てがみ: qatacri at protonmail.com | 統計 | 2021

202125900

乗車した特急列車に 4 歳くらいの子どもとその父親 (推定) が乗っていた。しばらくすると子どもが一つ前の席に移動したらしく、椅子の背もたれから顔を出して父親に言う。

「ひとりになれる じかんがほしかったから」

聞き耳を立てていたわけではないので文脈は不明ながら、拙い声と内容のギャップに吹きそうになった。まあ一人でいるのが好きかどうかは先天的な要因が大きそうだし、何も驚くことはないかもしれない。