てがみ: qatacri at protonmail.com |
統計 |
⟨ 2020 | root | 2022 ⟩
寝落ちしたことがない。何かしている最中に寝てしまうという状況が想像できない。
macOS on M1 のページサイズは 16 KiB なのか。ファイルシステムのブロックサイズも 16 KiB に合わせてあるのかな。
Vector Field Processing on Triangle Meshes
非型テンプレートパラメータとしてクラス型を許可する - cpprefjp C++日本語リファレンス
C++-latest の仕様は主観的にはバカでかいと感じるけれど、たとえば Rust も決して言語仕様がコンパクトという感じではない。実際のところ C++ の仕様はどれくらい大きいのか。
面白い資料を見つけた (URL を見て気づいた。 Graydon Hoare による資料だ)。
21 compilers and 3 orders of magnitude in 60 minutes
clang のソースコード行数が 800k (C++), swiftc が 530k (C++), rustc が 360k (Rust) らしい。記述言語の違い、ソースレベルの最適化、テストの充実度などの差は当然あって細かい数字に意味はないけれど、 C++ の言語仕様だけが桁違いに大きいわけではないのかな、と思う。
C++ の言語仕様の進化で不要になったテクニック (SFINAE を使ったトリックとか) はいくつかあるけれど、不要になった言語機能は何があるんだろう。
図 6 の平均同期誤差のグラフに符号があるけれど、これは mean |Δ|
ではなく mean Δ
なんだろうか。仮にそうだとすると、ゆらぎに対してオフセットがかなり大きい。メトロノームに合わせる実験とはいえ、何か音楽的に意味のあるオフセットの可能性はないのかな。
L だけにハムノイズが乗るのは何が原因なんだ。
濃いみそ汁は血管にダメージを与える美味しさ。
5 kg の米が枕にちょうどいい。ポリ袋のガサガサ音がちょっとうるさいが。
まあ米だと虫が沸く可能性があって実用的ではないが、やたら重い枕は意外と需要があるのではないか。
202136000 これを書いた直後に検索をかけてみたら、どうも「令和 3 年」の意味っぽい。すぐ下の精米時期は西暦って一体どんなセンスなんだ。
スーパーで適当に米を買ったら、「03 年産」と書いてあってビビっている。精米時期は 22-03 と記載されているので、売れ残りを買ったわけではないらしい。そんなに古い米が流通しているとは。
Backlinks: [202136001]
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π の日はあっても e の日はない。
都市部の渋滞を見ていると、密度過密で効率が落ちているように感じるけれど、実際のところどうなんだろう。渋滞しない程度に都市をスケーリングしたとして、移動にかかる時間は減るのか。
図 2 に密度 - 流束の実データがある。ちょっと考えると、プロットがフラットなときスケーリングに対して移動時間が不変になると分かる。つまりこのデータから「渋滞が発生しないぎりぎりのラインが移動時間最小の都市スケール」といえる。
ただ、渋滞の発生している都市が「最適な都市スケールを超えている」のか「都市の規模に対して交通網が貧弱」なのかはまた別の問題。
「ちょっとモデルを表示するためだけにバカでかい汎用ゲームエンジンなんて使ってられるか」とフルスクラッチでコードを書き始めたりするのは、 C に移行しなかったアセンブリプログラマと同じ道を辿っているのだろうか。アセンブリによる人力最適化を極める人がいてもよくて、それはそれで素晴らしい。しかし私は別に凄腕グラフィックスプログラマではないし、極める気もない。単なる時間の無駄である。
目が! 目が! (花粉)
しかし花粉症は話のネタにしやすい病気として優秀である。
まあ症状の重い人は生活に支障が出るレベルなので (私も軽くはない。一時期はこの重症度分類で最重症だった。「鼻をかむ回数」とか基準にあるけれど、そもそも鼻が完全に閉塞してしまってかめない)、あまり軽々しくネタにすると怒られるかもしれないが。
ぽかぽか陽気アクセル vs 花粉ブレーキ
最近「とりあえず触ってみる」的なフットワークの軽さを喪失していて非常によくない。
ミドルクリックが苦手で、どうしても同時にホイールを回転させてしまう。
室内にいると花粉の影響が少ないのは何故なんだろう。換気口にフィルターでもついていない限り、花粉密度は室内外であまり変わらない気がするけれど。
周知のようにスギは風媒花であり,山間部での上昇気流に乗り飛散する.しかしながら,その粒径は 15 ~ 50 μm 程度で平均粒径が約 30 μm となることから,常に大気中を浮遊している粒径 10 μm 以下の浮遊粒子状物質とは異なり,風が弱いと落下する.このため,スギ花粉の飛散距離は数十 km とされている.
スギ花粉の終端落下速度は 30 mm/s くらいらしい (Fig 1.b)。へー。
世界でもめずらしい!?日本の気候 | 日本の住まいと断熱 | 断熱のすすめ | ネオマフォーム・ネオマジュピー・ネオマゼウス【旭化成の断熱材】
「湿度 - 温度」のプロットが面白い。気候の特徴を表すのに最適では。
空を飛べなくなる夢を見た (空中で平泳ぎするとぎりぎり空を飛べる世界)。仮に空気の粘性が水と同じで密度は空気のまま、つまり浮力はほとんど働かない状態だったら、平泳ぎで重力加速度に勝てる可能性はあるんだろうか。
追記: できるわけないな。浮力の働かないプール的な状況を考えたかったが状況設定が間違っている。うーん。
好きな小説家が日記を書いていて、ファンなので当然読むわけだけれど、最近「これはちょっと作者に近づきすぎかな」と感じることがある。内容は面白いし人柄も好きなのだけれど、作者の情報が増えすぎて作品を純粋に楽しめなくなるかもしれない、という不安が頭をよぎる。
人と、その人が創り出すものの独立性は分野によって大きく違う。科学技術なんかは独立性が高くて、学者の人格がどうであろうと、その人の創った理論には影響がない。 H*ns R*iser が人殺しでも reiserfs そのものの価値が下がるわけではない (開発は滞るし一緒に開発したくはないけれど)。小説も理想的には作者と独立に評価されるべきとはいえ、現実的にはなかなか難しい。
ただ、独立性が高いということは、創作物に創作者固有の要素が残らない、ということでもある。アインシュタインの一般相対論は、アインシュタインがいなくてもいずれ誰かが必ず創り出す理論である。誰が創り出そうと内容は同じで、せいぜい表記法くらいしか違いはない。その普遍性こそが自然科学なのだけれど、見方によっては残酷なことだと思う (まあ物理の基礎方程式は極端な例で、実際には個性の強い理論もたくさんある)。
物理の方程式や数学の定理は発見者の名前で呼ばれているものが多い。これはその残酷さの影響なのかな、と思ったりする。
ミーティングの音声など、あまり高品質で繊細に音を拾われるのも面倒なときがある。モノクロ写真の粒状ノイズのような「不快でない音の情報量の落とし方」があると嬉しい。
音楽的な用途にも使えそう、と思ったが、テープシミュレータなんかはそれに相当するか。
202135100 映画に音楽をつけて感情を揺さぶったりするのは、人の脆弱性を突く良い応用例か。良い例か自信がなくなってきたが。娯楽は多かれ少なかれ脆弱性を突いている。
202135100 しかし良い応用が難しいのは悪いことではないのかもしれない。例えば「沈んだ気分を好転させる方法」とか「やる気を出す方法」があったとして、それは麻薬や覚せい剤とあまり変わらないのでは、という。
心理学実験などの話を読むと、人は無意識のうちに (本来影響を受けるべきでない) たくさんのものに影響されていて、非合理的な判断をしている例が山ほど書いてある。再現性が低いという話はあるにせよ、人の判断にある種の脆弱性があるのは間違いない。
この脆弱性があまり宜しくない方に応用されているのはよく見かける。不動産会社にある物件を見たいというと、「ついでだから」ともう二つくらい物件を回って比較基準をうまく操作する。ギャンブルでの射幸心の煽り方、宗教やマルチ商法の勧誘などなど、例を挙げればきりがない。
ではこの脆弱性の良い応用例はないか。残念ながら悪い応用ほど効果的なものは少ないようにみえる。それどころか知識があり、自分が今非合理的な行動をしていると認識できても、舵の向きを変えられないことはある。物事を先延ばしにする人はそれを合理的な行動だと思っているわけではない。プラスに応用するどころか、マイナスをゼロにすることすら難しい。
つまりどういうことかというと、明日がデッドラインなのにこんな文章を書いている場合ではない。
Backlinks: [202135102, 202135101]
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肌感覚のあるスケールを考えてみると、時間が 1 [ns] .. 100 [yr], 空間が 100 [pm] .. 10 [Mm] くらいか。人類史・地球史・天文学あたりに相当するスケール感覚が全然ない。
自分の欠陥との付き合い方が年々下手になっている気がする。単に欠陥が悪化しているのかもしれない。
「パセリ」の綴りは "parsley" だと知る。パセリはセリ科らしいが、もしかして日本語の発音は「セリ」に引きずられたのだろうか。深読みしすぎか。
自分のある趣味嗜好が先天的なものか後天的なものか気になることがある。
202134601 YouTube で "n-body" で検索すると、銀河っぽいものができるシミュレーションの映像がいくつか引っかかる。
これらの多くは nVIDIA のデモプログラムをベースにしているようで、 "velocity damping" と "softening" というパラメータがある。 softening の方は何かというと、重力を vec{r} / (r^2 + ε)^(3/2)
にする。これらは先に書いた力が発散する問題への対処なのだけれど、シミュレーションの定性的な性質を変えそうで、真面目な重力多体問題の計算になっているか謎である。
Barnes-Hut Treecode, NBODY software distribution home page
…と思ったけれど、これにも softening が入っている。真面目な計算にも使われている方法なのか。問題ないのかな。うーん。
どうもこの式は Plummer softening と呼ばれていて、質点ではなく Plummer model という球状星団の密度分布を仮定した場合のポテンシャルに相当するらしい。だから何なんだという気もしなくもないけれど、いちおう対応する物理モデルはあると。
Towards optimal softening in three-dimensional N-body codes — I. Minimizing the force error | Monthly Notices of the Royal Astronomical Society | Oxford Academic
How gravitational softening affects galaxy stability I. Linear mode analysis of disc galaxies
純粋な重力多体系の問題として、銀河があって銀河団があって、みたいな構造は過渡的なものなのか、それとも t → ∞
で保たれるのだろうか。別に現実の銀河などを模していなくても良くて、「重力多体問題の解として、ある種の階層的な構造は安定なのか」という疑問。高校生のときに重力多体問題のプログラムを作って遊んでいたときからの疑問で、それから一切知識が更新されていなくて自分でもびっくりする。
もちろん当時の疑問はそんな高尚な形 (?) ではなかった。ランダムに質点をばらまけば、質点同士が引かれあって勝手に銀河のようなものを形成すると思っていたのに、実際に走らせてみると集まるどころか拡散してしまった。これはプログラムが悪いのか? それともそういうものなのか?
当時書いたプログラムに問題があって、それが拡散の一因になっていたのは間違いない。素朴なものであれば一見簡単そうな重力多体問題の数値計算には、「粒子が近づくと力が発散する ⇒ 誤差が発散する」という厄介な問題がある。いわゆるスケールフリーなので、十分時間刻み幅を小さくすればいい、とはならない。この問題自体には気づいていたのだけれど、よい対処法が分からなかった。これには何かエレガントな方法があるわけではなく、「質点ごとに可変の刻み幅で計算する」、「二体問題としてよく近似できる場合は解析解を使う」などの対処をするらしい。
しかしそれはそれとして、正しく計算したらどうなるかは疑問のまま残った。そもそも全系のエネルギーは保存していて、たとえば二体なら永遠に楕円軌道を回り続ける。「引かれあうから凝集するだろう」という素朴な推論は乱暴すぎる。銀河のような構造は純粋な重力多体問題の解として形成されるのか、それとも衝突や何らかのエネルギー散逸などを考慮して初めて形成されるものなのか。
Backlinks: [202134700]
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何かここに書こうと思って「もしかして以前に似たようなことを書いたかな」と検索してみるとだいたい引っかかる。私の脳の履歴バッファサイズは 2 年くらいと推定される。バッファサイズは意外とまともだが、 2 年前から思考プログラムとデータがアップデートされていないのは問題である。 2 年前の文章なんか恥ずかしくて読めないくらいになっていてほしい。
CPU の対消費電力性能を示すのに performance/watt が使われることがあるけれど、少なくともシングルスレッド性能の比較には不適切だと思う。クロックに対して消費電力は 2 乗だか 3 乗だかで増える。
「油を引く必要はない」と書いてある冷凍食品を焼くとだいたい焦げ付く。
自転車のタイヤ径が他の乗り物に比べて大きいのはなぜか。「相対的に転がり抵抗が大きいので減らしたい→タイヤを細くする→クッション性が下がる→段差走破性能を確保するためタイヤ径を大きくする」みたいな感じかと考えてみたけれどよく分からない。慣性モーメントはあまり関係ない気がする。
逆らしい (実際は幅に合わせて圧力も下げるのではないかと思うが)。
Mellotron Tape Return - YouTube
ループしたテープが常に動いているのではなく、毎回巻き戻される仕組みなのか。考えてみればアタック部分なしでフルートの音がフルートの音に聞こえるはずはない。それにしても壊れやすそう…。
コンウェイのライフゲームには、複雑なプロセスが続く初期値が存在して1、それを具体的に作る方法も知られている。でも、初期値を手で適当に、あるいはランダムに設定したとき、そういうパターンになる確率は非常に低い。しばらくは複雑な挙動をするものの、ほとんどは最終的に短い周期のくり返しに落ち着く。これは他のセルオートマトンでも似たような感じだと思う。
私は今までこれをあくまでセルオートマトンの現象だと思っていたけれど、この世界も似たようなもので、いずれ定常状態や単純な周期状態に収束する過渡的な状態かもしれないのだよな。実際に物理の方程式の最も安定な解は多くの場合単純なわけだし (ここで脳内に住んでいる色々な分野の人から無限にツッコミが入る)。
チューリング完全なので。チューリング完全性が複雑なプロセス存在の必要条件なのかは知らない。ドライにいえば「複雑さ」の定義の問題ではある。研究はたくさんなされていると思うので、気が向いたら読む。
有罪の確定していない被疑者が実名報道される理由が分からない。
一瞬だけやる気になった中国語の勉強を順調にサボっていて、今覚えている単語で言える文章が「我是猫吗? (私は猫ですか)」くらいしかない。私は自分が猫か猫でないか知っているので "This is a pen." より使い道がないし、そもそも日本語話者なら勉強しなくても意味は取れる。
2022-02-22T22:22:22 を無意識に過ごしてしまったことに気づき、「グレゴリオ暦の十進数のゾロ目に意味を見出すなんてくだらない」と自分を慰めている。
加湿器を買わなくても風呂に水を張っておけば十分効果があるのでは、と思って試してみたが、驚くほど効果がない。
202133600 の現象を「買い物記憶ヒステリシス」と呼んでいる。
私は乗り物酔いに強いけれど、これは平衡覚が鈍感だからだと思っている。食の好き嫌いが比較的少ないのも、味覚が鈍感だからだと思っている。
レオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプターの図をみるたびに「ダ・ヴィンチほどの天才が『台座が回転してしまう』問題に気づかなかったのか」と疑問に思う。これは現代人の感覚なのだろうか。気づいていたのかもしれないが。ちょっとした落書きに 500 年後の未来人からツッコまれるとは天才も大変である。
昔どこかで読んだ「ソムリエと普通の人とで香りを識別する能力は変わらない。たとえば香り X, A, B を提示されて、 X = A ≠ B か X = B ≠ A かを解答する問題の正答率は同程度である。違うのは香りを記憶し、分析・判断できる能力である」という話が印象に残っている (出典失念かつ記憶がおぼろげなので、そういう傾向があるというくらいに読んでほしい)。余談ながらヒトの色覚はだいたい 3 次元、味覚は 5 次元である一方で、嗅覚の次元は 400 くらいらしい。
これはたぶんソムリエに限らない一般的な話である。画家は視力が良いわけでも色差の識別能力が高いわけでもない。楽器経験者と未経験者で、音のピッチ差やタイミング差の識別能力に大きな違いはないらしい。しかし両者が同じ対象から得る情報量には圧倒的な違いがある。練習で向上するのはセンサー性能ではなく情報処理能力である、という当たり前のことかもしれないけれど。
記憶力が低下するなら、固定観念とか先入観みたいなものから消えてくれればいいのに (ゴミ袋を買うのを何度も忘れたあと、今度は買ったことを忘れて無限にゴミ袋を買ってしまうフェーズに移行した)。
Backlinks: [202133901]
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視聴無料・広告収入という形態はラジオやテレビが初出なんだろうか。放送には高価な機器が必要なのに「広告収入だけで収益を得る」と説明して周りの理解が得られた気がしない。新聞や雑誌などで大規模な前例があったんだろうか。別に前例が広告収入「だけ」である必要はないか。
沖縄などからサツマイモを持ち出すのは禁止なのか。知らなかった。
しかし 1 年くらいでぬるっとできるようになる人もいる中で、断続的とはいえ 10 年以上かけてまともなレベルに到達できないのは、さすがに素質のせいにしても許される気がする。
ヒトの感性に依存する創作物のバランス調整をしていると、どうしても煮詰まってくる。たぶん局所解に陥っていて、細かくパラメーターを詰めても無駄なのだ。パラメーター変化に対してピーキーになっている時点で失敗している。
自然言語で "and" か "or" のどちらが適切か分からないことがある。 "A of B" か "B of A" のどちらが適切か分からないこともある。「リンゴのほぼすべて」と「ほぼすべてのリンゴ」とか (この例はちょっと特殊かもしれない)。
以前も書いたけれど、たまに夢を頻繁に見る (覚えている) 時期が訪れる。
他人の夢の話はつまらないという。そんなの夢の内容と話し手によると思うけれど、まあ傾向としてはあるし、夢を見た本人が体験した面白さが 100% 伝わっていることはたぶんない。これは夢の面白さがストーリーではなく映像的、感覚的な部分にあるからだと思う。
では絵や映像に起こせば面白いのか。仮に絵の技量があったとしても、いざ描こうとすると肝心な部分が曖昧で苦戦しそうな気がする。観察の解像度も絵の技量の一つだと思うので、それを持ち合わせていない私には判断できないけれど。
人類はいつになったら「明日から頑張る」問題を解決できるのか。一か月間ずっと明日から頑張っていたので、そろそろ明日から頑張ることを休んでいいと思う。
絶対量ではなく私の主観とのずれで、ヒトの呼吸による CO2 排出量は意外と多い。運動による増加量も多い。
METsとは?|松本協立病院
スポーツ庁 Web広報マガジン|「運動強度(METs)」で見る、効果的な身体活動は?
安静時を 1 として、デスクワークで 1.5, 炊事洗濯で 2.0, 登山で 6..8 くらい。もっと待機電力的な消費エネルギーが支配的かと思っていた。
Universality of distribution functions in random matrix theory
Random matrix theory: Dyson Brownian motion
CO2 モニターを見ていると、「ちゃんと生命活動している。すごい」と自尊心が少し回復する。しかし値は生命活動量より、屋外の風速に大きく影響されている気がする。
[PATCH v12 0/2] C.UTF-8
Proposals/C.UTF-8 - glibc wiki
現代でも布が基本的な防寒具なのは驚くべきことであるな。
【インタビュー】【羽生善治×永瀬拓矢】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
The Kontakt Script Language - Native Instruments
202132203 気になったので測位の状況を確かめてみた。 30 m くらいオフセットしている。それでも当該のコンビニにはかなり距離があるけれど…。利用している衛星は 10 機くらい (らしい by GPSTest)。もう少し良い精度が出るものだと思っていた。うーん。
WiFi Analyzer を使うとアクセスポイントからの距離が表示される。信号の減衰量から推定しているにしては精度が高すぎるし、 time-of-flight にしては低すぎる。第一 Wi-Fi にそんな機能はないだろうと疑問だった。調べてみると、 2016 年に規格ができて普通に ToF らしい。
Wi-Fi location: ranging with RTT | Android Developers
802.11mc: Wi-Fiを利用したクライアントの位置測定 - 半導体事業 - マクニカ
Google ロケーション履歴が年単位で自宅を近くのコンビニと誤認識しつづけていて、 1 日 20 時間コンビニに居座る人と認識されている。近くといっても 1 ブロックくらい離れていて、スマホの測位精度で誤認識する距離とは思えないのだけれど。謎。
Backlinks: [202132500]
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頭の隅で気になっていた問題 (半平面のディスクレパンシの計算) が、トイレに放置していた計算幾何の本に一章を割いて載っていた。少しホッとする。問題の自明さにビビりながら生きている。
ざっくり 1/30 [deg/year] くらい。思いのほか動いている。
この世の中に正規分布するものは無数にあるけれど、正規分布の形そのものが物理的実体として表れることは少ない。私は人為的に作られた器具以外で見たことがない。少し意外な気もする。
木の細胞の大半は死んでいるのか。知らなかった。
比喩の「腐ったミカン」は周りも腐らせるという意味で使われるけれど、実物の腐ったミカンが無傷のミカンを腐らせることはあまりない気がする。単に近くのミカンも損傷している確率が高いだけのような (カビたミカンを食べるか悩みながら)。
しかし生物について少し無知すぎる。果物の細胞はこれ生きているのだよね?
「地鳴りのような音」という表現をたまに使うし具体的に想像できるが、たぶん本当の地鳴りは聞いたことがない。この想起される音は何なんだろう。映画の効果音か何かだろうか。
新幹線から見えたすき家でカレーを食べてみる :: デイリーポータルZ
銭湯の鏡に広告を出した話 :: デイリーポータルZ
いくらでも時間が潰せる離島の事典「シマダス」の最新版が15年ぶりに出た :: デイリーポータルZ
どうも以前は意識せずにできていた動作ができなくなったので原因を追求する。「小指と薬指を握った状態で手首の力を抜く」動作が非利き手だけできなくなっている。なぜいつの間にかできなくなっているのかも謎だけれど、どう練習していいのかも謎である。
何か始めるときに目標を立ててしまうのは悪い癖かもしれない。目標の設定が適切でないとき、鉱山を木の棒で採掘するようなことを延々としてしまう。木の棒でもまったく採掘できないわけではないのが質が悪い。
容量が足りなかったりコントローラがなかったりで、一年くらい前に買ったまま眠らせていた Microsoft Flight Simulator で遊ぶ。
飛行機 (旅客機) は安全な乗り物だと言われるけれど、それはパイロットの技量込みでの話である。当然ながら誰が運転しても安全なわけではない。その証拠に私はプロペラ機もジェット機も 2 日で 50 回以上墜落させた。おかげで少しづつ着地できるようになってきたけれど、実機での練習はどんな感じなんだろう。
ICON Aircraft | Maker of the ICON A5 Amphibious Airplane
この機体がちょっと楽しい。空を飛べて海にも陸にも着地できるのは、体験してみると無敵感がすごい。 light-sport aircraft という区分の機体で、アメリカでは 20h で免許が取得できるとか。免許不要の ultra-light plane (これは日本にもある) の上位版みたいな感じだろうか。
床を掃除すると、たまに謎のネジや破損した部品が見つかる。白物家電と PC くらいしか機械的なものはないのに。
正常に表示できるのか気になったのでテスト。ちなみに答えは知らない単語だった。
Wordle 223 6/6
⬜ ⬜ ⬜ ⬜ 🟨
🟨 ⬜ ⬜ ⬜ 🟨
⬜ 🟩 🟩 ⬜ ⬜
🟩 🟩 🟩 ⬜ ⬜
🟩 🟩 🟩 ⬜ 🟩
🟩 🟩 🟩 🟩 🟩
Twitter は emoji を自前で SVG に置きかえている。 Firefox で試しているときに知ったが、このアートワークは MIT ライセンスで公開されていて、 Mozilla が OpenType フォントに変換して利用したりしている (恐ろしいことに OpenType には SVG で記述されるグリフを含められる)。
GitHub - twitter/twemoji: Emoji for everyone. https://twemoji.twitter.com/
GitHub - mozilla/twemoji-colr: Twemoji font in COLR/CPAL layered format
しかし colored font への対応がここまで進んでいる (しかもかなり前から) のは意外というか不思議というか。foot でも表示されているが、これは FreeType が対応しているのだろうか。 emoji 対応のために XML パーサやら SVG ラスタライザを追加したの? 正気?
水道のコストパフォーマンスはすごい。
なんとなく MIDI ダンパーペダルに足をのせて作業していたら、適度なバネによって大振幅で絶え間なく貧乏ゆする現象が発生した。カウントしてみるか。
水道が止まった。
GitHub - sgossner/VCSL: Open CC0 sample library.
GitHub - sgossner/VSCO-2-CE: An open-source orchestral library
SADIE | Spatial Audio For Domestic Interactive Entertainment
OS によって数値計算のパフォーマンスが異なる理由を分かっていなかった、というかベンチマークがいい加減でコンパイラや libm を統一できていないだけで、 OS による差なんて存在しないと思っていた。論理アドレスを物理アドレスにマップするときの連続性に差があるらしい。 4 KiB のページがばらばらに配置されたとして、そんなに差が出る理由がよく分からないが (けっきょく分かっていない)。
The McGurk Effect / マガーク効果 - YouTube
こんなに視覚に左右されているのか。
【空の不思議】コックピットでも見たことない不思議な現象😲✈#shorts @空ぶらちゃんねる - YouTube
なんだろうこれ。
Tritone paradox - Wikipedia
Tritone Paradox - YouTube
たまに Web で英語の語彙数推定テストを受けてみるが、ずーっとネイティブ 5 歳児相当 (≃ 6k) で止まっている。就学できない。
語彙数を別にしても、最近どうも英文を流し読みする癖がついてしまってよくない。この「流し読み」は日本語の流し読みとは違い、本当に目が滑っているだけである。
パンやうどんを食べるとき、小麦を刈って脱穀して挽く様子を妄想する癖がある。製粉方法は風車。
最終処分及び浸出水処理 - 環境技術解説|環境展望台:国立環境研究所 環境情報メディア
埋立廃棄物の安定化メカニズムの把握と科学的評価研究から|環境儀 No.24|国立環境研究所
研究者に聞く!!|環境儀 No.24|国立環境研究所
人力二分探索をする機会はよくあるけれど、たいてい途中で間違えて区間を適当に伸ばすはめになる。ノイズがある場合の二分探索について知っておく必要がある。素朴に区間の存在確率を持っておいて、一番大きい区間を分割していくと O(log^2(N) * f(間違える確率))
くらいか。いやこれは正しくないな。同じ確率で幅の違う区間があったら、幅の狭い区間を探索すべきだ。ええと...。
「運動エネルギーは速度の二乗に比例するから速度の出しすぎは危険」という話を見るたびに漠然と疑問に思っていたこと。衝突時のダメージ的な量がエネルギーだけの関数になることは一般に言えるのか。運動量に比例するとか m v^3
とか m^2 v
の関数になる現象があったりはしないの?
いろいろな文字があって楽しい。ふにゃふにゃしている文字の大部分は南・東南アジア系なのかな。
これは気圧変化のピークをちゃんと取れているんだろうか。
日本の気候 | NHK for School
自然草原植生の温暖化による変動
日本の植生 | 東北大学植物園
現存植生・動物の分布
雪が多く降る地域の特徴はおおまかに高緯度・高標高・高湿潤の三種類あって (非排他)、雪国といっても感覚がかなり違うのではないかと思う。北陸によく設置されている消雪パイプは北海道では機能しないだろうし。
「循環透明人間世界」というものを考える。たとえば三人の人間がいて "A → B → C → A" のような可視性を持つ、循環を許すが直接の双方向通信ができない世界。
MobileHackerz再起動日記: お小遣いで自分だけの秘密基地をつくろう:土地を手に入れる篇①
Compare the Climate and Weather at Kagoshima Airport and Tokyo International Airport - Weather Spark
東京と鹿児島の気温がここまで変わらないのは何故なんだろう。海流の影響などだとは思うけれど。
202031402 と 202129201 で、ほぼ同じ書き出しというか全文ほぼ同じで「雪が降ってくるとテンションが上がる」という話を書いていて、雪が好きすぎだし記憶力がやばい。しかし寒いのは苦手なので夏に雪が降ってほしい。
Some People Can Make a Roaring Sound in Their Ears Just by Tensing a Muscle
Tensor tympani muscle - Wikipedia
これから特技を訊かれたら「鼓膜張筋と口蓋帆張筋と耳介筋を意識的に動かせます」と答えよう。私はどれも左右独立には動かせないけれど、できる人もいそう。
WiFi キーボードと WiFi マウスがほしい。あらゆるデバイスはネットワークにぶら下がって、多対多で PC と繋がってほしい。複数の PC も持っていなくても、たとえばスピーカーを PC とスマホで同時に使いたい、ということはあるはず。
設定? 認証? シリアルコンソールの端子でも出しておいて。
離散系の問題やアルゴリズムへの苦手意識がずっとある。いや、連続系のアルゴリズムへの苦手意識も強いけれど、ええと…。たとえば目の前に線形代数の枠組みで素直に解決できる問題があったとして、その方法に自力でたどり着けるだろうという気持ちがある。でも、動的計画法で素直に解ける問題が目の前にあったとして、必ず自力でたどり着ける自信がない。実際に一通り考えて効率よく解けなかった問題が実は DP で自明に解けた、という経験はないのだけれど。
なんというか、理工系の学部くらいの算数は基本的な概念が手に馴染んでいて、楽しく振り回せる感じがする。離散系のアルゴリズムは基本的なものでも手に馴染んでいない部分があって、おそるおそる振り回している。
自宅ではペットボトル飲料を飲まないので、 [空きペットボトルの本数] ≃ 3 [登山回数] が成り立っていることに気づいた。
床に近いところが冷えるので「重力が逆向きになって天井で生活できたらいいのに」と一瞬思ったが、そうなったらもちろん冷たい空気も上に行く。地上は真空になる。人類は滅ぶ。
地球は崩壊するか? 重力が斥力になればおそらく崩壊するが、ある程度小さく分割されたところでマグマの張力が勝るはず。細かいミニ地球ができて惑星系外に飛んでいくと推測する。自信はない。
雪国と呼ばれる地域に住んでいたことがあるけれど、実は雪の大変さをあまり知らないというか、「雪だー!!」とテンションが上がっていた記憶しかない。移動手段が徒歩だと、払えば落ちる雪より冬の横殴りの雨の方がずっと辛い。
Backlinks: [202129600]
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マンガや小説などの出版権の設定について | 角谷法律事務所 大阪弁護士会所属
この「著作権は作者が保持して出版社に出版権を与える」という形は他の分野にも適用できないのかな。何かのサービスや販売が終了したとき、そのために作られた創作物が丸々死蔵されるのは悲しい。複数人で作ったものに適用するのは難しそうではあるけれど。
水星の近日点移動に対する一般相対論効果は 10% 未満らしい。もともと物理法則に修正が必要なほどの問題と捉えられていたとは考えにくい。まず未知の惑星の影響を疑うのが自然である。ふと気になって調べてみたところ、その天体はバルカン (Vulcan) と呼ばれていたらしい。
バルカン (仮説上の惑星) - Wikipedia
バルカン群 - Wikipedia
予測された位置に見つからなかったとあるけれど、単一の惑星の効果だと仮定して、そんなバシッと予測できるものなのか。少なくとも近日点移動の量だけでは決まらなそう。
蓬莱の豚まんがスーパーで売られていた。密輸入がばれて業者が瀬戸内海に沈められる前に買えてよかった。美味しい。
しかしこれは蓬莱本館とやらの方なのか。あと今は 551 も普通に通販していた。
よく分かっていないこと:
どういう基準とカウント方法なのか不明ながら、 VTuber は 20k 人くらいいるらしい。最初は「そんなにたくさんいてどうするんだ…」と思ったけれど、これは状況を正しく見ていないかもしれない。
20k 人が多いという感覚を持つとき、 VTuber を芸能人などに近い枠に入れて考えている。そういう枠に入る VTuber も存在し続けるとは思うけれど、インターネットにビット列を垂れ流すのは有名人だけではない。有名人でなくても、特別に秀でた能力がなくても、ブログや Twitter を書く人がたくさんいるし、それを読む人もいる。同じように、 Twitter にイラストのアイコンを設定するくらいの感覚でアバターを表示してゲームや作業配信をする人がもっと増えて不思議はないし、もっとたくさんいていい。
まあ配信文化はニコニコ動画全盛の時代からあるし (あまりよく知らないけれど)、 vlog みたいな用語も昔からある。いまさらではある。
「だ」と「である」は多くの場合交換可能で、どちらかに統一せよと書いてある文章執筆指南書もある。でも、現在の私の感覚で「である」に統一した文章はくどすぎるし、「だ」に統一すると語気が強くなりすぎる。今のところ、文の終わりの断定は「である」、文の途中では「だ」で統一している (例: だが・だから・だった・だろう) が、適切なのかよく分からない。そもそも文法的に別物のような気がするし。
中国語を勉強してみて実感した。漢字の形・音・意味の三つを結びつけて覚えるのは大変である。英単語だと発音と綴りにある程度対応があって、二つを独立に覚える必要がないどころか片方だけより覚えやすくなっている。慣れない発音の言語を習得するとき、発音と対応する文字があり、それがそのまま単語の綴りになっていることは学習するうえで大きな助けになる。漢字だと文字と発音に関連がほとんどなく、独立に覚える必要がある。
やりたいことが無限にある (何かに取り組むと新たにやりたいことが増えるので無限)。しかし勝つのは睡眠欲。
自然言語において、時間に関する情報の細かさやその表現方法は言語によってかなり違うらしい。
時制 - Wikipedia
相 (言語学) - Wikipedia
法 (文法) - Wikipedia
科学的手法とかエビデンスはもちろん重要だけれど、「小説で使われる単語の統計を取ったところ、販売部数が多いほど単語 X の出現頻度が高かった。ゆえに単語 X をたくさん使えば良い小説を書ける」みたいな話も多い。明らかに無意味2なのだが、なぜ無意味なのか科学的に説明するのは意外と難しい。
単語の出現頻度を調べることが無意味とまでは言わない。
202128600 この解決策として、仮想端末の文字をランダムに置換するプログラムを書いてみた。記号類はそのままなので、何をしているかはだいたい分かる。自分の知らない自然言語を使っているようにも見えて面白い。しかしこれで当初の目的が達せられるのかよく分からなくなってきた。
ところで、年季の入ったバッドノウハウ満載の UNIXer でも (仮想) 端末まわりの仕様はわりと知らないのではないか。
どちらも初めて知ったら驚くと思う。ちなみにこれはまだ序の口で、端末まわりには闇が多いらしい。私もよく知らない。 CUI は過去のものになるどころか復権している感があるけれど、端末の仕様はあまりきれいとはいえない。テレタイプ端末の時代から拡張を重ねているのだから仕方ないとは思うけれど。
買ったまま忘れていた蕎麦を食べる。
デザインする人がデザイナー、プログラムする人がプログラマーなら、日陰者はシェーダーである。
年末の雰囲気はけっこう好きかもしれない(という話を年始に書く)。
大半のイベントは何かをする能動的なものだけれど、年末は色々なことを終えて「ただ年が明けるのを待つ」という受動的なイベントなのがいい。ついでにそのイベント終了後もしばらく休みなのが素晴らしい。
考えてみると年末は一年の節目として中途半端である。社会的な節目は三月末 (日本) だし、天文学的に意味のある日ではなく3、気候的にもこれからまだ寒くなる時期。歴史的事情で決まった暦のカウンターのリセット日でしかないのに、みんなが一年の終わりと認識することで一年の終わりっぽい雰囲気になるという不思議な現象である。まあほとんどの年中行事はそういうものだけれど。
冬至を天文学的な一年の起点と考えるなら、大きくずれてはいないが。
だらだらと Web を見てしまうのを防止するために、画面を配信し続けてみようかと定期的に考える。実際に誰も見ていなくても多少の心理的障壁にはなる。作家が喫茶店などで作業するのも似たような側面があるのではないか (私はぜんぜん集中できないが)。
しかしやはり個人情報を隠すのが難しい。悪いことをするわけでもないので、本名が出るくらいなら問題ないかと思わなくもないけれど、 .git/config
の編集時にアクセストークンが漏れたり、 Gmail を開いて他人のメールが公開されるのはまずい。
Backlinks: [202128703]
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Metaverse とやらはどうでもいいけれど、 VR デバイスはずっと作り続けてほしい。
つくよみちゃんトークソフトの作り方 - シロワニさんの機械学習ブログ
6000 [km/h] くらいか。思ったより速くない。
駅の自動改札機の「ピッ」という音、個体によって…か定かではないがピッチに半音くらいのばらつきがある。半音 = 6% ものずれは何が原因なんだろう。
MEMS 振動子はちょうどそれくらいの精度らしいが…。
本州で二番目に広い平野は新潟 (越後平野) なのか。
「この曲の歌詞が好き」という話を見聞きすると、内心ちょっと驚く。私は意識しないと音楽のボーカル部分を言葉として認識できない。好きで何度も聴いている曲でも、「パートの終わりの伸びている語尾の母音をかろうじて思い出せる」くらいの認識率しかないことが多い。
正確にはたぶん「(音|音楽)として認識する」と「言語として認識する」を同時に行う能力がない。歌詞を意識すると今度は音楽が崩壊する。二通りに見えるだまし絵のように、そのスイッチは自分で完全にコントロールできるわけではないので、歌詞は難儀な存在である。
とはいっても、純粋な音として認識される言葉には魅力がある。歌詞がなければいいというものでもない。たまにある意味不明な歌詞はこのあたりを追求した結果だと勝手に思っているのだけれど、はてさて。
魅惑の言葉 zero-copy.
ピンインの入力環境を用意する。発音があやふやなので、入力したい文字がぜんぜん出てこない。「什么」は「シャマ」ではなかったのか。「哪儿」を辞書で調べると発音は "nar" だが、これは口頭での発音である。変換するには漢字と対応している "naer" と入力する必要がある。
Duolingo で中国語を学んでみる。半年か一年くらい前に文法とピンインの読み方だけ軽く触れたことがある。といっても初級レベルなら中国語の文法はとてもシンプルである。自然言語ってこんなにシンプルでいいんだ、という驚きすらある。
今までのあらすじ:
雀魂をプレイする
→ 勝てない
→ 麻雀の思考プログラムを作ろう
→ 雀魂のプロトコルの解析資料が中国語
→ 中国語は漢字で書かれるから、文法だけ理解すれば読めるようになるのでは
→ 文法だけ勉強
→ 読めない
(しばらく放置)
→ Duolingo 試す [今ここ]
まあ資料を読むには DeepL とソースコードで十分なのだけれど。
毎年この時期になると、去年はこの寒さをどう耐え凌いだのか疑問に思う。無自覚に冬眠でもしていたのか。
HEVC では 4x4 ブロックの輝度値について、離散コサイン変換ではなく離散サイン変換 (由来の整数変換) を使うらしい。ええそれで良くなるの?
最初意味が分からなかったけれど、フレーム内予測でブロックの左辺・上辺ほど値が小さくなるので、 反転した DST-III で境界がきれいにつながる、ということだと思う。
「ビデオエンコードの設定を詰める」の実績を解除した。ついでに「予測して差分とって DCT する」くらいの知識しかなかった動画圧縮について、上っ面をさらう。 B フレームを導入して (圧縮率|品質) が上がることが不思議というか意外というか。
「早朝まで起きていて翌日の日中は寝ていた」という徹夜の経験はあるが、「夜通し起きていてそのまま翌日も活動した」ことはない。睡眠を数時間シフトしたことはあるが、一日分スキップしたことはない。
「新型コロナウィルス」という呼び方をそろそろ変えないと「ほげニュータウン」とか「ホテルニューほげほげ」とかファイル名 "hoge_new_old_new.txt"
の轍を踏むのではないか。
まあ「ニュー○○」は二周くらい回って老舗感があって良い。
Backlinks: [202325002]
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ゲーム配信を見ていると、配信者の根気の強さに感服する。配信しているからできるのか、プライベートでプレイしていてもあの忍耐力を発揮できるのか。
私はそもそもゲームを最後までプレイできたことがほとんどない。 RPG でいうとレベル 10 くらい、基本的なゲームシステムを理解したくらいで飽きる。なんというか、ゲームを「面倒な作業をさせられる代わりにきれいな映像や音楽や物語を見られるコンテンツ」と捉えている節がある。
あらゆる Web サービスが SNS 化する中、 VR も当たり前のようにソーシャルな方向に期待されていて、「技術の利用目的ってそんなにコミュニケーション方面に偏っていたっけ」と不思議に思っている。
いろいろ試していたら 18, 20, 22.5, 24 fps の映像を識別できるようになった (たぶん特定のシーンだけ)。 24 fps 以下は 10% の変化でも印象がかなり変わる。
映画の標準である 24 fps, シャッタースピード 1/48 s は、もともとアーティスティックな効果を狙って決められたものではないらしいけれど、なんとも絶妙な値である。 18 fps だと動きとして認識されづらくなってくるし、 30 fps だと良くも悪くも普通の映像になる。シャッタースピード 1/48 s はそれ単体でも、おおむねブラーが許容できる下限になっているように思う。そのシャッタースピードに対して動きが自然に認識される下限が 24 fps ともいえる。
Twitter のアカウントを持っていなくて、普通の Web ページの更新をチェックするように Twitter を見る人のことを「Twitter 単行本派」と呼んでいる。
~/.cargo/bin/
下にある実行ファイルの中身がすべて同一だと気づく。 ~/.rustup/toolchain/...
への proxy らしい (未確認) が、だとするとファイルサイズがやたら大きくないか。
かけ声「せーのっ」は "Say 'No!'" に由来しており、もともとは断る勇気を出すときに用いられていた。という話をいま考えた。
一般的なコンピューターのメモリアドレスは 8-bit 単位で割り当てられている。これに技術的必然性がないとはいえないけれど、どちらかというと歴史的事情に類するものだと思う。
現代では物理的に 8-bit 単位で読み書きしてはいないと思うので、逆に 1-bit 単位でロード・ストアできる命令セットでも非効率にはならない気がするけどどうなんだろう。圧縮アルゴリズムの実装なんかは少し楽になりそう。そうでもないか。
CEDEC 2020 | ゲーム開発者のための C++11~C++20, 将来の C++ の展望
何か手作業をするとき、視覚以上に触覚から多くの情報を得ている感じがする。箸やペンを持つとき、視覚情報は道具の大まかな位置を捉える程度にしか使っていない。大部分は手の触覚情報を頼りにしている。
意識してみると、これは手に限った話ではないことに気づく。たとえば階段を昇り降りするとき、視覚で段差を正確に認識して足の位置を決めているのではなく、足裏の触覚や位置覚などが支配的なように思う。
世界的に使われている表現なのだな。鉄道はともかく道路に対しては分かりやすい表現かもしれない。時計など外部の情報を参照せず、交通規則の中だけで閉じている表現なのがいい。
乗車した特急列車に 4 歳くらいの子どもとその父親 (推定) が乗っていた。しばらくすると子どもが一つ前の席に移動したらしく、椅子の背もたれから顔を出して父親に言う。
「ひとりになれる じかんがほしかったから」
聞き耳を立てていたわけではないので文脈は不明ながら、拙い声と内容のギャップに吹きそうになった。まあ一人でいるのが好きかどうかは先天的な要因が大きそうだし、何も驚くことはないかもしれない。
PSA UPDATE: Real Fix For The Controller Tracking Bug While Using Link Was Found. Turn Off Hardware-Accelerated GPU Scheduling In Windows Settings. : oculus
Hardware Accelerated GPU Scheduling - DirectX Developer Blog
アニメなどのキャラクターの絵は写実性の追求とは別方向の進化をしている。声に関して同じことはできないものか。現実の人声とかけ離れているが魅力的に聞こえる声が存在しても不思議はない。広い意味では楽器がそれに相当するのかもしれないが、個人的な感覚では楽器音はどちらかというと風景画に近い。
仮にそういうものが存在するとして、どのように創ればいいのか。紙と絵の具に相当する道具がない。声道の物理モデルのパラメーターをひたすらいじって辿り着けたりする可能性はあるのか。
一日で一番気温の高い時刻は大まかに 14 時といわれる。今の時期だとその 2.5 時間後に日没が訪れてびっくりする。そういえば日没が 16.5 時なら、なぜ日出は 7.5 時にならないのか。現在の日出は 6.5 時くらいで、 1 時間もずれている。
これはたくさんの要因が積み重なった結果のようだ。日出・日没の定義、日本標準時と観測地点の差などがまず思い浮かぶ。それ以外に、地球の公転が楕円軌道であることや、一日のうちに南北方向へ移動することの影響も少なくないらしい。
日出没にまつわるはなし|天文・暦情報|海上保安庁海洋情報部
質問1-7)太陽の南中時刻は日によって変わるの? | 国立天文台(NAOJ)
南中時刻は年間で 30 分程度変化し、日没が最も早い日、冬至、日出が最も遅い日はそれぞれ 2 週間くらいずれるらしい。
やりたいことはたくさんあるのに、一番どうでもいいことから手を付けてしまうのは何なのか。
デジカメのカラーフィルタは XYZ の等色関数をどれくらい再現できる特性なんだろう。主観的ながら、 raw データを dcraw
で sRGB に変換したときの色再現性は低い。 dcraw
の変換行列の正確さも不明なので何ともいえないけれど。
道路の制限速度はヒトの反応速度バウンドなのか、乗り物の制動能力バウンドなのかどちらなんだろう。
https://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/regulation_wg/1/siryou4.pdf
Bin packing problem - Wikipedia
Multiway number partitioning - Wikipedia
Largest differencing method - Wikipedia
PhobosLab
GitHub - catid/Zpng: Better lossless compression than PNG with a simpler algorithm
「月食なんてちょっと欠けの形が違う三日月みたいなものでしょ」と思っている人は、興味があれば見てみて損はないと思う。地球大気を経由した赤い光で照らされる月はなんというか、ちょっと「おおっ」となる。
皆既月食のとき月から地球を観測 (地球による皆既日食を観測) すると、赤いリングが見えているはずである。
月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による半影月食時の地球の撮影の成功について
青いらしい。青いのか。これはおそらく写真でいう左上、太陽から角度のある側の色のことで、リングは暗い青から非常に明るい赤のグラデーションになっているのではないかと思う。
今日は「ほぼ皆既」月食。89年ぶり次回は65年後 - Impress Watch
その煽り方はどうなんだ…。部分月食も皆既月食も珍しくない。それはともかく、せっかくなので観測しようと少し高所に登ったら怖くて下りられなくなって、そこで一生を終えそうになった。もともと高所は得意ではないけれど、ここまでひどかったかな…。
会社というシステムは「一個人では不可能なことを実現するために、人や資金を集めるための仕組み」である (と私は理解している)。素朴に考えれば、やりたい人だけがやって、目的を達成したら円満解散すればいい。無理して存続させる必要はないし、生活のために大半の人が属する代物でもない。現在の状態は歪に思える。
一方で、物事は大規模に行った方が効率がいいという観点から、この状態になるのは必然かもしれないとも思う。ヒトが群れを作る動物であることも大きそうである。ある日ネコが突然変異して人類程度の知能を持ったら、どういう社会を作るのか。そもそも社会という概念は発生するのか。
元号は尺貫法やヤード・ポンド法と似た立ち位置にあるように思う。元号だけが使われ続けているのはちょっと不思議な感じがする。それを言い始めると、現在世界的に使われている暦も微妙ではあるけれど。たとえば「月」の存在は太陰太陽暦からの歴史的な名残であって、日数の計算などをいたずらに難しくしている。
Rust をみていると、 general-purpose なプログラミング言語はもはや一人の人間がデザインできるものではなくなっているという印象を受ける。必要な知識や能力が一個人の扱える領域を超えているといった単純な理由ではなく、具体的にどこ、と問われると答えに窮するふわっとした印象なのだけれど。
Rust のクロージャが Clone/Copy trait を実装していることに気づく。
rfcs/2132-copy-closures.md at master · rust-lang/rfcs · GitHub
1.26 から stable に入っていたらしい。知らなかった。
人生で一度も水星を見たことがないかもしれない。
次の水星東方最大離角は 2022-01-07 と。正月あたりまで覚えていたら見よう。肉眼で見える惑星は水・金・火・木・土星の 5 つで、水星を見れば当然制覇だと思っていたけれど、天王星も場所と条件と視力が揃えばぎりぎり肉眼で見えるらしい。
天王星が見ごろ(2021年11月) | 国立天文台(NAOJ)
ちょうど見頃らしいが…。
してみたいことに早起きが必要だと、「それは惰眠を貪る快楽に勝るのか」という脳内会議が始まる。
タオルを生乾きにして一度匂いを発生させてしまうと、ちょっと洗濯したり乾燥させたくらいでは落ちなくなる。これは何故なんだろう。乾燥させれば大部分の細菌は死滅しそうだし、洗濯すれば残っていた匂い成分は除去されそうなものだけれど。
検索してみたところ、雑巾臭の原因はモラクセラという菌で、紫外線や乾燥に強いらしい。幸い熱には弱く、 60 ℃ くらいで死滅するとのこと。原因菌だと同定されたのは比較的最近なのだそうだ。
(離散的な) 確率は P[i] >= 0, Σi P[i] = 1
を満たさなければいけない、というかこれを定義として公理論的に導入されるわけだけれど、いろいろ考えているとこの条件が当たり前に思えなくなってくる。負の確率があってもいい気がしてくるし、実スカラー値で記述されることすら疑問に思えてくる。
量子論などはひとまず置いておいて、決定的な物理法則が支配している世界では、情報の欠落が確率という概念 (?) を生み出す。これは非常に一般的な議論のはずで、確率論はそこから導出されるべきものに思える。導出される理論は今確率と呼ばれているものより広いクラスだったりしないのだろうか。まあ単なる不勉強・不理解なのだと思うが。
「すべきことがあるときに部屋の掃除をしたくなる」現象は私にはないのだけれど、なぜか風呂に入りたくなる。本質的には同じ現象だろうかとシャワーを浴びながら (時間節約のための妥協案) 考えていて理解した。精神的に余裕がなくなるとアポクリン腺 (臭い方) から汗が出て不快になるのが原因で、掃除とは違う現象である。
切羽詰まっているときほど、この世のゆく末について考えたりする。目の前にある物から視線を逸らすためには遠くを見つめる必要がある。時間軸に対して同じことが起きているのだと思う。このまま逃避を続ければ宇宙の始まりが見えるかもしれない。だからそういうことを考えている場合ではない。
苦手なことや悪い癖が年々悪化して困る。単調に悪くなるのではなく、そこそこうまく付き合えていた問題が何かをきっかけに悪化して、以前のワークアラウンドが機能しなくなることが多い。
昔、「SNS のフォロワー数がその人の社会的信用度を表す日がくる」と冗談で言っていた。「アカウントを作成して日が浅いと、捨てアカウントの可能性を疑われる」「イラストレーターがフリーランスで食っていけるかを判断する基準の一つに、 Twitter のフォロワー数がある」などはすでに現実だとかなんとか (後者は信用度とはちょっと違うが)。
フォロワー数という数値がなかったらもっといい基準で物事が判断されるかというとそんなことはないと思うので、いいとか悪いとかいう気持ちは特にないけれど、しかし私は SNS アカウントを持っていないのでフォロワー数的信用度が 0 (もしくは不定) である。こういう人々のことを SNS スーパーホワイトと呼ぼう。
二輪を移動手段として使っている者としては、「ほうきで空を飛ぶ能力」と同じくらい「生身で空を飛んでも寒くない防寒システム」が羨ましい。技術的にも「ほうきサイズの空飛ぶ乗り物」より「スカートに素足で上空をかっ飛んでも凍傷にならない謎システム」の難易度の方が高そう。
ファンタジー物といえば魔法がつきものだが、だいたい用途が兵器と同じなので、「せっかく面白い物理法則のある世界なのに夢がない…」と思ってしまう。ちちんぷいぷいで怪我が治ったりするのは羨ましいが、物語の都合上、あらゆる病気が治ることはあまりないし、なんなら呪いとかで苦労が増えていたりする。別にファンタジー物は「あったらいい理想の世界」を描いているわけではないが。
しかし「ご都合主義的でいいので、あったらいいと思う能力や物理法則を考えてください」と問われてもなかなか難しい。ほうきで空を飛べたらそれは嬉しいけれど、発想が現実の延長線上にありすぎる。私はこの世界の物理法則に満足しているのかもしれない。
Backlinks: [202123206]
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Brown Physics Student Manfred Steiner Earns Ph.D. at Age 89 | Physics | Brown University
蛍光灯を買うときに、毎回「昼光色」と「昼白色」のどちらの色温度が高いか分からなくなる。昼光色が 6500K, 昼白色は 5000K. ちなみに「白色」もあって、色温度は 4000K らしい。どうしてそうなった (コンピューターで用いられる色空間の白色点のほとんどは D65 である)。
蛍光灯を取り換えた。こんなにフリッカー強かったかな…。
北海道と本州のエビの違い | 小樽の老舗の寿司屋 おたる政寿司 中村圭助のブログ
統計データを眺めているといつも思う。人や人の世について、統計データから何か意味のある情報を取り出すのはとても難しい。あらゆる方向からバイアスが入り込み、同じ条件でのデータはほぼ手に入らず、人は非合理で一貫性なく行動し、実環境での実験はほとんど不可能である。
令和2年中における自殺の状況
令和3年の月別の自殺者数について (9月末の速報値)
感染症による社会の変化で自殺者が増減したのか気になってデータを見てみたら、 1998 年の階段関数的な激増に目がいってそれどころではなくなってしまった。バブル崩壊の影響ということになっているらしい。その後 10 年間高止まりを続け、元の水準に戻ったのはさらにその 10 年後、ごく最近であると知る。
ただしこれは自殺者の絶対数なので、年齢別の自殺率が知りたい…と探してみるとちゃんと資料があった。
令和2年版自殺対策白書|自殺対策|厚生労働省
年齢階級別の自殺者数の推移
だいぶ違う景色が見える。もともと年齢が高いほど自殺率が高かったのが、どの年齢層も同じくらい自殺するようになっている。どう理解したらいいのかよく分からない。
3D 映像系のデバイスがずっと鳴かず飛ばずなのはどう理解すべきなんだろう。
点滅し始めた蛍光灯をとりあえず外す、という対処を続けていたらついに一本になってしまった。
Intel Core i5 12600K / Core i9 12900K "Alder Lake" Linux Performance - Phoronix
https://mobile.twitter.com/Locuza_/status/1453524285260247046/photo/1
E-core の性能がサイズの割に異様に良くないか。
オゾンホールは、観測されてから原因の特定が始まったのではなく、「大気中に放出されたフロンが成層圏のオゾンを破壊する」ことを指摘した論文が最初に出たらしい。
いずれ住所の代わりに座標を使うようになるかもしれないと予想していたが、まったくその気配がない。 Google Map の URL を送るのは座標をやりとりしているとも言えるけれど、自宅の緯度・経度を覚えている人はほとんどいないだろうし。
実際に緯度・経度で建物を指定しようとすると、 (35.0000, 135.0000)
くらいの桁が必要になる。覚えるにはちょっと辛い。短縮コードもいくつか考えられているけれど、数字にくらべて覚えやすいかは微妙なところ。
Geohash - Wikipedia
Open Location Code - Wikipedia
Geohash のアルゴリズムはシンプルで好み。
202122701 を書いたとき、 SKK の辞書に「令和」が登録されていないことに気づいた。漢字が合っているか自信がなくて検索してしまった。令和生まれですらないかもしれない。
skk-jisyo のパッケージはたまにアップデートされているから、新規単語は定期的に追加されていると思っていたけれど、どうもそうではないらしい。今まで気づかなかったのが意外である。 SKK ではカタカナ語の入力に辞書を使わない。カタカナ語を除く日本語の単語はあまり増えていないのかもしれない。ぱっと思いつくのは「深層学習 (2007)」くらいか。
最近は英和辞書に 2015 年の英辞郎を使っている (これ以降のバージョンは一般には配布されていないため)。まだ数年しか経過していないにも関わらず、ニュースなどを読んでいるとこの辞書に入っていない単語がちらほら出てくる。英単語は新しく作られ続けている。
詳しくないのだけれど、中国語ではカタカナ語のように外来語をそのまま取り込むことはせず、新しい訳語が作られるらしい。たとえば "Smartphone" は「智能手机」、 "Twitter" は「推特」といった感じ。人名や社名にも特定の漢字列を当てるらしいので、毎年相当な新語が登場しているのではないだろうか。
フロッピーの保存アイコンがどうのという話もすでに古くなりつつあるが、私は Blu-ray に触れたことがないので令和生まれだと思う。
Backlinks: [202122702]
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ふと気づいたこと。銭湯や温泉の客層がやたら広い。なんとなく年配の人が利用しているイメージを持ちがちだけれど、実際には若い人もよく見かける。実際にデータを探してみると、年齢分布は驚くほど平らである。
スーパー銭湯 | 市場調査データ | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
個人的な印象では、一人で来ている人・友人同士で来ている人・サークル・会社の上司と部下・カップル・親子など、グループの種類も多様である。アウトドア系の人もインドア系の人もいる。これだけ広い客層が利用するサービスは珍しいように思う。
休載が多いことでよくネタになっている HUNTER×HUNTER の単行本が、 22 年間で 36 巻刊行されていると知って驚く (未読)。私の読んでいる漫画の平均刊行頻度を上回っている気がする。
いつの間にかあらゆる Web サービスが SNS と呼ばれている。
自宅のユニットバスを露天風呂だと思い込む催眠術にかかりたい。
{}
でブロックを記述するような C 系の見た目を持つ言語で、行末にセミコロンがないと落ち着かない気分になる。 Python 系の見た目ならまったく気にならない。慣れとは恐ろしい。
一般には複数行にまたがるステートメントより一行のステートメントの方が多い。改行が区切り記号として機能し、エスケープ可能になっていた方が合理的に思えるが、実際にそういう言語を作ってみるとけっこう厄介である。改行はいろいろな場所に入る可能性があるので適宜無視する必要があるが、トークナイザで処理するには情報が足りないし、パーサーで処理すると先読みが死んだりする。
お出かけ気分指数が夜と翌朝で大きく変動するので、計画が立てられない。
Rust 2021.
寒いときに身体の一ヶ所だけを温められるとしたら、どこが一番いいんだろう。
ニキシー管が実稼働しているのを初めて見たかもしれない。
ニキシー管って何?よくある質問と答え - q61.org blog
点灯中のニキシー管をよく観察すると、電極そのものは光っていなくて、光るガスの中に暗く見えるのがわかります。ガスの光る領域は、電極の幅の数倍くらいの太さです。この性質のおかげで、ニキシー管の奥の方にある数字も、光が手前の数字の電極に邪魔されすぎず、よく見えるのです。
ところで、「もし 7 セグメントディスプレイの特許を取っていたら大儲けだったのでは」と考えたことのある人は私だけではないに違いない。調べてみると 1903 年にはすでに特許中の図に登場している (via Wikipedia. これが 7 セグのレイアウトの特許として機能するかは知らない)。 7 セグディスプレイが広く使われるようになったのは、この特許が失効してから何十年も後である。
Varjo Aero Review – A VR Simmer's Dream – Road to VR
Varjo Aero Review: What the Future Looks Like | Tom's Hardware
初期4の VR ヘッドセットは非フレネルレンズを使っていて、ゴーストは少ないが sweet spot が狭いという問題があった (らしい)。現在の三大 VR ヘッドセットは全てフレネルレンズを使っていて、 God-ray と呼ばれるゴーストが目立つ。パネルの片目解像度が 2K を少し下回る Oculus Quest 2 でも、パネルよりレンズの収差がネックになっている感じがある (ただし Quest 2 は Oculus Link を含め、パネルの解像度を 100% 生かせていない)。
これは改善が難しい物理的な限界なのかと思っていたが、 Varjo Aero は非フレネルレンズながら sweet spot が広く、収差も少ないらしい。非球面なのは初期のヘッドセットも同じだと思うので、 sweet spot の広さはアイトラッキングとモーター駆動の IPD 補正機構によっているのかもしれない。
Varjo Aero は視野中心で 35 PPD (pixel / degree) を公称している。これはどれくらいの値か。単純計算だと視力換算で 0.6 くらいになる。最近のディスプレイは典型的な利用距離で 60 PPD (視力換算 1.0) くらいあるようだ。
1960 年代とかの研究レベルでの初期の意味ではない。
最近新しく手を出してみたいと思っていることに、「音収録・マイキング技術の習得」「写真のトレースによるイラスト制作」「計算複雑性理論を本気で勉強する」などがある。前者二つについてはそもそも道具がないのだが、三つ目については PDF をブラウザのタブに置いて数ヶ月が経過した。
写真を撮ったり見たりする感覚で、環境音も録ったり聞いたりしたい。同じことを考える人は当然いて、 "field recording" で検索するとちょくちょく出てくる (Field recording 自体はもっと広い意味を持つ用語らしい)。
しかし色々聞いてみた感じでは、技術のある人がよい機材を使っても「そこにいるような感じ」にはほど遠い。普通の録音でもバイノーラル録音でもそうなのだけれど、ある一点から音が出ている場合はよくても、四方八方からいろいろな音が出ている場合の知覚的な再現性が低い。音がぐちゃっとくっついてしまい、心地良い環境音が不快なノイズに変化しがちである。
セキュリティ/プライバシー上の理由から、ブラウザの Sensor API の精度はデグレードされている (ことがある) らしい。 Chrome では加速度が 0.1 m/s^2
刻みに丸められている。致命的すぎる。
Generic Sensor API
RFP: Generic Sensors · Issue #35 · mozilla/standards-positions · GitHub
ちゃんと確認していなかったが、セキュリティ上の理由で Gecko も WebKit もサポートする予定がないらしい。ぐぬ。 Firefox OS のときはガンガン API を追加していたではないか…。
Detecting device orientation - Event reference | MDN
DeviceOrientation & DeviceMotion events | Can I use... Support tables for HTML5, CSS3, etc
そのときの DeviceOrientaion/DeviceMotion の実装は今でも生きているし、 Safari on iOS でも動くらしい。なんだそれ。
Sensor API は https でないと使えないのか。ちょっとスマホからローカルの PC にセンサーの情報を送るのに使いたかったが、 WebSocket も over TLS にする必要があってお手軽でない。
ワクチン接種の一回目は非利き手側に、二回目は利き手側に打ってみた。副反応の程度が違ったので意味のある比較は難しいが、利き手側に打ったときの方が不便が少なかった。非利き手で何かを持ったり押さえたりして、利き手で細かな作業をするというパターンが多く、より力の入る非利き手側の腕が腫れている方が辛い。
刑務所を取材したドキュメンタリーなどを見ると、程度はともかく方針が学校と同じだな、と思う。決められた服があり、無意味な規則がたくさんあり、それを厳守させることに注力する。何か指導されているわけでもないのに、入(所|学)した時期によって上下関係があったり、いじめがあったりするところまでそっくりである。学校がそういう場であることが一般的なのか、私の出身校が単にアレだったのかよく分からないが。
学校だろうと刑務所だろうと、やたら規則を作って厳守させることに何か意味があるとは思えない。むしろ事態を悪化させているような気がするのだけれど、現場を知らない人の意見といえばその通りではある。
イシクラゲ - Wikipedia
“ヘン”な藻類イシクラゲ:研究:Chuo Online : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
公園とかグラウンドに落ちてるワカメみたいなアレを食べる :: デイリーポータルZ
あれ (おいしく) 食べられるのか。
子どものとき図書館で借りた本に、「完全に締まっていない蛇口から水がポタポタ流れ落ちる挙動は、流量が少ないと周期的だが多くなるとカオス的な振舞いをする」という話が載っていた。その本は話題の導入部分が教員と学生の会話形式になっていて、教員が流れ落ちる様はカオスだという話をすると、学生が「いや、それは違います。最近うちで水漏れがあって音を聞いていましたが周期的でしたよ。もう修理しましたが」と言う。それを聞いて教員が答える。「それは水の流量が少ないからだ。もう少し水漏れが悪化したらカオスを観察できたのに。なるほど凡人はこうやって発見の機会を逃すのだな」
蛇口の閉じが不完全でポタポタと音が聞こえてくると、毎回この話を思い出してちょっと放置してしまう。ちなみにカオス的挙動に移行するにはけっこうな量の漏れが必要である。放置してみるのはおすすめできない。
How a Mandelbrot set arises from Newton’s work - YouTube
「実家のような安心感」というフレーズを見ると、何割くらいの人が実家で安心感を得られるのか考えてしまう。
振幅・周波数が同じで位相がランダムな正弦波を N 個足し合わせたとき、振幅の平均オーダーはいくらか。計算せず勘で答えよ。
(0) 1/N
, (1) 1/√N
, (2) 1
, (3) √N
, (4) N
.
道中たまたま入ったコンビニに、のどぐろのおにぎりがあってつい買ってしまった。おいしい。日本海側の旅館に泊まったりすると夕食でたまに出てくる魚、というイメージがある (高価そうな書き方になったが、小ぶりなものは安い)。調べてみると数年前からある商品らしい。
そういえば近所のスーパーに味噌カツ弁当が売られているのも驚く。名古屋圏の味噌文化はわりと変態扱いされていると思っていた。ちなみに私は好きでも嫌いでもない。朴葉味噌はすごく好き。
プレートと断層の地図を見るたびに、「日本列島に住んでるなんて頭がいかれているな」と思う。世界にはとんでもない断崖絶壁に住んでいたり、過酷な自然環境下で暮らしている人々がいる。無理してそんなところに住まなくても…とつい思ってしまうけれど、四つの大陸プレートの境界線上に住む私も外から見れば似たようなものである。
阪神・淡路大震災の死亡者数は 6 k人、東日本大震災 26 k人。交通事故での死亡者数は最近では 3 k人/年くらい。時間あたりの死亡者数の桁はおそらく違わない。
先日、髪をばっさり切った。
髪の毛は切らないと腰のあたりまで伸びるというが、人類がウッホウッホしていた時代にどうしていたのか気になる。前髪が数センチ伸びただけでも相当に邪魔である。狩りに支障は出なかったのだろうか。まあ邪魔そうな装飾的部位を持つ動物は珍しくないけれど。
そもそも頭髪が伸び始めた時期と、道具を使い始めた時期の時系列がよく分からない。
デバイスが削除されたときに libinput_dispatch()
で死ぬバグに悩まされた。 libinput_udev_create_context()
に渡す libinput_interface
はずっと生きていないとだめ。デバッガで libinput の中まで追えば一発で分かるバグだけれど、デバッグ情報の残ったライブラリのパッケージがないので、つい横着してしまう。
Debugging/Getting traces - ArchWiki
デバッグバイナリ自体は PKGBUILD にオプションを追加して簡単にビルドできるらしい。
The Sound Generated by Mid-Ocean Ridge Black Smoker Hydrothermal Vents
これは実装によっていろいろな挙動がありそう。
「ユニセックス」という単語をみると、どうも無性生殖する生物向けのように認識されてしまう。それを言うなら「セックスフリー」ではないかと思うのだけれど、これはこれで問題がありすぎる。
以前からやたらたくさんの IPv6 アドレスが割り当てられているなーと思いつつ放置していたが、 in-kernel の Router Advertisement クライアントと iwd のものの両方が動いていた。
generator/yield (from) と async/await は言語仕様として別々に導入しなければいけないものなの? 多くの言語で別になっているから何か理由があると思うのだけれど、いまいちよく分かっていない。
Quill って Iñigo Quilez が作っていたのか。
今使っている PC は、ディスプレイの表示が変化するとオーディオ出力にノイズが乗る。ブラウザをスクロールすると「ビギョッ、ビギョッ」みたいな音がする。 FLAC と WAV で音が変わるというオカルト話は、もしかすると CPU 負荷やメモリアクセスの変化によるノイズで、環境によっては事実なのかもしれない。 PC やスマホではちょっと考えにくいが、初期のシリコンオーディオプレイヤーなら可能性はある。
動物には単独で行動するものと群れを形成するものがいる。たとえば哺乳類だと、トラは単独で行動しオオカミは群れで行動する。魚類・鳥類でも同様に、単独で行動するものと集団を作るものがいるらしい。花バチには単独行動をするものと、ミツバチのように階層を持つ社会集団を作るものがいるそうだ。個体の大きさ・知能・肉食/草食とも関係なく、両方の行動をとる動物が至るところに存在するのは意外な感じがする。集団行動の苦手な私が言うのもなんだけれど、群れを作ったほうが生存する上ではかなり有利に思える。これがまさに群れを作る動物であるヒトの思考なのかもしれないが。
標高などのスカラー場を図示するのによく等高線図が使われるが、等高線の勾配の向きが決定できないので、情報としては不完全である。完全な情報にするには、等高線を有向にするのが自然だと思う。
とはいえ、人間が見る標高図の等高線すべてに矢印が付いていたら見づらい。実際のデータでは隣接する等高線の勾配の向きはだいたい同じなので、冗長でもある。勾配が水平を横切る境界線を別に明示することで勾配の向きは決定されるが、局所的な情報だけで向きが分からないのは地図を拡大したときに不便である。というか、最初これが不便で何か解決法はないか考えたのだった。
重篤でない副反応フルコンボを堪能した。
[PATCH v7 00/18] Add static_call - Peter Zijlstra
Dynamic Preemption Support Sent In For The Linux 5.12 Kernel - Phoronix
ちなみに Fedora のデフォルトカーネルは voluntary preemption らしい。 Arch Linux は 5.12 以前でも full preemption だったようだ。
https://github.githubassets.com/images/mona-loading-default.gif
何かのデータを解析して「ある事象の起きる間隔は平均 n 年である。前回起きたのは a 年だから、次に起こるのは a + n 年あたりだ」という主張をたまに見る。この類の主張が常に間違っているわけではないが、「さいころで 1 の目が出るのは、平均すると 6 回に 1 回である。前回 1 の目が出たのは a 回目だから、次に出るのは a + 6 回目あたりだ」と同じで、全く予測能力がないことも多い。
NP-complete Problems and Physical Reality
The Conventionality of Parastatistics
スーパーマーケット経営者の皆様方におかれましては、トイレットペーパーとキッチンペーパーを少し離れた場所に陳列していただけると助かります。
ボイジャーは 160 bps でせっせと地球にデータを送信しているが、私は月5に一回数行のメールを送信すればいい方なので、私はボイジャーより孤高の存在の可能性がある。
moon ではなく month の方。
目覚まし時計の電池が減って音が鳴らなくなったので交換したら、アラーム音がすごくうるさいし、バックライトも眩しい。最近はバッテリー残量に依存して出力が変化する機器をあまり見かけないので、ちょっとびっくりした。
電波時計が受信する信号のビットレートは 1 [bits/sec] らしい。現役最遅通信速度かもしれない。ボイジャーでも 160 [bits/sec] で通信するぞ…と思ったが、ボイジャーの打ち上げは 1977 年で、標準電波の送信は 1940 年から行われていたらしい (比較するようなものではないが)。
「世の中には二種類の人間がいる。 X
と Y
だ」という言明は二種類に分けられる。 X = !Y
で情報量が 0 の場合とそうでない場合だ。
山の距離と時間と標高差 山の樹林帯 山田 輝のトレッキング
日帰り登山のためのEK度数について - ヤマレコ
平地を歩くのに要する時間はだいたい 15 min / 1 km で見積もる。標高差がある場合、これに 15 min / 0.1 km (標高差) を足すことで概算できるという知識を得た。覚えやすくていい。
登山でのエネルギー消費量を見積もる式を提唱している人がいた。
https://www.nifs-k.ac.jp/images/property/researchers_pdf/2-4yamamoto.pdf
消費エネルギーの観点からは、水平移動と垂直移動 (不正確な言い方だが) の比はだいたい 30 倍ということになる。
トランプの数字の数が 13 と素数なのは、ゲーム性に何か影響しているのだろうか。 Wikipedia のトランプの項目には「ヨーロッパでは 32 枚や 36 枚というものが多い」と記述されているけれど、ちょっと検索してみた限り 52 枚のデッキが標準のような感じがする (注: 信頼性は Wikipedia 未満)。
ToDo を書き出す、という ToDo を消化する。
動画コンテンツが増えて自覚したことの一つに、「雑談を聞くより雑文を読む方が疲労が少ない」がある。人の声に対する耐性がないとも言う。動画を出さない雑文系 VTuber とか出てこないものか。それは単なるペンネームの物書きか。
人生で一番役立っている知識は「やけどをしたらすぐに流水で冷やす」な気がしてきた。
なお、当時のフランス料理は多くの種類の料理を一度に供するスタイルだったのに比べ、ロシアでは寒冷地であったため、料理が冷めないよう順次に皿を供するスタイルが発達した。これがフランスに逆輸入され、現在のコース料理の形式が成立したとされる。
なお出典はない。
子どものころ、実家で犬を飼っていた。飼ったことがある人は分かると思うけれど、犬には表情がある…ように見える。この表情らしきものが感情をどの程度反映しているかはよく分からないのだが、たとえば水の苦手な犬は水が自分に向けられると怯えるような表情をする。
ただ、一般には人が犬の表情から読み取る感情と、実際の犬の感情にずれがあるように思う。犬は高齢になると関節炎を患うことが多いけれど、明らかに足をかばって歩いている状態でも、何か特別な表情を浮かべることはない。おそらく苦痛とリンクしている表情がない (少なくとも人には読み取れない)。散歩に行くときなど、しっぽを揺らしぴょんぴょん跳ねるので嬉しいらしいことはすぐに分かる一方で、表情の変化は意外と少ない。口角が上がって人からは笑っているように見えるけれど、単に息が上がって口を開いているだけの可能性が高い。実際に気温が高くなってへばっているときにも似た表情をする。
今でもよく分からないのが、この右側の写真のような、つまらなそうな、ふてくされたような表情である。別につまらないわけではなく、単に脱力していて顔を上げるのが面倒なだけではないかと思っているのだけれど、はてさて。
何らかのスコアのランキングがあったとき、上位ほどスコア差が開いていて、ヒストグラムにすると上位の人数が指数的に少なくなっている事が多い。これはランキングに参加していない人も強制的に参加させて、ずっと下の方まで見ると実は正規分布しているのか、何か別の分布なのか。
部屋の中で衣服を着るのが (洗濯労働的に) もったいない。
デフォルトの設定が変わったのか、 iwd のアップデート後に IPv6 でしか通信できない未来のコンピウタが誕生してしまった。体感だと IPv6 に対応しているサイトは半分くらいか。
もともと日本語の「夢」に「将来の願望」の意味はなく、英語から輸入されたものらしい。もしかして「くそ」にやたら用法があるのも同じなのだろうか、と "shit" を連発する動画を観ながら考える。
Oculus Link の Link sharpening はこれ、 AADT のときに高次の補間フィルターを使うオプションなのかな。個人的にこの量のリンギングは許容しがたい。
近所のスーパーの果物売り場で、梨が価格順に並べられている。どうせ細かい味の違いなんて分からないだろうと、先週は一番安い左端の梨を買った。まったく甘くなく、梨というよりシャキシャキしたウリ科の野菜という感じであった。これが格差社会か。仕方ないので今週は左から二番目の梨を買った。今度は甘かったけれど、食感が煮たあとの冬瓜のよう。梨がウリ科なのはもう分かったから、美味しい梨が食べたい。右端に行くまでに旬が過ぎてしまう。
“AMBEO for Binaural” from Moods.digital I Sennheiser - YouTube
Chronological | Jazzclub Moods in Schiffbau
https://assets.sennheiser.com/global-downloads/file/9582/Approaching_Static_Binaural_Mixing.pdf
目の覚めた直後には夢の内容を覚えていたがすぐに忘れる、という経験がよくある。通常より忘却の程度が極端な気がしなくもない。夢を忘れるための機構が備わっている可能性はないだろうか。
たまたま衣食住に不自由しない恵まれた環境にいる (遺産や不労所得があるという意味ではない) ことに対する引け目のような感情がどこかあって、それを打ち消す手段として寄付を利用しているところがある。「しない善よりする偽善」と言い訳しているが、健全とは言いがたい。金銭の寄付で問題が起こることは少ないかもしれないけれど、一般には「する偽善」が悪い方向に働くこともある (「する善」が悪い方向に働くこともあるが)。
https://twitter.com/vinyl_tackey/status/1435532446913556481
pretty tired of seeing this hair trope on Asian... - IDFK
https://writingwithcolor.tumblr.com/post/101115852994/the-east-asian-women-colored-hair-trope-an
シリアスな問題を含むことを承知の上で、現象としては「ツンデレキャラは金髪ツインテール」と同じにみえる。もともと何の関係もない二つの特徴がある作品をきっかけに結びつけられ、フィクション上で定番の記号になることはたまにある。そもそもハリウッド映画のアジア系女優のメイク自体が記号化している感じもする。それらの記号自体は悪いものではないというか、むしろ魅力があるから使われるわけで、そこから脱却してより良いものを創るのは大変なことだと思う。
ちなみに、
ツンデレは「金髪ツインテ」がテンプレなのか? - プリキュアの数字ブログ
ツンデレキャラの金髪ツインテール率は最盛期ですら 10% 程度で、他の髪色と比べて多かったわけでもないらしい。食パンを咥えて遅刻する少女漫画が存在しないことと言い、こういうステレオタイプの形成過程は謎である。
これが噂のモデルナアーム。
文字を読む速度が落ちている気がする。どうも目が滑る。
202116804 ちょっと気になったので、赤道直下の公転による温度変化を見積もってみる。大気の対流などは無視、公転が十分遅く熱平衡状態にあると仮定する (どちらも近似としては悪い)。
1
とすると、夏至・冬至で cos(23.4 deg)
になる。以上から
Tmax / Tmin = (1 / cos(23.4 deg))^(1/4) ~ 1.02.
平均気温を 300 K とすれば 6 K くらいの温度変化である。この値は概ね起こりえる温度変化の上限を与えていると思う。実際はどうなのかというと、
キト - Wikipedia
Mbandaka - Wikipedia
Sintang Regency - Wikipedia
おどろくほど変化がない。絶対量はともかく、年二回のピークがあるかよく分からない。矛盾しているわけではないけれど、何か間違えているかもしれない。
赤道直下は常夏で、北極・南極は常冬、中間に日本のような四季のある地帯がある、というイメージがある。しかし地球上で日照時間の年間差が一番大きいのは極であって、実際に日平均気温も 30 ℃ くらい変化する。差が大きいというか、 24h 太陽が出ているか 24h 沈んでいるかのほぼ二択である。
では太陽から受けるエネルギーの年間差が一番大きい緯度はいくらか。もちろん太陽から受ける flux は入射角に依るので、日照時間だけでは比較できない。おそらく (90 - 23.4) deg ではないかと思うけれど、これを頭の中で計算するのは難しい、というか手計算では難しそう。
しかしあれ、一日 × 単位地表面積あたりのエネルギーは赤道直下でも一定ではないのか。し、知らなかった…。地球に住んでいる者として反省。春分・秋分で最大、冬至・夏至で最小になる。つまり自転軸の傾きが大きい惑星では赤道でも季節があって、しかも一年に二回の夏と二回の冬が訪れる。そして極の夏は赤道上の夏より暑い。
Backlinks: [202117100]
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Web でドーナツの話題をみたらドーナツが食べたくなって買ってきた。人生の様々な選択もこんな感じで無自覚に流されてきたのだろうな、とドーナツの穴を見ながら思う。まあドーナツを食べたいと思ったときに食べられる人生は悪くない。
と思索にふける妄想をした。食べたいものがあるだけで外に出るほどフットワークは軽くない。
「複雑な形状を把握する能力」、「頭で理解できている形状をモデリングする能力」、「デザインのバランスをとる能力」、「人や動物などのかわいさを作り出す能力」はそれぞれ独立で、とくに最後の能力が絶望的にない。
日本のキャラクターのイラストは、ひと昔前だと絵柄やバランスの取り方に大きな違いがあって、違う作者のキャラクターを一つの絵に載せると違和感があったけれど、最近は感じることが少ない。顔のバランスのとり方が一点に収束してきている気がする。バランスが (局所) 最適解に近づいているのだろうか。
美の基準は時代とともに変わるとよく言われる。これはどちらかというと「美に絶対的な基準はない」という意味で使われることが多い。もちろんそういう部分はあるだろうけれど、一方で生物の進化より短いくらいのスケールで変化しないヒトの普遍的な美的感覚もあって、長い時間をかけて少しづつ洗練されつづけているように思う。
DPA 4060 Dummyhead - epic binaural recording of deer rut in Barycz Valley - YouTube
deer: シカ, rut: 発情期。ゾンビの効果音みたいだけれど、こういうものが元ネタだったりするのだろうか。知識なく森でこんな音を聞いたら腰が抜ける。
202116404 これ、もっとずっと素朴な方法を Web で発見してしまった。私の解答は点対称かつ切断線が頂点を一切通らない方法で、一見ちょっとかっこいい解ではあるのだけれど、余計な切断をしているだけともいえる。まず素朴な解法にたどりつかないのは論理的思考能力に疑問があるな…。
気をつけてはいるものの、どうしても稀に遅刻してしまう。その理由のほとんどは「時刻の引き算を間違えた」である。
うーん。統計情報を正しく理解するのは難しい。
モデルナ社および武田薬品による共同ステートメント COVID-19ワクチンモデルナ筋注の使用見合わせ対象ロットに関する 評価の結果速報について
当該ロットではないが念のため確認しておく。しかし注射されるならゴム片より鉄+クロムの方がうれしい気がしなくもない (注: 医学知識なし)。
靴下をはくときにふと、「靴下」はおかしくないか、「靴上」か「足下」ではないかと疑問がわく。これは地球上で地球の中心方向が下であるように、身体に近い方が下なのだな。上着、下着も同様に説明がつく。なかなか柔軟なものの見方だと感心する。
「任意の長方形を有限回切り貼りして正方形にせよ」という問題を教えてもらって、解いていなかったことを思い出す。数学者は円を切り貼りして正方形にするのに、私は長方形を正方形にすることもできないのかと悲しい気分になったので考えてみた。解けてうれしい。なんとなく想定解な気がする (うれしくない)。
Backlinks: [202116602]
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バナッハ=タルスキーのパラドックス / 小澤登高 / 数学入門公開講座テキスト (京都大学数理解析研究所)
「エビデンスがない」といって料理のレシピの工程を省略するのを止めなさい。
「おいしいコーヒーの淹れかた」のエビデンス不足について。
信号機の LED 配置は最密性や均等性より、外周がきれいに丸いことを重視しているように見える。
The best known packings of equal circles in a circle
残念ながら最密充填はあまり見た目がきれいではない。
配置はきれいだけれど、外周ががたがた。そもそも信号機が丸いのは電球に合わせたもので、 LED なら丸にこだわる必要はない気もする。しかし正方形や星形の発光体を人が信号と認識するか怪しい。
昆虫がホバリングしているのはよく見かけるが、ホバリングできる鳥はいるか。
調べてみるとハチドリは可能らしい。基本的には鳥はホバリングできず、昆虫のような小さな生物でないと難しいようだ。
俳句や和歌などを声に出すと 4/4 拍子になる。 5, 7 音節という制約は、どちらかというと 4/4 でリズムよく発声できる十分条件である。 6/8 拍子俳句というジャンルを創設しようと思ったが、まず普通の俳句が詠めない。
以前毎日通っていた道の途中、ビルの一角に小さな生花店があった。緑の少ない場所で生花店はけっこう目を惹く。毎日横を通っているうちにだんだん、「花屋っていいな」と思うようになった。私はどうもガーベラのような花が生理的に少し苦手 (集合物恐怖症に近い感じ) なのだけれど、その生花店は軒先に小ぶりな花や観葉植物を多く置いていたのもある。
横を通り過ぎるときに「なりたい職業に花屋さんと書く小学生の気持ちはこんな感じか」と思ったりしていたが、 99% 違うな。 0.5% くらいは合っているかもしれない。残りの 0.5% は植物ガチ勢である。
東京都の感染者数が横ばいになっている。基本再生産数が約 2 倍といわれるデルタ株が前回と同じ対応で横ばいになる可能性なんてあるのか、実際の感染者数はもっと多いのではないかと疑問がわく。概算してみる。
都内の最新感染動向 | 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト
新型コロナウイルス 街の人出は? 全国18地点グラフ|NHK特設サイト|NHK
新型コロナウイルス 国内感染の状況 | コロナウイルスの恐怖 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
この条件で素朴に計算すると R = 1.1 ± 0.3 くらいになる (誤差は素朴な計算の範囲のもので、実際にはもっと大きい)。実際の感染者数が横ばいになっているとして矛盾はない。指数的な増加とも矛盾しない。
ランダムサンプリング的な調査がないか探したら、こんなものがあった。
感染拡大の予兆の早期探知のためのモニタリング検査|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
完全なランダムサンプリングではないし、同じ人を継続して調査しているのか、毎回違う人なのかすらよく分からないデータ。陽性率は横ばいになっている。陽性になる期間を 14 日間として、東京都の人口 1400 万人、陽性率 0.34% で新規陽性者数は 3400 人/日…あれ、発表されている感染者数より少ないな。ずっと多くなるはずなのに。何か間違えている。
唾液PCRによる一般人口のCOVID-19モニタリング検査の意義 | COVID-19有識者会議
2 .. 6 月のデータだと、同じ計算で発表されている感染者数の 3.5 倍くらいになる。現在のデータは図表 8 と合わない。なんだこれ。
結論としては、私に統計データを扱う能力がないことが分かった。
この世に生を受けてから、やる気がずっと単調減少している。
「北海道のアウトドアで生水を飲むことはどのくらいのリスクなのか?」をエキノコックスの面から考えてみた | Akimama - アウトドアカルチャーのニュースサイト
https://www.gakushuin.ac.jp/~881791/modphys/14/RecurrenceTime201406.pdf
散歩に出かけて道に迷ったとき、「二次元のランダムウォークはいつか元の位置に戻ってくる」という知識が頭をよぎる。計算を間違えていなければ、 N
ステップ時点で自宅に一度も戻っていない場合に、自宅にたどり着ける確率が 1/2
をこえるのは N^2
ステップ後である。絶望しかない。
http://www.slab.phys.nagoya-u.ac.jp/uwaha/statIII11.pdf
言い方がアレだが捏造方法が頭悪すぎて、とても Ariely 自身がやったとは思えないな。まあ誰が捏造したかは私が足を突っ込むことではないとして、この実験の知識は修正しておく必要がある。
記憶力がガバガバすぎて毎日の連続性がない。
Houses in Japan Are Going for as Little as $500 | Hacker News
みんな異常に詳しいな…。
統計局ホームページ/平成30年住宅・土地統計調査 特別集計
https://www.mlit.go.jp/common/001172930.pdf
202113302 この主語が複数ある (ようにみえる) 文章は、日本語の文法での扱いに議論があるらしい。
風光明媚な場所を「パワースポット」と紹介するのをやめてほしい。
昔から、平野の自然林がどんなものか一度見てみたいと思っている。でも日本はもちろん、日本と似た気候帯で残っている地域があるのか分からない。
Backlinks: [202312404]
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世界の森林率 国別ランキング・推移 – Global Note
日本の森林率が高いのは何が理由なんだろう。地形や気候面で樹木が育ちやすいのはいいとして、農地などへの転用が抑制された理由は何なのか。平野部の森林はほぼ残っていないので、単に転用しづらい山地が多いだけなんだろうか。島国ならどこも似たような感じではないかと思うのだけれど。
以下、有効数字一桁で「約」などは省略する。狩猟採集社会の人口密度の上限は 1 [人/km^2]、農耕社会の人口密度の上限は 400 [人/km^2] らしい。日本の面積が 400,000 [km^2], 現在の農地面積が 40,000 [km^2] なので、狩猟採集社会で 40 万人、農耕社会で 2000 万人が上限の計算になる。実際に縄文時代の人口が 30 万人、鎖国していた江戸時代の人口が 3000 万人だったらしい。ただし密度上限は人類史などから推定された値だろうから、ちょっとトートロジーな部分はある。
日本の人口が 2000 .. 3000 万人というと、ちょうど北海道の人口密度くらいである。
北海道データブック2020_人口・生活 - 総合政策部知事室広報広聴課
なんとなく日本はものすごく人口過剰なイメージがある。実際に過剰ではあるけれど、北海道でも都市部の人口密度は高いように、地球全体で見れば日本の人口密度は局所的に許容される範囲にあるのかもしれない。上限ぎりぎりを狙う必要はないと思うけれど。
世界的に出生率が低下している理由は、明確に理解されているわけではないらしい。個人的にはつい「個体密度が過剰な場合の生物の本能では」などと考えてしまうけれど、仮に正しいとしても生物の密度効果には何らかのメカニズムがあるわけで、何も説明していないのと同じである。
人の心を取り戻して、いち現代人として私の感想を書くと、「なぜ今まで合計特殊出生率 > 2 を維持できていたかの方が謎」である。現在の日本では、おおざっぱに 4/5 が結婚して平均 2 人の子どもを授かる。結婚するか否かの自由があり、子どもを授かるか否かの自由がある社会において、これくらいの値になるのは自然に感じる。
事実か知らないけれど、もし今まで社会的な理由によって出生率がかさ上げされていたのなら、遺伝的に子孫を残すことに興味のない個体が過剰に生き残っているのかもしれない。世代が進むとそういう個体が淘汰されて出生率が上がるのだろうか。生物の進化はそんな単純ではないか。
日本はスギやヒノキを大量に植林して、スギ・ヒノキ花粉症というある種の風土病を発生させたけれど、他の国でも似たようなことは起こっていそうである。たとえば人より羊の方が多いというニュージーランドは、なんと国土面積の 1/2 が放牧地になっているらしい。いかにも牧草による花粉症がありそう。
ニュージーランドの花粉症事情 - ニュージーランド総合情報 | NZdaisuki.com
花粉症の人必見。ニュージーランドで最も花粉症を引き起こしている7種類の草木 | 日刊ニュージーランドライフ
やはり。
時間軸方向にガウス関数の解を持つ、自然現象を記述する方程式はあるか。
Christian R. Helmrich / exhale · GitLab
Personal listening test at 64 kbps: Opus, Exhale, FDK HE-AAC, iTunes LC-AAC +MP3
Atlas | Partners in Parkour - YouTube
Inside the lab: How does Atlas work? - YouTube
この Boston Dynamics のロボットを見たときに沸き起こる感情はなんなのだろうな。こいつらに追いかけられたら怖いだろうなーという気持ちと、微妙に拙い足取りを見て応援してしまう気持ちが交錯する。
それはともかく、どのくらい細かく事前にデータを与えているのか気になる。
Dope Tech: Boston Dynamics Robot Dog! - YouTube
Spot のコントロール。いくつかモードはあるが、基本的には十字キー入力だけで上ったり下りたり障害物回避したりするらしい。
Adam Savage Tests Boston Dynamics' Spot Robot! - YouTube
第三者による Spot のテスト動画。正直なところ動物には全然及ばない。ただ、足に指のような掴む機構がないことを考慮すると…たとえば犬猫の足を包帯で巻いたら似たような悪路登坂能力かもしれない。そうでもないかもしれない。
以前も書いたけれど、ソフトウェア面はもちろん、ハードウェア面でも機械が動物に劣っている部分はたくさんある。
セミの死骸と秋の虫の音。
ずっと Studio Drummer の音をうまくミックスできなかったが、コツをつかんだ気がする。
他の楽器は参考用に適当に入れた。 OHST と Kick / out mic 以外をすべてミュートし (コツ #0)、 EQ 以外のエフェクトをすべて外す。干渉を防ぐ気持ちで OHST の低域と Kick の高域をカット。コンプに手を出す前に Kit タブでエンベロープと音量バランスを調節する (コツ #1)。
最初 Kit タブにある Attack, Hold, Decay の意味が分からなかったが、これは素のサンプルに乗算されるエンベロープを表していると思われる。 Attack = Hold = 0, Decay = max. から始めて Decay を徐々に小さくしていくのがいい。こちらで調整できるなら原理的にコンプより自然に仕上がる。実際に先のデモはコンプを使っていない。
ちなみにデフォルト (サンプルの素の音ではなく設定済みプリセット) はこれ。
楽器が増えたときにうまく混ざるのはさすが。
Jean-Baptiste Camille Corot - Google Search
En plein air - Wikipedia
それはそれとして、私は年配の人の昔話を聞くのがけっこう好きである (聞き手に回るのが得意なわけではないし、たぶん話していて楽しい相手でもない)。
「校長先生の話」は長話の代名詞になっている。しかし今考えると、校長先生も単に指定された尺に合わせて話していただけのような気がする。
Web で検索してみると、校長先生の話を書き起こした文章がいくつか引っかかる。完全に忘れていたけれど、どうも小学校では週一回の頻度で朝礼と校長先生の話があるらしい。たとえ芸人でも同じ聴衆相手に週一で興味を惹く話を続けるのは難しいだろう。校長先生の話がつまらなくなるのは必然である。
とはいえ書き起こされた文章を読んでみると、押しつけがましい教訓話、薄っぺらい薀蓄など、つまらないを通り越してイラっとするスピーチの煮凝りという感じがする。これらの話にはどうも元ネタがあるらしい。「校長講話」で検索すると書籍がたくさん引っかかる。
1年間毎週使える校長講話 (教育開発研究所): 2021|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
タイトルからして話のネタに困っている感がすごい。校長先生も「校長先生の長話」に悩んでいた。じゃあ無くせよとは思うが、よく言われる「年寄りの長話」とは違う現象にみえる。年寄りの長話はもっと面白い。
なんとなくカリンバを買ってみた。もっと雑なつくりの品物を想像していたのだけれど、思いのほか精巧で楽器然としている。嬉しい誤算であると同時に、これならサンプリング音源でいい気がしなくもない。あまり弾 (はじ) き方で音色が変わらない。
COVID-19 Pick up Report/Research
Vaccine efficacy, effectiveness and protection
Eurosurveillance | Vaccine effectiveness against SARS-CoV-2 transmission and infections among household and other close contacts of confirmed cases, the Netherlands, February to May 2021
Vaccination with BNT162b2 reduces transmission of SARS-CoV-2 to household contacts in Israel | medRxiv
"effectiveness against infectiousness" が「感染者が他者に感染を広げることへの有効性」で、 "effectiveness against transmission" は「非感染者も含めて他者に感染を広げることへの有効性」、つまり再生産数に (1 - x) でかかる係数だと思っていいのかな。
一般にワクチンの有効性とうたわれている値は efficacy against symptomatic disease である (たぶん)。以下 efficacy と effectiveness の違いは無視する。発症していなくても感染させる可能性があるから、 eff. against transmission は常に eff. against symptomatic disease より小さいと思っていたけれど、これは間違い。発症していた場合に感染させる割合が減る効果もあるので、一般に単純な大小関係はない。
は基本的に成り立つはず。とはいえバイアスの入り込むところがたくさんあって難しい。
しかしこういう研究の基本的なことを何も知らないなあ。
症例対照研究 - Wikipedia
コホート研究 - Wikipedia
BioNTech、創業者が「ばいおんてっく」と発音しているな。
「ウィルスに勝つ」という言い方は、ちょっと人間の価値観をウィルスに押し付けすぎである。勝ち負けの概念を持たないウィルスの文化をもっと尊重すべき。
それはともかく、「勝つ」の意味が「ある日を境に一切ウィルス対策をしなくてよい生活に戻れる」の意味だとしたら、そういう日が来ない可能性は十分にある。つまり、負ける場合についても想定しておく必要がある。負けたら人類滅亡というわけではないのだから。
「可能性がある」と書いたけれど、短期的には負けが確定しているといっていい。デルタ株の基本再生産数は R0 = 5 .. 9 と推定されている。たとえ R0 = 5 かつワクチンによる感染抑制効果が 100% であったとしても、ざっくり未接種者 20% が感染拡大のしきい値になる。他国の状況なども鑑みれば、現行のワクチンが希望者全員に行き渡っても、感染対策なしで感染拡大を止められる可能性は低い。
中期的にはどうか。真っ先に考えるのは、デルタ株に最適化されたワクチンである。実際に Pfizer は開発中らしい。ただ先ほどの計算から分かるように、デルタ株の厄介な部分はワクチンの有効性低下より感染力の高さである。また、ワクチンの有効性 95% などの値は発症率に対するもので、感染媒介抑制効果はそれより少し低いようだ。発症率や入院率抑制効果は必要な医療リソース量を定数倍下げるだけであり、指数的な感染拡大に対しては無力である。不定性が大きいので何ともいえないけれど、デルタ株に最適化されたワクチンだけで感染拡大を防げる可能性は…たぶんあまり高くない。
どんなシナリオが待っているにせよ、「今だけ我慢して乗り切れば」というメッセージの出し方はやめたほうがいいと思う。
スープカレー ⊂ カレー, スープカレー ⊄ スープ
カレースープ ⊂ スープ, カレースープ ⊄ カレー
【作業用BGM】洗濯機の音で不思議とリラックス?癒されるBGM - YouTube
ドラム式洗濯機 (推定) はこんなに心地よい音がするのか。
菓子名の語感でいうと、「ブリュレ」なんかは本来日本語話者的に微妙な響きに思える。仮にあまり日本でなじみがなく、コンビニチェーンが新しい菓子として宣伝するとなったら、英語読みにするなどの策が取られたかもしれない。英語読みは英語読みで、トイレの芳香洗浄剤みたいな響きだけれど。
「シュトラッセン」は洋菓子の名前にありそう。 cookpad に「ドイツで大流行中! 新触感菓子シュトラッセン!」とか適当なタイトルで捏造レシピを投稿して流行らせよう。姉妹菓子に「バウムシュトラッセン」「アインシュトラッセン」などがある。
Fast Matrix Multiplication = Calculating Tensor Rank
キツネにつままれた気分になる Strassen の行列積アルゴリズムは、テンソル分解の問題として理解できる。より計算量の小さい行列積アルゴリズムはこの方法で作られるらしい。
しかしキツネにつままれた感はあまり解消しないな…。
「日本で一番高い山は誰でも答えられるが、二番目に高い山は多くの人が答えられない。だから…」のあとに続くべき言葉は、「だから、色々な山の良さをもっと知ろう」である。教訓とすべきは「安直な指標でソートして評価することの愚かさ」である。
Computing Minimal Surfaces with Differential Forms (未読)
Poisson Surface Reconstructionの解説と実装 - 重み元帥によるねこにっき
Global minimum が求められるんだ。
最近なんとなく気象庁の降水短期予報を定期的に眺めている。以前は失礼ながら「なんで 3h 短期予報の精度がこんなに悪いんだ。ちょっと外挿するだけだろ」とか思っていたけれど、今は「よくこんなの予報できているな」という気持ちしかない。ごめんなさい。
いまだに TeX のどの機能が言語組み込みで、どの機能がマクロで実装されているのかよく分かっていない。
ある正規分布している確率変数 X がある。一回の試行につき一つの値を入力として与え、その値と x との大小比較結果だけが出力として得られるとき、 X の平均と分散を求めるために最適な戦略は何か。
バイオリンなどの弦楽器を調弦するとき、厳密に平均律で合わせることは少ない。二つの弦を同時に弾いて、よく響くように合わせるだけである。ではどれくらいずれるのか。
バイオリンの調弦は G, D, A, E と、隣り合った弦の音程はすべて P5 である。隣り合う二弦をもっともよく響くように調弦すると、
(12/log2) * log((3/2)^3) ~ 21 + 0.06
で、 G - E 間は 6 cent くらいずれる。フレットのない楽器として十分すぎる精度だと思う。
ギターのスタンダードチューニングは E, A, D, G, B, E である。仮に隣り合う二弦を順に合わせていくと、
(12/log2) * log((4/3)^3 * (5/4) * (4/3)) ~ 24 - 0.22
と E - E 間は 22 cent くらいずれる。弦数が多いことに加えて、純正律と平均律の差が大きい M3 を挟んでいることで精度が悪くなっている。実際には高い方の二弦を低い方の二弦を基準にチューニングする。
アコースティックギターの弾き方:チューニングをマスターしよう - 楽器解体全書 - ヤマハ株式会社
E: (12/log2) * log(3) ~ +19 + 0.02
B: (12/log2) * log((3/4)*3) ~ +14 + 0.04
G: (12/log2) * log((4/3)^2) ~ +10 - 0.04
D: (12/log2) * log(4/3) ~ + 5 - 0.02
A: 0
E: (12/log2) * log(3/4) ~ - 5 + 0.02
最大誤差は G-B 間で 8 cent. 許容範囲だと思う (ピアノの調律師に言ったら絶句されそうだけれど)。たぶん倍音の歪みの方が大きい。
単に忘れている部分を思い出そうと以前学んだことを復習していると、より一般的な枠組みに気づいたり、当時は知らなかった分野とのつながりに気づいたりすることがある。気持ち的には嬉しいと同時に、残念ながらそれが何か新しいことに繋がることはめったにない。理解している人は理解していることだし、その領域がさかんに研究されていた時代には、徹底的に掘り起こされた部分なのだろうから。こういうのは結局のところ単なる自己満足なんだろうか。
R0 = 5 .. 9
という数字を見ていてふと思った。そもそも平均的な人が二週間であいさつ以上の会話をする相手のユニーク人数はどれくらいなんだろう。とりあえず平均世帯構成人数は 2.5 人らしいが。
これ面白いな。自分の書いた日本語の文に主語が複数あると、間違いだと考えて修正する。実際に修正後の方が読みやすくなっていることが多いと思うけれど、何でもかんでも修正するのは少し頭が固いかもしれない (←主語が複数)。
Backlinks: [202115500]
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中国語文法・超入門講座 #2 人の呼び方(1) - YouTube
漫画などで中国人の名前の音を重ねているのは漫画的表現の一種かと思っていたけれど、実際に使われているのか。
新書でありそうなタイトル「半額弁当の経済学」
最新AI同士の対局を暗記してプロ棋士の前で指してみた - YouTube
なぜか定期的に将棋の動画がお薦めに上がってくる。将棋ぜんぜん分からないのに…と思いつつ見てしまうので、もはや推薦エンジンは私の自覚的な嗜好の理解を上回っている気がしてくる6。
それはともかく、プロ棋士の前で人同士の対戦に見せかけてコンピューター同士の将棋の棋譜を再現するという企画である。ネタばらしされた後の棋士の感想がおもしろい。
最新AI同士の対局を暗記してプロ棋士の前で指してみた - YouTube
特定の一手ならともかく、全体を通して見てそういう感想になるのかという驚きがある。
設定で止めてあるので、推薦エンジンは視聴履歴の情報を使っていない。まあこれはおおげさな表現で、単に将棋と関連のあるチャンネルを購読しているだけである。
滋賀県民の言う「琵琶湖の水を止めるで!」……止めるとむしろ大変なことに - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
琵琶湖は世界で 20 湖ほどしか確認されていない、 100 万年以上前から存在する古代湖の一つらしい。世界レベルで珍しい湖だとは知らなかった。岸壁がコンクリートで固められていたりする箇所もあるし、ブラックバスが釣れたりするらしいし、古代湖的ありがたみに欠ける。
新潟県に糸魚川市 (いといがわし) という市があるが、糸魚川という川はない。若干騙された気分になる。まあ考えてみれば、香川県に香川という川はないし、和歌山県に和歌山という山はないし、鹿児島県に鹿児島という島はないし、北海道に北海という海はない (たぶん)。
WiMAX 2+ で帯域制限時に複数コネクションを張ると、帯域の割り振りが 100:0 になる制御はそろそろ改善してくれないものか。何らかの理由があるのだとは思うけれど、いくらなんでも使い勝手が悪すぎる。
意外と知らない『フナムシ』の変わった生態 エラ呼吸でも水中はNG? | TSURINEWS
箸で問題なく泡立てられるな。思ったより時間もかからない。
2020 年にもなって人が食材をスーパーに買いに行き、フライパンを手にもって調理していることが時代錯誤に思えてきた。人類がフライパンを発明してからほとんど変わってなさそう。
保証人代行サービスに親族の名前を書く理由がよく分からない。不動産会社が緊急連絡先を必要とするのは理解できるけれど。
マシュマロの正体がメレンゲ + ゼラチンだと知る。ただし Wikipedia 曰く、量産品は卵白を使っていないらしい (要出典)。バタークリームを生クリームだと思いこんでいたようなものか、これは一度本物を食べねばなるまいと検索していたところ、「手作りマシュマロ まずい」が一番にサジェストされる。悲しい。たしかに作り方を読むと、手際の良さが求められそうな感じではある。うまく作れても量産品よりおいしくないのかもしれないけれど…。
イタリアンメレンゲは殺菌できているか | パティシエ 坂下寛志 Pâtissier Sakashita Hiroshi
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/13797/sal.pdf
https://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/documents/4page3.pdf
ちなみにメレンゲ、というか生の卵白は常温でも日持ちするようだ。へー。
コーヒーをよく飲むので、コーヒーメーカーがあったら便利かと定期的に考える。でも別にコーヒーを淹れる行為自体は面倒ではないのだよな。面倒なのは抽出後の生ごみの処理である。
つまり必要としているのはコーヒーメーカーではなく生ごみ処理機か。
自動車を運転すると「いつか絶対誰かを殺す」と思うし、バイクを運転すると「いつか絶対自分が死ぬ」と思う。マシュマロに包まれてふわふわ移動するような乗り物がほしい。
間違えて Google Map で「日の入り」と検索したら、国立天文台がポイントされた。 Google 先生柔軟すぎる。
202112301 この「もやもや」の部分をもう少し明確にする。「粒子のラベルを付けかえても物理は変わらない」という制約条件は量子力学に限定されないように聞こえる。たとえば二体系の古典力学を位相空間での確率密度分布 p(x0, p0; x1, p1)
で表せば、同じ論理で
p(x0, p0; x1, p1) = p(x1, p1; x0, p0)
が要請されることになる。これは正しいか。詳細は略すが、粒子を区別しないならこの条件を課して計算してもいい (規格化などは変わる)。物理的に粒子を区別できるかは重要ではない。例えば粒子に異なる色が塗られていているが、観測者はモノクロカメラを使っていて両者を区別できない、という設定でもいい。
つづく。
High-Quality, Low-Delay Music Coding in the Opus Codec
25 ページの Cascading Test がおもしろい。 Opus はいろいろトリックが入っている分、複数回の再エンコードには弱いかと思っていたけれど、全然そんなことはない。 Opus 7 回エンコード ~ LAME mp3 1 回エンコードとは恐れ入る。
量子力学で複数の同種粒子を扱う場合、「粒子のラベルを付けかえても物理は変わらない」ことから |Φ(x, y)|^2 = |Φ(y, x)|^2
が要請され、波動関数は対称か反対称になると説明される。どうもこの説明にもやもやするのだけれど、場の量子論でフォック空間を考えれば N 体系の波動関数は自然に対称化される。量子力学は場の量子論の有効理論なので、対称化されることは必然だと説明されれば納得はいく。
ここで疑問がわく。場の量子論で同じスピン・質量・相互作用を持つ、つまりラグランジアンが同一の複数の場を考えてもいい。この場合、多体系の量子力学と同じ理由で「場の入れかえ」について対称化する必要はあるのか。
Backlinks: [202112400]
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「かわいいから」という理由で動物を飼うことに心理的抵抗がある。ある意味では「肉を食べるため」の方が罪悪感が少ない。それはすでに間接的に行っていることだから。
木綿豆腐より絹ごし豆腐の方が 30% くらい密度が低いらしい。絹度を外挿した極限まで密度の低い豆腐を食べてみたい。
十年以上前に抱いたまま放置していた、たいして難しくない疑問を解決した。
地平線が丸く見えるのは錯覚、つまり人の目線の高さでは無限平面と目視で分かる差がないらしいが、それを別にしても「丸く見える」の意味は意外と自明でないな。普通のカメラで写真を撮った場合、つまり透視変換で二次元平面に射影すると、たしかに無限平面の地平線は直線に、球体の地平線は曲線になる。しかしたとえば 360° パノラマ写真のような変換で二次元に射影すると、どちらの場合も地平線は直線になる。
BOXABL CASITA – Accesory Dwelling Unit
私の感覚だと、地球平面説を信じるのも、神の存在を信じるのも、毎朝の星座占いを信じるのも似たようなものである。「地球平面説を信じる異質な人がいる」のではなく、一般に「人は事実をねじ曲げて、自分に都合の良いことを信じる性質をもつ」という方が良い近似だと思う。もちろん私も現実から目を逸らしながら生きているし、ほんとうの締め切りの存在を信じて疑わない。
たぶんこの性質の強さに科学的素養のようなものは一番の因子ではない。たとえば余命三ヶ月と診断された人が怪しげな民間療法にすがったとして、原因が科学的素養のなさにあるとは思わない。人である以上、願望が論理を優越する可能性は誰にでもある。
田舎の平野部において鉄塔は目立つ建造物である。子どものとき、夕暮れどきに鉄塔のシルエットを眺めながら、「この送電線を辿っていったらどこに行き着くんだろう」と考えた人は少なくないはずだ。これを題材とした小説を書いた人もいる (未読)。
しかし送電線のトポロジーがどうなっているか考えたことがなかった。発電所を根とする木構造をしているなら最終的には発電所に行き着くけれど、メッシュ型のトポロジーなら分かりやすい終着点はない。実際にはおそらく両者の中間くらいの構造をしていると思うのだけれど。
鳥が巣を作っている電柱に「鳥の巣観察中」の帯が付けられていることがある。単に送電機能に影響がない場所なら無理に撤去する必要がないからだと思っていた。それは間違いではないものの、もう少し事情があるらしい。
鉄塔や送電線に関するQ&A|一般の方向け|東京電力パワーグリッド株式会社
素人が中国で部品をオーダーメイドした話 :: デイリーポータルZ
屋台で辛そうな料理を大量に作る動画を見ていたら、よだれは出るは汗は出るはで人体の神秘を感じる。食事にそこまで臨戦体制になる必要あるのか。
xkcd: Earth Temperature Timeline
「エゴサ」は和製英語ではないのか。
天気予報には数値シミュレーションが用いられていると聞くけれど、そもそも地上の観測値や衛星写真から初期値を推定する部分が分からない。
ちゃんと資料が公開されていた。専門家向けでも一般向けでもない、ちょっと対象者が謎な資料だけれど、私のような野次馬にはちょうどいい。
データ同化では、前回の数値予報モデルの予報値である第一推定値を、観測データで修正することによって初期値を作成する。作成された初期値からは数値予報モデルを実行することによって予報値が得られ、次のデータ同化の第一推定値として利用される。
202111101 これを書いた翌日、天気予報に反して快晴といっていい天気になり、布団も干せた。「叶うならもっとまともな願いを書けばよかった」などとちょっと考えてしまった我の心のさもしさよ。
ところで、気象庁の 5 km メッシュ, 3h 毎の天気分布予報を見ていると、現在の天気を外していることがある。最初理由が分からなかったが、予報の更新は数時間おきであり、その予報に使われる情報はそれよりさらに何時間か前のものであるらしい (予測自体に時間がかかるため)。項目によって更新頻度が違うので注意が必要である。天気分布予報の更新頻度は低い。
もう一点、気象衛星の画像から雨が降っているか直接は分からないらしい。地上に観測点がある場所以外では、今現在であっても推定が必要になる。
七夕に「布団を干したい」と願うべきであった。
Backlinks: [202111200]
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「昭和のインターネット」というフレーズを思いついたが、もちろん既出であった。思ったよりは少ない。「明治のインターネット」はまだ引っかからない。
パンチカードによる自動織機の発明が 1800 年、テレタイプの発明が 1850 年くらいらしい。「URL に相当する番号を入力すると、遠隔の機械から対応する文書が返ってくる」程度なら明治時代の技術でも不可能ではなさそう。「紙で郵送した方が楽」とは言われると思う。
コンピューターは、論理ゲートと遅延素子あたりが作れれば物理レイヤは何でもいい。規模は大きくなるけれど、高度な理論や技術が必須というわけでもない7。コンピューターの発明が 1950 年あたりなのは不思議な感じがする。Zuse Z1 は安定して動かなかったらしいので、純機械式での実現は難しいのかもしれないが。
むしろ (私の感覚で) 高度な理論の方が先にできているが。
親指一本のフリック入力の速度に対して、両手五本指を使うキーボード入力の速度は遅すぎる気がする。とはいえ、例えば 8 key/s は 120 bpm の音楽で 16 分音符を刻むことに相当する。物理部分の制約というより、無理なく認知できる速度の上限に近いかもしれない (特別な訓練を受けた人を除く)。
なぜこんな梅雨の時期に七夕なる星にまつわる行事があるのか。しかもこの時期に天の川がよく見える時刻は深夜である。理由は簡単で、本来の七夕は旧暦の 7/7 、現在の 8 月に相当する。
しかしどちらにせよ、その日に何か特別な天文現象が起こるわけではない。中秋の名月なんかもそうだ。これはある意味当然で、そもそも毎年同じ時期に起こる天文現象自体が、当たり外れの大きい流星群くらいしかない。そしてその流星群は意外にも、昔から存在が認識されていた現象ではないらしい。
δ
は英語で delta だが、ギリシャ語本来の発音は /ð/
らしい。日本語ネイティブ的にはゼータと紛らわしいから delta と読まれる方がありがたいが。なぜ英語で delta なのかというと、大昔の発音は /d/
だったからのようだ。 β
も同様に現代の発音は /v/
だが、もともとは /b/
だったらしい。
ギリシャ文字を順番に言おうとすると、 α, β, γ, δ, ε, …
で詰まる。まあでもさすがに知らない文字はないか…と一覧を見ていたらあった。小文字の υ
(upsilon) を使った覚えがない。実際に数学や物理などでシンボルとしての用法はほとんどないらしい。
さらに大文字は形がアルファベットと被っているものが多く、対応を知らなかった文字がいくつかある。 η
の大文字を答えられる人はけっこう少ないのではないか。クイズとして出したら当てられる人は多いかもしれないけれど。いや、もしかすると私がアルファベットだと認識していたものは、実はギリシャ文字だったのか。
これだけ利用している文字なのにギリシャ語の単語を一つも知らないというのも、考えてみるとなかなか極端な話である。もしかすると慣例的に特定のギリシャ文字が使われる変数で、由来がギリシャ単語のものもあるのだろうか。
これ樹木の病気だったのか。鳥か何かの巣だと思っていた。なかなかしゃれたネーミングだが、木によっては (?) それなりにダメージを受けるらしい。
サンプリング定理によって、理論的には sinc
関数の畳み込みで理想的な (情報を失わない) サンプリングレートの変換が可能である。でもこの方法で画像拡大を行っても視覚的に良い結果が得られないように、音声の変換でも聴覚的に最善かは不明だよな。耳の物理的構造がフィルタバンクを構成しているからおおむね良い結果を与えるだろうけれど、ヒトの聴覚処理全体はそんなに単純ではない。音声圧縮などでカットされた高周波成分を埋める手法は、ある意味で高度なサンプリングレート変換ともいえるし。
最近は「視野を広く持ちつつ、いかに興味のないものをばっさり切り捨てるか」を漠然と意識する。電源出力の低下とともに観測機器を少しずつ止めていくボイジャーのような気分である。とりあえず社会をばっさり切り捨てて山奥に篭りたい。
知的障害と判断される IQ のしきい値は 70 で、これは -2σ
である。自閉症スペクトラム指数のカットオフは 33 点で、これは +2.3σ
に相当する8。どちらもその値だけで判断されるわけではないけれど、おおむね何らかのパラメーターが平均から 2σ
以上外れると、それが強く関係する領域では困難が伴う可能性が高いということだと思う。
個人的には「意外と狭いな」と思う。人の性質を表す独立なパラメーターは当然ほかにもたくさんある。一つや二つ 2σ
以上外れている人の方が多い…というか、次元の呪いの例としてよく知られているように、パラメーター数が十分に多ければ、全てのパラメーターが平均的な人はほとんど存在しない。「みんなちがって、みんないい」は統計的にも正しいはずなのだ。
そうなっていないとしたら、現在のヒトの社会では知能とコミュニケーション能力のウェイトが大きい、もしくは適正がないからといって避けて通るのが難しい、ということなのだろうか。
有声音と無声音の違いは声帯が振動しているかの違いである。でも一切声帯を振動させないささやき声でも、日本語の聞き取りにほとんど支障はない。これは勝手に推定されているだけなのか、それとも音に若干の違いがあるのかどっちなんだろう。前者だとすると、日本語において濁点の有無はほとんど情報を持っていないことになる (冗長性があるのは濁点の有無に限らないとは思うが)。
音声学のちゃんとした知識がないので発音記号で明示できないのだけれど、例えば「誓い」と「違い」は有声と無声の違いだけでなく、ええと破裂音と摩擦音? の違いもある。ただ、日本語話者が無意識にこの違いを聞き分けられるのか分からない。
まあ実験してみればいいのだが、耳元でささやいてくれる人の確保が困難。
そういえば今まで意識していなかったが、炊飯器には米の量を入力しない。重量を計測しているようにも見えない。おそらく炊飯時に温度を計測していて、情報はそれで十分なのだと思うが。
換気扇は修理できたが腰が故障した。
換気扇が全然吸気していない…。
Brave Search エンジンのランキングが思ったよりいい。 Google が札束で叩いて集めた優秀な研究者とエンジニア、大量のユーザーからの膨大なデータ、潤沢なマシンリソースなどなどを惜しみなく注ぎこんだ検索エンジンでさえ、悪質な SEO に苦戦している。特にユーザーからの莫大なデータは Google 以外が持ちえないもので、少人数の優秀なチームが対抗するのは難しい領域に思える。
Brave Search は Tailcat という会社を買収したもので、この人たちはもともと Cliqz という会社で検索エンジンを作っていたらしい。どちらも公式ページに情報はほとんど残っていないが、 Cliqz は別の場所に tech blog が残っている。
スコアリングに関する記事はこのあたり。
A New Search Engine
Building a search engine from scratch
Search Quality at Cliqz
データについては種明かしがある。 Cliqz は Firefox 拡張をリリースしていて、 (query, URL)
のセットを収集していた。このデータはブラウザのデフォルトサーチエンジン、つまりほとんどが Google 由来ものである。まあユーザー数が少なくデータが十分に取れない初期に、多少のチートをするのは仕方ないとは思う (「多少」なのかは私には判断できないけれど)。
もう一点、現在の Brave Search は自身のデータが十分でないときに、サードパーティの結果をミックスする。このことは明記されていて、クエリーごとにミックスされている割合も表示される。これで同じようなデータを取れている可能性はある。
Search results independence | Brave Search
検索結果を編集した形で提供することを許している検索エンジンは、事実上 Bing しかないような。
Backlinks: [202406604]
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どうしても Beat Saber の箱の色と左右の対応を覚えられなくて絶望していた (単発でポンと来ると間違える) が、これは覚えられないのではなく、逆に記憶してしまっている気がしてきた。調べてみると、信号機も古の RCA プラグも赤が右で、 Beat Saber とは逆である。
まあ Beat Saber に限らず左右を咄嗟に判断できないのだけれど、道路で間違えて右車線を走ったことはないし、日本語を逆向きに書くこともない。そういう心配をしたこともない。まったく左右の判別ができていないわけではないのだよな。
「勢いをつければ、ため池から這い上がれるのでは」という疑問に実験結果で回答(斎藤秀俊)
衝撃的な動画。
さつ○んがっき
ハーモニクス奏法は開放弦より高い音を出す。恐ろしいことにその逆、開放弦より低い音を出す奏法が擦弦楽器に存在する。
Subharmonics - MARI KIMURA - violinist/composer
How to Produce Subharmonics on the Violin
簡単な有理数倍の周波数の音が出やすいというわけでもないらしい。原理の明快なハーモニクス奏法と違い、物理はずっと複雑である。
Anomalous Low Frequencies from a Bowed Violin String
うーん (分かっていない)。
温かい麦茶の香りがいい。いろいろなものを焙煎して香りを確かめてみたい。
弦の特定の部分を軽く抑えるなどして、整数倍次の倍音のみを出す奏法を「フラジオレット」と呼ぶが、この単語はもともと楽器の名前であると知った。ハーモニクスに対応するイタリア語か何かだと思っていたような気もするし、フラジャイルなフレットみたいに捉えていたような気もする。
音楽用語で勘違いしていたといえば、子どものころ、譜面記号 "tr~~~~" をずっと 「か~~~~」だと思っていた。アルファベットを学ぶ頃にはすでに認識が固着して疑問に持つこともなくなっていて、 "trill" の頭二文字であると気づいたのは相当後になってからである。
「やる気が出たときに着る服を決めておけば条件付けができるのでは」と思い実践してみているが、なかなか梅干しのようにはいかない。そもそもやる気の出る確率が低すぎる。
出典不明のものでふと思い出した。文末に付けることで笑っている様子を表す "w" について。
私の理解では、 "w" には少なくとも二通りの系譜がある。由来も使い始めた人々もまったく異なり、初期には意味合いすら違っていた。…と思っているのだけれど、どちらか片方を紹介しているサイトはあっても、両方を紹介しているサイトは見たことがない。たぶんお互い起源の違いに気づかないまま統合されたのだと思うが、証拠があるわけではない。
一つ目は 2 ちゃんねるで「(笑) → (藁 → w」と変化していった、由緒正しいネットスラングである。こちらはもともと嘲笑に近い意味を持っていた。掲示板のログを漁れば証拠は山ほど見つかる。いろいろ使い方に謎ルールがあったらしい。
もう一つはおそらく、ガラケー時代に中高生あたりが使いはじめたものである。こちらは warai の頭文字ではなく「笑っている口の形を模した文字」として理解されている。最初から嘲笑の意味はない。前者と違って Web 上に証拠は皆無で、私も人から聞いてたまたま知っただけである。
証拠がないといっても、世代の人に "w" の由来を訊いて回れば確認が取れるはずである。 Twitter なり何なりで、誰かアンケートを取ってみてほしいところ。
追記: Diablo (ゲーム) のチャットで 2 ちゃんねるより一回り早く "w" が利用されていたらしい。これはこれで少し意味合いが違ったようだ。まあ独創性の高いスラングと違って、「笑 → w」の変化はそこら中で起こっていて当然ではある。
かなり前に Coq に入門しようとしたとき、基礎知識がなさすぎてチュートリアルを読んでもなにも分からないし、なにを勉強したら分かるのかも分からない。さらになにができるようになるのかも分からない、という状態であった。勉強が分からないというのは、まさにこういう状態なのだと思う。
不完全性定理で有名なクルト・ゲーデルは、アインシュタイン方程式の特殊な解析解を構成したりもしている。計算可能性理論で有名なアラン・チューリングは、拡散反応方程式についても独創的な結果を残している。数学基礎論と偏微分方程式という、私の感覚では対極に位置するような分野で成果を出しているなんて頭イカれてると思うが (もちろん片方だけで十分イカれている)、それくらい広い分野に手を出すこと自体は当時それほど珍しくなかったんだろうか。
映画を観ると途中、高確率で「この取って付けたような恋愛要素いる?」と思うのだけれど、私が知らないだけで現実の恋愛もこんな感じなのかもしれない。しかし映画以外ではそれほど思ったことがない気がする。単に二時間で完結するという尺の問題?
「数式に群がるハエのような」
どうも使い分けられる文体や口調が少ない気がする。使い分けるといっても、小説家が意図的に文体を変えたり、声優が多彩な口調を使い分けたりといったテクニカルな話ではない。メールやチャットなどで、リアルタイム性などサービスの性質に応じて文の長さを使い分けたり、相手との間柄に応じてくだけた口調を使ったり、地元の人との会話で方言を使ったり、といった無意識に行っている (であろう) ことである。
私ももちろん状況によって文体・口調は変わっていると思うけれど、本質的には「ですます調」とそうでないもの、の二つしか使い分けていないような気がする9。話し言葉も「推敲されていない書き言葉」に近いのではないかと思うことがある。話し言葉に最適化してもう少し文を短く切った方が分かりやすいと思うのだが、なかなかリアルタイムに実践するのが難しい。
高校まで同じ地域に住んでいて両親も地元の人間にもかかわらず、子どものときから方言をあまり話さなかった…らしい10。自覚はまったくないのだけれど、同じ地域にある中学に上がったときに地元出身だと思われていなかったとか、そういうエピソードがいくつかある。この理由が長らく謎だった。テレビなどで聞く言葉と地元の人が使う言葉を、状況によって自然に使い分ける能力が低いのだと今は思っている。
尊敬語・謙譲語とは別。ここでは文体・口調と直交しているものと考える。
訛っていないとは考えにくいので、標準語でも地元の方言でもない謎のイントネーションで話していたのではないかと思われる。
風呂から出た直後に出る汗は、私の主観では「めっちゃ出る」か「ほとんど出ない」の二択に近い。発汗量が条件によって急激に変化する (生理的) のか、蒸発量との兼ね合いなどが原因 (物理的) なのか、それとも気のせい (心理的) なのか。
久しぶりに普通の B5 ノート (紙) を買ってみた。まさか B5 ノートを買っただけでこんなにうきうき気分になるとは思わなかった。意味が分からない。いやそうでもないか。最近は紙がなくてチラシとか封筒とかにメモしていたので、かなり文明が進んだ。うきうきして当たり前かもしれない。紙は偉大な発明である。
しかし長辺綴じだと前のページを参照しながら次のページに書きづらくて、ページを破ってバラバラにしてしまう。トイレットペーパーみたいに連続な方が便利ではないか。幅広のリールテープ状の紙を机にセットしてくるくる回すとか。しかしそうするとランダムアクセスがしづらいな。もっと良い形態はないものか。
Linus が久しぶりに咆哮していた話題。
No, Really, mRNA Vaccines Are Not Going To Affect Your DNA
これは素人が判断できるようなものではないな…。少なくとも、レトロウイルスが RNA から DNA を合成するために使う逆転写酵素は任意の RNA を受け付けるようなものではなく、この機構で mRNA ワクチンから DNA が合成される可能性はほぼないらしい。未知の機構や予想外の作用まで含めて、どれくらい「ありえん」のか私の知識では全く判断できないけれど、副作用として心配するならその他の要素の方が大きそうではある。
日本RNA学会 - mRNAワクチン:新型コロナウイルス感染を抑える切り札となるか?
さまざまなバイオテクノロジーの集大成っぽい感じがすごい。いったん長期的な安全性が確認できれば、原理的にはもっとも安全なワクチンになりえる。
On Phase-Magnitude Relationships in the Short-Time Fourier Transform
Magnitude-phase relationships for short-time Fourier transforms based on Gaussian analysis windows
「悪いことは重なる」というのは基本的には感じ方の問題だけれど、運の悪いことが起こる確率は直近に悪いことが起こったかに左右されないので、実際に間隔の均等性はそれほど高くない。運を寄せては返す海の波のように思い描いているなら、悪いことが重なるように感じられるのは気のせいではなく事実である。音楽をランダム再生すると、同じ曲が連続して再生されがちに感じられるのと同じような理由である (最近はより均等になるようなアルゴリズムを使っているソフトが多いと思うので、体感することは少ないかもしれないが)。
人が想像するランダムな点群は一つ目の図のような感じだと思う。実際にランダムなのは二つ目である (一つ目は Halton 列)。
一年に一回あるかないかのやる気もりもり週間が終わってしまったので、今年はもう消化試合しかない。
食品の辛さの単位を統一してほしい。
Pianobook – Every piano tells a story…
自分の腕から吸血中の蚊を眺めていると、「顔を食べられるアンパンマンはこんな気分なのかな」と思う。余計な唾液や病原体を注入しないのなら、吸ってもらっても全然かまわないのだけれど。アンパンマンでいえば、いきなり背後から顔をかじられて、断面にわさびを塗られるようなものである。正義の味方でもちょっと困ると思う。
しかしこれ、吸血しているときに潰したら、管は刺さったままなんだろうか。
夢で過去のできごとを思い出して、自分がそれを覚えていたことに驚くことが定期的にある。偽の記憶なのかもしれないが。まあでも、アクセスしづらくなっているが残っている記憶は相当量あるのだろうと思う。
ヒトの水平方向の視野は 180° を超えていて、天頂を見上げれば左右の水平線が同時に見える。でもそんなに視野が広いという意識は普段あまりない。
YouTube の自動生成された英語字幕の精度がどんどん高くなっていてすごい。日本引きこもりのリスニング苦手勢にはありがたすぎる。
自動翻訳のような技術が進歩すると自身の語学力は退化すると思っていたけれど、最近はむしろ逆だと感じている。ゲームの思考プログラムと似たようなもので、うまく活用すれば自身の能力向上に役立てられるし、そこまで肩肘を張らず単に楽をするために使っても、どちらかというとプラスに働いている気がする。
まあ私としては能力なんかどんどん退化して、自我が消滅するくらいになってほしい。
人類は米とか小麦とか、なぜこんなに小さくて固い実をつける植物を主食にしようと思ったんだろう。
Walsh Series Analysis of the L2-Discrepancy of Symmetrisized Point Sets
よく "Larcher Pillichshammer point set" とだけ書かれて比較されたり実装されたりしているこれ、原論文では Hammersley set を含む広い point set のクラスが良い収束性を持つことを証明している。広まっているのは a[i, j] = 1
の場合なのだけれど、これが他の set にくらべてよいのかよく分からない。ちゃんと読んだわけではないので、論文中に書いてあるかもしれない。
Sampling with Hammersley and Halton Points
Correlated Multi-Jittered Sampling
できごとを淡々を書き記しているタイプの日記が好きなのだけれど、自分でやってみる11と真逆になる。まあ何もしていないから現実でのできごとなんて書きようがないのだけれど…。
このページのこと。
Geometry Node で遊んでいたら集合物恐怖症状が出てきた。
アジサイの葉が、天ぷらにしたらおいしそうに見えて仕方がない (有毒)。
アジサイの花片に見える部分が萼 (がく) 片であることは有名だと思う。では花弁と萼片の違いは何かというと、役割や性質による分類ではなく、花を構成しているひらひらの内側の方を花弁、外側の方を萼片と呼んでいるだけらしい。
花弁とがくの違いについて | みんなのひろば | 日本植物生理学会
TITLE
そもそも花の構成要素はすべて葉が変化してできたものらしい。
ピッチシフト / タイムストレッチは、というか time-freq 表現での信号処理にはもっとエレガントな方法がありそうに思えて、定期的に考えてしまう。
Pitch-shifting algorithm design and applications in music
2017 年に phase vocoder ベースの良さげな手法が提案されていた。
Phase Vocoder Done Right (Demo)
Phase Vocoder Done Right (Paper)
位相の時間方向微分だけでなく、周波数方向微分もうまく合うように最適化する。群遅延が dθ/dω
で表されることを考えれば、 smearing の低減に効果があることは納得できる。結果もかなりいい感じ。位相の最適化はより精度の高い方法も考えられそうである。まあそもそも STFT で位相をこねこねするアプローチが理想的な方法とは思えないけれど、ウェーブレットなんかが幅を効かせているわけでもないようだし、うーん。
pYIN — pitch and note tracking in monophonic audio
PYIN: A FUNDAMENTAL FREQUENCY ESTIMATOR USING PROBABILISTIC THRESHOLD DISTRIBUTIONS
ついでに f0 estimation の手法もメモ。
"Thank you." の主語は "I" で命令形ではないけれど、命令形ととらえて「てめーら自分自身に感謝しろ」という風には聞こえないのだろうか。そういえば "F**k you." も主語は "I" である。 "You f**k you(rself)." では自家受s
アマチュア無線の免許を取ったら、 Wi-Fi で使っていいチャンネルが増えたりしないのだろうか。ぱっと見では、 149 ch (5.745 GHz) - 165 ch (5.825 GHz) が日本でも利用可能になるように読める。
アマチュア無線の周波数帯 - Wikipedia
ISMバンド - Wikipedia
しかしあまり空いていそうな感じではないな…。
202105200 これ、メロンに生ハムが該当するのでは。
Google Map に徒歩での経路案内をさせたときの推定所要時間が、私の足基準でかなり正確である。ただ、所要時間を分単位で気にしているときは時間に余裕がないときなので、たいてい少し速足になっている。つまり「少し速足のときにちょうどいい推定」なのだよな。
たぶんパーソナライズされた結果ではないと思う。みんなそんなに速く歩いているの?
3 割見える方が意外。本当かな。 3:7 の境界はどのくらいの規模の地域なんだろう。地方都市の郊外くらいだと、なかなか天の川は見えないと思うのだけれど。
「○○を終わらせるまで××しない」と誓いを立てると、ただ××しない虚無の時間が過ぎていく。
英語圏 (の一部領域) で使われている意外な日本語の単語の一つに "mura" がある。「村」ではなく「斑」の方。液晶ディスプレイのレビューを読んでいて、説明なしに使われていて驚いた。 NEC がバックライトのむらを補正する機能に "MURACOMP" という名称を付けたから、そこから広まったのではないかと思っている。
What Does 'Senpai' Mean? | Merriam-Webster
In informal use, senpai (also styled as sempai) can refer to anyone whose attention you want to get—that could be someone you admire and want to be friends with or someone you're interested in romantically.
The top definition (as chosen by users) is "someone who will never notice you."
ずいぶん意味が変わっているな、と思ったけれど、日本での用法を理解しているか自信がなくなってきた。使ったことも使われたこともない。
それはともかく、これは十中八九漫画やアニメなどの用例から無意識に推定された意味であって、それだけ特異な使われ方がされているということでもある。うーん、分からなくもないがドンピシャな作品も思い浮かばない。
私が都道府県を答えたらこうなりました| Start Point
これは四国に行く必要がある。まあ思い出してみると、今治で宿泊したことがあるし、鳴門の渦潮も見たことがある (鳴門には未上陸)…。あと、私の脳内地図では岡山がもう 50km くらい西にある。たぶん岡山-神戸-大阪間の鉄道的距離がそのまま県にマップされている。
唐突に部分分数展開が不思議に思えてきた。 (x - a)^n, n >= 0
の項をどれだけ足し引きしてもその次数は高々 max {n}
だけれど、 (x - a)^-1
の項をうまく足し引きすると、任意の n >= 0
について x → ∞
で O(1/x^n)
のふるまいをする関数が作れる。
あとから読み返して恥ずかしくなる類の文章な気がする。
DARPA チャレンジって何年前だっけ。
この時期は確率・統計的なアプローチで位置推定や経路最適化を行う感じだと思う。というか、今でも基本的にはそうなのではないかと思うのだけれど、
Waymo Research
ChauffeurNet: Learning to Drive by Imitating the Best and Synthesizing the Worst
もうそういう時代ではないのかな…。堅い問題として定式化できる部分は最適化で求めたほうが良さそうなものだけれど。
プロ棋士自作の将棋AIと戦ったら色々とヤバかった - YouTube
GitHub - nyoki-mtl/bert-mcts-youtube
ふ、二日?!
この世の物理法則を、その物理法則に従って動いている物体 (ヒトなど) が理解できる、というのはおもしろい。「理解できる」を「ある方程式の解で、その方程式自身を模倣する機械を構成できる」的に定義すれば、ある物理法則がその性質を持つか厳密に議論できそう。チューリングマシンで万能チューリングマシンを構成できるのと似た議論がしたい。白状しておくと、うまい定義を作れなくて「…的に定義」などと書いて誤魔化した。
仮にうまく定義が作れたとして、それが可能な方程式の集合はどんなものか。まあチューリング完全な 1d セルオートマトンすら非自明なのだから、あまり現実的な問いではないだろうけれど、何か具体的に手が届く問題を考えられないものかな。
人の心や感情などの実体が脳の電気信号や化学物質であることに、私はあまり心理的障壁がなくて、子どものときから自然に受けいれていた。たまに相手もそう理解している前提で話してしまい、「えっ」という反応をされたことが何度かある。
誤解されたくないのは、実体が電気信号や化学物質だからといって、ヒトの感情が無意味でくだらないものだと思っているわけではない、ということである。その二つは互いに独立な話だし、後者に普遍的な尺度はない。
ふとこのコピペを思い出す。
あのさー、「アニメはただの絵」なんて言葉には何の意味もないわけよ。当たり前すぎる。
ただの絵って、そりゃ絵だよ。そんなの誰にでもわかるって。
これは言い換えるとね、例えば友達が彼女の写真を見せてくれたとして、
「これはただのインクの集合だ」と言ってるのと同じなわけよ。
もっと言うと、友達の恋人を指差して、「こいつはただのタンパク質だ」と言ってるのと同じなわけよ。
別に間違ってないよ。写真はインクだし、人間はタンパク質だ。でもそれがなんだっての?
インクだから感情を抱くのは間違いだ、タンパク質だから好きになるのは間違いだ、とでも言うの?
それはちょっとバカすぎるね。バカすぎる。「アニメはただの絵」ってのはそういうのと同じなんだよ。
好きになるのは人格としての、存在としての彼女だろうが。物理的構造なんてどうだっていいんだよ。
そんな当たり前のこともわからないわけ?
似たような話に、ヒトの物理的大きさと宇宙の大きさを比較して「私の悩みなんてちっぽけなものだ」と考えるというものがある。自然の雄大さに触れてそういう感情が起こるのは私も分かるし、それで気持ちが前向きになるのは素晴らしいことだと思う。ただ、悩みの大きさと身体の物理的スケールには何の関連もない。もしヒトの身長が富士山くらいだったら悩みも 10^10
倍 (体積比) 深刻なのか。もしミジンコサイズの知的生命体だったら存在価値も 10^-10
倍 (体積比) なのか。そんなことはない。
自分がこの地球上で物理的に小さな存在だからといって、その悩みがちっぽけなものだということにはならない。自分の悩みの価値なんて、自分が決めればいい。なんか今ちょっと恰好いいことを書いた気がするが話をまとめるために適当にひねり出しただけだし、この文章はしなければいけないことからの逃避行動で書かれた。
ハンコを毎回紛失するので、必要になるたびに新しいハンコを買っている。もう契約する場に全名字のハンコを揃えておくといいと思う。
鉄道と高速バスを比較すると、エネルギー効率は鉄道の方がいいのにバスの方が料金は安い。モノの輸送でも貨物列車よりトラックの方が安い (らしい)。なぜか。
とりあえず距離あたりの路線の設備費を調べてみる。
鉄道トリビア(478) 鉄道事業の原価の一部は「基準コスト」という名目で公開されている | マイナビニュース
JR旅客会社の基準単価・基準コスト等について
道路に幾らかかっているか? | ハフポスト
高速道路における維持管理費の推移状況と課題
日米都市内高速道路の維持管理における事例調査とその費用の分析
比較していい数字なのか全然分からないけれど、高速道路の方が高いのかな。桁が変わるほどの違いはなさそう。もちろん道路はバスだけが利用するわけではい。バス会社が高速料金や自動車税の形で負担する設備費はごく一部で、鉄道会社よりずっと少ない。そしてその割合は、高速道路利用者全体に対する高速バスの割合をおおむね反映しているはずである (まあ「おおむね」では比較できないのだけれど…)。
この情報だけから何か言うのは意味がないかもしれないけれど、「鉄道より道路の方が時間あたりの輸送量が多いから、コストが相対的に安い」というのが一つの可能性である。しかし都心などを除けば、線路にはもっとたくさんのヒトやモノを運べるキャパシティがあるようにみえる12。それが埋まっていないのは、移動場所の自由度が低いことが遠因だったりするのだろうか。うーん、よく分からない。
もしそのキャパシティが埋まったら、踏切は永遠に閉じたままになるが。
たまにふと「なんでこの人はこんなにまともなんだろう」と思うことがある。「まともさ」を維持するのってそんなに簡単ではないと思うのだけれど。
画家のルイス・ウェインは、統合失調症の発症とともに作風が変化していったことで有名である。作風の変遷には一度見たら忘れられないインパクトがある。
しかし実はウェインは作品に制作日を書き残しておらず、教科書に載っているような順序で制作されたかは不明らしい。
思い返してみると CLR などの仮想マシンは、単に特定の命令セットに依存しないというだけではない、もっと夢のある技術だった。動的なプロファイリングと JIT によりネイティブバイナリ以上の速度が出る可能性があった。 OS と統合されたサンドボックス実行により、ハードウェアレベルの仮想メモリやプロセス分離が必要なくなり、システムコールは軽量になり、オブジェクト指向 (笑) の API が提供され、 OS レベルの GC によりメモリ管理は簡素化・効率化され、プロセスはネットワークを自由に移動し…うんぬんかんぬん。
それらのいくつかは事実ではなく、いくつかは形を変えて実用化され、いくつかは歴史的事情で葬られた。
もともと OS 自体が夢の詰まった技術だった。分散システムなどがよい例だと思う。もちろん部分的に、あるいは形を変えて生き残っているすばらしい技術はたくさんある。でも、黎明期の OS 研究者が描いた「夢」はたぶん実現していないのではないかな。
https://www.kernel.org/doc/Documentation/networking/filter.txt
bpf-docs/eBPF.md at master · iovisor/bpf-docs · GitHub
LinuxのBPF : (4) ClangによるeBPFプログラムの作成と,BPF Compiler Collection (BCC) - 睡分不足
最初は「仮想マシンとしてはレジスタが少ないし、なぜ今どき 2 オペランド命令?」と思ったけれど、 x86 を含む主要な CPU のネイティブ命令に 1:1 で変換できるように作られている。なるほどランタイムのシンプルさとパフォーマンスの比はすばらしい。
しかし clang は ELF で吐くのか。
これ、床の認識やキャリブレーションに誤差があるのではなくて、私の身長が朝夕で変わっているのか。
二桁分しか zero fill していなかった連番 の .blend
ファイルがついに 99 を超えてしまった。バイナリファイルも躊躇わずに git で管理した方がいいかな…。
私は internal monologue を持つタイプだけれど、それは別に自分の声ではないというか、完全に音声になる前の説明しづらい何かで思考している。リズムとアクセントはあるが、男声とも女声ともいえない、具体的な声質を持たない何か。
おそらくはメジャーなタイプだと思う。 internal monologue 自体を持たない人、文字が視覚的に浮かぶ人などがいることを考えれば、音声寄りの internal monologue にも色々な形がありそう。
スイカに塩をかける派の人に「塩をかけると甘味が増すというが、それなら砂糖をかければいいのでは」と言って煽ったところ、「砂糖をかけてもスイカ自体は甘くならない。むしろ相対的に甘味は減少する」とまとうに反論された。という話を一人で妄想した。
スイカに塩をかけるなら (私はかけない派)、メロンに塩も試してみるべきではないか。
Backlinks: [202107300]
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A=432hz,440hz,444hzの音の比較、叩き比べ。中型さざなみ15音 - YouTube
微分音階13を使った楽曲の試みは昔からあるけれど、なんというか、凡人には理解できない実験的なものが多い。でもこれを聞いていると、ちょっと変わった転調くらいの気持ちで、普通の調性音楽に微分音を取り入れても楽しそうな気がしてくる (リンク先は別に微分音のデモではない。念のため)。
しかしコンプでもかけているのかと思うくらいよく響くタングドラムだ。Karplus-Strong モデルなんかで遊んでみると分かるのだけれど、アコースティック楽器の減衰は倍音ごとに一つの指数関数ではうまく再現できない。どうも複数弦の共鳴などによって減衰の短いモードと長いモードができるらしい。
「微分」という言葉にわくわくした人には申し訳ないが、単に半音より狭いインターバルを持つ音階のことを微分音階と呼ぶ。
行動力がなく、リスクを取らず、損失回避傾向の強い性格なのに、なぜか必要のない BIOS アップデートをしてしまう不思議 (起動しなくなった)。
「書を捨てよ、町へ出よう」(書だけ読んでいると漢字の誤読に気づかないので)
文法を操るシジュウカラは初めて聞いた文章も正しく理解できる | 京都大学
シジュウカラの音声言語、単語から指示対象をイメージする能力を確認 | 京都大学
取り組んでいることがうまくいかないと、忍耐力がないので気分転換と称して別のことを始めがちである。しかし時が経つにつれて、その別のことに取り組んでいる時間も長くなってきて、煮詰まったり暗礁に乗り上げたところで放り出し済みであったりする。気分転換が八方塞がりになる。
両親ともに左利きでも子が左利きになる確率が 26% とは意外。
サルにも利き手の偏りはあるらしい。
人の顔を左右鏡像反転させると、バランスが違って見える現象は有名である。イラストレーターの作業配信を観ていると、左右を反転させてバランスを確認している光景をよく見る。
この現象、意外にも 3D モデリングで左右対称編集をしていても起こる。鏡像反転でバランスが違って見える原因は、ヒトが顔を認識するとき、左右どちらか特定の側に注目するからだと考えられる。視点を左右反転させると顔の片側を別の角度から見ることになり、モデルが完全に左右対称でもヒトの認識には違いが出る。
雨音で落ち着くのはともかく、雷鳴や暴風音で落ち着くのは生物としてどうか。しかし雷雨の環境音はそこそこ需要があるようなので、落ち着く人はたぶん珍しくない。
頂点を動かすとき、つい息を止めてしまう。
漫画などで年配のキャラクターが「わし」という一人称を使うことがある。実際に私の祖父は一人称に「わし」を使っていて、何歳から一人称を切りかえたのか子どものとき疑問に思っていた。
Web で検索してみると、年配者が使う一人称という説明以外に「西日本で使われる方言で、年齢に関係なく使われる」という情報も出てくる。つまり私の祖父は子どものときから「わし」を使っていて、方言が廃れていった結果、年配者だけが使う状況になった可能性がある。もとから年配者だけが使う地域があるのかは分からない。また、年配者に限定しても東日本では「わし」を使わないようだ。
どちらにせよ、年配者だけが「わし」を使う (地域, 時期) は限られる。漫画などで定番の表現になったのは何らかの作品が広めたと考えるのが妥当で、その作者は西日本出身だということになる。はてさて。
数学の表記といえば、人生で最初に遭遇する謎の記号は dx/dt
である。高校のときは厳密さにこだわりがあって、 dx, dt
を独立に扱う式変形をせず、必ず dx/dt
の形を保持して計算していた。まあ数学ユーザーとしては、極限の形式的な記号だと思って計算すれば問題はないものの、厳密な扱いがどうなっているか実はいまだに分かっていなかったりする。
この手の話になると微分形式の話がよく出てきて、そこではたしかに単体の dt
が定義される。ただし、この微分形式で定義される dt
と dx/dt
の dt
は別物で、あくまで dx/dt
は導関数を表す一体の記号である…と私は理解している。それ自体は問題ではないものの、微分形式の dt
に対して定義される演算は限られていて、微積分の計算で出てくるような式がすべて正当化されるわけではないと思う。
今でも
∫ √(dx^2 + dy^2)
みたいな書き方はどうにも居心地が悪くて、
∫ √[(dx/dt)^2 + (dy/dt)^2] dt
と書いてしまう。
「f^(-1)(x)
が逆関数なら sin^2(x)
は sin(sin(x))
だろ」というつっこみは、全世界で何回されたか。
この二乗の表記は三角関数以外ではあまり見かけない (全体を括弧でくくる) ので、三角関数がよく二乗されるから略記されるようになったのだと思う。数学は厳密な学問だけれど、紙面への記述には妙に場当たり的な記号を使いがちである。とはいえあの一貫性のない記号がなぜかヒトには便利なのだよな。一貫性のある構文を導入するとどうなるかは Mathematica をみれば分かる14。あの構文で手計算したいと思うひとは少ないと思う。
Mathematica がプログラム言語として洗練されているかはまた別の話。
文章中に鉤括弧を使いすぎかなあ。人がどの程度ネストされた構文を瞬間的に理解できるか不安で、つい鉤括弧で構造を明示したくなってしまう。
競技会場に観客がいる場合と観客がいない場合で、どちらがより良い記録が出やすいかはちょっと気になる。とくに個人競技では「本当は観客が邪魔」という選手も多いんじゃないかと思うのだけれど。
不純な動機でしか数学を勉強したことがないので、「役に立たない数学」の具体例が思いつかない。
「ある分野に興味はあるが、その界隈の文化が苦手」ということはたまにある。理想的には、分野と文化は互いに独立な方がいい。少なくとも特定の文化を強要してはいけない、とおもう。
実はよく分かっていない表現「目がすわる」。
棋士が「こんな形実戦に出てこないし、やって意味があるか分からない」といいつつも詰将棋を習慣的に解くように、習慣的に詰積分をすべきか。
Lambert W function - Wikipedia
室内で起こる惨事にはいろいろあるが、布に牛乳をこぼすのはかなり悪い方だと思う。
erf(x)
の定義を毎回忘れる。
exp(-t^2)
か exp(-t^2/2)
か。[0, x]
か [-∞, x]
か。油は水に溶けないというが、ではどれくらい溶けないのか。風呂に浸かっていれば油汚れも少しは落ちる。高温のお湯を使う食洗機では、洗剤を入れなくても十分に汚れが落ちると聞く。日常で体感できる程度に溶けているような気がするけれど、これは化学的な溶解ではないかもしれない。
有機化学なんも分からんが、動物・植物由来の脂質の多くはトリアシルグリセロールという種類らしい。水への溶解度は結合している脂肪酸 (CH3-(CH2)n-COOH
みたいなやつ。直鎖とは限らない) によって大きく変わる。
溶解度は脂肪酸の鎖が長くなると急速に減少し、 n = 6
で 10^-3
を切る。自然界に存在するトリアシルグリセロールの多くはもっと長いらしく、一言で不溶といわれるのもうなずける。意外にも水の温度依存性は著しくない。お湯で油汚れを落とせるのは、溶解が理由ではないのかもしれない。
202102901 これと似た話は Wi-Fi に限らず悩まされることがある。たとえば PC の USB ポートは内部的にハブを介してコントローラーに繋がっていて、必ずしも独立に最大転送速度を占有できるとは限らない…と思う。
厄介なのはコントローラーを複数積んでいるチップセットやマザーボードの場合で、どのポートに繋ぐかで転送速度に差が出る可能性がある。 USB ポートがどのようなトポロジーでコントローラーに繋がっているかがマニュアルに書いてあることはまずなく、抜き差ししながら lspci
で確認しないといけない。さらに、 CPU 内蔵のコントローラから直接出ているポートとチップセットを介すポートが混在していて、転送速度は後者が速いがレイテンシーは前者が小さい、みたいな状況もある。
USB ポートに機器を接続するの、難しすぎでは。
いまいちよく分かっていないのだけれど、 Wi-Fi の最高速度値は全ての通信の合計なんだろうか。あるアクセスポイント (以下 AP) に繋がっている二つの端末同士が通信するとき、速度は半分以下になる?
少なくとも a, b, g ではそうらしい。さらに先のような通信では、待ち時間やコリジョンで相当なオーバーヘッドがありそう。実効速度は 6 割程度と書いてある資料もあった。となると、実際の転送速度は
物理層のオーバーヘッド (ノイズやら MIMO の独立性やら) *
データリンク層のオーバーヘッド (待ち時間やらコリジョンやら) *
トランスポート層のオーバーヘッド *
1/2 (端末 -> AP, AP -> 端末)
となって、リンク速度の 1/8 くらいが現実的なところか。本当? そもそもこれ、常に AP を経由して通信する必要はあるの? もしかして私が勘違いしているだけで、端末間の通信は AP を介さず行われているのだろうか。
Backlinks: [202103100]
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scp
より sftp
の方が 3 倍くらい速度が出て驚く。 scp
が deprecated だとは聞いていたけれど、速度面でも差があるのだろうか。こういう事象の原因はたいてい、オプションやバッファサイズなどのパラメーターが違うだけというオチが多いと思うけれど、ちょっと調べただけでは分からなかった。 数 MB/s 程度の話なので、ストレージ速度と暗号化はボトルネックにはなっていないと思う。謎。
Japanese Language Stack Exchange
日本語学習者の疑問がおもしろい。言われてみれば確かに…と思う疑問がたくさんある。
新しいタオルを開封したら、タオルからおっさんの匂いがする。私がおっさんの匂いと認識しているものはスーツなどの衣服の匂いなのかもしれない。
Pannini: A New Projection for Rendering Wide Angle Perspective Images
今 (= 2021 年) でもカスタムパターンのモノクロ液晶をけっこう見かける。時計や電卓などでは消費電力の面で優位性があるのかもしれないけれど、一般には汎用品の方が安くないのかな。
立て続けに両足の小指をぶつけて、両爪の下が黒くなってしまった。たまに曲がり角で肩をぶつけてしまったりするし、どうも衝突判定用仮想モデルの精度が悪い。
公共交通機関だけの地図がほしい。バスの経路まで網羅した日本全体の地図が見つからない。
Berry 位相光学素子なんてものがあるのか。なんか想像したものとちょっと違うが。
ナビゲーションシステムに「次の交差点を右です」などと言われるがままに行動していると、「機械に指図される未来なんて 20 年以上前に到来しているよな」と思う。
人に命令されるよりスマホアプリに命令される方が楽、という理由で UberEats の配達員を始める人は相当数いるだろうし、人類はすでに「機械に命令される未来」を受けいれているというか、そもそもあまり抵抗がない気がする。これは機械に判断させる内容が高度に知的かどうかとは関係ない。
Are Deep Neural Networks Dramatically Overfitted?
【完全版】渡辺明×井山裕太、名人が疑問ぶつけ合う「AIはいつから?」「なぜ碁は右上から?」(対談は2020年末に実施) - YouTube
渡辺明名人と井山裕太本因坊が対談 AI登場、若手活躍どう見る - YouTube
そういえば、時計の時刻を手動で合わせる機会がほとんどなくなったな。
'Nagoya Moon' - The Laszlo Project - YouTube
私の知っているナゴヤと違う。
途中まで炊飯器の蓋を開けたまま炊いてしまったが、わりと普通に炊けている。もしかすると水を多めに入れておけば、最後まで蓋なしで炊けるのではないか。すく食べないとあっという間にカチカチになるだろうけれど。
春眠暁を覚えず。
Wikipedia のアクセス統計に、 Google でよく検索される単語が反映されているかもしれないと思って調べてみる。
アクセス数上位の単語にやたら人名が多い。記事を開いて確認してみると、芸能人と政治家と、なぜか歴史上の人物がちらほら。人名を調べるときに Wikipedia を情報源としやすいのか、単純に人名での検索が多いのか。 Google での検索単語はさすがにここまで偏っていないと思うのだけれど。少し確認したところ、上位に人名が多いのは英語圏でも同じようだ。
Wikipedia と比較するのはちょっと違うかもしれないけれど、最近 Google の検索結果でけっこう上位にくるニコニコ大百科。正直なところ記事の質も量もあまり良くないが、記事とは別にコメントが付けられるようになっていて、そこが古の 2ch 的に盛り上がっている印象。現在は「ウマ娘」と "VTuber" 関連の記事が上位を独占している。
ピクシブ百科事典 - 同人・漫画・イラスト・二次創作に関する辞典
創作キャラクターの名前を検索するとよく引っかかるピクシブ百科事典。キャラクター愛にあふれた記事が多い。 PV 数でのランキングはないので単純比較はできないが、「呪術廻戦」関連が圧倒的に多く、次点で「ヱヴァンゲリオン新劇場版」と「ウマ娘」関連といった感じ。
ええと何を調べようとしたのだっけ。 Wikipedia のアクセス統計から Google などで検索される単語を推定できるか、という話だった。まあ単純には難しそう。
つい記念にスクリーンショットを撮ってしまった…。
Stallman isn't great, but not the devil
3D都市モデル(Project PLATEAU)ポータルサイト - データセット
CiNii Articles - Word N-gram Probability Calculation from a Stochastically Segmented Corpus
EVER GIVEN Current position (Container Ship, IMO 9811000) - VesselFinder
MarineTraffic: Global Ship Tracking Intelligence | AIS Marine Traffic
よく漫画などで、貧乏暮らしをするキャラクターがダンボール箱を机の代わりに使う描写がある。この箱はなぜかみかん箱であることが多い。なんでみかん箱なんだろう、みんなそんなにみかんを箱買いするの? と疑問に思っていたのだけれど、これには少し誤解があると知った。
何が誤解かというと、元々みかん箱は木製だったらしい。その時代には畳の上で背の低い机を使うことも多かったはずで、みかん箱は今の感覚よりだいぶましな代替品だったと思われる。その後、みかん箱はダンボール製に置き代わり、机は椅子と併用する背の高いものが主流になったが、「みかん箱」の部分だけが引き継がれて定番の描写になったと。
Physics - Loopy Pipe Network Converts AC to DC
日本に住んでいると、空調が完全にコントロールされていて窓のない部屋に閉じこめられている状況でもない限り、一年の移り変わりを感じないことはまずない。一日の周期と同じくらい、一年の周期も自然に体感する。
ふと赤道直下に住んでいる人の感覚が気になった。常夏といっても、昼夜の長さや気温変化がないだけで太陽の位置や星空は変わるし、ほとんどの地域では気候の変化も少しある。もちろん現代では「自然環境の一年周期」より「社会環境の一年周期」の方が生活におよぼす影響はずっと大きい。それでも感覚の差はあると思うのだよな。
考えてみると、季節がある地域で農林漁業などにかかわる人以外が、社会の周期を地球の公転周期に合わせる必然性はない。学校が 0.73 年周期だってかまわないし、そもそも一年に相当するような長い周期自体が生活上必須でない気もする。季節変化が少ない地域で、伝統的に一年周期に縛られない文化があっても不思議はない。
春分点 (手動)。
もし互換性を捨てて暦を作り直すとしたら、年の起点を春分の日や夏至などにするのが自然だと思う。ただ春分の日は場所に依存するので、素朴に適用すると日付変更線が毎年変わることになる。不便そうな気もするし、グリニッジ標準時みたいな基準が不要になるので理にかなっている気もする。