どういう基準とカウント方法なのか不明ながら、 VTuber は 20k 人くらいいるらしい。最初は「そんなにたくさんいてどうするんだ…」と思ったけれど、これは状況を正しく見ていないかもしれない。
20k 人が多いという感覚を持つとき、 VTuber を芸能人などに近い枠に入れて考えている。そういう枠に入る VTuber も存在し続けるとは思うけれど、インターネットにビット列を垂れ流すのは有名人だけではない。有名人でなくても、特別に秀でた能力がなくても、ブログや Twitter を書く人がたくさんいるし、それを読む人もいる。同じように、 Twitter にイラストのアイコンを設定するくらいの感覚でアバターを表示してゲームや作業配信をする人がもっと増えて不思議はないし、もっとたくさんいていい。
まあ配信文化はニコニコ動画全盛の時代からあるし (あまりよく知らないけれど)、 vlog みたいな用語も昔からある。いまさらではある。