らない。そもそも正しく聞き取れているか怪しい。大人しく運転手にお願いすることにした。
結果的にはその人の方が早く降りた。そのバス停のすぐ側にはカレー店があって、店先で何人か出向かえているのが見えた。飲食店としては妙に山奥にあった覚えがあるけれど、あの店は今でもやっているだろうか。
「インド風カレー」という名称を見るたびに、これインド人は怒らないのかな…と思っている。そういえば以前住んでいた場所に、スリランカ人11の経営している「インド屋」という名前のカレー店があった。商売のセンスと割り切りがすごい。実際出していたものはスリランカ料理よりインド料理に近いもののようだけれど。全国どこに行っても同じようなカレー店があるので、何か協会のようなものがあって経営指南をしているのではないかと思うけれど、まあ謎。
日本のカレーとインドのカレーの関係は、日本の寿司とカリフォルニアロールみたいなものか、と思ってふと調べてみたら、カリフォルニアロールは日本人が考案したらしい。なんだアメリカ人の勘違い日本料理ではなかったのか。残念。もっとガソリンで揚げた天ぷらとか作って。
違ったかも。店の人ごめん。いずれにしてもインド人ではない。
自転車を手に入れて「ひたすら北に行く」「南に行く」「東に行く」「西に行く」を達成したので行くところがなくなった。
街路樹や小さな公園に単独で植えられている木でも、アブラゼミなんかの鳴き声はよく聞くけれど、ヒグラシの鳴き声はめったに聞かない。ヒグラシの鳴き声がとても好きなのだけれど、一般に心地良いと感じる音なのだろうか。過去の経験のバイアスが大きすぎて分からない。
だめ。
土地の値段を見ていると、ただの空間がなんでこんなに高いんだフ○ック! と思ってしまいがちだれど、それは「蛇口をひねれば清潔な水が出て、スイッチを入れれば安定した電力が供給され、世界中へとつながっている交通網が整備されている土地」なのだよな。実際にそれらのない土地はとても安い。
小学校がヤフオクで買える (終了済)。しかし雑に調べた感じ、維持費が > 1000 万円/年と私の想像より一桁高い。耐震化工事終了後も修繕費が継続してかかっているし、光熱費そんなに高いの? まあ維持費が高くなければ市町村が格安で手離す理由もないか。
学校の横を通り過ぎるとき、「あれは特定の時期だけ入れるゲームのダンジョンみたいな場所だな」とたまに思う。特に思い入れはないので、あの時代に戻りたいとかそういうのはないけれど。
私の通っていた小学校にはほぼ同じ大きさの校舎が二つあって、半屋外の渡り廊下で繋がれていた。ふだん授業を受ける教室はすべて南側の校舎にあり、北舎には理科室や美術室などの特殊な教室がある…という認識でいた (理科室は実際にあったはず)。学年が上がるにつれて北舎の色々な教室を使うのだろうと期待していたけれど、結局ほとんど使うことなく卒業してしまった。
今考えると、北舎はほとんどが空き教室だったのだと思う。児童数増加を見越して教室数に余裕をもった設計だった。実際の子ども人口の推移を考えると、おそらく北舎の教室のほとんどは設立以来一度も使われていない。
何の話かというと、私はダンジョンを全探索しないと気持ち悪いタイプ12なので、北舎の教室も一通り見ておきたかった。
が、面倒くささが勝るので実際にはしない、というかゲーム自体する気力がない。
海といえば、海の波が発生する機構がよく分からない。風が起こしているという説明が多い。それ自体はたぶん正しいのだろうけれど、海岸付近でほぼ常に海岸に向かって波が進行する理由とか、波の周期は何で決まっているのかとか、疑問が色々ある。
夏休み子ども相談室みたいなやつに子どものふりをして相談したい。
内陸県 8 県のうち 7 県を言えたのはなかなかのものだし、滋賀県は琵琶湖が擬海なので内陸県ではない。
今どき小学生でも笑わなそうなネタで三回くらい思い出し笑いをした。脳の若返りが著しい。
正解の作品を見つけてくる司書の人すごい。
これがヒトの記憶違いの典型パターンだと考えるとちょっと怖い。ほぼ正確に記憶しているのに、文意が正反対になっているものがけっこうある。
過去訪れた場所で、現在は立ち入り制限がかかっていたり、そもそもなくなってしまった場所が意外とたくさんあって驚く。
一日のほとんどを布団の中で虚無して過ごしてしまう。別に鬱とかではなくて、単純に何もしないのが苦にならない。気を緩めると考えない葦になる。光合成で生きていきたい。
ドワンゴ創業者の川上量生さんが、 2012 年あたりによく「ニコニコ動画のコンテンツは、オタクが作ってヤンキーが見ている」 (例: ITmedia) という話をしていた。ちょうどスマートフォンが爆発的に普及した時期にあたる。
総務省|平成29年版 情報通信白書|数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)
私にはこの話の妥当性を判断できないけれど、ニコニコ動画のアクセス統計やドワンゴが主催するリアルイベントの状況など、それなりに根拠があったのだと思う。
最近、これが逆転しているのではないかと思うのだよな。オタクとヤンキーとは少し違うのかもしれないけれど、なんというか、陽キャと呼ばれる人たちが作って陰キャが見ているような感じがする (ニコニコ動画ではなくオタク向けコンテンツ一般の話)。 0 を 1 にする人と 1 を 10 にする人の質は違うという話かもしれないし、そもそも最初から一次創作者にオタク気質の人はそれほど多くなかったのかもしれない。
基本的な問題が分からない。基本的な問題なのか分からない。
在宅勤務でも曜日の感覚がなくなったり昼夜が逆転することはないけれど、食事を摂ったか忘れる。
ランダム要素のあるゲームの思考アルゴリズムについて調べていると、よくバックギャモンの名前をみかける。森内俊之九段がバックギャモンのルールについて解説している動画を見つけた。
森内チャンネル♯6【ボードゲーム企画第一弾!!バックギャモン王位による入門編】 - YouTube
公式戦の動画もある。チェスクロックを止めるまでは盤面上で実際に駒を動かして検討して良いらしい。あまり他のゲームではみかけない光景で面白い。
それにしても、こういう頭を使うゲームがめっぽう苦手である。パズルゲームなんかも苦手以前にやる気が起きないし、頭を使うのが嫌いなんだろうか。
サーベイせずに書いた 100 行ほどの最単純な探索コード13に大きく劣る私の雀力…。特に序盤の牌効率を間違えて打っているらしい。冷静に考えれば理解できる例として、
124m258p
こういう場合につい 2p
か 8p
を切ってしまうけれど、これは 1m
を切るのが正しい。孤立牌をうまく評価できていない。あと対子を落とすことを躊躇いすぎのよう。
副露なし・オリなし・点数計算なし。つまり牌効率のみ。牌効率についてもコンピューターによる探索としてはあまり賢くないと思われる。
液晶ディスプレイを粉砕したスマートフォンの使い道を模索していた。ふと思い立ち、スマートフォンを自宅の天井に貼り付けて、カメラの映像を YouTube に垂れ流すことにした。
自宅で仕事に集中できない小説家がファミレスで作業するという話をよく見る。集中できる理由は近くに余計な物がないなど色々あると思うけれど、適度に他人の目があることもその一つだと聞く。これを応用した革新的アイデアが天井カメラ映像垂れ流しである。とはいえそのまま流す勇気はないので、机の上のみを切り出し、ぼかしをかけた上で配信した。
結果は YouTube に "inappropriate content" と判定され、動画が削除された。えっ。
仮に結果を見せられる前に GAN のアイデアを説明されたとして、「そんなのまともに最適化できるわけがない。たとえ最適化できたとしてもまともな結果が得られるとは思えない」と一笑に付した自信がある。
最近の固定回線のレイテンシは一桁 ms なのか。最悪値が 10 ms くらいなら、ソフト (とドライバと OS とハードウェア) が頑張ればリモート音楽セッションが可能なレベルだ。
芸大生の 6/19 が 0.5 ms の違いを聞き分けられるとか。それはもう左右耳の遅延差のレベルなんだけど…。
すごくいい。ディスプレイを買ってずっと流しておきたくなる。おしゃれっぽい景色から、路地でおっちゃん (? 性別不詳…) が洗濯物を干している映像まで色々あって楽しい。環境音が入っているのもいい。
ただこれリアルタイムではないのかな。パラパラ切り変えていると、同じ場所に戻ったときに同じ映像が最初から再生されている気がする。
ストリーミングではなく 10 分の動画らしい。
パッケージに「開封後は必ず冷蔵庫で保存し、三日以内に使い切ること」と大きく表記されているめんつゆを一ヶ月くらい常温保存で使っていた。少し前から匂いがおかしいとは思っていた。そういえば腹を下していたような気もする。
こういう私みたいな人間にも理解できる警告の書き方はあるんだろうか…。
毎年全国民に整数 n ∈ [0, 365)
をランダムに割り振って、休日の位相を n
日ずらす。例えば長期休暇が 3 [週/年] くらいあるとして、長期休暇による混雑を 6% まで減らせる (机上)。
―― お二人が出会ったきっかけは?
「たまたま休日位相が同じだったんです。それでよく一緒に出かけるようになって」
一姫さんの頬は白牌。
しかし機械学習による画像認識が全盛の時代にこういう hand-crafted な認識プログラムを書いていると、自分がすごく時代遅れな人間に思えてくる。まあおおむね事実ではある。
上の 4p
が認識されていないのは、上の 6p
との中間部分がより高いスコアで 4p
と認識されているのが原因。左の 2p
は…何だろうこれ。この程度の輝度変化でピークがなくなるとは考えにくい。
SIFT などの局所特徴量が予想以上に射影変換に弱い。もしかして射影変換された画像のマッチングは現代でも難しいのか。画像関係でのディープラーニングの華華しい結果を目にしていると、こんな問題とっくの昔に解決していそうに感じてしまう。
同じ対象が複数あるときの処理も悩ましい。いくつか方法は考えられるけれど、調べた感じでは定番になっている方法がないようにみえる。
放置していたサツマイモから芽 (根?) が出ていた。見ようによっては少しグロテスク。
202010401 これの境界がどこにあるかはちょっと気になる。クマに大切な人を殺された人はクマを恨むのか。
自然災害が起こったり感染症が流行したとき、活断層やウイルスに怒りをぶつける人はあまり見かけない。銅像が倒されることはあっても、断層の模型やウイルスの顕微鏡写真がボコボコにされたという話は聞かない。怒りは人にぶつけるようにできているのだと感心する。
もちろん活断層やウイルスに怒りをぶつけるのは筋違いだけれど、そもそも怒りという感情に合理性なんてあまりない14。そこは冷静なの? という驚きがある。結果として怒りの矛先が関係ない人々に向かうことも多いので、冷静とは違うかもしれないけれど。
種が存続する上で何らかの役割を果たしてきた機能だと思うので、そういう意味での合理性はたぶんある。
Backlinks: [202010600]
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布団を干す。「太陽の匂いはダニの死骸の匂い」は俗説らしいけれど、綺麗に洗ったタオルを干してもあまりこの匂いがしないことを考えると、どちらにせよあまり綺麗なもの由来ではなさそう。
自宅から出なくても物を失くすしスマッフォを割るしアパートの鍵を閉じ込む、という事実は最近得られた新たな知見である。
室内で物を紛失してもしょせんは室内にあるのだからと安心してはいけない。なぜかごみ袋の中に入っていたりする。
どうせすぐ割るし失くすからと廉価なスマホを使っているが、これは逆効果ではないか。 100 万円するスマホならきっと割らないし失くさない。裏面に札束でも貼っておくか。しかし札束は割れないから破損防止効果はない。
ノイズを含む複数の値を複数回サンプリングして max
を推定したい。囲碁の思考プログラムで有名なモンテカルロ木探索では UCB 戦略というものを使っている。 UCB は多腕バンディット問題での報酬最大化を目指す戦略の一つで、たしかにサンプル数無限大の極限で報酬の平均値は max
に収束する。でも報酬最大化と max
値の推定は問題設定が少し違うのが気になる。後者に最適な戦略なり推定式は、また変わってこないの? (そんなこと考えられていないはずないけれど)
まずは UCB 戦略の理論的根拠をちゃんと勉強しよう…。
たまに動画を 1.5 倍速で見る。理解に時間のかかる内容でなければ聞き取りに支障はない。 2 倍速だと少し聞き取り辛いけれど、これはタイムストレッチ処理で子音が飛んでしまうことが原因な気がする。より優秀なアルゴリズムなら問題なく聞き取れるかもしれない。
これは聞き取り可能な速度より発話可能な速度の方がかなり遅いということでもある。もちろん前者の方が速くあるべきだけれど、それにしてもかなり余裕がある。
ネイティブでない言語だとどうだろう。少なくとも自分が認識できる以上の速度で話せるということはなさそう。
うーん、意外と難しい。
ビーカーでコーヒーを淹れるマッドサイエンティストごっこをしようと調べたら、コーヒーサーバーやドリッパーでも有名な HARIO がビーカーを作っているし、その製品の Amazon レビューを見るとみんなコーヒーを淹れている。己の発想の凡庸さに失望した。
今更ながら 201905401 はひどく基本的な間違いを犯しているな。 Δx^2/Δt
一定で極限を取るのだから、おじさんのスピードが無限大になるのは自然。大丈夫か私…。
明日こそ読む。
雀魂の n 位率や平均順位は直近 100 回の統計らしい。平均の人が 1/4 の確率で n 位を取るとしてポアッソン分布を仮定すると、 n 位率のゆらぎは 5% 。
<追記>なんで確率があまり小さくないのにポアッソン分布を使ってるんだ…。 σ^2 = np(1-p)
でゆらぎは 4% くらい。</追記>
平均順位についても考えてみる。 1 .. 4 位を等確率で取るとき、順位の分散は 5/4 。 100 回平均のゆらぎは 0.11 位くらい。
対戦相手がランク分けされているとはいえ、ランキング上位の人ですら四位率 15%, 平均順位 2.3 程度でぎりぎり平均より有意に良いといえるレベル (ランキング自体はもっと多数の戦績を反映しているので、運で平均プレイヤーがランクインできるという意味ではない)。いかに麻雀の乱数要素が大きいかよく分かる。
「人を選ぶ」とレビューのついている作品で、レビュー点数がばらついているのを見たことがない。たいてい単に高得点である。
寝ている間に脳が記憶整理でもしているのか、深夜に目覚めるとたまに、むかし親しくしていた人たちのことを思い出す。そういうとき、以前は「仲が悪くなったわけでもないのに疎遠になってしまって寂しい」という気持ちが強かったけれど、今は「私の存在は忘れていいから、幸せに暮らしていてほしい」と思う。ごくごく稀に、風の便りで元気にやっていると知ることもある。そういうときは本当に幸せな気持ちになる。ほっとする、という方が近いか。一方的にそんなこと思われても気持ち悪いだけだろうし、何か困っていると知ったところで私にできることは何もないのだけれど。
子どものころ不思議に思っていたことの一つに、服を着るときの表裏がある。縫い目の目立たない、綺麗な面を肌に触れる側にして着るのが合理的ではないか。空気にしか触れない外側なんてどうでもいい。
ふむ。今考えてもその通りである。
ガンマ関数はいかなる代数的微分方程式も満たさないことが知られている。
へー。
202009002 の定理の構成的な証明をみた感じ、私の素朴な疑問の答えになる構成法ではないようにみえる。工学的応用が効くような構成法だったら、もっと使われているはずなので当たり前ではある。とはいえ私が触れたことのある閉じた形の式は、おそらく全て自然な形で単変数関数 + 加法に分解できるのだよな。プリミティブな 2 変数実関数は四則演算とべき乗くらいしかなくて、これらは明らかに分解可能である。
a ^ b = exp(a × log(b))
= exp(exp(log(a) + log(log(b))))
まあこれは話が逆で、いくつかの単変数関数と四則演算の合成で書けるものを「解析的に書ける」という定義のあいまいな単語で呼んでいるだけではある。偏微分方程式が解けて積分形で表せるが、単パラメーターの積分の合成に分解できないことはたぶん普通にある。そもそも、複数パラメーターを持つ積分で表される量なんていくらでもあるか。
でもやっぱり理工学で頻出する 2 変数関数がもう一つくらいあってもいい気がする。いや、初等関数も重複を除けば数は少ないか。うーん。
理工学で扱う関数の多くは、 1, 2 変数関数 (四則演算なども含む) の組み合わせで表せる。というか私は 2 変数以上の特殊関数を 1 つも知らない。これは相当に意外な気がする。
この疑問は昔から漠然と持っていたのだけれど、今日以下の定理を知った。
Kolmogorov–Arnold representation theorem - Wikipedia
超立方体上の連続な n 変数関数は、 O(n^2)
個の 1 変数連続関数と加法演算の簡単な組み合わせで表せるらしい。ええええそうなの? よく近似できる、とかではなくて?
Backlinks: [202009103]
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HTTP とは何の関係もない、ある値がたまたま 404 になっていた。何か消えてしまったのかと一瞬焦る。 21 世紀の不吉な数はテクノロジー由来である。 1000 年後には神隠しに遭う不吉な数として語り継がれているかもしれない。
流しそうめんをしたい。流しそうめんをせずに死ぬのは嫌だ…と思ったけれど、すでにしたことがある気がしてきた。行動するより記憶力がアレな脳をだます方が容易い。
そうめんの製法がすごい。これからはそうめんを細くする工程に思いを馳せながら食べよう。
淡黄色のプリンかムースに「生パンケーキ」と名付けて売り出し、一山当てたい。
Stray - Teaser Trailer | PS5 - YouTube
散髪店で耳に突っこんだドライバーを回されるシーン (?) で、耳かきされているような気持ちになる。
How much did AlphaGo Zero cost?
それだけスケールするという意味では本当に凄いけれど。
Lyle Mays が 2 月に亡くなっていたと知る (ついでに最後の s は有声音だと知る)。
TEDxCaltech - Lyle Mays and Friends - YouTube
音楽関係で表に出たのは 2011 年のこれが最後だったようだ。これ好きで何度か聴いていたけれど、まさかこれが最後の作だとは知らなかった…。新しい試みをしていてとてもこれが最後という感ではない。
その後何をしていたかというと、 2016 年のインタビューで現在は Software manager をしていると答えている。……?? ミックスなどの領域でそう呼ばれる職種があるのかと思ったけれど、これはコンピュータのソフトウェア開発のことを指しているらしい。とても興味の幅の広い人だったようで、元々プログラミングもしていたようだ。先の動画で使われているソフトも Lyle Mays 自身が開発したのかもしれない (Max ぽい画面が映っているけれど、二重振り子のシミュレーションってできるんだろうか…)。多才な人である。
自転車を手に入れて文明が開化した。走行しながら景色や音や匂いを楽しめるのは、徒歩と自転車くらいしかない。
夜風の気持ちいい季節。
Shtetl-Optimized » Blog Archive » A Physically Universal Cellular Automaton
この世界を記述する方程式はチューリング完全である。初期値をうまく取って時間発展させることで、任意のチューリングマシンを模倣できる。一方で、例えば移流方程式の上にチューリングマシンを作るのはおそらく不可能である。拡散方程式もたぶん無理。チューリング完全かどうかの境目はどこにあるのか?
非線形な結果を得るためには、少なくとも方程式が非線形でないといけないように思える。つまり電子などと相互作用しない純粋なマクスウェル方程式はたぶんチューリング完全でない。古典重力多体系はどうなんだろう。
「運も実力のうち」という言葉を私は「結果は偶発的要素にも左右される」くらいの意味に捉えていた。これを「実力があればサイコロの出目も変えられる」という意味で使っている人もいると気づいた。言葉の本来の意味がどちらかはともかく、後者は単なるオカルトである。
単純に科学的でないという以上に、社会的? 倫理的? …言葉がよく分からないけれど、そういう面でも問題のある考え方に思える。どんなに才能ある努力家にも私みたいなカスにも、不慮の事故やある種の病気は平等に降りかかる。「実力があればサイコロの出目も変えられる」と考えることは、自然災害で被害にあった人に「あなたの日頃の行いが悪いからそうなったのだ」と発言することと本質的に近い。
おおげさだと思われるかもしれないけれど、このような考えは公正世界信念と呼ばれていて、実際に被害者非難などと結びついているという研究結果がある (名前が付いていて、よく研究されていると知ったのはわりと最近)。他の偏見や差別と同様、なくすように努力すべき考えだと個人的には思う。残念ながら、子どもに公正世界信念に基づいた童話の読み聞かせが普通に行われていることを考えると、あまり問題として認識されていない気がする。
…というようなことを、雀魂をプレイしていてふと思い出した。麻雀は運の要素がとても大きい。プロ vs 素人×3 の勝負でも平均順位 2.0 程度だとか。だからこそ絵合わせレベルの私も楽しめるのだけれど。役が分からないので、白發中のいずれか三つ揃わないとポンできない。
在宅(勤務|授業)の増加で自殺者が減ったということは、会社より自宅の方がまし、ということか。
呼びかけると空中浮揚する計量カップ…。
ハンロンの剃刀の科学版:「誤差やノイズで説明できるデータに意味を見い出すな」
呼びかけると空中浮揚する財布と鍵がほしい。
「たこ焼きのタコくらい」という副詞句をいつか使いたい。
いつの気になるのだけれど、よくある素数ゼミの説明おかしくないかなあ。交雑を起こさないためであれば、同じ周期で位相がずれている方がいい。むしろ互いに素であることで、必ず一定周期で衝突してしまう。
もちろん運悪く位相が合ってしまった場合に連続して衝突しないメリットはあるけれど、それにしたって各々が素数である必要はない。素数なのは単なる偶然のような。
機械式振り子時計で 10^-7
の精度が出せるのか。驚異。
呼びかけると空中浮揚するリモコンがほしい。
昔からソフトウェアに悪態をついているのを見かけると心が痛む。 Windows なんかもはや悪口しか見かけないレベルで、メジャーバージョンアップのたびに罵詈雑言が並ぶ。感じたことをそのまま書くのが悪いとは思わないけれど、おそらくほとんどの場合、開発者はその批判内容を承知の上でそうしている。一見素朴に解決できそうな問題が、実は非常に難しいことはどの分野にもある。
中でも一番悲しいのは「前の方が良かった。余計なことはせずにバグ修正だけしてろ」という内容である。それは例えば音楽家に「前の曲の方が好きだった。一生あの曲だけ演奏してろ」と言うのと同じことだ。特に長い年月をかけて作られた部分を刷新する場合、短期的に前より劣る部分が出てくるのは仕方がない。リメイクしか作らないゲーム会社に未来がないように、ソフトウェアも新たな試みを止めれば死ぬ。ソフトウェアだって人が作っている創作物である。単調に良くなっていくとは限らないし、そもそも一次元的に良し悪しを決められるものでもない。
「ほんとうのしめきり」が存在するなら「ほんとうのしょうひきげん」も存在する。
あとで読む PDF がブラウザのタブに溜りすぎ。消化する。
現代文明の入り込んでいない離島や山奥に住む人に、地球が (少なくとも局所的に) 丸いことを説明できるか考えていた。地球上のある一点からあまり動けず、高度な測定機器や数学を使わないというレギュレーション。なかなか難しい。
例えば、地平線付近の景色が沈んでみえることは証拠の一つである。でもこれは蜃気楼に似た現象であるとか、重力が光に対し特殊な斥力として働くとか、平面地球でもオッカムの剃刀に反しない程度の説明はできる。これを議論するためには、定量的なモデルを作ったり、他の自然現象と矛盾しないか検証したり、それぞれの理論で差異の生じる実験を考えたり…つまり科学が必要になる。
任天堂のコントローラは世代を重ねるごとに普通になっている。 Kinect なんかもそうだけれど、野心的なインプットデバイスはどれも長期的には生き残っていない。なんと難しい分野か。
○ スプラトゥーン × スプラツーン
× トゥイッター ○ ツイッター
○ スパゲティ × スパゲチー
× ティーム ○ チーム
Inside Unreal Engine 5: how Epic delivers its generational leap • Eurogamer.net
なんとソフトウェアラスタライザ (on GPU). GI は screen space, signed distance field, voxel の合わせ技らしい。
QWERTY 配列を発案した人が現代に来たら驚くだろうな。
胃の位置がよく分かる一日だった。夜遅くに牛丼を食べるのはよくない。
「外に出たい」と「外に出るのが面倒くさい」は排他でない。
https://open.spotify.com/album/0JEfirLQoaO7Gkw44uZr2n
ゲーミングコントラバス。
少し前に、チャットなどでは最後に句点を打たないことが多いと知った。読点もあまり使わないらしい。全然知らなかった…。私はインターネットをコミュニケーションの手段として使ったことがあまりない。パブリックでないことが多い短文のやりとりの文化なんて知る由もない。
読点が必要ない簡潔な文章にして、複文は改行する。紙面の制約がないチャットではなるほど合理的かもしれない。書き言葉、話し言葉に対して打ち言葉という用語があるそうだ。書き言葉と話し言葉の違いはメディアとスピードの違いから来るものだろうから、打ち言葉が別に発生するのも理解できる。
実際に Twitter をぱらぱらみてみると、確かに最後に句点を打つ人と打たない人がいる。やはり世代との相関は高そう。サンプル数が少ないことを承知の上で書けば、 20 代以前はほぼ句点なし、 30 代がグラデーションになっていて 40 代以降はほぼ句点あり、くらいの印象。
調べている過程で知ったこと。そもそも句読点が日本語で使われるようになったのは 1890 年くらい以降らしい。単語間に空白を入れない言語で句読点すらないのは、ちょっと縛りプレイすぎではないか…。その名残りなのか、わりと最近まで手紙で句読点を使うのは失礼とされていたとか。
ゲームを楽しむ遺伝子が欠けているので、代わりにゲームのプレイ動画を見たり、ゲームについて熱く語っているブログを読んだりする。
自分より他人の方が物事をうまく楽めるなら、「楽しむこと」を外注するのも自然なことである。順調に自己が希釈されていく。まあ映画鑑賞なんかも、自分より物事をうまくこなす主人公を観て楽しんだりするわけだから、本質的には似たようなものではないか。そうでもないか。
あー、物理を間違えている。変位ではなく速度…??
低い音ほど遮音しにくいことは経験的によく知っているけれど、これ何でだっけ。
https://jp.yamaha.com/files/download/brochure/7/1103577/cefine_ns_2004.pdf
以下振幅を A, 周波数を f とかく。 Dr-等級線とやらの傾きが 6 [dB/oct] くらいだから…ええと音圧レベル差というのは 10 log_10(A)
か 10 log_10(A^2)
のどっちだ。引き算で dB SPL を計算できるのだから後者のはず…つまり A ~ f^(-1)
.
調和振動子の強制振動で、減衰項が小さく固有振動数から離れている場合 A ~ f^(-2)
. 減衰項が大きい場合 A ~ f^(-1)
. 減衰項が十分大きいと思っていいのだろうか。何か間違えている気がする。
Backlinks: [202005100]
.
リアルタイムチャットに適した短めの文体が使えない。むしろ推敲していない分長い文章になってしまう。
お金の額と、私にとっての価値は以下のようなグラフを描く (この記事は単なる手書きインライン SVG のテストである)。
(a) 衣食住に不自由しない
(b) (a) + 気兼ねなく書籍を買える + たまに PC 関係にお金を使える
(c) 一生衣食住に困らない (= 仕事を辞められる)
量産型会社員の給料はほぼ (b) と (c) の間に位置する (独り身の場合) から、金額とかどうでもいいのだよな。むしろ過剰に時間とお金を交換してしまったと憂鬱になる。
これはつまり静止画を適切に HEVC 動画としてエンコードすれば、サイズ減少 and/or 画質向上できるということか。
Keenan Crane - Monte Carlo Geometry Processing
世に受け容れられる変人と受け容れられない変人の違いが分からない。
「1 mm も分からん」とつい謎の単位を使ってしまいがち。せめて「1 bit も分からん」あたりにしておきたい。言明の情報量は全然変わってないけれど。
Computational Complexity: A Modern Approach
「風呂を洗う→湯を入れる→服を脱ぐ→入る」の手順を間違えて「服を脱ぐ→風呂を洗う→…」となることが多くて困っていたが、服を脱ぐ行為は他の全てと可換であり、何ら結果に影響を及ぼさないと気づき解決した。
最近は 100 kbps くらいの回線速度だとタイムアウトしてしまうサイトが多くて困る。このページも人のこと言えないけれど…。
室内で裸族の人は、ひきこもると不足しがちなビタミン D の産生量を増やそうとしている説。
粘り強く考えたけれど手も足も出なかった問題の回答を見たら、以前ほぼ同じ問題を自力で回答できていたとき!
むしろ前の問題の方が難しいしもうだめだ…。
1k 年くらい生きられないかなあ。そのくらいの時間スケールで世界を見られたら絶対楽しい。
まあ仮に 1k 年の寿命が与えられたら、たぶん今度は生物の進化スケールの寿命が欲しいとか言い始めるし、地球の (略) 太陽系の (略) 銀河系の (略) 宇宙の (略) 物理法則の (略) みたいな感じで際限がない。強欲。
100 年ほど主張するのが遅いが、 SI 接頭辞の優先順位は累乗より低い方が使いやすくないか。 (km)^2
より k(m^2)
. 100,000,000 m^3
とかアレだし、単位が複雑になるとけっきょく 1.4 × 10^-23 [m^2 kg / s^2 K]
などと書くはめになる。
せっかくならプランク単位系を…と考えてしまいがちだけれど、やはり人が日常で接するスケールでは桁が違いすぎて使いづらい。人工的な単位系の存在意義が人にとって使いやすいことだとすれば、フィートなんかは理にかなっている。
私はいまだにメートルの感覚をあまり正確に持っていない気がする。今、手で 1 m の幅を作って測ってみたら… 90 cm だった。あれ。意外と悪くないな。 30 s をストップウォッチで測ったら 33 s. どちらも 10% くらいの誤差か。思ったよりずっと正確。
多様性といえば、日本の森林のほとんどがスギかヒノキになっているイメージがあるけれど、
意外とそうでもないな。 1/4 も相当な量ではあるけれど。
「〇〇の分野には〇〇 (性格など) な人が多い」というような話をしばしば見聞きする。これ、その分野に適正のある人の傾向として理解されることが多いと思うけれど、分野の置かれている社会的状況も大きく影響している気がする。その分野の外からの人気であるとか、競争の激しさとか、自分に似た人を高評価しやすいため採用が偏りがちだとか。周りから影響を受けて表面上似たような振舞いになっている人もいる。
やっぱりそれは良くない。公平性などの問題ももちろんだけれど、きっと人の多様性が下がれば分野の多様性も下がる。「〇〇な人が多い」と感じたら少し危機感を持った方がいいと思う。
エラーバーを付けろおおおおおおお
フライトシミュレーターをプレイする度に、飛行機が着陸することが奇跡に思える。
Detectron2: A PyTorch-based modular object detection library
ディープラーニング以前のコンピュータビジョンの文献には、よく「一般物体認識は究極の研究目標の一つだ」と書いてある。私はもし一般物体認識が可能になるとしたら、レンダラを介して誤差最小化を行う高度な (今の感覚ではある意味で古典的な) 3D 形状推定アルゴリズムが必要で、その先にあるものだと思っていた。自分が生きている間にできる可能性は低いとすら思っていたけれど、恐ろしい。
一般物体認識はともかく、コンピュータビジョンの問題の多くは、人類が十分に賢ければ古典的手法の方が優れそうなものだけれど。その感覚自体がもう古いのだろうか。
「あつまれ どうぶつの森」の博物館はどうすごい? 一級建築士に聞いてみた|まいしろ|note
こだわり。
なぜダンボール箱といえばみかん箱なのか。
202002600 先日開発した地獄の遊びについて書こう。たまには長文 (当ページ比) を書こうと思い立っただけなので中身はない。
発端は、あるプログラムの挙動を人に伝えるためにデスクトップ画面をストリーミングしたことである。そのときはこの WebRTC のサンプルを利用したのだけれど、どうもあまりフレームレートが出ず見辛かったらしい。今考えるとこれは私が使っていた PC 側の問題なのだが、そのときは WebRTC での P2P 通信に失敗して弱い中継サーバーでも通っているのかと勘違いした。
そのときはとりあえず伝えることに成功したものの、もっといい感じにデスクトップ画面のストリーミング配信を行えるいい方法はないか調べ始めた。簡易的なお気軽スタンドアロン配信サーバープログラムをだれかが作っているかと思いきや意外と見つからない。考えてみれば相手の回線状況に応じて再エンコードなどを行わなければいけないし、簡易的なものでも作るのは大変そうである。結論としてはプライベートな配信であっても YouTube などの配信サービスを使うのが楽そうだということだった。
動画配信サービスへデスクトップ画面のストリーミングを行うプログラムは OBS Studio が定番らしい。実際に使ってみると適度にシンプルで、機能・性能・使い易さの三拍子が揃ったとてもよいプログラムだ。ウィンドウごとにキャプチャしてレイアウトを設定できる。フィルターをかけたりテキストを配置したり音声ソースを切り替えることも簡単にできる。一言でいうと VTuber がゲーム配信に使っているやつである。
せっかくなので VTuber っぽく画面端に 3D モデルのキャラクターを置き、フェイストラッキングして動かしてみた。かわいい 3D モデルと同期してキャッハウフフするなどいまさら珍しくもない。テストを兼ねて 1 時間ほど Blender でのモデリング作業を配信した (マイク無)。
YouTube Live にデータを流すと非公開であっても自動的にアーカイブが作成され、終了後すぐに動画を再視聴できる。確認がてら自分の配信を流していてふと気づく。他人のお絵かき作業配信などと同じ感覚で普通に観ていられるのである。モデリングしている最中は、細分割曲面の特異点に試行錯誤していてとても要領が悪いと感じていたけれど、いざ配信を見返してみると意外にサクサク進めているように見える。自分の作業を客観的に見直すのは思ったより面白い。
まあこれは 3D モデリング自体が仕事でも力を注いでいる趣味でもなく、片手間に取り組んでいるだけということも大きい (かけている時間は短くない気がするけれど)。要するに満足する閾値がとても低い。
そして何より画面端のキャラクターが首をかしげながら作業している感じがかわいい。バ美肉というほど大層なものでもない。使ったモデルは自作ではないし、配信時に自分の画面には表示されていないので、キャラクターを動かしているのが自分だという感覚もない。
かくして「非公開で視聴者 0 の VTuber 配信ごっこをして、自分で配信アーカイブを視聴する」という地獄の趣味が発生した。バ美肉も地獄という言葉を使っていたけれど、あれは全てを自ら創作する究極の創造的行為だし、視聴者との相互作用もある。対してこちらは生産性 0 の自分のうんこを自分で食うみたいな行為である。
まあ別に公開しておいてもいいけれど、ファイルパスとかに個人情報だだ漏れてるし、そもそも他人に見てもらいたいという欲求があるわけではないしなあ。
地獄のような遊びを開発してしまった。
Backlinks: [202002700]
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感染者の増加について一つ勘違いしていたことがある。それは「感染者の増加の度合いがゆるやかなとき、少し感染を抑えれば減少に転じられる」と考えるのは大きな間違いだということだ。単純なモデルで考えると、免疫を持つ人数が十分に少ないとき
感染者数(t) ~ exp(((基本再生産数 - 1) / 感染性を持つ期間) t)
となる15。つまり同じカーブを描いている状況でも、感染性を持つ期間の長い感染症ほど基本再生産数 (以下 R0) が大きい。一方で人との接触を避けるなどの対策は、 R0 に係数がかかる形で効く。
どういうことか。「1 日間感染性を持ち、感染者 1 人が 2 人に感染させる感染症」と「100 日間感染性を持ち、感染者 1 人が 101 人に感染させる感染症」は同じ感染者数のカーブを描く16が、減少に転じさせるためには後者の方が 50 倍強い対策を必要とする。
もう一点、初期の感染者数データだけから R0 を推定するのは不可能であることも分かる。遅れを考慮に入れたモデルでは潜伏期間なども指数係数に影響を与える。推定において多数のパラメーターが縮退している。
そもそも SIR 系のモデルは定性的な振舞いを再現するにはシンプルで良いものの、現実のデータから R0 を必要な精度で推定するのに使えるか怪しい。感染期間に限らず一定割合で治癒するという仮定はどの程度妥当なのだろう。確率的ゆらぎは振舞いを大きく変えないのか。それらを考慮に入れたモデルはもちろんあると思うけれど、今度はパラメーターの数も増える。
専門の人は様々なデータを組み合わせて推定しているのだと思う。対策に役立てられる精度を出すのは大変そうだ。
X 日後に必ず治るというモデルではないので、「感染性を持つ期間」という用語には注意が必要。
上と同じ理由で順次離散的に計算した結果とはズレる。
やる気がマイナスから 0 付近まで浮上した。
ファイル:Toyama Airport 001.jpg - Wikipedia
TOYOTA にしか見えない。
不要不急の外出を控えてひきこもっていれられるのは、読書やらゲームやら室内で楽しめる娯楽が山ほどあるからだ。生活に必須でない娯楽が生活に必須でない外出の自粛を支えている。
と思ったが読書もゲームもしていないな。もともと何もしていない虚無の時間が長い。
読み仮名データの促音・拗音を小書きで表記するもの - zip圧縮形式 日本郵便
202001900 データがあったので調べてみた。 2020-03-31 現在、郡を省略して曖昧になる住所はない。
余談ながら、複数回の合併の結果なのか「A 県 B 市 C 町 D 町 E」という住所が稀にある。もともとは「A 県 D 町 E」だけで自然に通じたのではないか。この「町」が市区町村由来の町なのか名前の一部 (「町田」みたいな) なのか判別しづらいので、間違いかもしれないけれど。
住所から郡を省略して曖昧になる場所はあるか。
Backlinks: [202002000]
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Blender の copy rotation constraint の space が分からない。
What is different Local Space and Pose Space ? - Animation and Rigging - Blender Artists Community
車で移動してマイナーな山にでも登るか。
しかし旅行客によって感染が広がるのは間違いなさそうだけれど、旅先で人と長時間話す機会がそんなにあるのか少し不思議である。私はいつも「(宿を) 予約した〇〇ですけど」くらいしか発話しない。短い会話、公共交通機関や飲食店などで感染する確率が低くないのか、それともみんな旅先で濃厚接触しまくりなのか。手洗いが効果的ということは物を介した感染が少なくないのかもしれない。
改善できる点はまだ山ほどあるが一旦表に出そう。
社会的ひきこもりだけれど空間的ひきこもりではない。
私はたぶん先天的にゲームの面白さが分からない人種である。リアルタイムで動く綺麗なグラフィックや音楽といった要素は大好きなので、横で観ている分には楽しめる。しかしいざ自分でプレイすると、ゲーム本来の要素——パズル、アクション、対戦、作業などなど——がただひたすらに苦痛でしかない。そもそもインタラクティブ性自体が面倒くさい。
葉桜に雪に無人の街とか、予告編だけキャッチーな映画のよう。
Wikipedia:百科事典向け写真撮影のガイド/がんばっても無理 - Wikipedia
タイトルがひどい。
肯定のうなずき・否定の首振り・疑問の首かしげ動作は、直交した三軸の頭部回転に対応していて合理性が高い。
いや、合理的か? 肯定・否定は排他だから、独立した自由度を与えてしまうのはもったいない気もする。
人類の七割くらいがどうぶつの森をプレイしている。みんな意外とゲーム専用機を持っているのだなあ。
「…が好き」の「が」がいまだに謎である。「を」ではないのか。一度ちゃんと日本語を勉強すべき。とりあえず日本語文法の教科書を注文した。
Implied bounds on nested references + variance = soundness hole · Issue #25860 · rust-lang/rust · GitHub
Rustのunsound hole issue #25860を理解する - Speaker Deck
fn foo<'a, 'b, T>(_: &'a &'b (), v: &'b T) -> &'a T { v }
こいつは &
の共変性から 'b: 'a
と推論されて型チェックが通るが、関数の部分型判定時にはこの推論が考慮されないことが問題…なのかな。
春分点。