漫画などで年配のキャラクターが「わし」という一人称を使うことがある。実際に私の祖父は一人称に「わし」を使っていて、何歳から一人称を切りかえたのか子どものとき疑問に思っていた。
Web で検索してみると、年配者が使う一人称という説明以外に「西日本で使われる方言で、年齢に関係なく使われる」という情報も出てくる。つまり私の祖父は子どものときから「わし」を使っていて、方言が廃れていった結果、年配者だけが使う状況になった可能性がある。もとから年配者だけが使う地域があるのかは分からない。また、年配者に限定しても東日本では「わし」を使わないようだ。
どちらにせよ、年配者だけが「わし」を使う (地域, 時期) は限られる。漫画などで定番の表現になったのは何らかの作品が広めたと考えるのが妥当で、その作者は西日本出身だということになる。はてさて。