てがみ: qatacri at protonmail.com | 統計 | 2021

202114400

Vaccine efficacy, effectiveness and protection
Eurosurveillance | Vaccine effectiveness against SARS-CoV-2 transmission and infections among household and other close contacts of confirmed cases, the Netherlands, February to May 2021
Vaccination with BNT162b2 reduces transmission of SARS-CoV-2 to household contacts in Israel | medRxiv

"effectiveness against infectiousness" が「感染者が他者に感染を広げることへの有効性」で、 "effectiveness against transmission" は「非感染者も含めて他者に感染を広げることへの有効性」、つまり再生産数に (1 - x) でかかる係数だと思っていいのかな。

一般にワクチンの有効性とうたわれている値は efficacy against symptomatic disease である (たぶん)。以下 efficacy と effectiveness の違いは無視する。発症していなくても感染させる可能性があるから、 eff. against transmission は常に eff. against symptomatic disease より小さいと思っていたけれど、これは間違い。発症していた場合に感染させる割合が減る効果もあるので、一般に単純な大小関係はない。

は基本的に成り立つはず。とはいえバイアスの入り込むところがたくさんあって難しい。

しかしこういう研究の基本的なことを何も知らないなあ。

症例対照研究 - Wikipedia
コホート研究 - Wikipedia