「昭和のインターネット」というフレーズを思いついたが、もちろん既出であった。思ったよりは少ない。「明治のインターネット」はまだ引っかからない。
パンチカードによる自動織機の発明が 1800 年、テレタイプの発明が 1850 年くらいらしい。「URL に相当する番号を入力すると、遠隔の機械から対応する文書が返ってくる」程度なら明治時代の技術でも不可能ではなさそう。「紙で郵送した方が楽」とは言われると思う。
コンピューターは、論理ゲートと遅延素子あたりが作れれば物理レイヤは何でもいい。規模は大きくなるけれど、高度な理論や技術が必須というわけでもない1。コンピューターの発明が 1950 年あたりなのは不思議な感じがする。Zuse Z1 は安定して動かなかったらしいので、純機械式での実現は難しいのかもしれないが。
むしろ (私の感覚で) 高度な理論の方が先にできているが。