写真を撮ったり見たりする感覚で、環境音も録ったり聞いたりしたい。同じことを考える人は当然いて、 "field recording" で検索するとちょくちょく出てくる (Field recording 自体はもっと広い意味を持つ用語らしい)。
しかし色々聞いてみた感じでは、技術のある人がよい機材を使っても「そこにいるような感じ」にはほど遠い。普通の録音でもバイノーラル録音でもそうなのだけれど、ある一点から音が出ている場合はよくても、四方八方からいろいろな音が出ている場合の知覚的な再現性が低い。音がぐちゃっとくっついてしまい、心地良い環境音が不快なノイズに変化しがちである。