π と e に続く定数を挙げるとしたら何がくるのかたまに考える。しかし、そもそも e は無限級数などで exp を先に定義して、 e := exp(1) とする方が自然な流れだ。 e はある関数の特定の値であり、 √2 などと同じ種類の定数ともいえる。この種類の定数を除くと、広い分野で頻繁に表れる定数は π が唯一無二の存在なのかもしれない。
いや、特定の引数で π を生成する自然な関数 (arctan(1) とか log(-1) とか) も当然あるわけで、これを理由に e を除外するのは変か。しかし何か具体的な値を計算するとき、 π の値はよく出てきても e の値が陽に必要になることは少ないのだよな。