てがみ: qatacri at protonmail.com | 統計 | 2020

202027401

単純に発熱するタイプの暖房器具の効率は、空気への熱抵抗を下げてもあまり変わらないし、室内の温度にも左右されない (発熱部分の温度が下がって黒体輻射の量が減る効果はあるけれど、ほとんどは室内で熱に変わっていると思う)。たとえば発熱部分にフィンを取り付けて大量に空気を送り込んでも、効率は良くならない。

一方で、エアコンのような熱を移動させるタイプの暖房器具の効率は、熱抵抗や室内の温度に左右される。エアコンを使っている環境でサーキュレーターなどを導入すると、単に天井を床の寒暖差を少なくする以上の効果が期待できる…かもしれない。空気が循環すると室外への熱抵抗も下がる気がするので、そんなに単純ではないかもしれないけれど。