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統計 |
⟨ 2022 | root | 2024 ⟩
あまり知られていないと思う1のだが、放送では原盤権者に許諾を得ることなく音源を利用できる。これは原盤権管理会社との私的な取り決めではなく、法律上、原盤権者は放送利用を禁止できないらしい。では TVer のようなインターネット配信はどうなっているのか。
音楽利用の著作権ルールは改正でどう変わった?放送と配信の違い - BUSINESS LAWYERS
さいきん法律が変わったらしい。
「自分が最近まで知らなかった」の意 (202205202)。
π と e に続く定数を挙げるとしたら何がくるのかたまに考える。しかし、そもそも e は無限級数などで exp を先に定義して、 e := exp(1) とする方が自然な流れだ。 e はある関数の特定の値であり、 √2 などと同じ種類の定数ともいえる。この種類の定数を除くと、広い分野で頻繁に表れる定数は π が唯一無二の存在なのかもしれない。
いや、特定の引数で π を生成する自然な関数 (arctan(1) とか log(-1) とか) も当然あるわけで、これを理由に e を除外するのは変か。しかし何か具体的な値を計算するとき、 π の値はよく出てきても e の値が陽に必要になることは少ないのだよな。
π の日は 3 月 14 日より秋分か冬至あたりのほうが合っている気もする。 e はどちらの方法でも妥当な日がない。悲しい。
「便所の落書き」という比喩表現があるが、そういえば最近、比喩でない便所の落書きを見た覚えがない。
小説が何人称視点で書かれているかとは別に、物語を第三者視点で読むか自己投影して読むかは人によって大きな差がある気がする。このあたりの研究ってないのかな。
図書館の Web ページに予約ランキングなるものがある。
どの図書館も似たようなランキングだが、 Amazon などとはまったく違う。蔵書の関係なのか利用者層の違いなのか。
何か受動的に読むものがあった方がいいかと思って、今年の 1 月から数理科学を購読してみた。まあそうなるんじゃないかとは予想していたが、ほとんど読まないまま積んでいる。 0.5 記事/月くらいで得るものがあれば十分だと思っていたし、それくらいは読んでいるのだが、いざ紙がどんどん増えていくのをみるとやはり勿体ない気持ちになってくる。うーん。ちなみに価格は半年購読で 917 円/月と、週刊少年ジャンプより安い。
ディスプレイよりディスプレイアームの値段の方が高い。
最近の CPU は動作周波数の限界ぎりぎりを攻めすぎ。
日本標準時は UTC+9:00. 対応する経線はオーストラリア大陸のほぼ中心を貫いているが、オーストラリアに UTC+9:00 の地域はない。
夏時間の有無までバラバラなのは何なんだと思ったが、低緯度地域では意味がないから当たり前か。
ユーザーが修理することを想定していない機器を自分で修理すると、しばし「出た廃棄物を捨てる方法がない」という問題が発生する。
科学技術の…でなくても何でもいいけれど、進歩の倍率は人口に対してどんな関数になっているんだろう。
家について思うことは「持ち運べるなら欲しい」である。
202335700 宝くじを買う動機の一位は「夢があるから」らしいが、その夢とは具体的に何なのか。
宝くじが100万円当たったら何に使う?1億円当たった場合は?男女500人に聞いた、当選金の使い道 | 保険マンモス株式会社のプレスリリース
多数意見の中で具体的な使い道といえるのは住宅の購入くらいだが、「思いつく大金の使い道が住宅の購入くらいしかないのでは」とも思う。
「お金が欲しい」という人はたくさんいる。私も仕事したくないのでお金が欲しい。謎なのは、生活に困っているわけではなく、具体的に購入したいものやしたいことがあるわけでもなく、仕事を辞めて時間を作りたいわけでもない、将来の心配をしているわけでもない、でもお金がほしい、という人がかなりの割合いるらしいということだ。べつに RPG のレベル上げみたいにお金が増えるのを楽しむ人がいてもいいが、割合が多すぎない?
Backlinks: [202335701]
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第07回 文法①—日本語の品詞と動詞活用—
第08回 文法②—日本語統語論の仕組み—
第09回 文法③—日本語文法のトピック—
パン店のパン、もはやケーキより高くないかと思ってしまうが、たぶんケーキ店のケーキはもっと高くなっているのだろうな。あれ、そもそもなぜケーキのほうが高いんだっけ。
英語の対応訳に毒されているのかもしれないけれど、「ゾウは鼻が長い」や「私はリンゴが好き」という表現を修正したくなる気持ちはある。
どうも文章構造が単語の意味に依存して解釈されがちなのが怖い。
「~が~できる」と「~を~できる」のどちらにも違和感を持つようになってしまった。このあたりの日本語文法ってどうなっているんだろう。どちらが合っているとかに拘っているわけではないけれど、自分がどういう規則に従っているかは把握しておきたい。
GitHub - rust-mobile/xbuild: Cross compile rust to any platform
apksigner とかを Rust で自前実装していて、 Android SDK も NDK も、 JDK すらもインストールせずに Android アプリがビルドできる。
GitHub - rust-mobile/rust-android-examples: Various standalone Rust Android examples
自然言語には合理的でない部分がたくさんあるけれど、それが表れる部分は言語によってまちまちで、かなり偶発的なものなのだな。
「あのくるくるした字が読めるようになりたい!」と思って入門しようとしたが、子音字だけで 44 文字あるらしい。無声有気音・無声無気音・有声音の区別と声調があるうえ、どうも同じ音に複数の文字がある。まだ使い分けは分かっていない。
そういえば "minus" と "negative" の使い分けがよく分かっていないな、と気づいて調べる。
「派」といっても別に対立してはいないがそれはともかく、どちらの説明とも矛盾する用法がある。慣例に従うしかなさそう。
Windows はフォアグラウンドウィンドウが属するスレッドの優先順位を少し上げる。どうも最近では GPU についても似たことを行うようになったようだ (詳細未確認)。個人的にはこれがネガティブに作用する場面によく遭遇する。もちろん Windows の開発者は酔っぱらった勢いで実装したわけではないだろうが、やはりちょっと安直な heuristics という感じがする (まあ OS スケジューリング自体が heuristics の塊だという話はある)。
ウィンドウ機能 - Win32 apps | Microsoft Learn
人間原理なんて条件付確率の一種だろうくらいにしか思ってなかったが、理解が浅かった。
確率論の誘惑 — 世俗からの確率論入門
Anthropic Bias – Complete Text | The Anthropic Principle
あと、以前から疑問に思っていた問題に Doomsday argument という名前がついていることを知った。
辛子明太子でない生のたらこを食べたことがない気がする。
辛子明太子って発酵食品だったのか。知らなかった。
「喜怒哀楽」は感情の分類としていまいちすぎないか。顔の 3D モデルの表情生成とかに使われるパラメーター空間にはどんなものがあるんだろう。
Cesaro summability
Fejér summation method - Encyclopedia of Mathematics
Seamount SF2 Deep | SOI Divestream 638 - YouTube
これを正しく推論できるのさすがだなあ。
趣味というと、森博嗣の模型製作のような人生を賭けているレベルのものを想像してしまう。
たとえば釣りは比較的メジャーな趣味の一つだと思うが、では具体的にその割合はどれくらいか。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/seikatsubunka_chosa/pdf/93860001_04.pdf
この資料によると 3.6 % らしい (都道府県・年齢・性別で分布を補正したウェブアンケート調査)。メジャーな趣味という認識は正しくて、列挙されたスポーツ・趣味の上位に位置する。そのほかいくつかピックアップ (順位順ではない) すると、楽器演奏 4.7 %, 将棋 2.8 %, 登山 4.0 % などなど。
VR ヘッドセットって、立ち位置的にはレーシングゲーム用のハンドルコントローラーみたいなものだと思う。一部の人にとっては重要だが、スマートフォンのように普及するタイプのデバイスではない。不思議なのは、「全人類がハンドルコントローラーを使うようになるか」という議論をする人はいないのに、「全人類が VR HMD を被るようになるか」という話をする人がたくさんいることだ。
もちろん、ハードの研究開発やソフトの VR 対応にかかるコストが高く、現状の普及率では採算が取れないという問題はあるのだと思う。そもそもここ 10 年の VR 再燃は、 Palmer Lucky が汎用部品を使って廉価に HMD を作ったことが発端だった。
Marjorie Rice (16 February 1923–2 July 2017)
Pentagonal tiling - Wikipedia
凸五角形の平面敷き詰めには 15 個のタイプがあり、そのうち 4 つは Marjorie Rice というアマチュアの方によって発見されたそうだ。奇しくも 15 個のタイプで尽きていることの証明 (Rao 2017) が提出された年に亡くなっている。
…というところで終われば話はきれいにまとまるのだが、この証明は 2017 年に査読中という注釈しかなくて、正しかったのかよく分からない。
[1708.00274] Exhaustive search of convex pentagons which tile the plane
都会の地下で植物が勝手にはえている :: デイリーポータルZ
PTSD の治療法として有効性が十分に示されているのは暴露療法だけらしい (2007 時点)。よりによってもっとも辛そうな療法だけに効果があるなんて地獄すぎる。
M1 instruction set : r/AsahiLinux
x86 などのページサイズ 4 KiB は、もともと 2 階層のページングで 32-bit アドレス空間を表現するという条件 (10 + 10 + 12 = 32) から決まったのだと思う。逆にいえば 64-bit CPU でこの値に強い意味はなく、 macOS/arm64 では 16 KiB, Linux/arm64 では 4 KiB or 64 KiB のページサイズが使われているらしい。なぜ macOS と Linux でそんな排他的なチョイスになったのかは謎。
Memory Layout on AArch64 Linux — The Linux Kernel documentation
macOS の詳細は不明だが、仮に 3 階層, 16 KiB ページングで 2^(3 × 11 + 14) = 128 TiB の仮想アドレスをサポートしているとすると、現在 .. 近未来のハードウェアに一番合っている感じはする。
とくに理由はないがインドネシア語を少し学んでみている。 Saya belajar bahasa Indonesia. 中国語のときも同じことを思ったが、ぱっと見の文法がかなりシンプルである。自然言語にはごちゃごちゃ不規則な活用などが必然的に生まれてしまうのだと勘違いしていた。さらにインドネシア語は日本人にとって発音が比較的簡単なうえ、現在ではラテン文字を使って表記されるのでとても馴染みやすい。
Wikipedia によると、インドネシア語はインドネシアの人々にとっても第二言語に近いものらしい。少し人工的に整理された言語なんだろうか。言語学的にはジャワ語とかの方が面白いのかもしれない。
前回と同様に Duolingo もちょっと試してみたが、正直なところ効率が悪いと思う。ポチポチクリックしているとやった気分にはなる。やった気分になるだけで頭に残っていることが少なすぎる。
Rust の borrow checker / type checker の挙動を理解していないことを理解した。
let mut x = 0;
let ref_x_0 = &mut x;
let ref_x_1 = &mut x; // compile error.
これは二つ目の参照を取ろうとした時点でコンパイルエラー。
let mut x = 0;
let ref_x = &mut x;
let ref_ref_x = &x;
**ref_ref_x = 1; // compile error.
これは dereference しようとしたところでコンパイルエラー。 C++ と違って **(&&mut x)
がエラーになるべきなのは分かるが、型として &&mut T
が &&T
になるわけではないのだよな。
キャラクターモデルのライセンスには難しい部分があるなあと思う。創作物とその制作者の独立性についての議論がよくあるけれど、配信などで使われる可能性のあるキャラクターモデルでは、さらに利用者との独立性も問題になる。
Rust のライブラリを使う側としても作る側としても困ることの一つに、長期間保持する参照の扱いがある。
ライブラリがユーザーの持つデータへの参照を保持したいとする。そのデータの寿命はユーザー側が管理している。このとき、 C++ であれば生ポインタないし参照で保持しておけばいい。 Rust の &T
は当然ながら静的に寿命が分かっていないといけないし、 self-referential structs も使えない。一般には Rc
なり Arc
なりを使うことになるが、どうやってデータを保持するのが適切かは、本来ユーザー側の使い方で決まる。静的に寿命が分かっているときもあれば、ライブラリ側では弱参照で保持して欲しいときもある。
原理的な問題を別にしても、 Weak<RefCell<T>>
に対していちいち obj.upgrade().unwrap().borrow_mut()
とか書くのは辛い。
Backlinks: [202404800]
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どうも C++ の参照型とごっちゃになるが、 Rust で &T
と &&T
は違う型である。ただし
fn foo(x: &usize) -> usize {
*x
}
fn main() {
foo(&&&&x);
}
これは通る。この挙動は Deref coercion によっていて、 Deref for &T
はライブラリ側で定義されている。実は今まで、この coercion は dot 演算子限定で適用されると勘違いしていた。
Deref coercions - The Rust Programming Language
これの一番下だけ読んで勘違いしたのかな。ひどい。
https://github.com/aturon/rfcs/blob/deref-coercions/active/0000-deref-coercions.md
Closure types - The Rust Reference
あれ、変数のキャプチャって昔からこんな挙動だっけ。 move
を付けないと常に by borrow だと思っていた。
幸いにして切り傷で縫合してもらった経験はないのだが、どれくらいの深さから縫った方がいいのかよく分かっていない。縫った方が早く治ったのかな、と思ったことは何度かある。動きの多い部分はどうしても傷が開いてしまいがち。
今のところ真皮成分が完全に切れてしまったことはなさそう。
たとえば二つの音を提示して「どちらが透明感のある音だと感じるか」と訊いたら、その表現を初めて聞いた人でも、結果はある程度一致するのではないかと思う。音に対して透明感という言葉に共通認識があるのは謎。ガラスを叩いたときの音なんかが頭にあるのかなとも思うが、不透明な陶器だって同じような音がする。透明感のある和音に至っては意味が分からない。協和度の高い和音に透明感を感じるというわけでもない。
野山を駆け巡っている小学生のように生傷が絶えない。
OpenStreetMap の日本のデータは意外と悪くないのだが、大半は 2011 年に元アルプス社のデータをインポートしたものなのだよな。現在は 2011 年より良くなっているのか悪くなっているのか (他人事のように書くのはちょっと気が咎めるが)。
デイリーポータルZ アフタートーク vol.19 街ランキング全部のせ地図(首都圏版)を作った - YouTube
Overpass API/Overpass QL - OpenStreetMap Wiki
ハードウェアもソフトウェアもなぜ複雑になっていくのか。複雑にして性能が上がる、性能を上げるためには複雑になってしまう、というのは個人的にとても不思議。スケールすればするほど支配的でない項を気にする必要がなくなって、シンプルな方法で十分な性能が得られても良さそうなものだ。
「デスバレー」ときくと、どうもトゲのついたボールで殺しあうスポーツを想像してしまう。
50/60 Hz のノイズが入り込むのは分かるとして、なぜこんなに正弦波から歪んでいるんだろう。
ひさしぶりに工作をした。たぶん人生初のはんだ付けより酷い。というかはんだがまともに溶けないのだが、はんだごてって劣化するの?
いまさらだが、 USB Type-C ケーブルでの電源供給に関する 202208902 の理解は間違っている。
【USB】第5回 既存のUSBコネクターの問題を解消する新規格「USB Type-C」とは:ITの教室(2/2 ページ) - @IT
VBUS と GND がそれぞれ 4 ピンずつあるので、逆差し対応 × 双方向の 2 × 2 だと勘違いした。
「やむをえない」は「止むを得ない」だそうだが、他に使われている「<動詞>を」の例が思いつかない。
頭をよくぶつける。身長が伸びたのか世界が縮んだのか。
202332501 これ、 100 年くらいしたら sc, tc, hk, kr, jp の字形が統一されていく可能性もあるのかな (炎上しそうな話題)。言語設定のない環境では簡体字むけフォントが優先されることが多くて、簡体字むけフォントで日本語が表示されるのに慣れつつある。
別に統一されるべきだとは思っていないけれど、ローカライズ予定のない海外製のソフトが簡易的に利用できる、ユニバーサル統合漢字フォントがあってもいい。
そういえば最近、日本語のフォントと中国語のフォントが混じって、でこぼこに表示される機会が減った。これには次のような事情があったらしい。
まず前提として、 Unicode の CJK 統合漢字では由来と字形の両方が一致するものに同じコードポイントを割り当てている。たとえば簡体字と繁体字が統合されているわけではない。とはいえ各言語/地域で使われている字体には細かな差異があり、言語/地域ごとに別のフォントを使う必要がある。
「源ノ角ゴシック」バージョン 2.000 の技術的な特長について
以前は各言語/地域で使われる漢字のみが収録されたフォントが主流だった。このとき、たとえば lang=ja で中国語のテキストを表示すると、日本の漢字と統合されている文字のみが日本語フォントで表示され、残りはフォールバックして中国語フォントで表示される。これがでこぼこ表示になる状態。
やがて Noto フォントのような、世界中の文字を統一デザインでサポートするフォントが登場した。前述のように、たとえ統一デザインであろうと言語/地域ごとにフォントの切りかえは必要である。どうなっているかというと、言語/地域ごとにフォントを用意しつつ、各フォントはその言語/地域で使われない漢字も含んでいる。
つまり実は多くの場合、複数フォントからのグリフ (用語自信なし) が混在していないだけで、各言語/地域に適切なフォントが選ばれているわけではない。
Backlinks: [202332502]
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「〜である」は堅苦しいしくどいし、とにかく本当は使いたくない。とはいえ全部「〜だ」にしてしまうのは語気が強すぎる。…とずっと思っていたのだが、好みの文体の文章をいくつか読み返してみると、思いのほか「である」が使われていなかった。しばらく「である」を封印して「だ」に統一してみることにする。「〜であること」とか、置き換えの分からない表現もあるが。
あと、「〜である」の品詞がなんなのかずっと疑問だった。調べてみると色々な説 (?) が出てきてよく分からない。
であるとは? 意味や使い方 - コトバンク
である - ウィクショナリー日本語版
さいきん文明のレベルが上がって、包丁で食材を加工し、火を使って調理するようになった。火と包丁を使ったら料理といっていいと思う。
テキスト編集のカーソルは (デフォルト設定で) 点滅するが、マウスカーソルは点滅しないのはなぜか。
笑い方って言語による違いはあるのかな。考えてみると、驚いたときに出るのはあくまで声だけれど、笑いはしゃっくりのような生理現象に近い。
フィクションには、シミュレーション型の物語とオプティマイゼーション型の物語があると思う (必ずその二つに分類されるという意味ではない)。シミュレーション型というのは舞台設定、つまり初期条件がまずあって、そこで何が起こるかが描かれる。オプティマイゼーション型の物語というのは (作者からみて) 結果が先に決まっていて、そこに収束するように物事が進んでいく。最近はどうもオプティマイゼーション型の物語が苦手。
「琵琶湖の水止めたろか」というジョークがあるが、「(適当な都市) の電力止めたろか」が可能な県はあるか。
全国を連携する送電線 - 安定供給に向けた取り組み | 電気事業連合会
File:Electric power interconnection capacity in Japan.svg - Wikimedia Commons
うーん。
No.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座
202332200 そういえば自治体はやたら愛称を募集する。
おとなしくプロに頼んだ方が…と考えて気づいた。公的な事業では、愛称やキャッチコピーのためにまとまった額を出すのが難しいのかもしれない。
素朴なモデルで球形になるのが安定な現象はたくさんある。でも身近なスケールで自然に球形をしている物体は珍しい。もちろん地上では重力が等方的でないし、宇宙空間でも小さな天体は歪な形をしている。これは構成物質の変形のしやすさと物体のスケールの問題だろう。
とはいえ、もう少し球形のものがあってもよさそうなものだ。たとえば海岸の砂粒は球とはほど遠い形状だが、なぜ互いに擦れあって球に近づかないのか。
雪のあまり降らない地域で雪が降ったら、花見みたいに盛り上がってもいいのにと思う。や、あまりうるさいのは勘弁してほしいけれど。
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン - Wikipedia
ひらがなとカタカナのハーモニーが地獄すぎる。
Backlinks: [202332203]
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自然数に対する基本的な演算として加算を考えるのは自然なことである。でも CPU 的な視点、つまり論理回路で構成するビット列に対する演算としてみると、加算が自然に現れる基本的な演算という感じはしない。なぜか (という疑問に意味はあるのか)。
PRNG の生成する乱数は下位ビットの統計的性質が悪いことが多い。雑にいうと、乗算や加算で下位ビットは上位ビットに影響するが、その逆はないからだ。 CPU 命令として備わっていて、上位ビットが下位ビットに影響する演算はシフトくらいしかない。基本的な演算にそういう偏りがあるのは意外な感じもする。
芸術という用語が適切なのか分からないが、音楽や絵画などの創作をする人が普遍性みたいなものをどう考えているか気になる。感性が一人一人異なるのはもちろん、自分の感性でさえ過去の経験などの影響を受けている。ただ自分の感性を追求しているのか、なにか普遍的な価値があると信じて、それを追求しているという感覚なのか。
202331903 まあでも、人間関係が希薄でも生きていけるようになった、というのは正しいのかな。しかしこれは技術の恩恵というより、社会システムが成熟してきた結果のような気もする。
「テクノロジーが人とのつながりを希薄にする」みたいな話はずっとあるが、どう考えても現在は「テクノロジーがソーシャル用途に使われすぎ」である。もう少しテクノロジーを面白いことに使ってほしい。
Backlinks: [202331904]
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「自由エネルギー」で検索すると物理が引っかかって、「フリーエナジー」で検索するとゲームが引っかかって、「フリーエネルギー」で検索すると目眩がする。
「関西風たこ焼き」という言葉をみかけて驚く。検索しても「関東風たこ焼き」はほとんど見つからない。なかなかに傲慢な言葉だが、インド風カレーしかり、意外と普遍的な現象なのかもしれない。
料理における優先順位: 生ゴミ量を少なく > 手間 > 養分 > 味.
Google Chromeが採用した、擬似乱数生成アルゴリズム「xorshift」の数理 – びりあるの研究ノート
202331106 seed に対する統計的性質のよい PRNG の構成方法について。現在の実装の多くは seed から内部状態の小さな PRNG を初期化し、それを使ってメインの PRNG の内部状態を設定する。この方法では、異なる seed から作った乱数列が短いオフセットで被る可能性がある。
これを避ける方法として、次のようなアプローチが思いつく。
統計的性質を保証しやすいのは jump を使った方法だが、 jump できる PRNG に限られるのと、初期化に O(log N) くらいかかるのが欠点か。
開発途上国でのスマートフォン普及率の高さには驚く。日本国内でも特定のキャリアしか繋がらない集落はたくさんある。採算取れるの? いや、人口密度は低くないのか。
前から勉強してみたかった分野の教科書を買った。 Web に良質な PDF もあるのだが、ブラウザのタブに鎮座させたまま幾年が経過した。紙の教科書のよいところはコンピュータから離れられることである。強力な電磁波発生装置が埋めこまれていて、読み終えるまで一切の電子機器が使えなくなる教科書を作ろう。すべて理解しないと解けない問題に正答すると装置が停止する。
まあでもこういうことを考えていると、感覚的には給料が低いというより、ヒトの維持費 (生活費) が高すぎると思ってしまう。私が 1 年暮らすと iPhone が 10 個とか買えてしまうが、どう考えても自分にそれだけの価値はない。価値があろうがなかろうがどうでもいいのだが、それはそれとして「高すぎ!」と思う。
202331001 これについて考えていた。もし最低賃金制度がなければ、 (フルタイム換算で) 衣食住を賄えない給料の仕事にも相当数の人が集まることになる。なぜか。
もちろん業種や個々の事情などいろいろあると思うけれど、一番の理由はたぶん、学生や配偶者と生計を共にしている人など、他から収入が流れてくる人々が応募するからだ。全体としてこの労働市場は「ある程度給料を貰っている人から間接的にお金が流れる」ことで平衡状態になっているのだと思う。閉じた最小の例を挙げるなら、「二人が正社員とバイトとして同じ仕事をして、それぞれ 2000 円/h, 1000 円/h の給料をもらう。生計を共にすることで、結果的に両者とも 1500 円/h の仕事をしているのと等価」といった状態である。逆にいえば、その仕事の収入だけで生活していかなければならない人は割を食っている。
素人考えにしてはいい線を突いていたのでは (自明なだけかもしれない)。先の考察が正しいとすれば、同一労働同一賃金を制度化するのが良いように思える。調べてみると、 2020 年あたりから導入が始まっているらしい。
まだ努力目標レベルなのかな。
疑似乱数生成器の seed に対する統計的性質が重要なときがある。異なる seed に対しては十分に独立な乱数列を生成してほしい。
独立性以前に、多くの PRNG はあらゆる内部状態についてよい乱数を生成するとは限らない。たとえば Mersenne Twister は内部状態にビット 0 が多いと、ビット 0 の多い乱数がしばらく生成され続ける。 seed に対応する内部状態は適切に設定する必要がある。
Backlinks: [202331800]
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あまり意識していなかったお湯の恩恵に「洗剤なしで油汚れが落ちる」ということがある。いつも「洗剤なんて必要なくない?」と思っていたが、蛇口からお湯が出る文明のおかげだった。
牛脂と豚油の融解温度って +20 K も違うんだ。
日常生活を維持するのに必要なリソースの割合が平均よりかなり大きい気がする。「起きて食事して…」という基礎的な生活動作に全リソースの 8 割くらい食われる。
給湯器が壊れたので温泉に行った。 BGM として大学生くらいの人たちの会話が聞こえてくるのがいい。
年末の大掃除をした。
バイトの時給が最低賃金に張りついているのは一体どういうことなのか、と募集のはり紙を見るたびに思う。最低賃金が高く設定されているならともかく、 160 時間/月で計算すると生活保護費と大差ない (大差ないこと自体は、生活保護の側からみてむしろ健全なのかもしれないが)。
Backlinks: [202331200]
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「ほうきが埃をかぶっている」という表現。
インターネットは「IP アドレスを指定してデータを送れる」ネットワークのはずだが、それをするのは難しすぎる。
物語がガッとあるのが苦手だという認識はある。 5 分で力尽きる理由にはならないが。
映画を観ようと気持ちを奮い立たせ、 Rent ボタンを押し、冒頭の 5 分で力尽きた。小説や漫画を読むのは苦にならないし、音を聴くのも映像を観るのも好きなのに、なぜか映画がだめ。
藤井聡太 (State-of-the-Art Fujii).
「悲観的な性格より楽観的な性格がいい」という価値観には断固対抗していきたい。悲観的な性格の人がいることで防がれた事故はきっとたくさんある。いろいろな性格の人が評価されるようになってほしい。というか、何らメリットのない性格をしていたっていい。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f0/Animation_of_SLIM_around_Earth.gif
Elo レーティングの置いている仮定がどれくらい現実に成り立っているかを計算してみたい (備忘録)。
藤井聡太八冠と他のトップ棋士の Elo レーティング差は 200 を超えている。この差をコンピューター将棋プログラムの思考時間に換算すると何倍くらいになるんだろう、という疑問がわく。
藤井聡太さんと最下位のプロとの読みの速度はどれくらい違うのか? | やねうら王 公式サイト
2倍の思考時間を使うと人間はR200上がるという根拠について | やねうら王 公式サイト
dlshogiにおける思考時間と強さの関係 - TadaoYamaokaの開発日記
魚介のおいしい地域というのは魚介がおいしいのだが、この理由がよく分からない。産地として有名な地域の市場でも、並んでいる魚介の多くは輸入品だったり、他の地域で獲れたものらしい。日本の中で海から近いか遠いかなんて誤差の範囲に思える。
GitHub - SatDump/SatDump: A generic satellite data processing software.
殻をむき、貫通穴を開けたゆで卵であっても、電子レンジにかけると爆発することを実験的に学んだ。よくある説明、たとえば Wikipedia のこれだと、
という点を説明できているか怪しい気がする。
McDonald's - Wiktionary, the free dictionary
世界中に「マクド」派と「マック」派がいるらしい。フランス語やタガログ語は「マクド」派、エストニア語は「マック」派。そのほかに「マクディー」派や「マッキー」派などがいる。個人的にはスウェーデン語の「ドンケン」を推したい ("-en" は英語でいうところの "the" に相当するらしい)。
https://ftp.mfek.org/Reiser/Letters/%E2%84%962%20Hans%E2%86%92Fred/reiser_response.pdf
ゾウリムシの動画に「私も単細胞生物になりたい」とコメントしている人がいて、人生に疲れているのか単細胞生物が好きすぎるのか判別できない。
Massie Ikeda:BSE/CJD for Lifescientists
地方都市の駅周辺や主要国道沿いなどではたしかにファスト風土的なものを感じることが多いけれど、そこからふた回りくらい離れれば、地域ごとの景色や特色はそれなりにある。当然ながら地形も気候も方言も違う。「国際空港ってどの国でも似たような感じ」と言っているようなものである。違うか。違うな。
「英語の引用符に強調の用法はない」という話をどこかで読んだ覚えがあるが、単純な強調の意味で使っている文もたまに見かけるように思う。書いている人がネイティブでないのかもしれないし、私が皮肉の引用符なのを理解できていない可能性もあるが。
なぜ、太陽系の惑星は、同じ平面を、同じ方向に公転しているの? | 国立天文台(NAOJ)
これで説明になっているのかな。平均化されたら角運動量はほとんど残らないんじゃないの? 吹き飛ばされたガスが角運動量を持ち出すのかな。
これ専門用語なのか。
無限にゾウリムシの動画を見る日になってしまった。
細胞分裂に失敗したゾウリムシ PART3 - YouTube
これがゾウリムシの捕食だ・クラミドモナスを捕食するゾウリムシ - YouTube
突然の細胞崩壊 - YouTube
生命。
最初に接合を始めたペアが羨ましいゾウリムシ - YouTube
単細胞生物って有性生殖するんだ。知らなかった。
「単細胞生物は一般に無限増殖を繰り返す」わけではありません。 池の水の中などに住んでいる単細胞生物、原生動物は、遺伝子交換=有性生殖(接合)をしないかぎり、有限回で増殖がとまります。
ぜんぜん知らなかった。
私の「生」・ゾウリムシの「性」 | サイエンティスト・ライブラリー | JT生命誌研究館
地元愛とかはまったくないが、「現在東京に住んでいるからといって東京の人扱いされるのは嫌」という気持ちはある。東京に住んでいるのは社会的な都合である。東京に特段ネガティブな感情を持っているわけではないが、好んで人口過密地域に住んでいると捉えられるのは解釈違いというか。
広告ブロッカーの利用には囚人のジレンマ的な部分がある。個々の選択としては広告ブロッカーを利用したほうが体験はよくなるが、皆がその選択をすると Web サイトは収益を得られなくなってサービスの品質が低下する (可能性がある)。
ついでにいえば、「ブロッカーの利用率が増える → 収益が減る → 広告を増やす → ブロッカーの利用率が増える」と、広告量には正のフィードバックがかかりがち。さらに悪いことに、おそらくブロッカー利用率にはヒステリシスがあり、いったん利用率が上がると元に戻りづらい。
つまり生態系が適切な広告量に収束しづらい構造になっている。
これは太陽の寿命くらいのスケールでの安定性を議論しているが、 t → ∞ では常に不安定な可能性も高いのかな。もしそうだとすると、重力多体問題の解として惑星 / 銀河 / 銀河団、みたいな階層構造は一時的なもので、いずれは崩壊する運命にあるんだろうか。
数式やアルゴリズム以外で物事を見たり考えたりする方法も持った方がいいのかな、ということをふと思う。そんなものがあるのか分からないが。
少なくとも「背後に統一的な法則がある」という見方はあらゆる分野に適用できるものではなくて、そういう見方しか持っていないのは視野が狭いんじゃないの? という気はする。数学だってごちゃごちゃのまま解決されている問題はたくさんあるみたいだし。
202329804 これ、ふと手持ちのモバイルバッテリーを見たら 10400 mAh / 37.44 Wh と表記されていた。単純計算だと電圧は 3.600 V になる (このやたら多い有効精度は何なんだ)。この Ah 値、もしかしてリチウムイオン電池の素の電圧に対する値なのかな。 Ah しか記述がないことも多いが、それはちょっと詐欺すぎないか。将来より電圧の高いセルが開発されたら「リチウムイオン電池換算 ** mAh」とか言われるんだろうか。
逡巡(しゅんじゅん)は、10-14(100兆分の1)であることを示す漢字文化圏における数の単位である。
道路:令和6年能登半島地震 道路復旧見える化マップ - 国土交通省
空撮写真では道が崩落しているのにバツ印がついていない場所は、すでに復旧したところだろうか。孤立した集落というと山間部を想像してしまうが、海沿いの方が厳しい状況のようだ。山間部の道は土砂をどければとりあえず通れるようになる一方で、海沿いの道は崩落していて復旧が難しいのかもしれない。自然はときに厳しい。
機械はシンプルで静かなものが好きなので、原付二種クラスの実用的な EV スクーターが出たら嬉しい。しかし現在の技術で航続距離が 200 km のものを作っても、車体重量はおそらく 200 kg くらいになってしまう。
スクーターの交換用バッテリーが届いた。「バイク店に頼むのが面倒」という理由で工具やらなんやらがどんどん揃っていく。金銭的にも手間的にも店に頼んだ方がリーズナブルだが、「対人でのやりとりが億劫」という壁の高さに比べると微々たる差である。
このバッテリー、 5 Ah × 12 V = 60 Wh で重量が 2.1 kg もある。モバイル機器でリチウムイオンバッテリーの重量感に慣れた身としては違和感がある。モバイルバッテリーだと 10 Ah × 5 V = 50 Wh で 250 g くらい (追記: これは間違い。リチウムイオンバッテリーの素の電圧 ~ 3.6 V に対する Ah 値らしい。道理でエネルギー密度の比が大きすぎると思った)。
ちなみに価格もモバイルバッテリーの方が半額以下である。高出力対応のセルや制御回路が高価だとか、何か鉛蓄電池側にメリットがあるのだとは思うが謎。
Backlinks: [202329901]
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冬に湯豆腐はいい。「豆腐をちょっと茹でるだけでこんなに幸せな気持ちになれるなんて最高」と思ったが、豆腐と醤油の製作工程を含めると、むしろ異常に手の込んだ料理である。購入したケーキに蝋燭を突き刺して、「ケーキを作るのは簡単」と言っているようなものだ。これを「湯豆腐貴族的思考」と呼ぶ。
薬物に手を出したら絶対に止められない自信がある。逆に手を出しても安全なのはギャンブルである。何が楽しいのか全く分からない。たとえ期待値と中央値と最頻値が正のギャンブルがあったとしてもやりたくない。
しかし損失回避傾向が強いのは一般的なことだとも聞く。ギャンブルやガチャが商売として成り立っているのはどういうことなんだろう。
GLSL: Center or Centroid? (Or When Shaders Attack!){/exp:channel_entries}
やる気がみなぎっているのに手と脳は動かない。
配信なんかで英語のコメントがついたとき、日本語しか分からないことを伝えるために "Japanese only" と言っているのを聞くと、いつもハラハラする。杞憂かもしれないが。
GitHub - moslime/moslime: Bring your Mocopi trackers into SlimeVR!
ユニークキーが全て同一なため、 Windows ではペアリングできないという問題があるらしい。
薬の飲み忘れより、飲んだか否かを忘れる確率の方が圧倒的に高い。メモを取ろうとしても、メモを取ったことを忘れる不確定性が同程度あって意味がない。最終的に「一日分の空き袋を机に放置しておく」という方法が一番うまくいった (注: 管理がそれほどシビアでない薬の話)。
「そう、ガスは出っ放しだね」
これが室内の話という。
Apple’s Metal API tutorial (part 3— Textures) | by Samuel Žúbor | Medium
Metal API ではシェーダー内でテクスチャサンプラーの定義が可能らしい。
やはり、腐ったミカンがまわりのミカンを腐らせることはない (比喩ではなく文字通りの意) 気がする。
能登半島 4.4平方km拡大 輪島市の海岸線 海側に最大240m広がる | NHK
Future の中身を知るためのとっかかりとして、この Examples が分かりやすい。
まあでも現代の環境問題の多くは、消費量を減らすことでは根本的に解決できないのだよな。たとえば動物の乱獲による生態系の破壊、という問題なら量が適度であればいい。自然分解されない素材のごみを埋め立て処理することは、たとえ量が 1/10 になったとしても不可逆である。原則としてはいつかリサイクル率を 100 % にするか、利用を止める必要がある。それまでは未来に借金を重ねていくことになるし、その量はおそらく今がピークだ。
温暖化も消費量を減らすことでは解決できない問題に属すると思うが、化石燃料の利用をほぼ 0 にしないと進行し続けるのか、少量なら排出し続けても平衡状態に落ち着くのか、私はよく分かっていない (参考: 202206202)。
「経済を回す」という表現がよく使われるようになったのはいつ頃からなんだろう。もともとの意味はともかく、最近の使われ方は好きではないな。お金が悪だとも質素倹約が善だとも思わないが、過剰な消費 (と生産) で環境負荷が増えるのは良くない。
737 MAX 問題起こしすぎでしょ…。
三週間ほど前に急性の難聴になった。急性低音障害型感音難聴というやつで、突発性難聴と比べると予後は良いらしい (素人調べ)。
最初の自覚症状としては、(後に検査で判明する) 低音が落ちている側とは反対側の聞こえがおかしくなった。単純に聞こえが悪くなるだけでなく、聞こえ方がいろいろ変。片側で音を鳴らすと逆側で耳鳴りがするとか。
翌日、耳鼻科に行った時点でその症状は少し落ち着いていたのだが、検査で反対側の低音がばっさり落ちている結果を見たときは驚いた。その自覚症状はぜんぜんなかった。しかも主観的に症状のある側は閾値の検査では異常がなかった。
ヘッドフォンの故障で特定帯域が下がっていたら 6 dB でも気づく。たぶん視野の一部が欠損していても脳が補正してしまって気づかないのと同じ現象なのだろう。
「令和6年能登半島地震」について(第9報) | 気象庁
令和6年(2024年)能登半島地震に関する情報 | 国土地理院
国土地理院の方に地震後の航空写真がある。土砂崩れで道路の寸断されている箇所が非常に多い。
蚊のことをペットだと思って飼うと案外かわいかった - ココロ社
Open Land Trio - "Armadillo" - YouTube
Pink noise を生成する方法が分からない。近似手法はいくつか考えられる (オクターブでノイズ足すとか) が、近似手法しかないの?
絶体絶命の主人公が奇跡的なあれやこれやで助かるやつ、「現実だとここであっさり死ぬのか」と思って複雑な気持ちになる。
「2023 年に買ってよかったものベスト 3」とかよくあるけれど、自分だとランキングに挙げるような物を買うことがそもそも年 1, 2 回くらいな気がする。
「ココナッツの果肉に醤油をかけて食べるとおいしい」という知識 (実体験) をどこで仕入れたのか思い出せない。
What The Prisoner's Dilemma Reveals About Life, The Universe, and Everything - YouTube
アクセルロッドのしっぺ返し戦略批判
囚人のジレンマ
ゲーム理論 第4回 繰り返しゲーム
最適な戦略の定義がない (?) のが不思議。あと、回数が分かっているときに AllD になる論理がよく分からない。実際に回数が分かっていても、実験的に AllD 戦略は dominate しないんじゃないの?
Linus が強い言葉を使わないように態度を改めたという話は聞いていたが、検索で引っかかった LKML のメールを読んでいたら、現在も一瞬で Linus と分かる文面で笑った。まあたしかに "f*****g m***n" みたいな強い単語は使っていない。語気は強い。
高効率コアみたいなやつが軒並み SMT を実装していないのは何故か。ダイ効率は良くてもエネルギー効率は良くないんだろうか。
寒いのは苦手だが、寒い地域の景色というか雰囲気は国内外問わず好みな気がする。
PyTorch の自動微分は機械学習目的に絞って割り切った設計にした感じなのかな。
一週間後の天気が当たらないからといって「気象学は不要」「流体力学は無意味」などと批判されることは少ない。これが経済政策とかだと、素人からもプロからもボロクソに言われる。どちらも生活に与える影響は大きいと思うのだが、この違いはどこからくるんだろう。
映画に音楽を付けるようになったのはいつからなんだろうと調べたら、サイレント映画の時代から音楽の生演奏を付けていたらしい。声より先に音楽が付いていたというのは驚き。
みかんがおいしくて無限に食べてしまう。
恐怖という感情は明らかに必要だから存在していて、恐怖心に助けられている場面は多くあるに違いない。でも「恐怖心があってよかった」と思うことは少ないし、「恐怖心が弱いので強くしたい」という悩みもめったに聞かない。もう少し恐怖心が強ければ事故に遭わなかった、という人はかなりいるはずなのだが。
まあもう少し理性でコントロールできる形の自制メカニズムが欲しくはある。
片面からしか加熱できない器具を使って、いちいち裏返して調理している理由が分からなくなってきた。
正の数で普通の偶奇と一致して、 0 だけ奇数となる自然な定義は何かあるか。
HDR ディスプレイに送られるデータは Rec. 2020 色空間に Perceptual Quantizer (PQ) というカーブで固定らしい。 PQ は絶対輝度で定義されていて、最大輝度は 10000 cd/m^2 である。これは形式的なものではなく、 HDR 対応ディスプレイを HDR モードで使うと色空間設定はもちろん輝度調整も無効化される。
こんな色空間を 10-bit で量子化して精度は足りるのか疑問に思ったが、
ということで、 SDR 領域で 8-bit sRGB と同程度の精度は確保されていそう。
追記:
The Perceptual Quantizer Design Considerations and Applications
PQ は Barten Model という知覚モデルに対して最適化されていて、 (同じ色空間上で) SDR 10-bit ガンマカーブと 10-bit PQ が同程度らしい。この知覚モデルがどれくらい良いかは分からないが。
機能 A, B をまとめて行う機能を追加するとか、アドホックで例外的な挙動を追加することを「気の利いた改善」だと思っている人が多すぎる。
Blender 4.0 で Modifier を追加するメニューの表示方法が変わったのだが、これを改悪だと言っている人がけっこういて驚く。以前の表示方法では項目数が限界に達していたし、 Blender 全体からみると例外的な UI になっていた。 4.0 で標準的なメニュー表示になりネストは一段深くなったが、スペースまたは文字入力でフラットな検索が効くし、そのとき項目は LRU order で並ぶ (この挙動は他のメニューと共通である)。こんな変更でも改悪と感じられてしまうのか。うーん。
「擬死を行うカエル」がかわいい。
ザッカーバーグがメタバースとか言って引っ掻き回したが、実際のところ VR (とくに PCVR) は趣味の一つくらいの立ち位置に落ち着いているような印象もある。ハードウェアを継続して出し続けられるユーザー数に達しているかは謎。
アプリ側からみて厄介だと思うのは、「VR HMD は基本的に映像体験を向上させるデバイスであり、グラフィックがしょぼくては意味がない」ということである。グラフィックを向上させるにはマンパワーが必要なので、個人制作の作品では魅力を出しづらい。
そういう意味で、 VRChat はワールドという形で小規模な作品を気軽に見てもらえるプラットフォームとしても機能しているのかな、という感じはする。最初 VRChat を見て「なんだ単なる Sandboxed Unity Player ではないか」と思った人は多いんじゃないだろうか。たぶんそれが良かった。
アクションゲームの多くはジャンプ中にもキー入力による移動制御ができる。最初期のゲームでは、深く考えずに実装したらこの挙動になっただけ、という場合もあったかもしれない。現在でもこの挙動を採用することが多いのは、その方がゲームとして面白くなると判断したのだろう。
少し考えてみると、ジャンプ中に移動できるかの二択ではなく、地上と空中それぞれの慣性や摩擦力、ジャンプする瞬間のキー入力の扱いなど、たくさんのパラメーターがあることに気づく。目に見えない開発者のこだわりがあるのだろうなあ。
OIST Podcast #06 - Tadashi Tokieda - YouTube
別にインテリジェントデザインとかを支持するわけではないが、「生物の進化がどれくらい効率的か」という疑問は真っ当だと思う。たとえば遺伝的アルゴリズムが非常にスケールする手法で、個体数と世代数を増やせば非自明な最適化をガンガンやってのけるならともかく、そうではないわけだし。
しかし考えてみると、「この宇宙で原始生物はポコポコ誕生しているが、高等生物に進化する確率は非常に低く、我々が観測しているのは偏った条件付き確率である」という可能性もあるのだよな。人間原理は進化論にも適用され得る。まあ地球上に多様な生物が存在していることはその反証になっていると思うが。
いろんな記事があって面白い (ほとんど分からないけれど)。
調査法は首都圏と阪神圏での訪問留置法とのこと。 30 年間でほとんど変わっていない項目が思いのほか多い。あと全体的に世代差が年々縮まっている印象があるが、これをそのまま受け取っていいのか謎。しかしいくらでも好きなように cherry-picking できそうなデータだ。
K. Watanabe's page - 質問2「淡水魚は淡水にしかすめないのに,なぜ別の川,別の地域に同じ種がいるのですか?」
物を買うのは自分にとってストレスのかかる行為だなあ。全てがリュックに収まるくらい身軽でいたい。
AppleのMac向け独自開発チップ「M1」のGPUをリバースエンジニアリングするプロジェクトが進行中 - GIGAZINE
ここに Apple の GPU は SISD だと書いてあって驚いたが、これはたぶん誤解。 32-bit 未満のデータ型でも mask なんかは 32-bit 単位であり、おそらく他の GPU では vector of vector 的に扱われる。 Apple GPU はそういう扱いではないという意味だと思う。
Apple G13 GPU Architecture Reference
普通に SIMD lane = 32 っぽい。
スマートフォンのアラームが何回に一回か「そのまま寝ていてもいいんだよ」みたいな音になる。
Rust std fs slower than Python!? No, it's hardware!
melancholic afternoon
ええええ Intel さんこんな命令をリバイバルしていたの。
CPU 的な方でスケーラブルにコア数を増やすため、キャッシュコヒーレンシを部分的に諦めたいとする。ある程度複雑なデータ構造を扱う前提で、遅くていいからグローバルなアドレス空間にもアクセスしたい。たとえばページ単位で一時的にキャッシュコヒーレンシを取らないと宣言できて、それで問題が解決するなら一番簡単だと思うが、まあ見かけないということは現実的ではないのだろうな。
"RDNA3" Instruction Set Architecture: Reference Guide
RTX 4090 の CUDA コア数 (nVIDIA 用語。おおまかにいって単精度スカラー演算器数) が 16384. レイテンシを埋めるために × 64 スレッドが必要となると、 Full HD のピクセル数の半分くらいに達する。そろそろパフォーマンスを出すのが辛くなってきそうな気もする。 4K だと 0.13 くらいなのでまだ大丈夫かもしれないが。
無限につっこみどころがあることは承知の上で、 GPU のアーキテクチャを無理やり CPU に置きかえると「mask/gather/scatter のある 1024-bit SIMD, 64-way SMT のシンプルなコアが数百個ある」という感じになるんだろうか。
酸化した油で腹を下したという話を何度か見聞きしたことがある。比喩表現みたいなものかと思っていたが、実際に酸化油脂は毒性を持つことがあり、過去には即席めんなどで問題になったらしい。知らなかった。
英単語は基本的に /e/ で終わらないので、 /e/ で終わる外来語の語尾が /ei/ や /i/ に変化するのは分かる。「ポケモン」が /pokimon/ になるのはなぜ?
フェルミ粒子が同じ量子状態をとれないなら、 √(1-ε)|0> + √(ε)exp(iθ)|1>
みたいな状態を考えて θ
をばらばらにすれば複数粒子をほぼ基底状態に置けるのでは、と一瞬思ってしまった。
そういえば yet another でない方の compiler-compiler を知らない。
す、すごい。本人が回答している。 yet another といっても、 LALR 法のパーサジェネレータとしては初出かそれに近いものだったらしい。
「ホテルニュー○○」とか「○○ニュータウン」とか「新型○○ウィルス」とか、いずれ古くなることを想像できなかったのか…という話を以前書いた (202127400)。
それでふと思い出した。名前ではないが、自分もプログラムの説明に "A modern implementation of the ..." みたいなことを書いたことがある。なるほどこういうことか。むしろ「ニュー」が合わなくなるくらい長く続いていることに尊敬の念がわいてきた。
「ホテルニュー○○」くらい老舗感のあるものを作りたい。
現代の GPU アーキテクチャは Graphics Processor であることにどれくらい制約を受けているんだろう。たとえば warp size = 32 はリアルタイムグラフィックス用途の効率から決められた値だと思っていたが、そうでもないんだろうか。
薬物依存から抜け出せない人の話を読むと、「ああ自分はこのタイプの人間だ」と思う。
「東京 (23 区?) は公共交通機関が便利だから自動車が不要」というのはちょっと違う気がしていて、理由の 50 % くらいは「自動車が不便な地域だから公共交通機関を使っている」だと思う。都内のランダムな二点間を移動するのに公共交通機関が便利だという感覚はない。
文章の表記で「3点リーダー」(…)は二つつなげて使うものだと指摘された。その根拠があれば知りたい。 | レファレンス協同データベース
廃線が検討されている路線の利用者数は、沿線人口以上に減少していることが多い気がする。ふと気になって自動車保有台数の推移を調べる。
モータリゼーションは過去の出来事で、とっくの昔に飽和状態になっているかと思っていたが、現在でも増加しているらしい (P.21)。まあでも路線利用者減少の理由は、通学・通勤に使う世代が減っているのが大きいのかな。
「朝型」「夜型」とはいうけれど、照明のない時代からすれば現代人のほとんどはきっと夜型なのだよな。
柴犬なんかには明確な換毛期があるが、ヒトにも換毛期があるらしい。
多いときは200〜300本も 秋に抜け毛が多い理由 - ウェザーニュース
これは一年周期の体内時計があるのか、局所的な情報だけから起きる現象なのかどちらなんだろう。
https://socialblade.com/youtube/top/country/jp/mostsubscribed
これは一体なんなんだ。 Web ページでいうところの SEO ハック的なやつなんだろうか。
「内向的/外向的」「インドア派/アウトドア派」「コミュニケーション能力の高さ」はそれぞれ独立な変数だと思っている。というより、これらがなぜごちゃ混ぜに語られるのか分からない。
人声のピッチを単純に上げ下げすると不自然な音になる理由は、よく「フォルマント周波数も同時に変わってしまうから」と説明される。一方で、フォルマント周波数の個人差はけっこう大きいらしい。
Pythonによるフォルマント分析と音声認識 #Python - Qiita
フォルマント推定誤差によって分散が大きくなっている可能性はあるけれど、それにしても 20 % 程度のピッチ変化で声が不自然になる説明になっているのかなあ。
私が「時間が欲しい」というときに欲しているのは無駄な時間であって、物事を効率よくやって捻出されるしみったれた時間ではない。
Box-Muller 法で生成される二つの乱数 x, y が独立か、それほど自明ではなくない?
low discrepancy sequence による積分って、バイアスが出ないことが保証されているのはおそらく非常に素朴な場合のみなのだよな。
量子Zeno効果の観測実験 – Keisuke Fujii's Page
こんな素朴な方法で確認できるんだ (古典電磁気の範囲で説明できない現象なのか理解していないが)。
料理をまともにしない人間がレシピを見て思うことの一つに、「菓子以外でも意外と砂糖を使う」がある。
リーグ戦とトーナメント戦の中間くらいの対戦方式にはどんなものがあるんだろう。
最近はコンテンツへのネガティブな感想を書く人が減ったように思う (Amazon のレビューとかは知らん)。作者の顔が以前より見えるようになった影響は大きいだろうし、その逆もある。ネガティブな感想が目に入れば作者のモチベーション低下はいうまでもなく、ファンもよい気分にはならない。「ネガティブな感想を投稿するメリットは何もないので控えるべき」という意見もみる。私もどちらかというと同意するし、自分でそういうものを書くことはない。吐き出したいという欲求があるわけでもない。ただ、最近これが健全なのか疑問に思うことがある。
私が子どものとき、「食べ物の好き嫌いをいうのは悪いことである」と教えられていた。栄養上の理由ももちろんあるが、「その食べ物の生産者が悲しむ/生産者に失礼だから」という理屈で説明されることも多かった。教育現場がどうなっているかは知らないが、現在では一般にある食べ物を嫌いだと明言するのが問題とはみなされていないと思う。私は食べ物の好き嫌いが自由に言える今の雰囲気の方が好きだし、健全にみえる。
しかし、この「生産者が悲しむ」という論理は実際のところコンテンツの話と同じである。食べ物は自然の産物ではあるが、たくさんの手間暇をかけて作られている。生産している食べ物を嫌いと言われて大きく落ち込む人は少ないだろうが、ポジティブな影響があるとも思えない。コンテンツの論理でいえば「嫌いと明言するメリットは何もない」のだ。
結論はない。
日本語でのライブ配信をみていると、英語でコメントしつつ日本語の音声を理解しているっぽい人をけっこうみかける。最初は「日本語のリスニングはライティングより簡単なんだろうか」などと考えていたが、単に英語を共通語として使っているだけか。
新しい技術やら何やらが登場したとき、「従来と比較して X というアドバンテージがあるので、 Y のような展開や応用があるだろう」みたいな予測がなされるし、自分もつい考えてしまう。でもその予測が的中することは少ない。もちろん予測自体が難しいのもあるけれど、たぶん「従来との違い」に注目しすぎるのは良くない。
例えば、「紙書籍から電子書籍に移行すると、今までになかったインタラクティブなコンテンツが登場する」という予測があった。これは典型的な従来との違いに注目した予測だが、冷静に考えると変である。すでに世の中にはいろいろな形でインタラクティブコンテンツが存在している。電子書籍にそれが求められているのか。
VTuber が登場した当初、「Virtual だからこそできること」についていろいろ話があったと思う。現在の VTuber がそれを売りにしているようには見えないどころか、 Virtual が足枷になりそうなことに挑戦している人もいる。面白いことやるのに「強み」みたいなものにこだわる必要は何もない。
まあ「予測している暇があったら手を動かせ」が正しいとはおもう。
非正方行列の扱いに慣れていなくて、間違った式変形を無限にしてしまう。
Windows の BSoD ってカーネルモードでの致命的エラーとかではないんだ。
もしかすると、小説家にも物語を物語の内側で作る人と、外側で作る人がいるのかもしれない、と思った。たとえば「物語の世界に入り込んでキャラクターが動くのを想像する」というのは内からの方法で、「こういう状況を作りたいから、こういうエピソードを入れて、こういうキャラクターを配置して…」と考えるのは外からの方法。もちろん両方を使い分けていると思うけれど、その割合は人によってかなり違うんじゃないだろうか。
読書感想文が苦手だった。苦手というか一度も書けたことがない。今も何も変わっていなくて、このページに読んだ本の感想を書こうとして何度も挫折した。当時は文章を書くことが不得手なのだと思っていたが、これは大きな間違いで、単に「感想がない」というのが正しい。正確にいうと物語の内側からみた感想がない。「なぜ主人公を〇〇という設定にしたんだろう」というようなメタ感想というかメタ疑問はある。しかし小説家でもない人間がそんなことを考えても仕方ない。
「根も葉もないが、花はある」という意味深だが何も考えていないフレーズを思いついたが、大昔に既出だった。
しかし「有意な差 (p < *) があり、差の平均は * である」という書き方はすごくミスリーディングであるな。差の平均は 10 でも、有意な差は 1 しかないかもしれない。かもしれないというか、たいていそう。実際には予備試験の結果から仮説を立てたりしているだろうし、検定の妥当性も非常に怪しい。
「男女間の IQ に差はないが、個々の項目を見れば若干の差がある」という話はよく聞く。逆にいえば分野の配分を変えれば差を操作できるということで、そもそも IQ テスト自体が性差の出ないように作られているのではないの? という疑問があったのだが、これはおおむね事実らしい。
https://doi.org/10.24602/sjpr.18.1_25
いずれにせよ個人間のばらつきに比べて非常に小さく、一部領域の研究者以外がこの差に着目する意味があるとは思えないが。
ヒガンバナとかタケとか、人工的に持ち込まれたものとはいえ、人為的操作なしで生きているクローン植物ってたくさんあるのだなあ。
【研究成果】ハチク(淡竹)が120年ぶりに開花!?東広島市内で開花後を初めて追跡調査~竹林再生の謎を解明する手掛かりに~ | 広島大学
120年ぶりの開花?! ~その時、ハチクに何が起こったのか?~ - YouTube
ミステリアスすぎる。
人の行動などに関して、単純な相関関係や因果関係を調べた実験結果を引用して「科学的にはこっちの方がいい」と主張しているのを見ると、いつもこの論文を思い出す。
どうすれば脳を「理解」できるのか:「コンピュータチップの神経科学」から考える - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
純粋に善意で助けてくれる人に対して、つい過剰な警戒心を抱いてしまうのは本当に止めたい。
初等関数、つまり定数, 四則演算, exp, log を有限回合成して作られる関数というくくりは、なんというか学習上のものであって数学的に意味があるものではないと思っていたのだが、これって事実なのかな。
exp, log は加減算と乗除算の世界を結びつける関数でもある。特異点に目をつぶれば、 x + y, exp(x) とその逆演算の合成だけで作られる世界ともいえる。これらの演算で閉じた世界に何らかの数学的意義があっても不思議はないというか、内容の豊富さからすればむしろある方が自然に思える。
sin, cos, exp などは関数の中では扱いやすい、甘いお菓子のような存在なのでショトウ関数と呼ばれている (log は甘くないという意見もある)。
謎だった漸近展開をちょっとだけ理解した。無限級数としては発散していてもよくて、その場合でも最初の何項かを足せば良い近似が得られたりする。足しすぎると近似は逆に悪化していく。なんじゃそりゃ? と思っていたが、その疑問はとりあえず解決した。
f(x) の x0 近傍での漸近展開は、ざっくり「和をとる項数 N を有限に固定し x → x0 すると f(x) の振る舞いに収束する級数」といえると思う。 N を増やすと x → x0 での振る舞いは f(x) により近づくが、 x を固定して見たときに値が f(x) に近づく保証はない。一般には N が大きくなるほど x0 に近くないと値は改善しない。
将来の願望という意味での「夢」の用法は英語から輸入されたものらしい、という話を以前書いた。「将来の願望」と「睡眠時に見る夢」は別物だが、現在では二つの意味が縮退している単語だという感覚はたぶん弱い。たとえば「夢にまで見た」がどちらの意味で使われているかは曖昧である。
それでふと思ったのだが、私は将来の夢を睡眠時の夢で見たことはない気がする。子どものときに自分が大人になった夢を見るというような、自分自身の時間が経過している夢を見た覚えがない。
以前から動画配信サービスのコストがどれくらいか気になっていた。調べてみると Amazon Web Services で Twitch と同じシステムが利用できるらしく、ここからおおまかなコストが分かる (注: Twitch は現在 Amazon 傘下)。
Twitchのプレジデント、Dan Clancyからの、サブスク収益配分率に関するお知らせ
Amazon Interactive Video Service の料金
ざっくり (1 * streamer + 0.1 * viewer) USD/hour くらい (ただしサービスとしての料金)。あと、どちらも同時視聴数 100 人付近を例に出しているのが気になる。それくらいが平均なんだろうか。単に streamer あたりのコストが無視できる最小人数を提示しているだけかもしれないが。
「衣食住」の 3 つは生きていく上でどれも重要だが、現代の「衣」のコストは他の 2 つに比べてずっと低い。布を手作りするには大変な労力がかかる。産業革命以前はコスト面でも同じくらいの立ち位置にあったのだろうか。
Fisher–Tippett–Gnedenko の定理というものを知った。いや、存在を知ったのはもう少し前なのだが、別のことを考えていて再び遭遇した。平均が正規分布に収束するように、 max も特定の分布形に収束する。残念なお知らせとして、中心極限定理とは違い成立する条件が複雑 (この定理自体は分布形が収束することを仮定している) なのと、分布のパラメータを具体的に求めるのは一般に難しいらしい。
Fisher–Tippett–Gnedenko theorem - Wikipedia
極値統計学
極値統計学へのいざない
金融工学における極値理論とリスク管理
極値分布の歴史と極値分布の導出|ari1110
この分野を知らないときに一度正規分布について max の期待値を計算したことがある。ちゃんと正しい結果を得ていて、多少なりとも非自明な計算をする力はあるのだと少し自信が芽生えたのだが、見返すと明らかに正当化されない近似を使っていて自信がマイナスになった。その部分は修正可能だったものの、結果的にわりとストレートな計算であり自信は 0.
動物などの毛がふさふさしていることは、かわいいとされる要素の一つである。一方でヒトのすね毛わしゃわしゃの足がかわいいという話はあまり聞いたことがなく、むしろ体毛のない方が好まれる (諸説あり)。つまり、かわいさは体毛密度の単調増加関数ではなく、かわいさ最小体毛密度が存在する。
ここでは「体毛による皮膚隠蔽率が 1/2 のとき、かわいさが最小になる」仮説を提唱しておく。
自然環境音は都市環境音と比べて低域をあまり含まない。一般に低音のほうが減衰しづらく、環境音が低域を多く含むのは必然に思えるのだが、自然界で低音を発するものは少ないんだろうか。たとえば木の擦れる音や川の流れる音は低域を含むし、エネルギー的にもけっこう大きいと思うのだが。
ヒトに「かわいい」という感情が備わっているのは、おそらく子育てのためである (この類の尤もらしい説明で安易に納得するのは科学的態度ではないかもしれないが)。つまり私のかわいいという感情は一度も本来の目的に使われたことがない。他の大半の感情もそうなんだろう。正しく機能しているのはせいぜい「眠たい」と「死にたくない」くらいか。
糸をつくる生きた工場 カイコ | ミクロワールド | NHK for School
蚕の成虫(オス) - YouTube
絹糸を取るためにだけ品種改良され、野生動物としての機能を失ってしまった成虫の歪な姿にかわいさを感じてしまうのは猟奇的というかなんというか (その思考回路が一番猟奇的では)。
202321700 とはいえ約物の処理は本来フォントのカーニングで行うべきなのだとおもう。 OpenType にはそれ専用の feature tag が用意されているらしい。
全角約物が連続したときのアキを調整する | Webフォント・サービス FONTPLUS
現実には非対応フォントが大半なので Typst 側に処理が入っているのはありがたいが、開発者はよくパッチを取り込んでくれたなあ。
202321700 Typst のソースを見たら、約物の処理なども実装されていた。ちょっと手を入れるだけで (pTeX でいうところの \kanjiskip
対応) きれいな組版が可能になった。素晴らしすぎる。
Qualcomm が RISC-V の高性能コア向け命令セットで C extension を削除することを提案しているらしい。
tech-profiles@lists.riscv.org | Qualcomm slides on C extension, part 2
tech-profiles@lists.riscv.org | Slides on retaining IALIGN=16 for RVA profiles
tech-profiles@lists.riscv.org | Qualcomm's 10/19 Presentation
どうでもいいが "+ve", "-ve" という略語を知った。
Backlinks: [202415701]
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以前から気になっていた Typst を使ってみる。すでに複雑な数式に対応していて、組版の結果も悪くない、というか括弧の大きさの自動調整なんかは TeX よりいい気がする。構文のバランス感覚が良くて、ソースの可読性は圧倒的に高い。
How to input more complex math equations? · Issue #123 · typst/typst · GitHub
ありがたいことに作者は各言語固有の組版処理を取り込むことに好意的なうえ、すでにパッチを投げている人が何人もいる。書籍レベルの日本語組版が可能になるのも時間の問題という感じがする。
Backlinks: [202321900, 202321800]
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「道路の速度制限を厳密に守っている運転者は少数で、速度違反で捕まるのは単なる運」というような話はよく聞く。以前はまあそうかなと思っていたのだが、警察が実際に捕まえるのは原則として +15 km/h 以上の超過らしい。メーター読みで +20 km/h くらい速度超過して初めて捕まるわけで、それはちょっと文句を言えない領域な気がする。
速度制限は定期的に見直されていて、実勢速度との乖離が少なくなっているというのもある。
一般道路における最高速度規制の点検・見直し結果について|警察庁Webサイト
制限速度って道路幅や曲率などから算出されるものではなかったのか。
「85 パーセンタイル速度 - 10 km/h」くらいが基準速度っぽい。あまり自動車の速度分布のデータが見当たらないが、
規制速度の決まり方 明らかに安全速度ではなく道路の属性としてである 言い換えれば罰則基準 | 常に検証可能なデータを求める文化に向かって
これを参考にすると、基準速度は 30 .. 40 パーセンタイルくらいに位置する。大半の自動車が速度違反状態になるのは、基準の決め方からそもそも必然である。一方で +15 km/h 超過は 90 .. 95 パーセンタイルあたりに位置する。
音声のサンプルに「銀河鉄道の夜」の冒頭が使われているのを聞いて、ふとあの文体が読みたくなった。
なんとなく読んだことがある気でいたが、小学生のときに藤城清治の影絵本で読んだだけで、原作を通読したことはなかったかもしれない。後半はなんというか、宗教観的なものがかなり直接的に書かれているのだな。
ところで、私は作中に出てくる「天気輪の柱」を黄道光の別名か何かだと思っていた。これは宮沢賢治の数ある造語の一つで、何を指すかは諸説あるらしい。少し丁寧に読み返してみると、地上の建造物を指していると考えたほうが自然かなあ。
Opus update 20130712: 1.1 Beta Release
位相情報からビンごとの tonality を見積もる。
歳をとっていいことはないかもしれないが、その歳まで生きられたことは素晴らしいことで、つまり誕生日祝いは後者を祝っているのだろう。
「人、権、ぽん! (人権のなくなる音)」
「自分の頬をつねって夢か確認する」っていうやつ、実際に多くの人に通用する方法なんだろうか。たしかに夢の中で痛覚が弱くなっている印象はある。
そもそも「これは夢かもしれない」と気づけた時点で夢かどうかの判断は可能な気がする。まあ夢であることは証明可能 (起きればいい) でも、夢でないことを証明する方法はないが。
Atalanta - John Psathas (*1966) - YouTube
プログラミング言語の標準ライブラリに多次元配列がないことが多いのはなぜだろう。標準化するとなると、メモリレイアウトやら静的/動的やら全てを盛り込む必要があって大変そうではある。でもライブラリ間でのデータ受け渡しで使われることが多い以上、標準化される利点は大きいと思うのだよな。
箸を電子レンジにかけたら焦げた。あれ、でもコンビニの弁当についている割り箸はレンジにかけなかったっけ。竹箸だから? 違いは油の量だろうか。
電子レンジの振動数はとくに水をターゲットに決められたものでないことはここでも以前書いたが、無極性分子とされる油も水と同等に加熱されるというのは驚き。
同時期に買ったぱんつが一気に破れ始めた。
量子論の「観測可能量はエルミート演算子である」という要請は少し緩められて、正規演算子でもいい。たとえば x̂ + iŷ
を複素数値が測定される観測可能量だと思っても問題ない。
Finding measurements in non-Hermitian operators - Stack Exchange
と思っていたのだけれど、これを読んでいて逆に自信がなくなってきた。私もこの人が書いているように、射影演算子にかかる係数は測定されるラベルであるという認識でいたけれど、何か見落としがある気がする。
Increasing Fidelity with Constellation-Tracked Controllers
Tracking Technology Explained: LED Matching
Optimizing Oculus Insight Controller Tracking to Work in Challenging Conditions (Like Near Holiday Lights)
どんなに雑な料理でも、苦手な食べ物よりはおいしく食べられる。嗜好 > 品質の法則。
Fixing race condition when sending signal to interrupt system call
Can EPOLLLET with Edge Trigger race?
Linux - Getting Started - Knowledge Base | PreSonus
CLAP のページに名前があったり DAWproject に対応したり挙動不審だとは思っていたが、まさか Linux 対応してくるとは。
CPU Performance Scaling — The Linux Kernel documentation
intel_pstate CPU Performance Scaling Driver — The Linux Kernel documentation
Intel Performance and Energy Bias Hint — The Linux Kernel documentation
観覧車のような寒暖差。
「観覧車」という単語を聞くたびに、この「ら」は特殊な発音になるという言語学者の話を思い出す (たしかこれ)。
GenericDrum Plugin (Work in Progress) - YouTube
「そのうち Unicode emoji だけで文章を構成できるようになって世界共通語化するのでは」と冗談半分で言っていたが、現実に起きたことは「自分が絵文字の意味を理解できない」であった。
Cray-1 は 4, 5-input NOR × 2 の IC を使って作られていて、 80 MHz で動作したらしい。最近ブースト時のクロックが 6 GHz の CPU が出たらしいが、 50 年で 75 倍にしかなっていないのか。
動画を見ていて、「笑い方の個人差ってすごく大きいな」とよく思う。ここで疑問なのは、なぜ今さらそれに気づいたかである。もしかして私との会話では誰も笑っていない…?
ヒープソートが好きという人を見かけるたびに、自分にはアルゴリズムに対する適性がないなあと思う。私には美しさがちょっとテクニカルすぎるというか。
GPU はチップによって命令セットがバラバラで、ドライバが差異を吸収する。 CPU がそうならなかった必然性はどれくらいあるんだろう。 JVM, CLR, WebAssembly, ... LLVM bitcode も初期は機種非依存を目指していたような気がする。
The trouble with SPIR-V, 2022 edition - Gob's blog
My personal hell of translating DXIL to SPIR-V – part 5 – Maister's Graphics Adventures
GPU IR にも WebAssembly みたいに structured control flow にするか問題あるんだ。
Broadcom が最新のグラフィクス API に対応する GPU を独自開発し続けているのはなんか不思議。
Language Design Is Not Just Solving Puzzles
定期的に読み返す。言語デザインに限らず、よく陥ってしまう罠だと思う。
大学の講義動画をたまに見る。「これ、もしジョークがすべったら再生回数分すべり続けるのか」という考えがいつも頭をよぎる。
「仕事したくない」と言っている人の多くはちゃんと仕事している。私は「仕事したくない」と言って仕事をしていない。何も言わず仕事していない人になりたい。
「またこの夢か」と思ったことだけを覚えている。内容は思い出せない。本当に何度も見ている夢なのか、それともそういう設定のネステッド夢だったのか。
Triple Pendulum on a Cart - YouTube
Side-Stepping of the Triple Pendulum on a Cart - YouTube
倒立三重振子って安定化できるんだ。
Constructing Dirac's Lagrangian without assuming hermitian/antihermitian γ matrices - Stack Exchange
濁点は原則として無声音を有声音に変える記号なので、本来は有声音に付けても意味をなさない。では「あ゙あ゙あ゙あ゙」とかの音が何となく想像できて、多くの人に共有されるのはなぜか。
あまりよく分かってないが、声帯を震わせるにはどこかの筋肉に力を入れる。有声音に濁点をつけることで、その筋肉にさらに力を入れることを表している感じはする。
定期的に見たくなる。今回の一押しは「阿蘇のバスガイド」→「朝のガスパール」。
モータリゼーション以後に開発された宅地では自動車の所有が前提になっていて、それほど僻地というわけではないのに公共交通機関がまったくないところがある。昔から人が住んでいて徐々に過疎化した山間部などでは、意外と最低限の公共交通機関が維持されていることも多い。朝夕に 2, 3 本とかそういうレベルではあるが。
数学用語の「一般に」は「例外なく常に」の意味だと思っていたのだが、次のような例を出して、通常の用法と同じく「一部の例外を除いて」の意味だと書かれているのを見かけた。
一般に
det(A + B) != det(A) + det(B)
.
た、たしかに。でもこれ、 "not [
一般に det(A + B) = det(A) + det(B)]
" から派生した誤用な気もする。いや、むしろこの用法から数学の用法 (一般には誤用) が広まったのか。
ヒトにとって分かりやすい構文のパースが大変なのはなぜか、という素朴な疑問はずっとある。プログラミング言語黎明期だったら、「そんなのは慣れの問題である。ヒトが合理的な構文に合わせるほうがいい。つまり全人類は LISP を使うべき」とか言っていたと思う。
202318600 逆に日本で数式の記法が発達していたら、 f(x, y)
を (x, y)f
的な語順で書いていた可能性もあるんだろうか。もしかすると実際にそういう時代があったりするのかな。
obj.method()
は部分的にこの順序だし、この語順では合成関数が適用順に並ぶ。むしろこちらの方が自然か? という気もしてくる一方で、逆ポーランド記法が読みやすいとも思えない。慣れの問題だろうか。一度 Forth 修行の旅に出てみるべきか。
現代の言語で x.field
と書くところを ALGOL では field OF x
と書くらしい。英語の語順からすればそちらの構文のほうが先に出てくるか。 x.field
は Pascal が初出なのかな。ファイルパスもそうだが、英語圏の人が母語の順序に流されなかったのは偉い。ドメインネームは偉くない。 mm/dd/yyyy
は ****。というか、メートル法制定あたりで月とか廃止してほしかった。
Backlinks: [202318601]
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コンピュータサイエンス雑誌 bit の創刊号 (1969-03) を読んでみた。 1969 年というと、理論面でも応用面でも現在のコンピュータの基礎が確立されるちょい前くらいに位置すると思う。現代からすると問題意識がよく分からない記事もあるかと思いきや、意外とそうでもない。まあ PL/I も ALGOL も死んだが、構造化プログラミング言語が当たり前になったという意味で十分に正しい方向だし、 CS の雑誌に遺伝情報の記事を載せるあたり、かなり先見の明がある。
遠泳 - Wikipedia
64歳米女性、キューバからフロリダ海峡横断に成功 - CNN.co.jp
遠泳の記録がやばすぎる。
202318304 これと似た話に「ヒトの視線の高さから見た地平線までの距離は 4 .. 5 km」というものがある。地平線の向こう側は徒歩 1h くらい。
富士山の頂上から見たらどれくらいだろ、と思って調べたら (調べるな。計算しろ)、 200 km 強と距離だけでいえば日本海に到達する。でも実際には日本アルプスに隠れるのかな。大気散乱は条件が揃えば大丈夫そう?
たくさんあることを「星の数ほど」と形容したりするが、肉眼で見える (点として識別できる) 星の数は数千個くらい。茶碗一杯の米粒の数と同じくらいで、実は大した数ではない。この宇宙にある星 (たぶん恒星) の数は 10^24 という推定があるらしく、こちらはまあ大きく感じるが、コップ一杯の水分子の数と同程度でもある。この数字が本当に大きいのか不安になってくる。
Backlinks: [202318306]
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202318103 これ、いちおう理解はしたが腑に落ちてはいない。
Web サービスはフリーミアムより全ユーザーに少額課金のほうが健全ではないかと思うことがある。でもそうなると、たとえば GitHub でバグ報告してもらうのにも支払いが必要になる。あまり意識していないが、現在の Web サービスはライトユーザーが無料で利用できることに依存した設計になっている。
まあそれも含めて良くないんじゃないかとは思う。バグ報告のためだけにアカウント作成を強要したくない。
ゴキブリが玄関から侵入するのを目撃してしまった。とくに他の昆虫と比べてゴキブリに強い嫌悪感を持っているわけではないが、タマムシだろうがクワガタだろうが冷蔵庫の裏で大量繁殖したら嫌である。
ゴキブリに関する質問で最も多いのが「ゴキブリはなぜ嫌われるか」なのは面白い。それほど害の大きい昆虫ではないということはみな認識しているのだな。たぶん「蚊はなぜ嫌われるか」と疑問を持つ人はほとんどいない。
フーコーの振り子が分からない。素朴な説明だと、静止した鉄球に目印をつけておいても回転が観測できることになってしまう。もちろん実際には糸を伝って回転させる力が働き、鉄球は地球と一緒に回転する。鉄球が振れているとこれが抑制されるのだろうが、うーん。たとえば完全に一直線上で鉄球が行き来していたらこの効果は起こらないんだろうか。
これはいわゆるジャイロ効果だと思うのだが、ジャイロ効果が分かっていない。
Backlinks: [202318303]
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OMI - Open Metaverse Interoperability Group · GitHub
これって生きているんだろうか。 metaverse はともかく、 glTF に対する各種拡張が標準化されるのは嬉しい。
とはいえ、これらの行き着く先はゲームエンジンの標準化である。私には無謀な試みに思えるし、特定のゲームエンジンに依存することを厭わないプラットフォームに機能面で常に劣る運命にある。うまく取捨選択した仕様ができれば活用先は色々あると思うが、 3D 関連の標準化は死屍累々だからなあ…。
「過程への興味」と「結果への興味」をバランスよく持つことは重要なのだろうなあ。結果への興味だけが強いとワナビ的になりがちだし、過程への興味だけが強いと完成形が見通せるようになるあたりで飽きてしまいがち。
料理には自分がのめり込みそうな要素がたくさんあるのに、なぜはまらないのかずっと不思議だった。きょう唐突に理解した。包丁の使い方を究めるとか、おいしくするために料理の工程を工夫するとかは好きな要素だが、肝心の完成物、つまり食にあまり興味がない。
右向きと左向きの顔、どちらの絵が多いか気になる。
Espressif ESP32 - integrated Wi-Fi transceiver: weekend die-shot : ZeptoBars
日本語では Twitter や Twitch の頭を「ツ」で発音することが多いけれど、 202032502 によると英語ネイティブはむしろこの発音 (語頭の /ts/) が苦手なのだよな。
基本的に英単語の音が /e/ で終わることはなく、 /e/ で終わる外来語も /i/ に変化しがちである。つまりダイスケさんは「大好き」って呼びかけられるのかな、と考えていたら日が暮れた (たぶん「ダイスケィ」になるだけ)。
「楽器演奏の上手さを音圧で評価するようなものだ」という表現が気に入っているのだが、説明が必要で実用性がない (統計的には初心者よりプロのほうが音圧が高い)。
炊飯ボタンを押し忘れて保温のままになっていた → 米を低温調理した
受付の人とかに定型文以上の言葉をかけられると、対人応答エンジンが起動していなくて「うぁぇぇえぉう」みたいな謎の呪文でしか返答できない。
「ございます」の常体はなんだろうと 2s くらい考えて、それは「ござる」であると気づく。なぜ後者だけ古い言葉っぽいんだろう。たとえば「いらっしゃいます」と「いらっしゃる」は今でも普通に使うのに。
雑草を刈って園芸植物を植える感覚は私には分からないが、藪蚊対策と言われると納得してしまって、しょせんは自分に都合の悪いものを排除するエゴゴゴゴ…。
「雑草の精神」とは「厳しい環境下でも生き抜く強い精神力」的なことを意味するらしいが、私はなんか「自分の立ち位置は植物でいうと雑草」という自己認識の意味で使いがちである。
雑草の精神を持っているので、草刈りの現場を見るとしんみりする。
人の 1/2 くらいのスピードでしか物事を進められないので寿命を 2 倍にしてほしい。
白目はなぜ白いのか。
みんながクレジットカードや電子マネーで支払いをすると、手数料が転嫁されて価格が数 % 上がることになる。同時に個人の判断としては、自分だけ現金支払いにしたところで価格は原則として変わらず2、カードによる利便性向上の方がメリットが大きい。これは囚人のジレンマ的なやつなんだろうか。
電子決済は普及してほしいし私も使っているが、電子化で中間業者が増えてコストが上がるのは right way なの? もちろん現金の流通にもコストがかかっていて、それは税金で賄われているわけで、巡り巡って得をしているのかもしれないが。
詳細は知らないが、他の支払い方法と価格差をつけてはいけない契約らしい。
P, NP, PSPACE, EXPTIME, BPP あたりの素朴に気になるクラス間の関係って、思った以上に未解決問題ばかりなのだなあ。自明なやつを除くと、証明されているのは P != EXPTIME くらい? ひょええええ。
計算量に関する疑問をちょっとここに書いたが、あまりに無理解すぎたので消した。基本的に自分の理解の間違いは消さずに訂正する縛りを設けている (それ以外の理由での修正・削除はする) のだが、だいぶ酷かったのでつい…。
子どもの書く文字と大人の書く文字に共通した特徴があるのは何なのだろう。上手・下手とは別に、年齢が高くなるほど全体のバランスが良くなる傾向がある。手書きする頻度から考えて、現代なら高校卒業あたりにピークがありそうなものだけれど。
コンピュータを触っていると、「いったん文明が滅んで、人類が再度コンピュータを創りだしたとき、そのアーキテクチャは現在とどの程度同じになるか」ということを定期的に考えてしまう。
この妄想にはいくつかの亜種がある。
最後のは何でもありで無意味だと思われるかもしれないが、計算可能性はもちろん、計算複雑性も物理空間の次元が上がったくらいでは変わらない普遍的なものである。あまり詳しくないが、物理法則と計算可能性や計算量の関係は興味深いと思う。
カスタムアロケータが完全に機能していれば、 mmap でポインタを含むデータ構造を共有することは不可能ではないのだよな。
IPC 面倒くさすぎる。
有限で 0 に落ちている関数を格好つけてコンパクトサポートなどと呼んでいるが、(一般の) コンパクトの数学的意義をぜんぜん知らない。
たまに英語の発音を練習する (必要に迫られたとかではなく単なる興味)。 "three" の発音が難しすぎる。
Simon Peyton Jones 他による関数型論理プログラミング言語 Verse, 実際に Unreal Editor for Fortnite に組み込まれているらしい。まじか。
なんか普通のプログラミング言語っぽい解説になっているけれど…。まあ関数宣言などで明示しない限り非決定的な実行はしないっぽい。
シロツメクサが食べられると知って得した気分になったが、この感情おかしいな?
ちなみに明治以降に広まった帰化植物らしい。目に付く雑草を調べてみるとかなりの確率で帰化植物である。割合としては 10 % くらいらしいので、園芸目的で持ち込まれた派手な植物が目に付きやすいのかもしれない。
追記: この数字は面積的な割合ではなくて種類数の割合らしい。
あくまで一つの例だが、「体罰を禁止すべき」と主張するために「体罰を行うと成績が下がる」というようなデータを持ってくることがある。こういう主張の仕方は、ときに危うい橋を渡っていると思う。
仮にこのデータを主張の「理由」に持ってきた場合、成績が上がるなら体罰を禁止する必要はないことになる。もし成績の上がる体罰の方法が見つかったら体罰を推奨するのか?
多くの場合そういう主張ではないはずだ。なぜなら体罰を禁止する本来の理由は「人を傷つけるから」であって、成績が上がるか下がるかは二次的な問題である。影響を明らかにしておくことは重要である。でも都合の良いデータを見つけたからといって、後付けで理由に持ってくると本来の主張を歪曲してしまう。
データを載せるべきでないと言っているわけでは全くない。理由を都合の良いデータで後付けしてはならない、ということである。
昔のことを思い出そうとして真っ先に浮かんでくるのは、どの時期であってもなぜか通勤通学時の風景である。小学生のときでも通学時の風景だけは季節ごとにありありと思い出せる。というか、それくらいしか覚えていない。
むかし聞いた「あくまで感覚的な数値だが、英語で得られる情報は日本語の 10 倍くらいある」という話が印象に残っている。何年もあとにふと調べてみて知ったのだが、この値、実はかなり正確である。言語ごとの人口や Web ページ数のデータを見ると、英語と日本語の比はだいたい 10 くらい。
都市部の店が混雑するのはなぜか。素朴に考えると店舗数は人口に比例するので、人口が多いから混雑することにはならない気がする。いや、都市の人口密度と店舗内の人口密度が比例しているだけか。
Water structure and science: Contents
夢の中での体感時間と実時間には差があるんだろうか。
知らないことばかり、分からないことばかり (n 回目)。
「コンビニは時間がないときにサンドウィッチとお茶を買う場所」と条件づけられているので、たまに違う物を買うために行ってもサンドウィッチとお茶だけ買って帰ってきてしまう。一日のうちで意識的に行動している時間がどれくらいあるか疑問になってきた。
ロケットってやたら天候不順で延期するイメージがあったけれど、条件自体はそれほど厳しくないらしい。風の条件は飛行機よりも緩いくらい (注: 素人比較)。種子島の天候が不安定なのか。
才能とセンスのなさを技術と理論で穴埋めしようとする人生 (埋まらない)。
書籍をみると、ドミナントコードに対するスケールが 10 個くらい載っている。 Lydian 7th と altered を基本に混在したスケールが歴史的経緯も含めていろいろある、くらいの認識で、あまり規則性はないと思っていた。
今日整理していて気づいたのだが、「root, 3rd, 7th を含み、 m2 が連続しない」という条件でスケールをすべて列挙する3と、先のスケールセットとほぼ一致する。違いは「Spanish 8-tone scale に対応するスケールが 11th を含まない」という一点のみである。
包含関係にあるスケールは一つにまとめる。
「20 ℃ は 10 ℃ の 2 倍のあつさではない」というのはもちろんその通りなのだが、絶対温度なら正しいかというと、体感気温の文脈でそれは的外れだろうと思う。「20 ℃ (293 K) は 10 ℃ (283 K) の 1.04 倍あつい」と言われて納得するのは、身体が気体でできている生物くらいだろう。体温維持に生理的な努力を一番必要としない気温を 0 とする単位系を持ってくるのが自然に思える。
視覚における Lab 色空間のような、ヒトの知覚に基づく非線形の気温尺度がたぶんあると思うのだが、適当に検索しても出てこないな。
ボタンを押すだけでこんなにふっくら米が炊けるなんてすごい。
そういえば十字に交差する鉄道路線を見たことがない。存在するんだろうか。
茶碗でコーヒーを飲むとおいしさが半減する。ここで「コーヒーは 高さ / 半径 の大きい容器で飲むほどおいしい」、「開口面積 / 底面積 が小さいほどおいしい」といった仮説が立つ。この仮説が正しければ、コーヒーはテトラパックからストローで吸うのがよい。
Threads(.net) がキラキラしているというので、背景が金色だったり Like ボタンが宝石アイコンだったりするのかと思っていたら真逆のデザインだった。というかこのページにちょっと似ていないか。
雨量計ってししおどしだったのか。
ちょうど手品の種明かしをしてもらえるところで目覚ましのアラームが鳴った。
コードをボイシングするとき、特別な意図がなければ一番上に m2 がくる配置は避ける。でもこれは協和度の観点からすると不思議なことで、基本的に協和度の低い音程を上に置いた方が全体の協和度は高い。
コード (chord のほう) のパーサを書いてみると、自然言語の文法を構築する難しさをほんの少しだけ体感できる。想定はしていたがやはり無自覚だった例外がかなりある。自分がどういう規則に従って読んでいるのか分からない。これは本当に例外なのか? もっとよい文法 (というか意味論) があるのか? 延々と悩んでいる。
厄介なパターンはごちゃごちゃしていて書き出す気にもなれないが、自分自身が誤解していた表記として Csus9 がある。これは Csus2 でも C9sus4 でも Csus4(9) でもなく、 C7sus2 と等価らしい。 Csus9 = C7(9, no3), Csus11 = C7(9, 11, no3), Csus13 = C7(9, 11, 13, no3) である。ただし Csus7 = C7(11, no3) で、構成音に suspended された先がなければ sus4 の省略形であると考える。構文的に sus は add と同じ位置にも、 min, dim などと同じ位置にもくる。
あと、「絶対こんな書き方しないけれど、弾くのも逆に面倒」というパターンがけっこうある。 C6(b13) は C(b13) なのか C(#5, 13) なのか。
「生物が分類できる」というのはなかなか不思議なことだと思う。なぜ中間の生物が連続に存在しないのか。局所解がたくさんあってそこにに落ち込んでいる、という説明は尤もらしいけれど、それで説得されてしまっていいのか。中間の生物がほとんど存在しないほどの淘汰圧がかかっていながら、これだけ多様な生物が誕生したのはぜんぜん当たり前ではないと思う。
ひまわりの赤外画像を見ていると、昼も夜もほとんど同じ明るさであることに気づく。夜も明るいのは黒体放射を見ているからで、昼でも明るさが変わらないのは、それだけ水蒸気が太陽光を吸収している (そういう波長を観測している) ということなんだろうか。
あらゆるものが焦げ付く魔法のフライパン。
方角などを分からなくした状態で、朝日と夕日は識別できるんだろうか。大気の状態はけっこう違いそうだけれど。
「今年の夏休みは○○をする」と目標を立て、何もせず時間を無駄にしつづけてきたたため、夏休みの課題が n 年分溜まっている。
豆腐の極細切りスープ | Kai House Club(カイハウスクラブ)食に関する活動を支援する(コミュニティ)サイト
子どものころ想像していた (というか漏れ聞こえてきた) 大人の社会がビッグモーターにある。
Default Audio Volume Settings - Windows drivers | Microsoft Learn
Windows のオーディオ入力デバイスにはマイクロフォンか否かの区別があり、マイクロフォンの音量 100 % は 0 dB ではなく 30 dB (!) らしい。
cent = 1/100 なら、 percent = 100 ではないのか。
アーンショウの定理を理由に普通の磁石で安定な浮上を実現できないと主張するのは、定理がちょっと弱いように思える。動的に安定する解を排除できないし、剛体が入った場合にどうなるかも自明でない。浮遊物全体は三次元的にフリーだが、それが複数の磁石から構成されていて、力学的に複雑な拘束条件を持つことも考えられる (まあ静的な条件なら普通に証明できそうな感じはする。追記: Earnshaw の原論文で証明されているっぽい)。
調べてみると、こんなものがあった。
回転安定式磁気浮上 - Wikipedia
The LevitronTM: an Adiabatic Trap for Spins
面白い。ただ、おそらく電磁波を放射して回転エネルギーが逃げるので、理想的な条件でも永久に安定ではないと思う。もう少し広い範囲で成り立つ No-Go 定理がありそう。
ところで M. V. Berry ってベリー位相のベリー?
複数の風鈴を吊るすとき、へたに協和音程になるよう選別するより、不協和なほうが心地いい音がする。こういう音の心地よさと音楽的な心地よさは連続に繋がっているんだろうか。
なるほどカップがないと生活水準が一段下がる。食器は偉大な発明であるな。
むかし、本当に困っていた人を詐欺ではないかと警戒して手を引いてしまったことがある。ずっと後悔している。詐欺に注意しろとはよく言われるけれど、本当に助けを求めている可能性があることも忘れてはいけない。詐欺に遭うより、助けを求めた人の手を振り払ってしまうことの方がずっとダメージが大きい。
振り込め詐欺なんかも、ほぼ詐欺だと認識しながら振り込む人もいるのではないかと思う。自身の生活に支障がないくらいの金額であれば、 1 % でも本当に困っている可能性があるなら振り込む、という判断はおかしくない。まあ詐欺者はそこにつけこんでいるわけで、社会全体としてそういう場合に振り込むのは良くないのだろうが、一個人の判断としては合理性がある。
夢に出てくる人物が声を持っていたか (具体的な声質を持っていたか) 思い出せない。書いた文章のテンポを確認するために頭の中で音読することがあるけれど、そのときに具体的な声質はない。夢の中の登場人物も同じように声質を持っていない気がする。
インドに Mitti Attar という、雨が降り始めたときの匂いを再現した精油があるらしい。
Mitti Attar - Google
Essential Oil : Making of Mitti Attar - Fragrance of the First Rain by Sugandhim - YouTube
How India's Perfumers Recreate The Smell Of Rain On Earth | Still Standing - YouTube
工程がいまいちよく分からない。土器の破片とバラを重ね合わせて水蒸気蒸留しているように見える。土器が重要なのか、単に変わった匂いのするバラなのか。
「無害ですが食べものではありません」の表記をみると、「食べるものがなくなったらこれに手を出すことになるんだろうか」と思う。
食器の耐衝撃性に対する淘汰圧をかけた。我が家の食器は精鋭揃いである。
インターネットでよいコンテンツに出会う方法:
202312500 樹木の同定は想像していたよりずーっと難しいことが分かった。なんとなく進化の系統に対応した特徴があって、大分類から小分類へと同定できると思っていたが、そういうものではないらしい。同じ科に常緑樹と落葉樹があったりする。
よく名前の出てくるクヌギ・コナラがどの木を指すか分かっていなかったが、これらは「ドングリの木」であると理解した。というかドングリのなる木はドングリではないのか。ちなみにクリのなる木はクリらしい。どちらもブナ科である。
子どもの頃から木や雑草が好きなのだが、ほかの興味対象と違って知識がぜんぜんない。というわけでちょっと学んでみることにする。
樹木鑑定サイト「このきなんのき」
葉っぱ図鑑「葉で見わける樹木 増補改訂版」内容紹介
樹皮の図鑑「樹皮ハンドブック」の内容紹介
Backlinks: [202312501]
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そういえば 202115402 の平地林、意外にも東京や埼玉あたりで散発的に残っていることを比較的最近知った。もちろん人の手が入っている二次林で面積も狭いが、スギとヒノキしか生えていない大半の山よりずっと植生豊かである。なんとなく森林は広大な面積がないと維持されないと思っていた。
裸眼生活者なので詳しくないのだが、デザインを捨てて視野角などの性能を追求した眼鏡はないの?
メロンを買った。意地汚く皮スレスレまで食べていたら、甘味がなくなってキュウリの味がする。「砂糖を振りかけたら回復するか? 待てよ。それが可能ならキュウリに砂糖をかければメロンの味になるのでは?」などと考えていて、これは「きゅうり + はちみつ = メロン」仮説の再発見であることに気づく。
まあメロンにはならないにしても、ミキサーにかけたらメロンジュースくらいにはならないか。しかしそもそも 100% 天然果汁のメロンジュースっておいしいんだろうか。
古い写真の「古い感じ」はかなりの部分がフィルムやレンズの特性によっている。これは銀塩写真に限った話ではなくて、初期のデジカメなんかもダイナミックレンジが狭かったり色再現性が低かったりと癖がある。
こういったハードウェア性能の制約からくる癖からは開放されつつある。これからは Android や iOS の画像処理が時代を感じさせる要因になったりするのかな。銀塩写真でも現像処理に流行り廃りはあっただろうけれど。
蚊の刺されやすさには大きな個人差があるらしい。「刺されやすい人を生贄として連れていく」という方法はあながち冗談でもないのか。
ジャイアンのせいで「リサイタル」という言葉の印象が悪すぎる。
Android をアップデートしたらアラーム音が変わって、「ギョーッ!!」という鳥の鳴き声 (?) から始まるので毎回びっくりする。
Twitter Alternative はどういう形がいいか、なんど考えても「各々がメタデータを付加した HTML を公開して、各々が更新チェッカーに URL リストを突っこむ」という古代壁画に書いてあるような結論に収束する。ちなみにメタデータの仕様も以前からある。
Microdata - HTML: HyperText Markup Language | MDN
https://schema.org/
以前からあるのにそうなっていないということは、つまりうまくいかなかったわけで、理由が分からない私には Web サービスを作るセンスがない。まあ当たり前である。ソーシャル系のサービスで肝要なのはソーシャルな部分であって、「技術的にどうあるべきか」が最初に来ている時点で明後日な方向を向いている。
フリクションで書いたものを高温下に放置していたところ、書いた文字が消えてしまいました。もとに戻す方法はありますか? | よくあるご質問 | PILOT
化学の知識が何もなくてなんも分からんがすごい。
気温 30 ℃ くらいが一番快適かもしれない。
夏の音がいい。陽の落ちてくる時間帯が一番好き。
たまに「合成っぽい写真が撮れた」と Web に上がっている画像の不自然さは、スマホが勝手に行う過剰なローカルトーンマッピングが原因なことも多い。合成というのはあながち間違っていない。
"Fly by wire" という言葉から、どちらかというと自転車のブレーキみたいな機構を想像してしまう。
C++ がプログラミング言語に与えた一番大きな影響は move semantics ではないかと思う。ふと move semantics を最初に提唱したのはだれか気になった。
This proposal is the result of the work of many people over an extended period of time. We did not sit down by ourselves one day and "invent" move semantics. Andrew Koenig first got Howard interested in move semantics, although he had been reading about the concept in the newsgroups for a couple of years by then. Andy was also the first one to point out how swap could use move.
最盛期であっても石油王的な贅沢さとは無縁だったのかな。ちなみに、最後で触れられている残存リン鉱石の採取は成功しているらしい。
気象庁 | オゾン層・紫外線の診断情報 | 紫外線の経年変化
オゾン全量は増えているが、紫外線量は増加しているらしい。エアロゾルが減少しているというのは、空気がきれいになったと理解していいんだろうか。しかし 4.1%/10yr とはかなりの増加量だ。
Implementation Strategies for Mutable Value Semantics
Val | The Val Programming Language
Subscripts - Language tour
これどれくらいうまく機能するんだろう。あと肝心の subscript
のセマンティクスが分からない。たとえば
subscript foo(_ x: inout Int, _ y: inout Int): Int {
inout { &x }
}
public fun main() {
var (x, y) = (1, 2)
inout z = foo[&x, &y]
print(y) // compile error?
&z += 2
}
こういうのはエラーなのか、それとも yield
の時点で生存していなかったらエラーにはならないのか。
Understanding Subscripts · val-lang · Discussion #739 · GitHub
Subscript and more complex objects · val-lang · Discussion #749 · GitHub
んんんんこれは lifetime annotation に比べてシンプルになっているの?
Swift が値型中心の言語になれた理由とその使い方 | Heart of Swift
マイナーな山の登山道を誰が整備してくれているのかよく分かっていない。「本来は林業や鉄塔などの管理用」「地方自治体が整備」「山岳会・ボランティアなどが整備」ということはあるみたいだけれど、どれにも該当しなそうな登山道はある。あるいは人が定期的に歩いているだけでも、意外と維持されるんだろうか。
WiFi のアクセスポイントはなぜ必要なんだろう。 N:N で直接通信できないのかな。
日本語母語者がとっさに口走ってしまいそうな英語で面白い。これとか:
Singlish: Tomorrow don't need bring camera.
English: You don't need to bring a camera tomorrow.
などに対して、機械学習的な手法を持ち込むことに心理的抵抗がある。これは偏見なんだろうか。
この心理的抵抗を言葉にするとしたら、
あたりかなあ。まあでも、たとえば分子間ポテンシャルは物理の基礎方程式から決まるものの、結果はごちゃごちゃしていて、人類が十分に賢ければシンプルな式で書き下せる、ということはたぶんない。将棋の思考プログラムでも、手作りのシンプルな評価関数でよい結果を得られる可能性は低そうである。近似のため途中に現れる effective な量に対して機械学習的な手法を持ち込むのは、おそらく妥当ではあるのだよな。
借金返済の滞納などによる差し押さえを行うのは裁判所の職員だが、税金の滞納による差し押さえは市役所の職員が行うと知った。文化が違っても不思議はないな。
資料館の展示品から救急車、差し押さえ品まである混沌さがいい。しかし漫画まで差し押さえるとは知らなかった。状況がよく分からない。出品者からして税金の滞納っぽいが、生活保護でも自己破産でも漫画まで売却することはない。払えるけど払わないパターンに対する見せしめ的なものだろうか。
法第75条第1項第10号の「学習に必要な書籍及び器具」とは、学校教育法第1条《学校の範囲》に規定する学校において教育を受け、又はこれと同程度の修学をするために必要と認められる書籍、器具をいう。この場合における「書籍」とは、教科書、参考書、辞書、帳簿等をいい、「器具」とは、机、本箱、文房具等をいう。
差し押さえられそうになったら教科書を買いまくるか。
DAW のトランスポートを外部からコントロールする方法。まず MIDI 標準のもの:
原則としては
の組合せだが、それぞれ切り分けや方法が微妙に異なるのでややこしい。次に独自プロトコル:
一人暮らし最大の問題点は「スイカを一玉買うと食べきれない」である。
ちょっと Unity でシェーダをいじってみる。これ Forward rendering のときは、ライト毎にシーン全体をレンダリングしているの? シェーダ内でループするのではなく?
あと Unity に限定した話ではないが、 OpenGL でいう glBlendEquation(GL_MAX)
は glBlendFunc()
で設定された関数を掛けないことを知った。落とし穴すぎる。
glBlendEquation - OpenGL 4 Reference Pages
最近シンセ系の音に興味が出てきて、たまに試している。なんというか、思った以上に何をしたらいいか分からない。操作や仕組みが分からないといった技術的なことではなく、音をどうしたいのか定まらない。
極端ないい方をすると、アコースティック系の楽器には目指すべき究極の音があり、それにいかに近づけるかが勝負になる。その究極の音は一つとまでは言わないにせよ、限られた数しかない。異論はあると思う (自分も他人がそう主張したら反論しそう) が、私はそういう感覚を持っていた。
その感覚でシンセを触ると、荒野に放り出されたような気分になる。どんな音でも作り出せるから…ではない。シンセで作り出せる音はあくまでシンセの音であって、その中で欲しい音を明確にするのが難しい。あと、「完璧すぎる音をデグレードする」という行為に慣れていないのもある。
おいしいコーヒーの淹れ方:
WORLD RECORD Kapla Tower Collapse (BREATHTAKING) - YouTube
いわゆる「荒れる」という現象はコメントやリプライ機能がなければ起こらないんだろうか。
Twitter はブログや動画投稿サイトなどに比べると登場の必然性が低いと思うのだが、同時期 (≃ 2006 年) に競合サービスはどれくらいあったんだろう。短文限定のテキスト投稿サイトなんて本来ニッチなものではないの?
いくつかあった (ある) らしい。しかしそれほど Twitter に似ている感じではないな。
使っていない身で言うのもなんだけれど、「短文限定」「follower が可視」「followee の投稿を時系列順に並べたページが主」という特徴は絶妙なバランスだったと思う。ブログからの派生と考えるとフォロワーが不可視である方が普通だし、狭義の SNS はもっとユーザー同士を強く結びつけようとする。
あと、邪魔としか言われていない非フォロワーの tweet を混ぜるやつも、実際にはうまく機能しているのだろうと思う。エルゴード性を確保している的な。
Adrian Sampson: Flattening ASTs (and Other Compiler Data Structures)
Elon's Twitter をみていると大変そうだけれど、本来 Web サービスなんて独断と気まぐれで変更されたり止まったりするくらいが健全という気もする。
コンテンツそのものではなく、フォロワー関係が理由でサービスを乗りかえられない、というのは人類が初めて経験する事態なのかもしれない。それは文字通りソーシャルな面で価値を生み出したことの裏返しでもある。
OpenStreetMap では標準で鉄塔と送電線が表示される。開発者の趣味かと思っていたが、いざ表示されてみると方角を知るのに良い目印になる。あんなに高くて目立つ建築物はそんなにないわけで、今まで目印に使わなかったことが不思議に思えてくる。
部屋が散らかっていることの言いかえ: 「マクスウェルの天使が棲んでいる」
LXM: Better Splittable Pseudorandom Number Generators (and Almost as Fast)
JLCPCBの実装サービスの利用方法 | jh4vaj
JLCPCB KiCadプラグインで簡単基板発注 | jh4vaj
こんな価格帯で部品実装までやってくれるのか。もう個人でも表面実装部品をバリバリ使えるのだな。
Mostly mangling - On hashing and pseudo-random number generation. / Pelle Evensen
「ラテ (latte)」はイタリア語で牛乳を意味するらしい。つまり「カフェラテ」はまんまコーヒー牛乳である。さらに「カフェオレ」の「レ (lait)」はフランス語で牛乳を意味し、以下同文。いろいろな言語から同じ用語を持ち込みすぎである。製法によって使い分けがあるらしいが、それが本家の製法に対応しているかは謎。
しかしそうなると「ソイラテ」は豆乳そのものな気がするし、「豆乳ラテ」は豆乳牛乳である。「ソイ」が英語で「ラテ」がイタリア語というキメラもすごいが、和製語ではなく英語圏で使われている用語らしい。外来語の意味がずれるのは普遍的な現象なのだなあ。
豆乳って中国発祥なんだ。
「スタバのソイラテ的なやつかな」と思って麦芽コーヒーを買うと面食らう。癖が強い。あと甘い。
ゲーム配信を観るのは楽しいので定期的に忘れ、自分でプレイしてみて思い出すのだが、私はたぶん先天的にゲームの面白さが分からない。映像や音楽や物語は好きなので錯覚するが、ゲームの本質的な部分をただただ苦行にしか感じていない。数学を面白いと感じる人が一部であるように、ゲームも誰しもが楽しめるものではない。ゲームを楽しめることは才能である。
数学なんかがとかく嫌われがちな一番の理由は、学校で強制的に勉強させられるからだと思う。強制されなければ、興味が湧かなかったり苦手だったりしても嫌う必要はない。「人の興味は様々だなあ」で終わりである。逆にゲームが義務教育に入っていて、「来週までにステージ 5 をクリアしておくように」みたいな宿題が出たら、たとえば体育と同程度に嫌いな人が出てくるんじゃないだろうか。
水冷の衣服を作って猛暑下でも涼しくしてくれ、と思ったがもともと人体は水冷だった。
中国語を学んでみると、文法や発音に日本語との共通点が少ないことに驚く。私はずっと勘違いしていたのだが、日本語は中国語から分岐したのではなく、言語学的に別系統の言語らしい (以下、素人が読みかじった不正確でペラい知識に注意せよ)。
ただ、日本語には文字がなく、もともと文章は中国語で記していた。現代でいうと論文を英語で書くようなものだろうか。漢字の音読みは中国語の発音に、訓読みは対応する日本語に由来する。その後、漢字を借用して日本語の音を記述する方法が生まれ (万葉仮名)、ついで仮名が生まれた…という流れらしい。
書いていて思ったが、これって日本史とかで習う常識? (歴史苦手)
「名なんとか 100 選」といわれると、「数合わせで入れられた微妙なやつがありそう」とか「ほぼ同等なのに漏れたやつがありそう」とか思ってしまう。中途半端な数にしておいたほうが信憑性が高い感じがしていい。
意識しないとあまり気づかないが、小さな祠は都市部から山間部まで日本のいたるところにある。ゲームでセーブとか回復とかワープポイントにしたくなる理由が分かる。現実での配置のされ方に、すでにゲーム的不自然さがある。実はみんな祠でセーブしながら人生を歩んでいるんだろうか。だからあんなに上手く生きられるの?
私の耳だと Caug と Cdim の協和度は同程度に聞こえる。でも dim5 がトライトーンなのに対して aug5 = m6 は M3 の展開形であり、二音間の協和度は aug の方がずっと高い。「二音間の協和度を足しあわせる」という方針で協和度を説明するのはたぶん難しい。 de の二音と Cm7(9) のどちらが不協和かと問われたら、前者と答える人の方が多そうだし。
追記: m6 の周波数比が 5:8 だとすると、中程度に離れているインターバルの中ではトライトーンの次に不協和か。 Cdim と Caug が似たような協和度に聞こえるのは別に不思議ではないかもしれない。
m3 = 5:6
M6 = 3:5
M3 = 4:5
m6 = 5:8
m3 は転回することで比が簡単になるが、 M3 は逆に複雑になる。実際の聴覚上でも m3, M3 の協和度は似たようなものだが M6, m6 は差がある。
風呂を洗いながら「風呂が勝手に脱皮してきれいになってくれないかな」と考えていたらグロい想像をしてしまった。風呂に入ると背筋がもぞもぞする。
Euclid 化 / Wick 回転を理解していなかったことを理解した。
すごく難しそうなイメージがある…実際に難しいのだと思うけれど、とっつきの良さそうな講義録だ。
猛暑日には体温より外気温の方が高くなることがある。仮に皮膚から発汗しない場合、断熱材である衣服を着たほうが涼しいのだろうか。発汗なしで体温を気温より低く保てている、という仮定に無理があるが、犬みたいに舌を出して頑張ってほしい。
そういえば犬や猫は (というか多くの動物は) 汗をかかないという。「真夏にあの体毛は辛そう」と思ってしまうが、人が想像するほど体温調節に対して不利に働いていないのかもしれない。
自動車の運転でいちばん苦手なのは車幅感覚がないことである。どれくらいないかというと、屋内を歩いていて角を曲がるとき、たまに壁に肩をぶつける (車をぶつけたことはない)。まあ肩は別件として、レンタカーで毎回車種が変わるのが問題な気もする。
京大おもろトーク番外編「おもちゃモデル」講演:時枝 正(スタンフォード大学 教授)2018年2月8日 - YouTube
面白すぎる。「粘性流体の粘性を小さくした極限は完全流体にならない」という話が気になる。
ふと「コンソメ」が何語か気になって調べる。「コンソメ」はフランス語で「肉類・魚介類を煮出した汁に味をつけた澄ましスープ」のことらしい。いわれてみるとフランス語っぽい。ボンソワ〜。コンソメ〜 (適当)。
コンソメ - Wikipedia
「consomme」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
Wikipedia くらいしか引っかからなくて不安になるが、辞典にもそう書いてあるから嘘ではないだろう。あの直方体の固形物を指すと勘違いしていた人は私だけではないはず。つまりコンソメスープは重言?
コード表記のパーサを書く。意外…でもないが例外や曖昧なパターンがあってめんどい。あと「絶対にこんな表記しないけれど、書かれたら理解はできる」というパターンをどれくらい柔軟に読むか迷う。
1 時間ごとの降水確率と 1 日の降水確率がほぼ同じ値なことがよくある。というか、だいたい max({P_1h}) = P_1d
である。独立事象でないのは分かるが、こんなに極端な値になるものかな。雨が降ったとされる降水量の基準が 1h と 1d で違うかとも考えたが、どこにもそんな記述は見あたらない。
#11 のテンションが入ると、響き的にも機能的にもそれはもはや別コードではないかと思う。あと 3th をオミットするか 5th をオミットするか曖昧なのがなんか嫌。コード表記に悪態をついても仕方ないが。
Apple Vision Pro の解像度が 2300 万画素ということで、単純計算だと 3.4k^2 * 2. FOV が他の HMD より若干狭いらしいことを考慮すると、中心画素密度はざっくり 40 pixel/deg くらいか。
そうめんの製造工程を知ってから、そうめんを食べるたびに「おおおお…」という謎の心の叫びが生じる。制作過程を知ったことでコンテンツの見方が変わるというのは、いいことなのか悪いことなのか。
HMD のディスプレイパネルが微妙に縦長 (× 1.05 とか) なのは何が理由なんだろう。
ノスタルジーと形容される感情が、実は過去の記憶と関係ないケースは意外にありそう。都会育ちの人がジブリ映画の田舎の描写を懐かしく感じる、という話はよく見かける。それはつまり特定の体験に依存しない、純粋なコンテンツの力ではないの? という。
農協牛乳50年の歩み - 農協牛乳50周年記念サイト - JA全農
農協牛乳、 50 年前からこのデザインだったのか。
"Now loading..." って自然な英語なのかな、と思って検索したら日本語のページしか引っかからない。何度か使ってしまっている気がする。そんな些細なことを気にする英語力ではないが。
0 の概念が確立するのに数千年という長い時間がかかったわけだけれど、現代ではだれもが当たり前のものとして受けいれている。これは現在進行形なのだろうか。つまり現在でも、抽象的な数学の概念は少しづつ受けいれられ続けているのだろうか。それとも (生物学的変化が無視できる時間スケールで) すでに横ばい状態なのだろうか。
世界の数字を表す文字を眺めていると、 1, 2, 3 までは棒や頂点などを対応する数だけ書き、 4 から特殊な記号が導入されることが多い。それなら 4 進数を採用する文明があってもよさそうなものだが。
個人的な感覚として、 10 進数はディジットの数が多すぎる。筆算するには両手指で数えられない範囲の暗算が必要だし、九九を覚えるのは大変である。
アルゴリズムを実装するとき、境界だけ特別な処理をしなければならないことがよくある。考えるのも実装するのも苦手で、つい手が止まって YouTube を観たりしてしまう。こういう部分をうまく整理してきれいに書く能力は、数理的な能力とはまた別の、プログラミングの能力の一つであるように思う。能力という言葉はちょっと違うか。そういう部分に気を遣えるセンスというか嗜好というか。「index を 0 から始めて区間は半開で扱うと良い」と最初に提唱したのは Dijkstra らしいけれど、こういう部分を些末な問題と捉えず、腰を据えて考える力。
家電量販店のテレビ、輪郭強調とコントラスト強調でゴミみたいな映像になっているが、あれはデフォルト設定なんだろうか。
"not a single thing" = "nothing" なのか。
Gary Burton Retires The Mallets | JAZZ NIGHT IN AMERICA - YouTube
「赤ちゃんが乗っています」ステッカーの意味は分からないが (別に意味なく付けていいが)、「若い高給取りが乗っています」ステッカーには事故抑止効果があるかもしれない (死亡逸失利益)。弁護士も乗せておけば完璧である。ここでうっかり医者を乗せると「応急処置してくれそう」と思われて事故率が上がる。
踏切にある非常停止ボタンには「非常時以外に押すと処罰される」とだけ書いてあって、非常時に押した場合どうなるか不安になる文面である。実際にどのような対応がされるかは別として、鉄道会社は法律上、理由に関係なく損害分を全額請求できるのだろうか。
もっと一般に、相手が非常に高額なものを扱っていて、軽微な過失に対して高額な損害が発生する場合、法的に上限のようなものはないんだろうか。鉄道だと他にも非対称性があって話がややこしいが、たとえば極端に高額な車を公道で運転するなら、ある程度オーナー自身が事故時の損害に対して責任を持つべきにも思える。以前も書いたが、 5000 兆円の車と過失割合 10% の全損事故を起こしたら、 500 兆円を賠償する義務があるのか。
コックピット席から世界一着陸が危険な空港の着陸を体験したら気絶しそうになった - YouTube
MSFS でプレイしたとき「こんな難しい位置にある空港に定期運行しているのか」と驚愕したが、あれ、 MSFS だともっと難しい位置になかったっけ。
やっぱり滑走路と前の山の位置関係が違う。逆方向からの進入なのかな。
チキンラーメンを丸かじりすると、だいたい一日の推奨塩分摂取量上限に達するらしい。「こんなに塩辛くても一日分なんだ」という感想。
何も考えずに電車に乗ると、だいたい左側の席を選ぶというダンゴムシ以下の性質がある。ただ、これに気づくのは座ったあとで、つまりこの「左側」は「座席の向きに対して左側」である。前方の乗車口から乗った場合、歩いている方向に対して右側の席を選んでいる。もしかするとダンゴムシより賢いかもしれない。左右ランダムに乗りたいので、その中途半端な賢さは邪魔なのだが。
202306401 個人的にほしいのは、コンピューターで読み書きしやすい数式構文である。
Fortress (programming language) - Wikipedia
UnicodeMath A Nearly Plain-Text Encoding of Mathematics Version 3.2
なんとなくフィクションで描かれる典型的な会社員像みたいなものがあると思うのだけれど、あれに当てはまるのは会社員の何割くらいなんだろう。大きめの企業の一部業種に限られるような気もするし、人が組織を作って月日が経てばどこも似たような状況に収束するのだ、と言われればそんな気もする。
作家がキーボードで文章を書き、作曲家が DAW で作曲し、イラストレーターがタブレットで絵を描くのに、数学者なんかが現在でも紙とペンをメインに使うのはなぜか。現状では単純にメリットが少ないからだと思う。
(一部領域の) イラスト制作がフルデジタルに移行したのは、紙と鉛筆に対して書き味が優れているから…ではたぶんない。ペン先のずれやジッター、遅延は現在でも無視できないレベルで存在する。それでも移行が進んだのは、 Undo, 拡大縮小、レイヤー、デジタルならではの絵筆や混色など、紙と鉛筆にはないメリットや新しい表現があったからである。
一方、数式の計算を液タブ上で行っても、現状では「電子データとして直接保存しておける」くらいのメリットしかない。 A3 見開きで持ち運べる紙のメリットのほうが大きい。もちろん Mathematica のようなソフト上で行うのも一つのアプローチだが、素朴に手計算を置きかえるのはなかなか辛い。何がネックになっているかと問われると明確には答えられないのだが。
では、コンピュータを使うメリットを提供する機能は何が考えられるか。たとえば手書き数式を認識して数式処理システムとやり取りし、式変形を援用する機能があれば便利かもしれない。しかしそれがキラー機能になるところは想像できないなあ。ワープロソフトで辞書を引く機能は便利だろうが、それが理由で原稿用紙から移行した作家はあまりいないだろう。
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Tracking issue for LinkedList cursors · Issue #58533 · rust-lang/rust · GitHub
漢字圏にいると、知らない文字があるのは当たり前だし、いつの間にか新しい文字が使われている状況も想像できる範疇にある。でもこれはけっこう特殊なことなのだよな。
手で文字を書くことが少なくなって、新しい文字が誕生する機会は減っているのではないかと思う。逆に活字以降に誕生したものが何かあるか考えていて、その一つは顔文字ではないかと思った。そして顔文字も unicode emoji に置きかえられつつある。
現代で手書きする文字というと、サインと数式くらいか。たしかに数学の記号は今でも新しいものが生まれていそう。 TeX で組版しやすいというバイアスはあるだろうけれど。
布団の縦横が逆になって足がはみ出る現象を防ぐため、布団の形状は円にすべきではないか。
自分ができるかは別にして、真空管も個人でぎりぎり自作可能か。鉱石ラジオみたいなレベルでトランジスタを作れないものかな。シリコン半導体を自作した人もいるけれど。
人生で一度は経験しておかなければならないと思っていることの一つに「0 から布を作る」がある。ちょうど綿の種の種まき時期が今くらいらしいががが。
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Líquido 3 (Diego Schissi) - Lucas Nikotian, María Fernández Cullen y Mario Gusso - YouTube
なにその楽器。
湿った空気が入ってきたと感じることがあるけれど、実際に湿度は体感で即座に分かるものなんだろうか。雨の匂いと条件付けられているだけのような気もする。
電子レンジのマイクロ波の周波数は水の固有振動数に合わせてある…というのは大嘘で、吸収スペクトルのピークとはほど遠い位置にある。まあこれ自体は門外漢にとって単なる知識の問題である。
ただ、知識がなくてもこの話のおかしな点に気づくことはできる。そもそも食品を温めるためにあまり吸収係数の大きいところを狙うのは良くない。食品の内部に届く前に吸収され、表面だけが加熱されてしまう。食品を通り抜けた電磁波は壁で反射されて再び食品に当たるので、少し吸収係数が小さくても効率が大きく下がることはない。つまり、電子レンジは吸収係数が大きすぎないところを積極的に利用している。
たぶん。
日が長くなってきた。もう夏至まで 1 ヶ月。
そういえば植物は季節 (気温基準) にフライングして成長するが、動物は逆に少し遅れて行動している感がある。実際に、日本でセミが鳴く時期は 7 月中旬から 9 月下旬まで、クマが冬眠する時期は 12 月から 4 月くらいと、中心が気温のピークから少し後ろにある。植物が日照量に合わせて成長し、それを食料とする動物がそれに続いて行動する、という説明は尤もらしいが正しいかは知らない。
定期的に新しいことに手を出してはいるけれど (中途半端に手を出す是非はともかく)、それに対するアプローチみたいなものはいつも同じになっている気がする。そしてだいたい同じような位置で伸び悩む。
「ものを減らすにはどうすればいいか」みたいな記事があることにちょっと驚く。物なんて消耗したり故障したりで勝手に減っていくと思うのだが。物を増やすほうが決断力 (とお金) が必要で難しい。
「創作漫画」って漫画は全部創作物じゃないの? と思ったけれど、ストーリーがフィクション (かつオリジナル) であることを指す用語なのかな。
かんたん!階層別モデルマージ入門編!|やもぺろ|pixivFANBOX
という疑問を持っていた。どちらも yes っぽい。驚き。「DNN はたくさんの局所解を持つが、どれも十分に良い解であるためうまく最適化できる」という話が事実なら、ウェイトを平均したものが良い解である可能性は低いように思える。実際にネットワークの構造は対称性を持っているわけだし。単純平均ではないのかもしれないが。
半径数 km の鉄球があれば勝手に沈んでいって、 100 年で地球の中心核に到達するらしい。観測機器を高圧から保護するため厚さ 30 m の完全結晶ダイヤモンドで覆う。やばすぎる。しかしこれ、球形は保たれるものなのかな。
Nonequilibrium thermodynamics of the Markovian Mpemba effect and its inverse
水のムペンバ効果がこれに類する機構かは別として、これはこれで一つの現象ではある。
"Denmark" は実際に /nm/ で発音するんだろうか。
PC のキーボードで予測入力を使っている人は少ない。予測候補を確認して選択する速度がタイピング速度を下回っているか、主観的な処理負荷が高いか、それとも単に慣れの問題か。フリック入力も速い人はキーボード入力に近い速度を出せるようだけれど、そういう人が予測入力を使っているか気になる。
なにか monophonic な音を処理するとき、周期成分の基本周波数とスペクトル包絡、非周期成分のスペクトルに分けたくなることがある。しかし F0 の推定は不安定だし、周期音・非周期音の分離もあまりよくない。そもそも周期音・非周期音の境界は曖昧である。直感的ではあるものの、あまりよいパラメーター空間ではないのかな、と思う。
条件は不明ながら、この現象が起きるのは事実っぽい。もっと眉唾な話かと思っていた。
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しりとりを考える。利用できる語彙のセットを固定し、プレイヤー全員がそれをすべて覚えているとする。このとき最適戦略を求めるのはどれくらい難しいんだろう (このたぐいの離散問題がめっぽう苦手なため、なにも考えずに書いている)。効率のいいアルゴリズムが存在しないとして、評価関数をどう作るべきか想像がつかない。
追記: 評価関数は playout で悪くなさそう。
天井の低い鍾乳洞をずっと中腰の状態で歩いたら、筋肉痛がすごい。
「Web ブラウザは日本語組版をもう一歩頑張ってくれ」と思うが、「Chromium も Firefox も WebKit もオープンソースプロジェクトですよ (^^)
」という天なる声が聞こえてくるので言えない。しかし縦書きやルビが実装されていることを考えると、ニッチだから放置されているわけではないのかな。電子書籍リーダーなんかでは重要だと思うのだけれど。
パワースポット巡り (各地の発電所を巡る)。
廉価な RGB-D カメラが市場から消えている…。多少高いとはいえ (Azure) Kinect を販売しつづける Microsoft は偉い。
近所のドブ川を源流まで遡る :: デイリーポータルZ
東京にある川の上流端をめぐる :: デイリーポータルZ
JR名古屋駅、7番8番ホームへ続く階段が古い :: デイリーポータルZ
ドラマーが「ドラム」の技を13段階の難易度で披露 | Levels | WIRED Japan - YouTube
気象庁|強震観測について|計測震度の算出方法
マグニチュード - Wikipedia
震源地付近の震度とマグニチュードは近い値であることが多いので、「震源 (点近似?) の震度 = マグニチュード」だと思っていたが違うらしい。とはいえ震度もマグニチュードも対数尺度であり、両者がだいたい一致するよう経験的に係数を取ってある感じもする。素朴に単振動で考えると底が合わないが、振幅とエネルギーの関係も合っていないし (E = A^1.5
. なにこれ)。「π^2 ≃
メートル法での重力加速度の値」が偶然でないのと似た歴史的経緯があったりしないだろうか。
もともと震度は気象庁の人が体感で決定していて、 1996 年に計測震度に置きかえられたらしい。つまり計測震度の係数は体感震度を再現するように決められたと考えられる。この体感震度は Wikipedia によると 1898 年から使われているとのこと。一方でマグニチュードの初出は 1935 年らしく、体感震度がマグニチュードを基準に決められた可能性はなさそう。うーん。単なる偶然か。
気象庁速度マグニチュードの改訂について
物理屋のための地震学入門
人類は進化の過程で自分の身体を守る数々の驚異的なメカニズムを獲得してきたのに、なぜ痒いところを掻きたくなったり、水ぶくれをつぶしたくなる衝動を押さえられないのか。
久しぶりに血豆を作ってしまった。直接空気に触れなくても固まるし色も変わるのだな。いや、色は最初からこんなもんだっけ。
血液の凝固に空気は関係なかった。化学と生物の知識がぜんぜんない。
nostr はシンプルでちょっといいな、と思ったけれど、これが流行るなら RSS は衰退しなかったろうし、チャットは IRC で満足していただろうという気がしなくもない (技術的に似ているという意味ではない)。
しかしアカウントを管理するのではなく、単にデータに署名をつけるというアプローチは、なにか作るときに意外と検討から漏れているかもしれない。これで十分な場合も多そう。
ねずみ講はよく「会員数が指数的に増大し、あっというまに地球の人口を超えて破綻する。儲かるのは最初の一部世代だけである」と説明される。この説明には言葉が少し足りないと思っていて、「まだ周りに勧誘を受けた人がいない状況なら、自分は利益を得られる世代である」と考えてもおかしくない。実際にはそのような状況でも利益を得る人はほとんどいない。なぜか。
全人類が十分に合理的な行動をすると仮定すると、「残りの全人類が会員になっても利益が得られない世代は会員にならない」→「そのひと世代前も利益が得られないため会員にならない」→…と、そもそも誰も会員にならない。本来は第 0 世代であっても儲からないシステムである。
スマホのカメラはレンズ性能もかなり良くなっている。レンズは成熟した技術だと思っていたので意外。
いつしか Web に上がる (非プロによる) 写真の質がすごく底上げされている。白飛び、黒潰れ、手ぶれ、ピンぼけ、ホワイトバランスの偏り、どれもあまり見かけない。
How I climbed a 3,000-foot vertical cliff -- without ropes | Alex Honnold - YouTube
知らなかった…。
株式会社のしくみが分からない。株というのは毎年コンスタントに発行し続けるんだろうか。それって事業の収益のみではずっと赤字ということ? そうではなく創業時などに一時的に発行するものだとしたら、得る資金に対して長期的な影響が大きすぎないか。謎。
ふと、鉄道を全線制覇している人いそうだなーと調べていたら、たまたま昔疑問だったことが解決した。
何度か利用したとき、どうも違うところを走っているっぽいとは思っていた。これか。
画面解像度を上げると VRAM が足りなくなる (ような挙動をする) ことが何度かあって、そんなに容量の際どい状況が頻発するのか疑問だった。何枚かスクリーンサイズのバッファを持つとはいえ、 VRAM に占める割合はそれほど大きくない。
最近気づいたが、これは画面解像度が高くなることで、より高解像度のミップマップにアクセスすることが原因なのかな。
テクスチャストリーミング - Unity マニュアル
テクスチャ ストリーミングの概要 | Unreal Engine ドキュメント
ミップマップの動的なロード/アンロードもゲームエンジンには当たり前のように実装されている機能なのだなあ。単に GPU ドライバ側の機能でメインメモリにスワップしているだけかと思っていた。
「選挙カーが名前を連呼するのは、それが法律上の制限だから」「連呼行為は得票数に対し正の効果を持つ」という説明はよく見かけるが、「なぜ連呼行為 (だけ) が認められているか」の説明が見つからない。名前の連呼で増える票は余計なバイアスであって、なにもいいことはないと思うのだが。
追記: ここでの連呼行為とは「短時間に同一内容の短い文言を,連続して繰り返し呼称すること」で、名前の連呼に限定されているわけではないらしい。
耳かきを洗ったら梵天が消失した。まあ使わないからいいけれど、耳かきの耳かきっぽさは 8 割くらい梵天が担っていた気がする。
シカの個体密度ってこんなに偏っているのか。しかしなぜシカの個体密度を調べたのか思い出せない。
登録者数とかに SI プリフィックスを使う用法はいつぐらいから市民権を得たんだろう。
「重力濃縮」という単語が強すぎる (重力で濃縮)。
https://cs2.toray.co.jp/news/tbr/newsrrs01.nsf/0/8ACB9D1383E02FE149258340001F4036
海水より下水のほうが簡単に飲用水レベルに浄化できるらしい。
地図が上から見た図なのは、地上に住んでいるからなんだろうか。たとえば地表に一切の構造物がなく、上空にいろいろな構造物があってそれを目印に行動するとしたら、その地図は下から見た図で描かれるだろうか。
いやこれは違うな。地図を上から見るから上から見た図で描かれるのであって、視線より上か下かは関係ない。
道路の案内標識は地面に対して垂直に設置されていて、標識の上下方向はそれぞれ地表の前後方向に対応している。この対応はぜんぜん当たり前でないというか、道が下っていたら逆の対応の方が自然 (回転角が小さい) ですらある。
まあ視線に垂直な面に射影した場合の対応なのだろうけれど、そうなるとモグラや地底人にとっては対応が逆になる。ユニバーサルでない。
なぜこんなに日本語を書くのが苦手なのか。思考を言語に変換するコストが高いという方が正確かもしれない。読みづらくていいから、考えていることをばーっと文章に落とせるようになりたい。しかしこれが苦手ということは、思考があまり言語の形をしていないということなんだろうか。なんか格好よく聞こえなくもない。物は言いようである。
0 から OS を作り始める人は、カーネルだけでも一人 (凡人) の手に余る規模なのに、 GUI ライブラリやアプリまで 0 から作り始めることが多々ある。フルスペックの Web ブラウザ開発に手を出した人も、私が観測しているだけで二人いる。 OS を作りたくなる人に共通する性質なんだろうかと疑問だったが、冷静に考えるとたぶん因果関係が逆である。なんでも 0 から作りたくなるタイプの人が (現代において) OS を自作する。
こういう、一生かけて一つのものを作り上げる行為にすごく憧れがある。残念ながら私の性格は真逆なのだが。真逆だから憧れるのか。
「寿司は毎日食べると意外とすぐ飽きる」ということを体感として知っているが、いつそんな経験をしたのか覚えがない。
ある感覚を表す言葉を考えていて、「内臓を羽根でくすぐられている感じ」という表現を思いつく。自分としてはドンピシャなのだが、他人にどう伝わるか確認する方法がない。
夢から覚めた瞬間、それが安堵であれ何であれ、感情が大きく上下することがある。 10 分もすれば通常に戻るしすぐ忘れるけれど、あれだけ大きく感情が動くことは他の日常生活ではあまりない気がする。
コロナで学んだことに「人の行動が絡むことに物理学のようなアプローチを素朴に適用するのは難しい」ということがある。予測精度はともかく、感染症の拡大収束なんてシンプルなモデルで説明可能だろうと思っていた。実際には事後の検証ですら現象をうまく説明できていないようにみえる。
物理学のようなアプローチの適用が難しいのは、実験ができないという点にもある。これだけ世界で流行したらたくさんデータが取れて、すぐに効果的な感染対策ができるようになるだろうと思っていた。実際にはマスクの効果すら推定が難しいのだから、直接的な実験ができないことの困難さがよく分かる (いちおう再生産数に対して ×0.8 という数字は出ている)。
スマホに凝縮されている最先端技術と、「ポケットから落としたら割れる」というギャップは冷静に考えるとすごい。これは Apple が成し遂げた偉大な業績の一つである。
皮肉っぽくなってしまったが、思い切った取捨選択ができるのはすごいことだと思う。
ろくに練習していないのに、ギターを始めてからずっとスマホの指紋認証 (指先) が通らない。
あと、始める前は「チューニングを機械に頼るなんてwwww」とか思っていたが、耳で正確に合わせるのは普通に難しかった。ハーモニクスのうなりが聞き取りづらい。
生成モデルによるイラストで、よく文字列っぽい謎の何かが生成されている。考えてみるとラテン文字なんて数十個しかなく、文字列としての出現頻度も大きく偏っている。実在の単語があまり出てこないのは不思議な感じがする。まあ文字の描かれた学習画像は多くないだろうし、本来は文字っぽい何かを生成できる汎化能力の方に驚くべきところではある。
大きさやらフォントやらを適度にばらつかせた、ラテン文字一文字だけが書かれた画像を学習させたとして、何枚くらいから正しい文字が生成されるようになるんだろう。感覚を身につけるために、このへんから手を出してみるのは悪くないかもしれない。
発電方法が太陽光発電しかなく蓄電もできなかったら、「今日は快晴だから室内でゲームしよ」みたいな感じになるのかな。
生活における社会面がどうしようもなく終わっていて危機感を感じるべきなのだが、なんか趣味方面がいい感じなので気分がるんるんしていて非常に問題がある。
雨の近づいてくる音がする。
「録音された自分のトークを聞いてみたら、意外と方言が出ていて驚いた」という話を何度か聞いたことがある。これはどういう現象なんだろう。
202301102 これは ChatGPT を触っていても似たようなことを思う。文章が苦手なので自然言語より少し形式化された言語を使いたい。完全に形式化された証明が自然言語交じりの証明より分かりやすいとは思わないので、程度問題ではあるのだけれど。
English-to-English translator がほしいと思っていたら、 DeepL が作ってくれていた。しかし意外と修正されないな。もしかして自分が思っているよりまともな英語を書いているんだろうか。そんなことはないと思うのだけれど。
英語力のしょぼさのわりに英文を書くことへの抵抗が少ない。理由はいくつかあって
いくつかある、と書いたけれど、つまるところ「文章が苦手」としか書いていない気がする…。
Backlinks: [202301103]
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ゴボウは食用として品種改良されていながら、根っぽさを剥き出しにしているのがいい。
子どものころ、タンポポの根でコーヒー (もどき) が作れるという話を聞いて気になっていたのを思い出した。小学生の時点で雑草から作りたくなるほどコーヒーが好きだったんだ…というのはさておき、地上に出ているひょろひょろな茎と平たく広がる葉とは対照的に、タンポポの根は太く地下深くまでまっすぐに伸びている。 1m を超えることも珍しくないらしい。ちょっとゴボウっぽいと思ったら、ゴボウも同じキク科なのだそうだ。
「主張したい内容が先にあって、その主張を支持する理由をあとから考えたりデータを探す」という行為は、本当は統計学的にやってはいけない (少なくとも普通の検定を適用してはいけない)。現実的にある程度は仕方ないにせよ、少なくともその行為に自覚的であってほしい。
「物理の理論とかだって同じように作られてきたんじゃないの?」というのはその通りで、自然科学の場合は実験精度をがんがん上げて問題をねじ伏せている、というのが私の理解。
「エレベーターの片側空けは輸送効率が悪いから止めよう」という人に、 OS スケジューラーの専門家がツッコミを入れるところが見たい (理由へのツッコミであって、両側立ち推奨に反対する意図はない)。
GeoGuessr は日本国内限定、移動禁止の条件だとどれくらいの精度で当てられるものなんだろう。植生で本州の日本海側と太平洋側は識別できるんだろうか。自分ではびっくりするほど当たらない。
読書メーターはたまにマジモンの活字中毒者が感想を書いていて、何人か面白そうな人を見つけておくと定期的にいい本に出会える (そういう人を見つけるのは簡単ではないが)。
机の上に果物を置いておくと、定期的に匂いを嗅いでしまう。
GitHub - y-fujii/mimizu: In-air, single-stroke handwriting recognizer for VR
GitHub - typst/typst: A new markup-based typesetting system that is powerful and easy to learn.
自然言語にも構造を明示するための括弧がほしい。
ChatGPT に架空の日記を創作させると、最初に現在の (入力時の) 日付が入る。学習済みモデルで閉じているのではなかったのか。