x86 などのページサイズ 4 KiB は、もともと 2 階層のページングで 32-bit アドレス空間を表現するという条件 (10 + 10 + 12 = 32) から決まったのだと思う。逆にいえば 64-bit CPU でこの値に強い意味はなく、 macOS/arm64 では 16 KiB, Linux/arm64 では 4 KiB or 64 KiB のページサイズが使われているらしい。なぜ macOS と Linux でそんな排他的なチョイスになったのかは謎。
Memory Layout on AArch64 Linux — The Linux Kernel documentation
macOS の詳細は不明だが、仮に 3 階層, 16 KiB ページングで 2^(3 × 11 + 14) = 128 TiB の仮想アドレスをサポートしているとすると、現在 .. 近未来のハードウェアに一番合っている感じはする。