最近の液晶ディスプレイ (のバックライト) には量子ドットとかいう技術が使われていて、 DCI-P3 全域をカバーする広色域なものが登場している。 RGB の混色で広色域を実現しているということは、たとえ表示しているのが淡い色であってもスペクトルは鋭い。
以前から気になっているのだが、エネルギーが狭いスペクトル領域に集中していて眼に問題はないんだろうか。たとえば聴覚だと、特定の有毛細胞にエネルギーが集中してしまうので問題がある (はず)。ついでにバックライトの明るさは PWM 制御されていて、とくに HDR ディスプレイでは短い時間にエネルギーが集中している。
ちゃんと計算していないが、同じ明るさの自然光と比較して 10 倍以上、特定の波長・時間にエネルギーが集中しているのではないかと思う。たぶん問題ないと思うけれど、実験結果を確認しておきたいところ。