生物に死ぬ機構が備わっている理由は、進化のために必要だったり、哺乳類のような複雑な生体を維持できる期間に限界があったりするからだと思うけれど、老化よりましな方法にできなかったのかと思ってしまう。子孫を残した後の死に方など、進化にほとんど影響しないから仕方ないのかもしれないが。
まあ仮に老化せず、ある年齢でぽっくり逝く機構になっていたとしたら、おそらくそのしきい値はヒトだと 30 .. 40 歳になる。現代の (先進国に住む) 人類が平均年齢 80 歳を実現しているのは、ある意味で老化システムのおかげかもしれない。それにその機構が外科的に取り除けるものだったら大変だ。