農業は機械によって手作業とは比べ物にならないほど効率化され、少人数で大量の作物を栽培できる。でもその機械を作るのに、鉄鉱石の採掘から始まり完成までたくさんの人が作業している。現代なら設計にはコンピューターが使われていて、半導体やソフトなど、こちらもたくさんの人が作業している。もちろん肥料や農薬もそう。
これって全体で収穫量あたりの労働量はどのくらい減っているんだろう。もちろん半導体やらなんやらは農業だけに使われるわけではないので、「ある製品に費やされた労働量 × それが農業に使われる割合」の合計を計算することにする。農業の規模によって全然変わってくるので、あまり意味のある数字は出ないか。