離散系の問題やアルゴリズムへの苦手意識がずっとある。いや、連続系のアルゴリズムへの苦手意識も強いけれど、ええと…。たとえば目の前に線形代数の枠組みで素直に解決できる問題があったとして、その方法に自力でたどり着けるだろうという気持ちがある。でも、動的計画法で素直に解ける問題が目の前にあったとして、必ず自力でたどり着ける自信がない。実際に一通り考えて効率よく解けなかった問題が実は DP で自明に解けた、という経験はないのだけれど。
なんというか、理工系の学部くらいの算数は基本的な概念が手に馴染んでいて、楽しく振り回せる感じがする。離散系のアルゴリズムは基本的なものでも手に馴染んでいない部分があって、おそるおそる振り回している。