アルゴリズムを実装するとき、境界だけ特別な処理をしなければならないことがよくある。考えるのも実装するのも苦手で、つい手が止まって YouTube を観たりしてしまう。こういう部分をうまく整理してきれいに書く能力は、数理的な能力とはまた別の、プログラミングの能力の一つであるように思う。能力という言葉はちょっと違うか。そういう部分に気を遣えるセンスというか嗜好というか。「index を 0 から始めて区間は半開で扱うと良い」と最初に提唱したのは Dijkstra らしいけれど、こういう部分を些末な問題と捉えず、腰を据えて考える力。