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統計 |
⟨ 2023 | 2024 | 2025 ⟩
「地球の歩き方」の日本版がある。そして地域の切り取り方が謎。例:
J11 地球の歩き方 世田谷区
J12 地球の歩き方 四国
J13 地球の歩き方 北九州市
日本の埋立場も、管理されているとはいえ見た目はこんな感じなのだよな。
202430101 もう少し実践的な話をすると、コード、スケール、テンションの関係とかは、よほど特別な才能のある人でないかぎり学んだ方が幅が広がると思う。ただ、コード「進行」の理論が幅を広げるかは怪しいし、「X の変化和音の代理コードの裏コードへのドミナントモーション」みたいな説明に意味があるとは思えない。
個人的には「トライトーン解決が進行感を持つのは事実。ただしそれ以外にも解決感のある進行は多数あって、それに関する一貫した理論は (今のところ) ない」というのが冷静な見方だと思う。でも音楽の理論というと、まず真っ先にこのあたりの説明が来るのだよな。
皆既日食は動植物にどれくらい影響があるんだろう。
たとえば、アコギで左指が弦と擦れる「キュイッ」という音がときにいい味を出したりする。極端な話だが、こういう例にまで一貫した説明をつける音楽の理論というのは現実的ではない。
ヒトの感性は進化の過程で手に入れた様々な能力の副産物みたいなもので、音楽はそれに対するハッキング行為だ。自然科学の理論のように、根底に一貫した原理や法則があってそれから全てが導かれる、といった可能性は低い。真に音楽を追求したいのなら、自分の感性を信じて突き進むしかないんだろう。
しかし悲しいかな、そんな鋭い感性を持ち合せていない凡人は理論の助けを借りる必要がある。それがひどく不完全なものであったとしても、先人の英知の集大成であることに違いはないのだ。
Backlinks: [202430103]
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C7(11) より C7(#11) の方が協和度は低くないか。不協和度が高いことを理由に 11 が avoid だという説明には納得できない。
生涯未婚率の上昇を最近の現象だととらえるのはおかしくないかな。生涯未婚率は「その時点で [45, 55) 歳の人の未婚率」なので、その世代が結婚するピーク時期はその 20 年以上前にある。つまり実際に未婚率が上昇し始めたのは 1970 年くらい。現在 80 歳とかの世代である (起点なのでその世代の人に自覚はないと思うが)。
辛さをあまり感じない人がいるのは意外。辛さは味覚というより粘膜に対する刺激なのかと思っていた。
フィクション中の未来技術は、少し現実の技術発展が停滞しているときの作品の方が面白い気がする。現実の方がイケイケのときは、その延長線上に想定できる技術の自由度が高い。結果として「ヒトと見分けのつかないアンドロイドがいる世界」みたいなものが描かれがちで、逆にどれも似たようなところに収束してしまう。
YouTube の楽曲動画で、シークバー上に表示される再生数プロットが終わりに向かって線形に増えていることがけっこうある (たぶん縦軸は線形ではないが)。後方ほど多く再生されるなんてことある? とずっと疑問に思っていた。
おそらくこのプロットは平均的な動画の再生数で時間ごとに正規化されている。楽曲動画では全体が比較的一様に再生されるため、平均的な再生数の逆数が見えているわけだ。再生数は時間に対して指数的に減少するだろうから、つまり縦軸は log だろう。
誕生日以外にもう一つくらい自分用記念日があってもいいな。何にしよう。誕生日が生まれた日だからもう一つは
自分がひらがなやアルファベットを覚えられたのが奇跡な気がしてきた。
30分で韓国語ハングルを読めるようになる動画 - YouTube
30 分で挫折した (動画のせいではない)。
しかし「/y/ とか /w/ って子音なの? 口の形は /i/ と /u/ と同じじゃないの?」と疑問に思っていたが、韓国語では母音に分類されるんだ。
どうも Netlify の表示がたまに巻き戻る。 CDN の関係かとも思うのだが、ちょっと挙動が謎。
ところで 202429603 に出てくる「月が青い」という表現が気になる。物理的なことをいえば、月の色は太陽の色よりさらに少し赤みがかっているそうである。錯視などの影響を考慮しても、よほど特殊な状況でないかぎり月が青く見えることはない。でもこの「青い」という表現、感覚的にはちょっと分かるのだよな。
夏目漱石が授業で "I love you" を「月がきれいですね」と訳した、という逸話について。
上の検証では 1977 年が最も古い文献で、これを根拠に「都市伝説である」「戦後の創作である」と結論しているサイトがけっこうあるのだが、少し調べてみると、ニコニコ大百科のコメントに 1935 年の文献を見つけた人がいた。
斯ういふ意味を外國人に答へると、然らばあなた方日本人は、初めて男なり女なりを愛する場合に、どんな言葉で意志を通ずるのかと、必ず二の矢の質問が飛ぶ。私は答へる。我々は「いゝ月ですね」と言つても、「海が静かね」といつても、時としては「アイ・ラブ・ユウ」の飜譯になるのだと。
沙漠の国: ペルシア・アラビア・トルコ遍歴 - 笠間杲雄 - Google ブックス
漱石は 1903 年から 1907 年まで東京帝大で英文学を教えている。笠間杲雄は 1909 年に同大学を卒業しており、学部が違うとはいえ漱石の授業を受けた可能性は十分にある。
さらに網羅的に調べている人がいた。リンク先が国会図書館デジタルコレクションであることからしても、ちゃんと調べた感がすごい。
1927 年の文献に「良イお月デスネー」と訳す話があるらしい。また、 1900 年代に漱石ともかかわりのある何人かが "I love you" に対応する日本語がない、というようなことを書いているらしい。漱石自身も "I love you" という表現についてメモを残していて、それが書かれた時期は 1901, 1902 年と発見された中では一番早い (もちろん出版された文章とメモ書きの時差はあるが)。そして漱石が教鞭を取るのはその 1, 2 年後である。
調べた人は「訳文は昔からあって、戦後に漱石と結びついたのでは」という結論ぽいが、時系列を整理してみると、漱石が大学で教えていたわずか数年間と諸々の時期がよく一致している。
証拠といえるレベルではないが、都市伝説というほど荒唐無稽な感じでもない。
ちょっとここで注意しておきたいのは、例の逸話は「漱石が授業でこの訳を提示した」というだけで、「漱石がこの訳を考えた」という話ではないことだ。
漱石を初めて出典とした作家の豊田有恒は、漱石の授業を受けた人々と直接交流を持てた世代である。弱い根拠の一つとして挙げてもよい程度の情報源ではあると思う。不自然な点はそれ以前に漱石を出典としている文献がないことだが、先に書いたように逸話上、漱石は自分が作った訳文だとは言っていない。生徒がこれを一般的に知られている訳文だと受けとったなら、著書で紹介するときに「漱石に教わった」といちいち書くだろうか。後世の第三者が当事者から聞くことで、初めて逸話として成立するのではないか。
ここからは私の主観だが、もし戦後の都市伝説的な創作、つまり漱石の名を借りた悪戯だとしたら、「漱石がその言葉で告白した」という形にすると思う。あえて「授業で教えた」という弱い形にする意味がない。
もちろん「漱石が教えた」の部分が意図的でない伝言ゲームでの尾びれの可能性はある。ただ、これが戦後についた根も葉もない尾びれだとするなら、適当な有名人はいくらでもいる。自然発生的についた尾びれとしては少し出来が良すぎる感じもする。
Backlinks: [202429604]
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nVIDIA が GPU のアーキテクチャを変え続けているのはけっこう謎である。 GPU の各コアはプロセッサとしては比較的シンプルな設計のはずで、そろそろ収束しても良さそうなものである。コア数によって最適なアーキテクチャが違うのかとも思うが、それなら下位モデルは古い世代を流用したほうがいいはずだし。
寿命まで使うことを前提にすれば、中古品の値段って割に合わないことが多いように思う。
暦は基本的に 1 始まりなのに、年齢だけ 0 から数えることになったいきさつが気になる。もしかして年齢を数えるというのが比較的あとになってからの文化なんだろうか。実際カウントして何か意味があるかというと、医学的な判断の材料として重要になることもある、くらいのものではある。
GitHub の "2 years ago" とかの表示は繰上げなんだ。経過時間って繰上げにすることが多いのかな。 > 0 が 0 になってしまうのはまずいことが多いか。
「次元の呪い」という言葉を最初に使ったのは動的計画法を考案したベルマンらしい。
人類は偶発的事象をあるがまま受け容れるだけの賢さを持っていない、とよく思う。
雨が降ってきたときに地面から上がってくる匂いにはペトリコール (Petrichor) という名がついているらしい。本来の用途でどれくらい使われている用語か不明だが、その情景と単語のエキゾチックな響きが相まって、やたら楽曲の題名になっている。気持ちはちょっと分かる。
成分の特定も行われており、その一つはゲオスミン (Geosmin) という物質らしい (「ペトリコールは雨の降り始め、ゲオスミンは雨が上がった直後の匂い」という説明も多く引っかかるが、正しいかは分からない)。こっちはあまり楽曲の題名には使われないだろうな…と思いきや、意外とあった。
参考: 202312700.
雨が降ってくるだけで「水が天から降ってくる。すごい」とテンションが上がる。日に日に感情が原始的になっていく自分に不安になる。
日本で習う英語は原則としてアメリカ英語である、らしい。アメリカ英語とイギリス英語がどれくらい違うかよく知らないのだが、ふだん違和感を感じることが少ないのは、目にする英語の多くがアメリカ英語だからなのだろう。あ、いや、 "analyse" とかはスペルミスだと思っていたな。
それでふと疑問を持った。たとえばイギリス人が論文を投稿するとき、あえてアメリカ英語を書いたりするんだろうか。それは関東人が関西弁を使うみたいな感じにならないんだろうか。いや、この対比でいうと、京都弁がイギリス英語で標準語がアメリカ英語か。
いろいろな楽器をつまみ食いしてみて思うのは、楽器によって難しい部分がぜんぜん違うということだ (超初心者の段階)。テクニカルな意味でもそうだし、もう少し音楽的な面でも演奏しているときに集中するポイントが違う感じがする。
いろいろな楽器を練習する醍醐味ともいえるが、他楽器の経験の応用がきいてさくっとうまくなれるならやっぱりそっちの方がいい。
「外部ページに移動しますがよろしいですか」みたいな警告が表示される Web ページをみると、「お前はインターネットの何なんだ」という気分になる。
下から上に書く言語ってあるんだろうか。
豊作とかを祝うならともかく、「明けましておめでとう」とはなかなか凄いことを祝っている。これはもともと日本人が北極圏に住んでいて、極夜を経験していた証拠である (嘘)。
まあしかし、ある程度地理的、言語的な壁があることで生まれている文化の多様性は間違いなくある。適度な壁が特定の局所解への落ち込みを防いでいる可能性は高い。最適な相互作用の強さみたいなものがあるんだろうか。
「○○に国境はない」というが、国境があるのは国家だけだよ。
凡人の感性でははおおよそ辿りつかない創作物に触れると、これをつくったのはどんな人だろうと考えることがある。でもその部分が表に出ているとは限らず、自分の回りにそういう人がいても気づいていなかったりするんだろうな。
除夜の鐘は 108 回つかれると言われるが、実際には 108 回でないことが多いらしい。なぜか。
これは鐘をつく時刻に寺に行ってみると分かる。私もたまたま知ったのだが、あの鐘をついているのは寺の人ではなく一般の人々である。大みそかのイベント的なものなのだ。そのへんの小さな寺でもやっていて、わりと適度な人数が集まっている。 108 回でないのはおそらく、みんながつけることを優先した結果である。
遠くから聞こえる鐘の音には風情があるが、全身にずしんと響く爆音鐘の音も一度体験して損はない。あんなにロックな楽器はなかなかない。あと住職の耳が心配なので大晦日だけは耳栓してほしい。
ずっと探していた物が見つかった。ちゃんと片付けてあった。自分の行動に対する信頼がなさすぎる。
ギターのネック反り調整とやらをしてみた。人生で一度も成功したことのなかった全弦セーハが一発でできる。えぇ。
人生で一番役に立っている言葉は「火傷は流水で冷やせ」だと思う。
「急行」や「特急」は "Limited Express" と訳されている。最近まで「Limited って逆に遅そう」と思っていたが、もちろん limited なのは速度ではなく停車駅である。
"Limited Express" を調べてみると、たいてい真っ先に日本の電車に関する解説がくる。たとえば Wikipedia:
和製英語なのかと思ったがそうではなく、特定の駅にしか止まらない列車の運行が世界的には少ないらしい。
料理動画を見ていると、残りも捨てずに食べましたアピールがよく入っている。
アピールはともかく、食べ物を粗末にする光景が気分の良いものでないのは分かる。ただ、食物って収穫の段階では雑に扱われるものだし、調理でも茎の硬い部分をばっさり捨てたりする。完成した料理にだけそういう感情を持つのは歪な感じもする。環境負荷的なことでいえばプラごみとかのほうがずっと大きいわけだし。
SNS のようなものを想定する。投稿が届く範囲を W, 人と人との結びつきの強さを S とすると、 W × S には上限があり、 W-S プロットの自由度はおおむね 1 である。このページみたいに Web サイトを作って駄文を書くのは W >> S, LINE でやりとりをするのは W << S. Facebook や X はその間に位置する。
コンテンツ主体かコミュニケーション主体か、という軸もある。 YouTube も SNS に分類されることがあるが、(今のところは) コンテンツ主体のサービスである。 Instagram あたりは中間に位置するかもしれない。
何度か書いている気がするが、現代においてアウトドア/インドア派と社交性はそれほど関係ない。一人で登山する人と一日中 Discord で駄弁っている人、明らかに後者の方が社交性が高い。
出不精と旅好きは両立する。
どんな最長のシナリオを考えたとしても、いずれ太陽が寿命を迎え、地球は人類が住める場所ではなくなる。原因はさておき、地球が住めない場所になったときの人類側のシナリオ予想でよくあるのは、戦争になるとか一部の人類が宇宙船で脱出するとか、そんな感じだろうか。
私の予想は「事前に自主的に滅亡する」である。地球上に無理なく住める人口と地域を予測して、ゆっくりと人口を減らしていく。減らすといっても生きている人を殺すという意味ではなくて、一人っ子政策的なやつである。あと 1 万年くらいすれば、「無理に人類が存続しなくてもいい」という考えが受け容れられていそうな気がする。
「太陽と月が同じもの (?) だと思っていた」という話を何度か聞いたことがある。
正直にいうと一瞬絶句してしまうが、あまり空を見上げない人が「太陽が沈むとともに月が昇ってくる」と認識していても不思議はない。太陽と月の見かけの大きさは奇跡的に一致していて、色もほとんど同じである。これらの観測事実からは妥当な仮説の一つかもしれない。
年々感情が単純になっている気がする。幸・眠・寒・仕事したくない、くらいしか感情がない。
Makefile とか Cargo.toml とか、ビルドシステムのファイルを大文字始まりにする慣習はなんぞ。
Oslo Jazz Ensemble & Maria Schneider performs "Sputnik". Sound recording by NRK Radio. - YouTube
Geordie Greep Live at TV Eye - YouTube
なぜクリはあんなにトゲトゲしているんだろう。果実は動物に食べてもらえた方が嬉しいのではないか。果肉が退化 (?) していることを考えると、動物に頼らない方向性なんだろうが。
「栗色」というと、どうも栗の中身の色を想像してしまう。ちなみに中身の色には「蒸栗色」という名前がついているらしい。
木はなぜ木構造をしているのか。グラフ構造の植物があってもいいのではないか。
「木」の文字形がカタカナっぽい。
「クリスマスツリー」はクリスマスツリーだが、「クリスマス木」と書くと「クリスマス氏が提案したデータ構造」みたいな雰囲気になる。
小高い丘の上に大きな木が一本だけ生えている、という風景は定番としてある。人為的に作らないとなかなかそんな状態にはならないと思うのだが、どの地域が発祥なんだろう。
大きいクリスマスツリーがほしいという欲求が昔からある。というか単に大きな木がほしい。
クリスマスカラーが赤と緑なのは、青色 LED が発明される以前、赤と緑しか電飾に使えなかった名残である。白熱電球は発熱が大きく、木にダメージを与えるため使えなかった (100 年後に役立つ嘘雑学シリーズ)。
乗法も加法も非可換な代数で何か面白い例ってあるのかな。
最近の (おもにアメリカの) ソフトウェア開発者コミュニティをみていると、「変人とかコミュ障への当たりが厳しすぎない?」と思う。
裁判の傍聴記などを読んでいると、再犯のおそれや更生可能性の判断に「まわりに支えてくれる人がいるか」が考慮され、けっこう量刑に影響するらしいことが分かる。
刑罰を与える目的の一つは再犯を防ぐことだ。理にかなっている。なんと残酷なことかと思う。
根のよい人というのももちろん素晴らしいが、遺伝的に根のよい人間に生まれなかった人が、理性でよい人間であろうと努力して生まれる人格にもまた魅力がある。
MIDI キーボードを分解掃除したら無限にホコリが出てくる。無限に掃除しつづけて一日が終わった。
以前にも修理のため分解していて中身はすでに見たことがあるのだが、回路が 2.54 mm ピッチの基板とひょうたん型の抵抗器で組まれている。新しい製品ではないが、そこまで年代物でもない。謎。
基板から「改造してくれ」という声が聞こえてくる。
JST (曖昧さ回避):
時代の風~第38回 人類のエネルギー消費 地球1.6個分は多すぎる(2020年8月9日) | 時代の風 | 国立大学法人 総合研究大学院大学
この数字はエネルギーそのものとしてはおかしい。本当にそれだけのエネルギーを消費していたら、地球表面の温度は (温暖化などとは独立に) (1 + 1.6)^(1/4)
倍くらいになってしまう。何らかの資源換算なのだと思うが、化石燃料換算だと今度は小さすぎる。いったい何の値なんだろう。
福袋から売れない商品を調査できそう。
昨日から右薬指だけが筋肉痛なのだが、原因が思いあたらない。
しかし 64-bit 環境の C/C++ で sizeof(int) == 4
が主流になったことが、無駄なオーバーヘッドを生み出していたり、 CPU の命令セット設計に悪く影響しているとは気づいていなかった。
根本的には「int より小さい整数型は int に拡張されてから演算が行われる」という仕様が良くない (もちろんこれはいま考えればの話)。 Rust が算術演算のオーバーフローで panic する仕様なのは、バグを減らす以上の意味がある。
なんか日本語文法って、学問的なやつと日本語を学ぶ人向けのやつに少し乖離がある感じなのかな。
「イリジウム」という名前の、古くからある衛星携帯電話サービスがある。「なんでイリジウム? なにか通信機器の重要な部品に使われているのかな」と思っていたのが、これは当初 77 機の人工衛星を打ち上げる予定で、原子番号 77 番の元素を名前に使ったという経緯らしい。
Google Map がいつの間にかメルカトル図法に戻っている。
茨城県にある六角形の利用不可能 (?) エリアは何だろう。
The CUTE and/or SCARY sounds of baby camels - YouTube
ほうじ茶に微量のスープカレーが混入したら異国情緒あふれる飲み物になった。記憶の扉が燻されるような感覚がする。
「日本語は自分にとっても難しい」と日本語母語者はよく言う。私もしょっちゅう「日本語分からん」と思っている。
でも、母語者が難しいと思っている部分は本当に難しいのだろうか。日本人の多くが日本語文法より英語文法に詳しいというだけの話ではないか。
「瞬きをする」という文は冗長で書き換えたくなるが、「瞬く」ではなんか「全身がピカピカ発光する」みたいな意味になってしまう。
視点を大きく変えるタイミングで瞬きをしている気がする。自分で確認してみたいのだが、意識してしまうとデータが取れない。
rustc
で fn main() {}
をコンパイル (strip = true
) すると、実行バイナリのサイズが 200 KB を超える。 #![no_std]\n#![no_main]
で 20 KB, -C link-arg=-nostartfiles
で 2 KB くらい。
static 変数の初期化などがあるにしても、 200 KB はちょっと大きすぎないか。 C++ (clang++ -s -O3 -static-libstdc++
) だと 20 KB くらいで、空の main なら libstdc++ の影響はほとんどない。
いい加減に調べてみると、バックトレース機能と (おそらくはその表示のために) フォーマッタが残っている。なるほど。
ヒトは何万年も前から衣服を身につけ、数千年前にはすでに織物が作られていたらしい。それだけの歴史がありながら、数十年前のファッションが古く感じられるほどに変化し続けているのはすごいことだ。
サクセスストーリーっぽい物語にちょっと苦手意識がある。自分がサクセスしていないからか? とも思うのだが、子どものころから苦手なのだよな (当時から明確に自覚していたわけではないが)。
なぜかずっと未来っぽいイメージのままのものがたまにある。高架モノレールとか。
あれが未来っぽい想像図に描かれがちだったのはたぶん、「ビルの階数が増えるように、交通機関も上方に階層化される」と考えたんだろう。実際にはどんどん地下に潜っていった。
しかし考えてみると、なぜ高架モノレールではなく地下鉄が主流になったのか知らない。
インターネットは一般向けのサービスが開始されてからあっさりと普及していて、 2001 年に普及率 50 % を超えている。スマートフォンの普及率が 50 % を超えるのは 2012 年だが、そのときインターネット普及率はすでに横ばいで、それほど数字は変わっていない。
いまだにちょっと新しいものっぽい立ち位置なのは不思議な感じがする。パカパカする携帯電話より古いのに。まあ新しいもの扱いされているのはインターネット上のコンテンツであってインフラではないが、主要な Web サービスも 20 年選手だしなあ。
二輪に乗っていると話すと意外だといわれることが多い。たぶんそれは間違っていなくて、
という消極的理由で行きついたところがある。乗り物としても嫌いではないけれど。
BGM や劇伴という概念はいつくらいからあるんだろう。演劇用の音楽はモーツァルトとかベートーベンの時代からあるのだよな。劇に音楽をつけるってぜんぜん当たり前の発想ではないと思うのだけれど (映画とかを観るたびに「この現実に対応物のない音楽というものは何?」という気持ちになる)。
チョコレートって発酵しているんだ。
「明晰夢を見る方法」という Web ページをみかけてふと考えた。もしこの世界が夢だったと分かったら何をするか。エレベーターの非常用ボタンを押してみるとか?
思いのほか何も思いつかなくて自分でも驚いたが、考えてみると「してみたいことリスト」の中に「リスクを取らないとできないこと」があまりない。短期間でできることもあまりない。むしろ夢でやったら徒労に終わってしまう。
水を入れた密閉容器の中は平衡状態で湿度 100 % になる。では地球大気の湿度が 100 % よりずっと低いのはなぜか。
クモといえば、山道を歩いているとき、クモの巣を顔面に受けてしまうことがある。たまに夢にも見る。なかなか不快指数が高い。
Android の通知音を鳴らす API には優先度のパラメータがあるらしい (Termux の CLI アプリ経由で試しただけなので正確なところは不明)。優先度を変えて鳴らしてみると、同じ通知音のピッチが微妙に高くなったり低くなったりする。 Android 側の機能としてピッチを上げ下げしているわけではなく、そういう音が個別に設定されているだけだと思うが、それにしてもびみょーな違いだ。
湿度が低すぎて干からびそう。
クモが益虫という話は本当なんだろうか (壁を歩くクモを眺めながら)。よく目にするのはダニや蚊を捕食するという話だが、それなら何でも食べるゴキブリは超益虫である。クモの死骸やフンはアレルギーの原因にならないんだろうか。
この「クモが益虫」という話、元はどうも「農作物に対する害虫の捕食者」ということらしい。室内でヒトに対する益虫として機能するかは怪しい気がする。あえて駆除するほど害もなさそうではあるが、それはたぶんゴキブリも似たようなものである。
暗い性格より明るい性格の方がいいとか、悲観的な性格より楽観的な性格の方がいいとか、自己肯定感が低いより高い方がいいとか、変な風潮だなあと思う。預金通帳の数字じゃあるまいし、高ければいいタイプのパラメータには思えない。
半導体内部の配線と基板の配線の方針がまったく違うのは何故なんだろう。
子どものとき、曲の好みを訊かれて「○○ (器楽曲) が好き」と答えたら、すごく嫌そうな顔で「暗い曲が好きなんだね」と言われたことがある。これは私にとって二つの点で衝撃だった。一つは「その曲が暗い曲に分類される」ということで、もう一つは「暗い曲は敬遠されるらしい」ということだ。
具体的に何の曲を答えたのかは覚えていないのだが、私はその曲を暗いとは捉えていなかった。実際、明るい - 暗いの軸上に分かりやすく乗るような楽曲ではなかったと思うが、一般的な基準がどこにあるか分からないという気持ちはずっとある。いまだに「暗い曲」という言い方がされるとビクッとしてしまう。
Real-time bokeh algorithms, and other convolution tricks ⁑ Dercuano
夏と冬で空の感じが違う印象があるが、これが事実なのか分からない。
build.rs should ignore RUSTFLAGS · Issue #6375 · rust-lang/cargo · GitHub
CommonCrawl のデータを使ったオープンソースの検索エンジン。
BF16, TF32 といった Deep Learning 向けに作られた浮動小数点数フォーマットは、指数部が大きくて仮数部が小さい。たとえば線形変換と ReLU を重ねた素朴な NN なら、入出力値や各レイヤーのウェイトを正規化しておいてもいい。指数部の大きさはそれほど必要ない気がするのだが。ウェイトと積は BF16 でアキュムレータは FP32 みたいな使い方なのかな。
Set Default Shell in Cygwin - Stack Overflow
POSIX accounts, permission, and security
Windows は普通のマウスを使っている場合でも、内部的にポインター座標をピクセルより小さい単位で持っているっぽい。たぶん他の OS もそう。
rust - Does &'a T imply T: 'a? - Stack Overflow
防寒着を取り出したら春に付いた花粉が舞ってくしゃみが止まらない。
【怖くないよ】富士の樹海の世界~有隣堂しか知らない世界302~ - YouTube
実際に行ってみると、なぜここが危険な場所扱いされているのかよく分からない。全周が道路に囲われていて、基本的に平坦なので直進できない箇所も少ない。まあコンパスなしで直進して道に出るのは難しいかもしれないが、それはどこでもそうというか、多くの山はコンパスだけでは下りられない。
地図をみると、歩道にかからない面積最大の領域は 2 × 3 km くらい。この真ん中からコンパスなしで直進する実験がしたい。
ところで、下に青木ヶ原樹海の Google Map へのリンクが貼られているのだが、これって自動認識なんだろうか。森の位置を識別できるの凄すぎない?
夏場には「なぜこんなに風の通りが悪いんだ」と思うし、冬場には「なぜこんなに隙間風が入ってくるんだ」と思う。
最近のオープンソースプロジェクトをみていると、ちょっとアメリカの IT 企業のやり方に毒されすぎではないかと感じることがある。もちろんそのやり方は長年の経験と反省の集大成なのだろうけれど。なんというか、遊び心が足りないというか。
AMD Granite Ridge "Zen 5" Processor Annotated | TechPowerUp
512-bit SIMD × 4 の面積が 6..8-wide OoO スカラーコアの半分より大きい。
Error and Complementary Error Functions
sort-research-rs/writeup/driftsort_introduction/text.md at main · Voultapher/sort-research-rs · GitHub
sort-research-rs/writeup/ipnsort_introduction/text.md at main · Voultapher/sort-research-rs · GitHub
DNS サーバなしで名前解決する Multicast DNS というプロトコルがある。 Wikipedia 曰く初出は 2000 年と IPv6 並に歴史があるのだが、もともとは Apple の独自規格という色合いが強かったようだ。最近になって Microsoft が自規格を捨てて歩調を合わせることにしたらしく、主要な OS で標準的にサポートされつつある。
Linux なら avahi か systemd-resolved でサポートされている。あれ、名前解決ってユーザプロセスで実装できるんだ。
networking - Who reads /etc/resolv.conf? - Unix & Linux Stack Exchange
ずっとカーネル側で実装されていると思っていた。 musl でスタティックリンクされたバイナリとかはどうなっているんだろう。
と思ったら、 Future Ideas に載っていた (つまり現状では機能しない)。
口語で「である」なんていう語尾はまず使っていないと思うが、代わりに何と言っているのか自分でも分からない。
文章が堅くなってしまいがちな理由の一つに、「つい文章を code golf してしまう」というのがある。たとえば「荷物を送るのにかかる時間」を「荷物配送の所要時間」と書いてしまう。
こうやって書きだしてみて気づくのは、「堅めの単語はテキストの文字数を短縮するが、発声時の拍数はそれほど変えない」ということである。口語より文語で堅苦しい単語を使いがちなのは、最適化なのかもしれない。
交通網と CPU コア間の接続は似ている。問題として似ているのは当たり前ではあるが、自然発生的な面もある交通網に、メッシュ・リング・ツリーのような構造が実際に出てくるのはおもしろい。
国際荷物配送の所要時間は、自宅 ↔ 最寄りの配送センター、配送センター ↔ 空港、空港 ↔ 空港でどれも各 1 日くらい (関税手続きを除く)。配送網が木構造をなしていて、隣接ノードへの移動時間が深さによらず一定だとすれば、配送時間は O(log(距離)) になる。移動機械と配送網が十分に発達すると、必然的にこのくらいのオーダーに収束するんだろう。
アマチュア無線って 1 kW の空中線出力が可能なんだ。
中立的な立場からみた窃盗:
夢って五分前仮説的なところがある。よく分からない状況を当然のこととして受けいれていたり、見知らぬ人と親しい設定で話していたり。起きた瞬間に「あの人だれ?」となるのは、冷静に考えるとなかなか恐ろしい。
An alternative construction of Shannon entropy – Rich Pang
微分散乱断面積なんかを dσ/dΩ
と書いたりするのがどうも気持ち悪かった。質量密度を d^3(m)/dxdydz
と書くようなものだ。
ずっとこれは記号の abuse ではないかと思っていだが、これって測度論で出てくる Radon-Nikodym 微分 (の表記法) なのだな。
Tables of linear congruential generators of different sizes and good lattice structure
[2001.05304] Computationally easy, spectrally good multipliers for congruential pseudorandom number generators
ホタテを焼いたら幸せが訪れた。猟奇的。
リヒテンベルク図形 (Lichtenberg Figure) - YouTube
Sharper electrodes make longer sparks - YouTube
この極性による違いはどう理解したらいいんだろう。
考えてもぜんぜん分からなかったので調べてみたが、素朴に説明できるような現象ではないっぽい?
<独自>北海道猟友会がヒグマ駆除拒否へ 全71支部に通知検討 猟銃所持許可取り消し訴訟の高裁敗訴受け(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
記事の下にあるアンケート結果がすごい。
野生のクマを見かけたことはありますか?
投票数: 1125
ある: 53 %
ない: 47 %
食物連鎖の鎖長は動物の体格とあまり関係ないようにみえる。動物を捕食するって効率的にどうなんだろう。
洗濯機が手間をどれくらい低減しているか分かっていないな。
でも考えてみると、衛生上必要な清潔さは何分か水に晒して乾燥させれば十分に保てる。洗剤や洗濯機の普及で清潔度の基準が上がり、無駄に増えた手間の分を相殺しているだけかもしれない。
m4-sme-exploration/reports/01-sme-overview.md at main · tzakharko/m4-sme-exploration · GitHub
ARM64 には SIMD 命令が実質 NEON, SVE, Streaming SVE の 3 種類あるということか。
10 命令同時デコードの Cortex-X925 でも SVE(2) は 128-bit らしい。いや、 FP32×4 のユニットを増やしてスケールするならそれに越したことはないのだが。
スポーツなどでトップレベルの実力を持つ人が、ときに不正に手を出してしまう理由が分からなかった。人格がどうとかに関係なく、実力が高いほど不正して勝つことを無意味に感じそうなものだ。
最近「技能を極めたい」という動機と「勝負に勝ちたい」という動機は似て異なるものらしいと理解した。そしておそらく、トッププレイヤーになるためには両方の動機を強く持っている必要がある。後者には不正して勝つことも手段の一つに入ってきて、ときに理性が負けてしまう人も出てくるということなんだろう。
そういう意味で、「不正してでも勝ちたいという感覚が分からない」という人は競技に向いていないのかもしれない。
RISC-V のマシンが欲しい気持ちはあるが、 OS の開発者でもコンパイラバックエンドの開発者でもない自分が買っても、ミーハー心でしかないという問題がある。まあでも、今までミーハー心以上で何かしたことはない気もする。
assembly - Zero/sign-extend are no-op, why then instructions for each size type? - Stack Overflow
The compiler and calling convention maintain an invariant that all 32-bit values are held in a sign-extended format in 64-bit registers. Even 32-bit unsigned integers extend bit 31 into bits 63 through 32.
古典二体間相互作用モデルで、気体・液体・固体相の存在と分子間ポテンシャルの形状の関係ってどれくらい理論的に扱えるんだろう。
(理論) 物理の教科書を読むと、冒頭に相転移現象の例として気体や液体のことが出てきても、その後はイジングモデルとかの話になる。気体や液体の話に戻ってきた覚えがない…のは、ちゃんと通して読んでいないだけか。
うまいこと計算できるものだなあ。この近似では気体と気体ではない相があるという感じか (密度のべき展開だと考えると、固体を扱えないのは妥当)。しかしこれ、大自由度であることを使っていない気がする。 N → ∞ である種の物理量が微分不可能になったり不連続になったりするのとは、また性質の違う現象なのかな。
RISC-V Zba, Zbb 拡張にちょっと驚く。
「黄色い線の内側までお下がりください」の示す領域が電車側に感じられるという話をみかけた。私は黄色い線の上に乗っかれという意味に聞こえる。 5 通りの解釈する人すべていそう。
こんなところに筋肉がついているんだ。
Google なんかは情報開示請求に対応するために、個人情報を含むデータの検索システムを持っていると思うのだが、どういう人が操作していて、どういう感じの運用になっているんだろう。
科学は哲学的な発想から少し足を踏み出すことで発展したという感じがするし、工学は自然の模倣から少し足を踏み出すことで発展したという感じがする。それは哲学的な考えが無駄だったという意味ではないし、自然から学ぶことがなかったという意味でももちろんない。
「猛暑日が増えた」みたいな統計は勘弁してほしい。ニュースとかで用語の扱いを統一するために「35 ℃ 以上を猛暑と定義する」というのはいい。統計を出すときに、むやみに閾値で定義される変数を使わないでほしい。
「秋がなくなった」という話を聞いていて、これがどれくらい事実か気になった。個人的には、今も昔も快適な気温の時期は 2 週間くらいな気がする。
それでふと気づいたのだが、私は温暖化のメカニズムを理解していない1。おおざっぱにいって、地球の温度 T
は太陽の入射エネルギー (定数) と黒体輻射エネルギー (~ T^4
) のバランスで決まる。この入射と輻射のスペクトル分布は大きく異なる。 CO2 はそれぞれをどれくらい反射・吸収するか。
素朴には輻射で支配的な赤外領域を多く吸収するという理解でいいのかな。
秋の話が温暖化と関係しているかは別の話題。
進化論を学校で学ぶ子どもにどう助言すればよいでしょうか。 | 聖書入門.com
これ面白いな。全体的に不思議な論理展開だが、なんというか、この世の仕組みに何を求めているか垣間見える感じがする。倫理・道徳・善悪といったものが万物の理に組み込まれていて、かつ絶対的なものであってほしいわけだ。科学的思考がどうとかいうより、このバイアスが本質ではないかという気がする。
進化論を採用すれば、人間の存在は偶然の産物という結論に至ります。
なかなか本質を突いている。この事実をあるがまま受け容れてほしい。
Mersenne Prime Discovery - 2^136279841-1 is Prime!
これを 10 進表記したテキストデータを zip 圧縮しても、半分くらいにしかならないらしい。つまり 0b111111...
の 10 進表記には素朴な規則や偏りがない。
ひゃくまんさん公式ホームページ | 石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」
ひゃくまんさん 2D デザインマニュアル
じわじわはまってきた。
ところでこのキャラクター、デザインの色が CMYK で指定されている。 CMYK の色空間は一つに統一されているんだろうか。考えてみると、 CMYK は RGB 系や XYZ などと違って混色したときの線形性がない。知覚的に同じ C, M, Y, K 原色でもスペクトルによって混色結果が異なる。 XYZ とのシンプルな変換式では色空間を定義できない気がする。
Windows X86-64 System Call Table (XP/2003/Vista/7/8/10/2022/11)
Searchable Linux Syscall Table for x86_64
FreeBSD System Calls Table - Alfonso Siciliano
History for CREDITS - torvalds/linux · GitHub
メンテナから引退した人は /CREDITS に残る感じなのか。
LKML: Serge Semin: linux: Goodbye from a Linux community volunteer
かなしい。
ちゃんとしたレシピを参考に料理を作ってみると、「具材 A, B に対して別々に同じ調理をして混ぜ合わせる」といった、省いても致命的でない工程がけっこうある。なるほど「料理は愛情」とはそういう意味なのか、と得心した人はたぶん私だけではないだろう。
逆にいうと、普段の生活で自分のために作る料理に求められるのは、極力手間が少ないこと、つまり「愛情のない料理」でもある。
本州の凸包の頂点を巡る旅に出たい。
バイクで酔う人っているのかな。四輪も運転者自身が酔うことは少ないか。
次元が十分に高い数値積分の誤差が O(1/√N) というのは optimal なんだろうか。
ふと「関係代名詞っぽい "from where" って文法的に変じゃない?」と考えていて、それをいうと "Where are you from?" とかも原則から外れている気がしてきた。
関係副詞のwhereか関係代名詞のwhichか | 英語教師質問箱
whereとfromの組み合わせについての覚書 - 英語の勉強メモ
from に限定して代名詞的な用法も使われている感じだろうか。しかし from 以外にも意味が不明確になる前置詞はありそうなものだ。場所に関する副詞句すべてが where に対応するわけではないか。
grammar - from where vs from which - English Language & Usage Stack Exchange
「古風だが本来は "whence" が適切では」とのネイティブの意見。
efabless.com
Silicon | Google for Developers
Open MPW という、抽選で集積回路を無料で製造してもらえるシャトルプログラムを知った。 efabless のサイトは更新されていないし、 Google の .ipynb はビルドに失敗するという体たらくなのだが、シャトルプログラム自体は現在も行われている模様。意外と応募は少ないらしく、ちゃんと基準を満たしていれば、素人の何の変哲もないデザインでもそのうち当たるっぽい?
FPGA などと比べて個人的に興味を惹かれたのは、最終的なデータが GDSII というマスクに近い幾何形状のデータであることだ。 RTL から GDSII を自動生成することもできるし、形状を手書きしてオレオレ素子を作ることもできる。手書きした形状は Magic というソフトで SPICE データに変換できて、アナログ回路シミュレータに突っこめるらしい。個人的にはここが一番の驚きポイントである2。もっとローレベルな物理シミュレーションが必要かと思っていた。しかも一連のツールはオープンソースで揃う。おお。
まだ自分で試していないので、嘘を書いているかもしれない。
RTL から GDSII 生成までの過程をみると、素人考えではあるが、原理的にはまだかなり最適化の余地があるようにみえるなあ。
analog-inverter-magic.ipynb - Google Colab
これ、形状データから SPICE データを生成できるということ?
Magic | Zero to ASIC Course
Magic Tutorial #8: Circuit Extraction
そうっぽい。へー。オンラインでシミュレーションできるやつもある。
SiliWiz - Learn Semiconductor Basics
私've 決ed to 始t 書iting 私y 英語 with some 漢字 in it, ...
このコメントも好き。
That は basic な Japanese と English の hybrid だと think-う が ...
まあ冷静に考えると、この二つができたら普通の日本語が書けるのだが。
ロジック半導体が微細化で速くなるのはなぜか。 RC 遅延が支配的で、単純に三次元的にスケールすると仮定すると、
τ = RC ∝ (L^1 / L^2) (L^2 / L^1) = 1
で速度は変わらない。二次元的にスケーリングしているということだろうか。
配線遅延はそれで正しいが、トランジスタの V-I 特性は R のスケーリングとは異なる。結果としてトランジスタの立ち上がり時間はおおむね C に比例するらしい。
Unicode に丸がたくさんありすぎて、どれを使っていいか分からない。たくさんあるのは丸に限った話ではないが。
The Ipe extensible drawing editor
Edit Mode: Ctrl-E.
【研究ガチトーク】図鑑編集者が昔やっていた動物の研究を好きなだけ話す夜 - YouTube
胎盤を形作る遺伝子 (の一部) はウィルス由来らしい。
Android って起動に分単位の時間がかかるけれど、いったい何に費やされているんだろう。
この歳になって、小学生の自由研究ネタみたいなやつが無限に浮かんでくるようになった。このままいけば、いつか素晴らしい研究ができる日が、来る前に寿命を迎える。
「放置した風呂の上の方が熱くて下の方が冷たい」という現象を「温度が低い水の方が密度が高いので、下に沈んで温度差が生まれる」と説明するのはきわどい気がする。
当然ながら、この機構で自発的に温度差が生まれては熱力学の法則に反する。上部がより冷めやすい場合、この機構は温度差が小さくなる方向に働く。つまり下部の方が熱が逃げやすい状況がまず必要…だと思う。このとき、密度差による水の移動は (理想的には) 起こらない。
たとえば風呂でゼリーを作って水の移動を阻害しても、同じ条件下では似たような温度差ができるのではないか。
malloc
のアルゴリズムを考えていると「コンパクションできる GC の方が筋がよくない?」と思うし、 GC のアルゴリズムを考えていると「メモリ全体を走査するなんて馬鹿げている」と思う。
適当に撮った写真を見返すと、「ちょっと視点が高すぎたな」と思うことが多い。これは何なんだろう。
デザイン向け(論理合成可能)SystemVerilog記述 #HDL - Qiita
ちょっと気になって結合則を満たす二値二項演算すべてを探索してみた。全部で 8 つ。非自明なものは AND, OR, XOR, XNOR. おお。
こういうのを超真面目に突き詰めると、有限群とかの話になるのかな。そういえば有限群の分類は結果も証明も長大だと聞くけれど、その難しさに逆元の存在はどれくらい寄与しているんだろう。
Krohn–Rhodes theory - Wikipedia
有限群が分かっていれば、そこからすべての有限半群が作れるっぽい?
「CPU の命令セットやプログラミング言語の基本ビット演算に NOT, AND, OR, XOR を選ぶ根拠は何か」という問いに対する一つの答え。
エンディアンネスの違いに優劣はないと説明されることがあるけれど、個人的にはリトルエンディアンの方が自然だと思っている。リトルエンディアンならアドレスをキャストするだけでビット幅の変換ができる。多くの演算では下位ビットが上位ビットに影響を及ぼすので、複数サイクルで計算するときには下位ビットの結果が先に出てくる。
これはコンピュータに限定された話ではなくて、本当は自然言語でもリトルエンディアンで書いた方が便利だと思う。加減乗算の筆算のときは下位桁から書くでしょ。
これは自分にもちょっと当てはまる話なのだが、「自己肯定感が低いと自分で思っている人」の自己肯定度は低いのだろうか。自身の客観的評価は主観的評価より高いと考えているわけで、それは自己肯定度が高いのでは?
signed(x) < signed(y)
と signed(x) - signed(y) < 0
は等価だと勘違いしていた。 1-bit の符号拡張が必要。
RISC-V の比較分岐命令は 6 種類すべてそろっているが、比較命令は slt, sltu しかない。条件分岐と比較をくっつけておいてそこは節約するのか。統計的にそちらの方が有利そうなのは分かるが、奥歯に物が挟まったような感じはある。これは MIPS からそうらしい (seq, sne, ... は疑似命令)。 Alpha はあるっぽい?
シンタックスハイライトが可読性を上げているかは怪しい気がしなくもない。小説で動詞やら名詞やらが色づけされていたら読みやすいか?
「相手の言うことも一里ある (3.9 km)」
SNS の follower/followee 数の分布はどれくらい差があるのか。
Just a moment...
Just a moment...
Just a moment...
Just a moment...
ソフト側からみて嬉しい CPU の性能向上手法はだいたいスケールしづらい。
スケールする手法として残っているのは
だが、ソフト側からみて辛いし、適用できるアルゴリズムも限られる。
Google は過去のクロールデータをすべて保持していんだろうか。
ラーメン・半チャーハンを頼んだら会計が 1500 円を超えて眼球がレシートを突き抜けた。
以前、ある人文系の講義動画 (何だったかは忘れた) を見ていたら「括弧つきの〇〇」という表現が口頭でやたら出てきた。そのとき初めて聞いたし意味も分からなかったのだが、ふと気になって調べてみたら辞書に載っていた。
括弧付き(かっこつき)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
括弧付(かっこつき)とは? 意味や使い方 - コトバンク
皮肉の引用符に近いのかな。検索してみるとほとんどが政治の文脈で出てくる。そのあたりの分野に特有の表現なのか、それとも私が知らないだけで一般的な表現なのかよく分からない。
まあ当事者に聞いたら「単に教養がないだけだろ」と言われそうな気はする。数学での「ほとんど至るところで」みたいなものだろう。
自然言語は構文的には再帰的な構造を持っているけれど、物事を再帰的な形で表しているかというとよく分からなくなってくる。要素にいろいろ修飾がかかっていることはあっても、 "I know that ..." のように意味的にネストしているパターンは意外と限定的なような。
ポーランド記法と逆ポーランド記法のどちらが読みやすいかと訊かれたら、私は断然ポーランド記法なのだが、
自然言語では特定の語順が優勢なわけではないのだよな。
英語とかがネイティブ言語の人にとって、主語と目的語は感覚的にぜんぜん違うものなんだろうか。
水で蒸さずに黄身にしっかり火を通した目玉焼きを作るのはけっこう難しい。対流がないと水の熱伝導率はこんなに低いのかと驚く。たかだか厚さ 1 cm くらいのものを 70 ℃ まで加熱するのが難しい、というのはちょっと恐ろしくもある。肉や魚を菌が死滅する温度まで加熱できている自信がない。
dts « boot « riscv « arch - kernel/git/next/linux-next.git - The linux-next integration testing tree
名字の数は単調減少していくが、割合の多い名字がより優勢になる力学があるわけではない。大雑把にいって、名字割合はランダムウォークする。
私も深く考えずに言ってしまったことがあるが、「名字数は単調減少するから、いずれみんな佐藤か鈴木になる」というのは二つの点で乱暴な議論である。地球の寿命スケールでも名字が一つになるかは計算してみないと分からないレベルだし、初期状態で優勢な名字が最期に残る確率はそれほど高くない。
公開されている古い民家に入ったら、私が幼いときに取り壊された祖父母の家の記憶がフラッシュバックしてびっくりした。古い家特有の匂いとか、歩くと廊下が沈みこむ感じとか、縁側の床の木材が擦れて年輪が凸凹していることとか、ネジ締り錠とか。
あれがネジ締り錠という名前であることは今調べて知ったのだが、現在でも普通に手に入るどころかラインナップが豊富だった。何需要?
科学雑誌「サイエンス」の表紙に わたしの研究がまさか…高知発 窒素を取り込む小さな海の藻の物語 | NHK | WEB特集 | サイエンス
正十二面体すぎて窒素の話が頭に入ってこない。
「ナントカ立国」みたいなものをみるといつも思う。国って、特別な技術とか産業とか観光資源とか、そういうものが何もなくても回っていく状態が健全ではないの?
Bits'n'Bites – Learning things, bit by bit…
自分が日本が舞台のゲームを作ったとして、ちゃんと日本っぽくなる自信がない。
『アサシン クリード シャドウズ』ゲームプレイウォークスルー - YouTube
『アサシン クリード シャドウズ』ワールドトレーラー - YouTube
建物とか木とか、個々のパーツは大きく外していないのに、全体として絶妙に日本の風景っぽくないのは何なんだろう。いや、外していないというと語弊があるかもしれないけれど、それを直しても全体の雰囲気が和風にならなそうというか。
高低差のありすぎる配置がそうさせているのかな。あと、人の身長に対して建物のスケールが大きい気がする。
IETF という仕様の標準化を行う組織 (?) がある。仕様を参考にしたことはあっても、組織としてどういうものかは知らなかったのだが、意思決定に
We reject: kings, presidents and voting.
We believe in: rough consensus and running code. (Dave Clark, 1992)
という原則があるらしい。必要悪としてやってしまいがちな投票をしないのはすごい。
Neat Randomized Algorithms: RandDiag for Rapidly Diagonalizing Normal Matrices – Ethan N. Epperly
これ有罪判決で確定していたんだ。うーん。理解に苦しむ。
この「母親がカフェをオープンしたいと言い出した」という話、そんなに荒唐無稽なのかな。
このパターンでは成功するかどうかはそれほど重要ではなくて、極端にいえば成功確率が 0 でもやる意味はある。失敗したときの損失がその後の生活に影響のない範囲に収まればいい。そういう前提でプランを組めば、損失を乗用車 1 台分くらいに収めるのは可能なんじゃないの?
機械が生物に劣っていることの一つに動作音がある。原則として回転機構を持てず、往復運動しかできない生物の方が騒音面で不利そうな気もするのだが。
自然災害はずっと起きているのに、なぜ現代でも対策が十分でないのか考えていた。日本全体でみればそこそこの頻度で起こっている災害でも、特定の地域に特定の災害が起こる頻度は何百年に一回みたいなレベルなのだよな。
それくらいの頻度だと単純に人類がその危険性を忘れてしまうのもあるし、たとえ忘れなくても、リスクを受け入れてコストを優先することに経済的合理性が出てきてしまう。それ以前に現在の人類では対策できない災害もたくさんあるとは思うが。
これだけ暑い日が続いても夏という感じはしなくて、夏感覚は複合的なものなのだなあ。
「N 日 (≪ 平均余命) 後に死ぬとしたら、あなたは今日何をしますか」という質問はよくある。その逆、「もし不老不死になったとしたら、あなたは今日何をしますか」と訊いてみたい。長期的な話ではない、今日すること。
202417800 これが治らない。
いかにも秋っぽい空だが気温が完全に真夏。
立ったときにいつもより床が遠い感じがする。
ふと思ったが、もし身体が一様に大きくなったら瞳孔間距離もそれに比例して大きくなる。ある朝身体が巨大化していたら、「体が大きくなった」ではなく「世界が縮んだ」と感じられるのかもしれない。
Backlinks: [202418200]
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イグ・ノーベル賞は「サイエンスとしては真っ当だが対象や結果が風変わりなもの」と「サイエンスとして頓珍漢なことをして意味不明な結果を出したもの」を混在させるのを止めてほしい。
というか、普通に本筋っぽい研究もたまに含まれている気がする。たとえがいいか分からないが、マラソン選手に対して「なんで自転車使わないのw」と笑うような、ピントを外した授賞になっていることがある。
電子書籍の積読が激しい。
サルミアッキで有名なリコリスってヒガンバナのことだったのか。
追記: 「あれ、でもヒガンバナの球根は有毒では?」と思って調べなおした。ヒガンバナは Lycoris, サルミアッキに使われているリコリスは Liquorice と綴り、まったく別物らしい。ちなみにアニメのあれはヒガンバナの方である。
いつの間にか人々が慣れたことの一つに「文章を画像で引用する」がある。
ちょっと雑な括り方で申し訳ないが、ジャンプ系の漫画に対して「自分には認識できない価値観が描かれている」という恐怖がある。
当たり前だが自分に合わなかったり、理解できない価値観は無数にある。それは何も問題ない。ただ、その価値観の外形が認識できないと困るときがある。たとえば私は宗教を信じる感覚が分からないが、そういう価値観があることを認識して尊重したり、しなかったりすることはできる。ジャンプ系漫画に描かれている価値観に対して、そういう理解がいまだにできていない。
それを恐怖だと感じるようになったのは比較的最近のことだ。どうもそれを持っていないことが理由で、たまに齟齬が生じているらしい、と最近になって認識した。でも具体的に何なのか分からない。対処のしようがない。ただ怯えるしかない。
野菜とか穀物とか食肉用のほ乳類とかはだいたい品種改良されているし、管理された状態で育てられる。魚だけが今でも狩猟採集的だと考えるとちょっとおもしろい。
さんま うまい
SG2380 は出るんだろうか…。 SiFive のハイパフォーマンスコアは不遇すぎではないか。現時点で採算のとれる需要があるとは思えないので、出ない方が当たり前ではあるのだが。
現生まで残る被子植物ではもっとも祖先的な植物はアムボレラ・トリコポーダ Amborella tricopoda で(図−4)、ニューカレドニアの山中に産する常緑低木である。これは APG II が発表されて、あまり特徴のないこの植物が最も祖先的とわかった時に世界中の植物学者が驚嘆した。
これはいわゆる収斂進化なんだろうか。
植物の名前を覚えるのが苦手すぎる。名前そのものというよりは分類や特徴が知りたいのだが、「まずおおまかに大分類を知って、だんだん細かな分類を覚えていく」という方法が取りづらい。生物学的な分類のツリーに対して、形態的な特徴が単純に対応していない。
たとえばウリ目とブナ目は遺伝子的に近いらしいが、何を言っているかさっぱり分からない。
林にキノコがたくさん生えている。そういう時期らしい。「キノコ = 素人が手を出してはいけないもの」というイメージがあるのと、ちょっと見た目が苦手なのもあって意識から外しがちだったが、注目してみると変化に富んでいて面白い。
いつものように無知を晒すと、生物学的にキノコは植物と動物に並ぶ、つまり植物でも動物でもない第三のグループである菌類に分類されるらしい。知らなかった。「菌」というと細菌の一種かと思ってしまうが、菌類と細菌は上位分類が違う。名前が似ているのは歴史的な理由で、生物学的には別物である (たぶん)。
なんとなく生物の分類というものを「連続に存在するいろいろな生物を人が扱いやすいようにグループ分けしたもの」という感じに捉えていた。これは大きな誤解で、遺伝子の観点からすると生物の進化に対応した明確な境界がある (ことがある) らしい。
202417200 似たような勘違いに「落石注意」の標識がある。いや別に似てはいないか。
「発砲注意」の看板があって、どうやって注意するんだと心の中でツッコミを入れていると、その先に「人家あり。発砲注意」の看板があった。なるほどこれは発砲される側ではなく、発砲する側に向けた看板なのだな。発砲される側はただ覚悟を決めるしかない。
Backlinks: [202417201]
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「x86 の命令セットやエンコーディングは複雑怪奇だ」という人の何割が実際に仕様を読んだことがあるだろうか。私は読んだことがないのに「x86 命令セットはゴミ」とか言っていた。ゴミは自分である。
まあ並列デコードがしづらいのは事実だろうけれど、前から読んでいく分にはそれほど変な仕様でもない (32-bit)。バイト単位の可変長なので、即値なんかは RISC より素直ですらある。
分岐から分岐までの平均命令数、つまり basic block が含む平均命令数は 5 とからしい。 ARM 系のハイパフォーマンス CPU が 10 命令同時デコードに達しているのは驚き。
ヘリコプターの「パタパタ」という音の発生源は何か。動力がレシプロエンジンなのかと思ったがそうではなく、音源は羽根そのものでブレードスラップ音という名前がついているらしい。メカニズムはちょっと解説を読んだくらいでは分からない (流体の複雑な現象を「分かる」というのはそもそも難しい気がするが)。
202416902 しかしこの手の話を見るたびに、「ここのロジスティック関数は erf の近似なの? それともロジスティック関数になる理論的根拠があるの?」と疑問に思う。
202416901 このページの About > Technical Details に、以前から漠然と気になっていた「ノイズがある場合のロバストな二分探索」に対する一つの答えが書いてあった。回答後にしかこの部分に辿りつけないので引用する (デザイン上の理由で隠す意図はないと思う。あったらごめん)。
Technical Details
The test asks you to categorize colors sequentially. Colors are often represented in HSL (hue, saturation, lightness) color space. Hue 120 is green, and hue 240 is blue. The test focuses on blue-green hues between 150 and 210. The test assumes that your responses between blue and green are represented by a sigmoid curve. It sequentially fits that sigmoid curve to your responses:
p(response = blue | hue) = σ(slope (hue - threshold))
This is equivalent to a logistic regression model. The test uses a maximum-a-posteriori (MAP) estimation algorithm (specifically, a second order Newton method implemented in pure JS, no calls to a backend) to fit the sigmoid curve to your responses, with a vague prior on the scale and offset parameters. It uses the fitted curve to determine which color will be presented next. It tries to be smart about where it samples new points, focusing on regions where you're predicted to be intermediately confident in your responses. To improve the validity of the results, it randomizes which points it samples, and uses a noise mask to mitigate visual adaptation.
It's a curve fit, not a binary search. In theory, if you feel like you're guessing in the middle shades, or even guessing incorrectly, that should be fine. If you're inconsistent in the middle, the curve fit should be able to recover, although your estimated threshold will have larger error bars.
Backlinks: [202416903]
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回答を終えると分布が表示される。ディスプレイの差や環境光の影響を含むことを考えると、個人差はかなり少ない。言語の違う世界中の人が回答してこの分布ということは、ラベリングに依存しない色の境界がある可能性を考えたくなる。いやこれ、分布は事前調査の結果なのかな。
まず最初に考えるのは S 錐体と M 錐体の境界だが、~~計算してみたらかなりずれているっぽい。~~色空間の変換が合っているか自信がないのでコードを貼っておく。
import colour # <https://www.colour-science.org/>.
colour.models.Yrg_to_LMS(colour.XYZ_to_Yrg(colour.sRGB_to_XYZ(
[0x40 / 255.0, 0xe0 / 255.0, 0xd0 / 255.0] # gamma.
)))
追記: LMS 色空間は各応答関数が max_λ [f(λ)] = 1 となるように正規化されているらしいので、これでは意味がない。ちょっと微妙かもしれないが、 D65 で (1, 1, 1) になるように正規化してみる。
def lms_from_srgb(srgb):
return colour.models.Yrg_to_LMS(colour.XYZ_to_Yrg(colour.sRGB_to_XYZ(srgb)))
lms_d65 = lms_from_srgb([1.0, 1.0, 1.0])
lms = lms_from_srgb([0x40 / 255.0, 0xe0 / 255.0, 0xd0 / 255.0])
print(lms / lms_d65) # [ 0.55003659 0.66338158 0.61676984]
うーん。
Backlinks: [202416902]
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GitHub - OpenXiangShan/XiangShan: Open-source high-performance RISC-V processor
おそらくオープンソース最速の RISC-V 実装。全体を把握できるレベルにないが、現代のハイパフォーマンスプロセッサがどんなものか垣間見えて面白い。たとえば OP-fusion は
このあたり。実際にシミュレータで走らせてみた人がいて、
Milk-V RuyiBook - XiangShan Nanhu based Laptop : r/RISCV
これを信用するなら第三世代 (開発中) の IPC はすでに Zen1 の 2 倍近い。正直ちょっと怪しいが。
環境問題とかの啓蒙活動が「良い子ちゃんっぽい」感じになりがちなのは良くないと思うのだよな。「面倒くさいが対処するしかないので渋々やる」みたいな感じの方が理解を得やすい気がする。
個人的には自然が好きだし、自然愛護的な気持ちも多少ある。ただ、「皆がすべき環境問題への取り組み」という文脈でそれは私情のたぐいであると思う。個人の動機は色々あれど、社会として環境問題に取り組むのは人類自身のためで、多分に利己的なものである。
いまいち株価というものがよく分からない。単純に会社の規模が 1/2 になったら株価も 1/2 になるの?
平衡状態において適正な株価が満たす条件式のようなものが知りたい。
LED の応答速度って 10 ns のオーダーなんだ。
インドカレー店で出された水を一口飲んで、「あ、しまった生水!」と一瞬思ってしまった。
爆音の乗り物が好きな人がいるが、それは乗り物限定なんだろうか。エアコンも洗濯機も爆音がいいということはたぶんないと思うのだが、何と爆音が結びつくと嬉しいのか気になる。
となりの畑か空き地かよく分からない場所にビニールシートが被せてあって、雨が爆音化している。
アメリカの大統領選挙とかをみていると、候補者の右やら左やらが明確だが、これは考えてみると不思議なことだと思う。有権者全体はその間を中心に正規分布しているはずで、素朴に考えれば中道の候補者が一番票を集めやすい。
いやそんなに単純ではないな。仮に有権者に比例する形で候補者がいたとすると、すべての候補者がほぼ同じ票数を獲得する。これはある意味で票割れに相当する。それを防ぐように動くと、ええとどうなるんだ。ホテリングモデルの正規分布版?
今年はずっと大気の状態が不安定で、二輪ユーザーとしては移動しづらい。雨の日に二輪が使えないのは構わないが、雨が降るか分からない状態が続くのは困る。
RISC-V が最初から命令長可変で設計されているなら、 lui の代わりに 48-bit 幅の 32-bit 即値ロード命令を入れる案も検討されただろう、とふと思う。 lui + addi で 32-bit 即値をロードできるようする方針は、命令エンコーディングを窮屈にしている印象もある (注: 素人の (略))。
検索してみると、
riscv-code-size-reduction/existing_extensions/Huawei Custom Extension/riscv_LLI_extension.rst at main · riscvarchive/riscv-code-size-reduction · GitHub
48-bit LI-type instruction format (Large Immediate)
Huawei の人が実際に実装してみたらしい。 Waterman の "loading 64-bit constants from memory isn't a bad alternative." というコメントはたしかに。
しかしまあ、外野がちょっと考えて思いつくようなことは一通り検討されていると思うのだよな。 Waterman の D 論とかにある程度書かれてはいるが、廃案の情報がもう少しあると嬉しくはある。
どうでもいいが Waterman はアカデミアの人のくせに物腰が柔らかすぎではないか。「そんなの検討したに決まってんだろカス」くらいの勢いがないと逆に怖い。
ゲームの設定によくステレオ/モノラルの切りかえがある理由はなんだろう。
タイムマシンに乗ってやってきたマリー・アントワネット的な人:「米がないなら、酒をタイムマシンに入れて米に戻せばいいじゃない」
セルフレジでみりんを買ったときに年齢確認を求められてふと思った。酒の代わりにみりんを買う不良中学生とかいないのかな。
顆粒だしと金魚のえさを見分ける/嗅ぎ分ける自信がない。食べても分からないかもしれない。
思い出せないことがあってこのページを読み返していたら、「アルコールが苦手でよかった。口に合っていたら絶対アルコール依存症になっていた」ということを何度もくり返し書いていた。危機意識がすごい。
という考えをいったん忘れてみるのは、思考をほぐすのによい気がする。実際、美しさにこだわりすぎて失敗したり見逃したりした例は幅広い分野で見つかる。
あと、似ているようでぜんぜん別の話な気もするが、「とりあえず汚い方法でもいいからガンガン進んでみる気概」みたいなものが私には欠けている。もっと汚れた人間になれるよう頑張ろう。
最近「文章の細かな構造を整理することは、必ずしも読みやすさや分かりやすさに繋がらない」ということを思う。勝手に使って申しわけないが、 202416000 で引用した文章を例に挙げる。
以上述べたようにサイエンスとしては、この記事の冒頭での疑問、すなわち、「細菌は冷凍保存により死滅するのか、あるいは死なないのか?」という問いに関しては、「冷凍により細胞損傷が起き死滅する」と答えるのが正しい。ただし、食品衛生上の実用的な観点からの回答としては、「冷凍には殺菌効果はない」という解答 も正しい。むしろ後者の理解の方が現実的には正解と言える。なぜだろうか?
この文章をもし私が書いたとしたら、推敲の段階で次のように直してしまうと思う。
以上述べたようにサイエンスとして、「細菌は冷凍により死滅するか?」の答えは「細胞損傷が起き死滅する」である。一方で食品衛生上の実用的な観点から、「冷凍に殺菌効果はない」という回答も正しい。なぜだろうか?
あるいは、次のようにばっさり簡略化してしまうかもしれない。
以上の通り、細菌は冷凍により細胞損傷を起こして死滅する。ただし食品衛生上、冷凍に殺菌効果はほとんどない。なぜなら、……
情報量はほぼ変わらず、文章構造はシンプルになり、文字数も 1/3 くらいになった。果たして文章として良くなっただろうか。理解しやすくなっただろうか。私は元の文章の方が好きだし、言いたいことが伝わるように思う。適度に口語的なテンポがあり、読んでいて楽しい。
考えてみれば当たり前のことだ。私たちは普段、文章に起こそうものなら読むに堪えない冗長で壊れた日本語を話し、問題なく意思疎通できている。むしろ事前に推敲された文章をアナウンサーが読み上げている方が聞き流してしまいやすい。
楽器の練習配信が好き。
私にとって、理解していることや考えていることを言語化するのは大変な作業である。でも、その障壁がほとんどなさそうな人もいる。以前はこれを作文能力の差だと思っていたが、それは誤解かもしれないと思い始めている。なんというか、「思考と言語の近さ」みたいなものに差がある気がする。
冷凍と微生物の死滅 | 食品微生物学(検査と制御方法)|基礎と最新情報を解説|木村 凡
以上述べたようにサイエンスとしては、この記事の冒頭での疑問、すなわち、「細菌は冷凍保存により死滅するのか、あるいは死なないのか?」という問いに関しては、「冷凍により細胞損傷が起き死滅する」と答えるのが正しい。ただし、食品衛生上の実用的な観点からの回答としては、「冷凍には殺菌効果はない」という解答 も正しい。むしろ後者の理解の方が現実的には正解と言える。なぜだろうか?
それは微生物の数において、一桁の程度の生菌数の減少というのがほとんど意味をなさないからである。確かに人間などでは1000人が100人に減ってしまえばこれは大惨事である。しかし微生物の場合は1000が100に減少したところで、わずか3分裂で元の数に近くにもどる。1細胞が一分裂のより2細胞になる。2度目の分裂で4細胞になる。3度目の分裂で8細胞になる。例えば、サルモネラ菌や大腸菌などの場合、至適温度では、一分裂に要する時間が30分程度なので、冷凍食品を解凍した後に、常温で一時間半も放置すれば元の数に戻ってしまうということである。このように考えれば「細菌は冷凍では死なない」、「冷凍に殺菌効果はない」と考えるのは実用的であろう。
Backlinks: [202416004]
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歳をとって良いことはないが、時が経つのはわりと良い。ぼーっとしているだけで未来が訪れる。お得。
晩夏の虫の音に寂しさを感じるのは何なのだろうな。過去の経験によるものなのか、音色そのものに対する生得的な反応なのか。
SIMTってやつを完全に理解したい
GPU architecture part 2: SIMT control flow management
GPU はスタックベースに相当する操作をコンパイラが頑張って生成しているのかと思っていた。つまりハードウェアとしてはシンプルな 32-way のマスク付き SIMD だと思っていた。 Per-thread PC による方法が主流なんだろうか。賢いなあ (あたりまえ)。
しかし素朴に Common PC = min({PTPC}) すると、ループ内で毎回 continue するスレッドがあったとき処理が非効率になる気がする。あとこの機構だけみていると、スカラー並列に比べて効率がいい理由が分からなくなってくる。 way 数分の min を計算するコストはかなり高いのでは。
RISC-V の紹介文をみていると、ライセンスなど技術外の話が多い。命令セットそのものに対する言及は「負の遺産のないシンプルな RISC」という感じで、つまり何か特徴のある命令セットだとは思われていない。かくいう私もそういう認識だった。
主観も入るけれど、現在の RISC-V 命令セットには過去の遺産を取り除いた以上の特徴がある。 Compressed extension (C) と Vector extension (V) だ。といってもこれらはアイデアとして新しいわけではなく、むしろ廃れ気味だったものを modernize して復権させた感じだと思う。そしてどちらも賛否両論がある。
Qualcomm が C 拡張の削除の提案したのは記憶に新しい (202321701). ちなみに私は Qualcomm の資料をみて、逆に「C 拡張ってうまくやっているんだな」と思った (注: 素人の感想)。
V 拡張は「幅非依存の SIMD」と紹介されることが多いが、素朴な SIMD とはけっこう毛色が違う。 ARM の SVE なども含めて、こういうアプローチが本当にうまく機能するのかは以前から気になっている。ソフト側からみると、 SIMD 系命令の使われ方は大きく 3 種類あると思う。
一見すると ARM SVE や RVV は二番目の用途に偏っているように感じる。例に出てくるコードはいつも二番目のパターンだ。一番目の Packed SIMD 用途だと、場合によっては一命令ごとに vsetivli
を呼ぶことになる (たぶん)。命令数だけの問題ならともかく、
SiFive P870 RISC V HC35_Page_05 - ServeTheHome
ここをみると、素朴な SIMD に対してかなりレイテンシが大きそう。でもこれは LMUL > 1 のときだけなのかな。そうであってほしい。
マスクがあるので三番目の SIMT 的な使い方はできるはずだが、方向性は GPU ともまた少し違う。
この例で GPU に対する優位性を主張されても…というのが正直なところ。
たまに意味のない外挿をしてしまうことがある。たとえば週末の天気予報を定期的に見ていて、「だんだん晴れから曇りの予想にシフトしているから、このままいくと雨になるかな」と一瞬考えてしてしまう。
そういえば今更ながら 202411500 を実機 (Tang Nano 20K) で動かしてみた。こいつにはデフォルトで私が作ったものとは比べ物にならない本格的な RISC-V コアが書き込まれていて、初心者のやる気をガン削いでくる。火を入れてから数日間放置した。
その精神的障壁を乗り越え、自分のしょぼい RV32I コアを書き込む。実機特有の厄介なバグに悩まされることを覚悟していたが、あっさり動いて拍子抜けする。 FPGA のフリップフロップは原則として 0 初期化されるそうで、ハードウェアやシンセサイザも「シミュレータでは動くが実機では動かない」という状態を最小化するように作られているのかもしれない。
整数カウンタの各ビットを LED に割り当ててみる。ふと見ると、まわりのものがろうそくの炎に照らされたかのようにゆらいでいる。考えてみると 2^n 周期の矩形波が足し合わされるので、フーリエ変換した成分の大きさはホワイトノイズに近い。位相がランダムではないし、ろうそくのゆらぎはピンクノイズに近いと思うが、非常にざっくりと似たような感じに見えるのは分からなくはない。
「休みがあってもすることがない」という人の時間をかき集めて悠久の休みを手に入れたい。
「ニャースの声真似」なるものを何度も聞いたが、本物を聞いたことがない。
昔のハードウェア PCM 音源のピアノの音は、なんというか芯がなくてぺちゃっとした感じがする。短くループして人工的な音になるのは分かるが、芯がなくなるように感じるのはどういうことなんだろう。
ピアノには大きく 2 つの振動モードがあって、それぞれ減衰係数が大きく違う。実波形のループにエンベロープとローパスフィルタをかけるくらいでこれを再現するのは無理がある。ただ、なぜそれでぺちゃっとした音に感じられるかは分からない。二次元では複数のモードができないから、というのはちょっとこじつけすぎか。
「蝉」は夏の季語だが、「法師蝉」と「蜩 (ひぐらし)」は秋の季語なのだそうだ。ツクツクボウシは実際に晩夏から初秋にかけて鳴くが、ヒグラシはむしろ他のセミより早く、初夏から鳴き始めているらしい。なぜ蜩が秋の季語かは分からない…のだが、この文章を書いている今はまさに晩夏である。私も秋のイメージを持っている。
「自分の人生には物語がないな」ということをたまに思う。
ちくわなどの練り物って骨ごとミキサーにかけていると思っていた。違うんだ。
ふと身体をみたら赤い斑点がぷつぷつあって何かの病気かと焦ったが、きのう全裸で料理しているとき、全身に跳ねた油を受けたのを思い出した。
関東に住んだ感想として真っ先に挙がるのは「平野部が広すぎる」である。文字通りの意味でも広いが、信号待ちやら渋滞やらで平野部がなかなか抜けられなくて、交通事情的に海と山が遠い。でも世界的にみれば十分に近い方か。
海 (海岸ではない) と山は涼しいのに、なぜわざわざ暑い平野に住んでいるのか。
1204 主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー) : 税関 Japan Customs
関税って謎だ。
手先の器用な人が小気味よく工作するさまには独特の気持ちよさがある。
そういえば太陽電池搭載の小型デバイスが電卓くらいしかない。 Bluetooth キーボードくらいの消費電力なら賄えそうな気がする。
ひまわりの映像が楽しいのでみんな見よう。
子どものとき、台風の目に入ったことがある。風は凪ぎ、青空がくっきり見えて日が差していた。そのときは「台風は毎年何個も来るし、珍しくないことなのかな」と思っていたが、あれ以来一度も経験がない。
バットディテクターはヘテロダインで超音波を可聴域に落とす機器。セミの鳴き声があまり変わらないのが面白い。この記事では人工的な超音波発生源がメインだけれど、高音質な機器を作っていろいろ録ってみたら面白い音素材になったりしないかな。
ヘテロダインはピッチシフトと違って周波数が加減算されるので、単音ですら倍音が不協和になる。良くも悪くも「ヘテロダインの音」になってしまうという問題はある。
一人で行きづらい場所に一人で行くやつ、自分の気恥ずかしさは慣れの問題で、まわりに迷惑をかけないかの方が気がかりというか実際的な問題になる。飲食店であればテーブル席を一人で占領して回転率が下がる3とか、乗り物でカップル + 1 に振り分けられて申し訳ないとか。割合的には一人で問題ない場合も多いのだが、事前に知る方法がない。
カウンター席のない店で、混雑時に空席があっても断られることは実際にある。
module Foo#(parameter integer BAR = 0);
ここの parameter
って必要なのかな。 verilator と iverilog ではエラーも警告も出ない。
QMTECH Xilinx FPGA Artix7 Artix-7 XC7A200T DDR3 Core Board - AliExpress 7
注意喚起画像が最高によい。
Arora V|Products|GOWIN Semiconductor
Arora|Products|GOWIN Semiconductor
それぞれ TSMC 22 nm, 55 nm で製造されたチップらしいのだが、合成ソフトでの Fmax がほぼ同じだった。
RTL コーディング ガイドライン | AMD Technical Information Portal
style-guides/VerilogCodingStyle.md at master · lowRISC/style-guides · GitHub
たまにぜんぜん違うタイプの人に振り回される機会があったほうがいいのかな、と思う。自分では絶対行かない場所に連れていかれたりとか。あまり頻繁にあると心が持たなそうだが。
二次利用が許可されている創作物の利用条件において、宗教・政治利用が明示的に禁止されていることが増えた。プログラムのソースコードなどと違い、ある種の創作物は利用のされ方によって色がついてしまう。これらを禁止する気持ちはよく分かる。
一方で他の一般的な条項と比べると、かなり具体的で踏み込んだ特異な内容でもある。色がつく可能性はいろいろ考えられる中で、これだけ名指しせざるを得ないほど厄介な問題なわけだ。宗教と政治に共通していて、他にはない要素とは何だろう。
宗教と並置されるときの「政治」は別にアローの不可能性定理とかの話ではなく、もっぱら政治イデオロギーのことだ。共通するのは科学的、あるいは合理性から説明できない個人的な信念、ということになるだろうか。しかしそんなもの、食べ物の好き嫌いだって似たようなものだしなあ。
GitHub - 3b1b/manim: Animation engine for explanatory math videos
3Blue1Brown の人、アニメーション生成ライブラリから作っていたのか。すごい。
なぜレジスタへの読み書きをパイプラインとして分ける必要があるんだろう。デコード段でレジスタのインデックスを one-hot ベクトルに展開しておいて、 HiZ を使ったマルチプレクサを使えば、遅延はパイプライン用のバッファに読み書きするのとほとんど変わらない気がする。
追記: HiZ によるマルチプレクサは、寄生容量が大きくなるっぽい?
AMD Instinct MI300 Instruction Set Architecture
Divergent Control Flow - AMDGPU - LLVM Discussion Forums
AMD GPU には fork/join という命令がある。これが何なのかまだよく分かっていないのだが、 LLVM はこの命令を使ったコードを生成しないとも書いてあってさらに謎。
「雷が落ちる」とよく言うが、雷って上から下に落ちているんだろうか。そもそも向きの定義が複数ある気がする。電荷の流れる方向と、放電で抵抗が下がる順序が同じとは限らないような。
雷放電現象 – 雷対策のポイント | 音羽電機工業 – 雷サージ対策、SPD、避雷器、耐雷トランス
雷放電と積乱雲の科学
2 × 2 通りすべて存在するらしい。
お堅い文章に出てきた「虎視眈々」でなごむ。
気象庁の「天気分布予報」と「今後の雨」の情報が整合していないことが多いのだが、これはどう理解すればいいんだろう。降水確率と降水量の違いなのか、予報時刻の問題なのか。
Google で検索するより、公式のドキュメントを目次から辿ったほうが早いし分かりやすいことはよくある。すぐに検索するのは悪い癖。
電気モーターの効率は非常によくて、ものによっては 97 % にも達するそうだ。考えてみると、理論上限に対する比という観点でコンピューターの効率はおそろしく悪い (モーターの効率と同列に並べるものではないが)。
しかしもう少し現実的な理論的上界は考えられそうな気もする。
夜の虫の音がもう秋だ。
株価が短期間に上下するのはどう理解すればいいんだろう。たくさんの人が考える企業の価値の平均が反映されるなら、もっと変動の少ない滑らかな曲線になる方が自然な気もする。
GowinSynthesis は unique
を単に読み飛ばしている気がする。最初は最適化でどちらも同じ結果になっているのかと思ったが、 /* synthesis parallel_case */
をつけると結果が変わる。
もう日が短くなってきたなあ。
夏休みにしたいことが無限にあってわくわくが止まらない (これは「明日から本気出す」の夏休み版である)。
なんかパーツが外れたのだが、そこが外れるのは物理的にありえなくない?
“有名贋作師"ベルトラッキ氏と語る人物へインタビュー 徳島高知の美術館で偽物の疑い | NHK
ドイツの天才贋作師、美術界をだまして億万長者に - CNN.co.jp
Home - Wolfgang Beltracchi
すごい。
乗り物酔いに効く飲み薬とは何物なのか。
風邪薬などにも含まれる、抗ヒスタミン薬という名前はよく聞く物質がメインらしい。作用を知ると「それは風邪薬の成分としてどうなの?」と思う。アレルギーとかに使うのは分かるが、風邪で咳や鼻水が出るのは身体の正常な、つまり意味のある防衛反応ではないのか。
料理を焦がした → アクリルアミドの生成に成功した
ガラス管温度計は安いやつでも原理的に 1 ℃ とかの誤差は起きえないだろうと思っていた。でもここでの「原理的に」とは、個体ごとに測定しながら目盛りを後付けした場合であって、実際の製品はそんな風には作られていない。
Critical path の読み解き方が分からない。
醤油が切れたので日本人としての自我を保てなくなった。
他人の撮った写真を見るのが好きだということを自覚しつつある。何を面白く感じているのか自分でもよく分からない。
GNSS による速度測定は搬送波のドップラー効果を利用している (202221103)。これを知ったとき「おお電磁波のドップラー効果だ。相対論効果だ」とキャッキャしたが、考えてみると非相対論的なドップラー効果との差は O(β^2) である。謎媒質を仮定した非相対論的計算と値はほとんど変わらない。まあ GNSS には他にも (一般含む) 相対論的補正がいろいろ入っているらしいが。
追記: GPS は静止衛星ではなく 4 km/s ≃ 0.01 で移動しているそうなので、それを引いた速度への影響は無視できないか。
消費エネルギーを減らす意義は第一に CO2 削減だが、エネルギーの放出自体が環境に与える影響も多少はあるんだろうか。太陽から来るエネルギーに比べたら微々たるものか。
Logic vs Wire in SV – some misconceptions – Chipmunk Logic
ELF を読むプログラムを書いたが、よく調べてみたら目的の機能は objcopy にあった。こうやって限りある人生を無駄にしていく。まあ謎のバイナリだった ELF が少し身近になったからよしとする。
行きの道中で飲食店を見つけ、「帰りにあそこで夕飯を食べよう」と思って実際に行ったためしがない。
電力節約三原則:「早寝早起き日中全裸」
T シャツ一枚と全裸の体感気温差は 3 ℃ くらいか。
アプリ開発者はユーザーの意見や統計データは参考程度にして、自身の作りたいものを作ってほしい。ユーザーを f ワードで罵るくらいでいい。
なんか最近、統一性や直交性の低い UI が多くないかな。 A/B テストみたいなものの弊害のような気がしてならない。
高級バナナなるものを買った。甘い。砂糖が高級品だった時代ではないのだから、「果物は甘い方がいい」という基準から抜け出してほしい。
RISC-V の命令セットとエンコーディングがどれくらいうまく設計されているか、実際に簡単な CPU を作ってみても 1/3 くらいしか理解できていない感じがする。あと疑似命令が多くてアセンブリが読めない。
iCE40 で 1k LUT くらいの RV32I コアがある。 3k LUT ある自分のコア (のコード) を眺めながら「入門したばかりとはいえ、回路の気持ちがぜんぜん分かっていないな」としょげていた。
これには実はトリックがある。 iCE40 にはいわゆる LUT RAM の機能がないらしく、普通に書くとレジスタ周りの回路が非常に大きくなる。 1k LUT オーダーのコアはレジスタが Block RAM に推論されるよう組んであるっぽい。
GitHub - sylefeb/Silice: Silice is an easy-to-learn, powerful hardware description language, that simplifies designing hardware algorithms with parallelism and pipelines.
Spade | Spade Hardware Description Language
uwire[31:0] alu = (
op == 'b00 ? x + y :
op == 'b01 ? x - y :
op == 'b10 ? x & y :
op == 'b11 ? x | y :
'x
);
こんな感じの Verilog コードを
logic[31:0] alu;
always_comb case (op)
'b00: alu = x + y;
'b01: alu = x - y;
'b10: alu = x & y;
'b11: alu = x | y;
default: alu = 'x;
endcase
こう書き換えたら、最適化後でもぜんぜん違う回路が生成される。これくらいは最適化で等価になるかと思っていた。
他の人のコードを見てみると、
uwire[31:0] alu = (
(op == 'b00 ? x + y : '0) |
(op == 'b01 ? x - y : '0) |
...
とか
uwire[31:0] alu = (
{32'{op == 'b00}} & (x + y) |
{32'{op == 'b01}} & (x - y) |
...
とか。 |
の代わりに ^
を使っているコードもあった。しかしコードに忠実な回路が生成されると仮定するなら、回路が線形チェインになることには変わりない。 always_comb unique case
にしておくのが無難なのかなあ。組合せ回路はできるだけ procedual にしたくないのだが。
キャッシュレス決済について、
という疑問があったのだが、これは考えが浅いと気づいた。
一つ目。おそらく中期的にはその通りだが、一方で現金の流通にコストがかかっていないわけではない。紙幣は税金を使って刷られていて、つまり税金という形で手数料を取られている状態だ。長期的にはこのコストが削減され、物理決済と電子決済のコスト差に対応する益は消費者も得られる (可能性がある)。
二つ目。市場原理が健全に働くなら、決済手数料は運営費用に対して適切な価格に収束する。であれば国がやるより民間業者がやったほうがいい。まあ仮定が成り立つかは怪しいが、そこは法律などで対処することになるんだろう。
https://www.smbc-card.com/company/news/news0001914.pdf
今のところ市場原理は働いているようにみえる。
単体の豆と単体の米は好きだが、豆と米の混合物は苦手。
「一ミリも分からん」の「ミリ」は合理的に解釈すれば SI prefix の "m" であって、間違った使い方とはいえないな。
太陽電池に電圧をかけたら発光したりするんだろうか。
発光するっぽい?
Verilog にゅうもん続き。にわかな奴ほど語りたがる法則に従い、今が (このページ上での) 旬である。芸がないと思いつつも RISC-V RV32I を実装してみた。さいきん入門した人の 2/3 くらいは自分の実装を持っていそう。
正直なところ素朴な実装から新しく学べることは少ない。パイプラインの実装くらいまではやってみないと意味ないか…。ただ、たとえばレジスタとマルチプレクサと加算器の規模感を肌で感じられるのは良い。はまったこと:
Icarus (iverilog -g2012
) でモジュールレベルの logic foo = bar
が continuous assignment にならない。それが正しい仕様の可能性もあるが、 Verilator では (ちょっと試したかぎりでは) continuous assignment になる (追記: これは私の間違い。おそらく仕様的にも Icarus の動作は正しい)。まあバグか否かは別にして、 SystemVerilog でもメタ言語の const 宣言として uwire を使うのは依然として良い慣例な気がする。
yosys
は interface
のコンパイルを通すが実装は不完全。
算術右シフトは x >>> y
ではだめで、 signed'(x) >>> y
でもだめで、 signed'(x >>> y)
もだめ。 signed'(signed'(x) >>> y)
だと動く。逆向きの型推論があるの? 謎。
ところで、いまさら初めて知ったことに自分でも驚くが、 C 言語のシフト演算で負の右辺値は未定義らしい。逆方向のシフトになると思っていた…ような気がする。今まで明確に認識していなかったということは、そういう挙動が必要になる場面は少ないのかな。意外。
yosys + nextpnr のサポートがいい iCE40 という FPGA を購入しようと思ったが、評価ボードが異常に高い。本来は廉価な製品ぽいのだが、状況がよく分からない。
Gowin / SiPeed Tang Nano シリーズが良さそう。
Backlinks: [202415500]
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ハンバーガーってけっこう栄養バランスのいい食事なんじゃないだろうか (野菜を多めに挟めば)。
SI基本単位の再定義 (2019年) - Wikipedia
素電荷が定義値になったと書いてあって混乱している。
なんとなく (System)Verilog に入門してみる。最初はどうにも生成される回路が想像できなかったが、Yosys で確認しながらいろいろ試して、だいぶもやが晴れた。
もともと論理合成目的のハードウェア記述言語として誕生したわけではないらしく、そういう視点からは言語仕様に不思議な部分がある。歴史的な事情として受けいれたほうがいいと思う。
reg 型でフリップフロップやラッチが生成されるとは限らない。これを決定しているのは、型ではなく always での使われ方である。フリップフロップやラッチを生成しない場合は wire 型、という使いわけは難しい。たとえば組合せ回路の記述に if, case, for, ... を使いたいとか、 function で一時的なラベルを使いたいときには reg 型を使う必要がある。
なぜこんなことになっているかというと、たとえば else clause のない if が書けて、その場合には前の状態を保存する必要があるからだ。SystemVerilog ではこのあたりが多少整理されている。
しかしこれ、フリップフロップを明示的に記述する形ではだめなのかな。
reg foo;
always @(posedge clk) foo <= bar ^ baz;
のかわりに
wire foo = d_ff(bar ^ baz, clk);
と回路がそのまま書ければ十分な気がしてしまう。
そもそも回路記述言語とそのメタ言語が分かれていてほしい。でもデバッグには便利なのかな。
function って常に module で置き換え可能ではないの?
JR 東日本の売店でよく見かけるあのミネラルウォーターは、上越新幹線のトンネル掘削で湧き出た地下水を商品化したものらしい。
winit はずっと API を変更し続けていて、いまだに安定する気配がない。どのへんで苦戦しているんだろう。デスクトップとモバイルと Web のインターフェイスを統合するのは筋が悪い気がするが、関係ないかもしれない。
Proposal for Underlying Api Interoperability · Issue #4067 · gfx-rs/wgpu · GitHub
torch_cpu.dll が 100 MB 以上あって驚く。これでも小さくなった方らしい。一体なにが詰まっているんだ。
20 年ものの電動自転車を修理に出す。必要なら全体のメンテもしてほしいと頼んだが、「とくに必要ない」との回答だった。堅牢にできているものだ。プラスチックでできた部分がボソボソになっていて、見た目はボッロボロなのだが。
目覚ましとして使っているデジタル時計に温度計が付属している。値が怪しいことには気づいていたが、まともな温度計と比較してみたら 2 ℃ ずれていた。いくらなんでも精度が低すぎる。湿度はともかく、温度ってそんなに精度出しづらいの?
「夕方涼しくなってからやるか」と思って永遠に涼しくならない。
チーズと味噌の賞味期限は長い。保存食としての矜持を忘れていなくて素晴らしい。
放熱のポーズを取っている。砂漠で夜露を集める虫はたぶんこんな気分だと思う。
202410701 これでふと思い出した疑問。ニュートン力学とか、マクロな質点の物理法則は二体相互作用の和で表されることがほとんどだけれど、一般に n > 2 体相互作用がマクロには効かないと言えたりするんだろうか。
202410603 を踏まえて 202410300 を考え直してみた。
p_est(x, y, z) := p(x, y) p(y, z) / p(y)
で十分だった。ひどすぎる。なんかこれ、以前ほとんど考えずにこの答えを出した気がする…。問題は p(x, y), p(y, z), p(z, x) が与えられたときの p(x, y, z) だ。というか、今回も最初にこっちを考えていたから除算を考えから排除してしまっていた。
Backlinks: [202410702]
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涼しくなってきた、と温度計を見たら 31 ℃ だった。
202410300 ここの「良い解を選ぶ条件」について。
もっと簡単に「p(x) と p(y) が分かっているとき、 p(x, y) を推定せよ」という問題を考える。条件を満たす p(x, y) は無数にあるが、普通はまず p(x, y) = p(x) p(y) と取る。この解は何か特別だろうか。
実は…というより多くの人がまず最初に思い浮かべる気もするが、この解はシャノンエントロピー ∫dxdy p(x, y) log p(x, y) を最小化している。これは細かい部分を無視すれば逆もいえる (たぶん。雑な計算で確認)。
Backlinks: [202410701]
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Open Land Trio - "Hammerhead" - YouTube
気象庁と環境庁の役割分担がよく分からない。熱中症の予報はなぜに環境省?
学問が人を選別するために使われるほど最悪なことはない。
夏は痩せて冬は太るという話をよく聞くが、なぜ逆でないのか。ヒトの放熱機構にたくさんエネルギーを使うものがあるとは思えない。発汗と体表面の血流量を増やすのと、あとなんだろう。
食事の消化で発熱するから、食欲を抑えようとするのかな。
測定できることに興奮するので、たいして必要ない測定器を買ってしまう。その前にガムテープで扉を固定している冷蔵庫を何とかした方がよい。
体感温度と計測温度の不一致が激しい。黒球温度計を買ってみようかな。
黒球温度計って輻射を含む温度計だと思っていたけれど、湿度も考慮に入れているのか。へー。
うーん。やっぱりページ分割するとブラウザ上で検索するのに不便。
Ladybird の人、もともと KHTML を開発していたんだ。
1957 年にアメリカで制作された映画「十二人の怒れる男」に、「インテリは同じだ。すぐ弱いものに同情する。寄付でもすりゃいい気分になれる」というセリフがあってちょっと笑ってしまった。
改修のついでにダークモードに対応してみた。ちなみに個人的にはダークモードは好きではない。背景の明るさが環境 (画面外) の明るさに合っている状態がベストだと思う。
正確にはダークモード対応というより、システムカラーに対して動的に配色を合わせる変更を入れた。 color-mix
というかなり新しめ (2023) のプロパティを使っている。使っておいてなんだが、 Web の仕様はこのまま無限に拡大し続けるんだろうか。
海外の旅行情報を見て日本を旅行することで海外旅行気分を味わう。
人的な根回しをしたりすることを「政治的」と言うことがあるけれど、比喩でない本来の政治はむしろ根回し的なことから縁遠くあるべきな気がしなくもない。
202410300 これ、逆に考えると「観測される確率の条件 (測度?) が制限されていて、その範囲では普通の確率として振る舞う擬確率が存在する」ということでもある。まあ変数を増やしてそういう例が作れるのは当たり前といえば当たり前だが。
スクロールバーはたしかに使い勝手のよい UI ではないが、極細にしたところで何も改善しないと思う。モバイルというかタッチ UI ではインジケータでしかないから細くするのは分かる。それを無反省にデスクトップ環境に持ってきていないか。
確率密度関数 p(x, y) と p(y, z) が分かっているときに p(x, y, z) を推定したい。もちろん可能性は無限にあるが、たとえば
p(x) = ∫dy p(x, y)
p(y) = ∫dx p(x, y) = ∫dz p(y, z)
p(z) = ∫dy p(y, z)
p_est(x, y, z) := p(x, y) p(z) + p(y, z) p(x) - p(x) p(y) p(z)
は条件を満たす……と言いたいところだが、肝心の確率の公理 p ≥ 0 を満たさない。最適化とかで求めるしかないんだろうか。そのときに良い解を選ぶ条件は何がいいだろうか。
追記: これはいろいろひどい。解答はバックリンク参照。
Backlinks: [202410701, 202410603, 202410302]
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<div style="font-family: A"><div style="font-family: B">The letters not in B.</div></div>
こういうとき、 B にない文字のフォールバックフォントが A になることは保証されているんだろうか。
世の Web ページは細かく分割されすぎている。イヤイヤ期の幼児のように分割を拒んできたこのページだが、文字数が 500 k を超えて問題が出はじめたので年単位で分割するようにした。あまり時間で分割したくはないのだが、コンテンツと URL の対応を固定したいと思うと他にいい方法が思いつかない。
ページサイズを限界まで伸ばしてみて分かったことは、画像などの lazy loading を行っておけば、ネットワーク転送量よりブラウザのレンダリング時間やメモリ使用量の限界が先に訪れる、ということだ。全部読んでテキストを置いてみないとレイアウトが決まらないのだから当たり前という感じもするし、 HTML が誕生した時代と今のコンピューターリソースを比較して、もう少し頑張ってくれて良くないかとも思う。
「フライパンに油を引く必要はありません」という言葉に騙され続けて人間不信になった。
統計力学では鞍点近似が N → ∞ で厳密に成り立つ前提で計算している部分がある。これがどれくらいの条件のもとで成り立つのか考えたことがないのだが、たとえば平均値と最頻値が大きくずれるような例って作れないんだろうか。
濡れる雨より払えば落ちる雪の方が楽 (なときもある)。
温度が分からなくなってきた (n 回目)。非平衡定常状態に不慣れすぎる。
正直なところ、 CIELab も Oklab もぱっと見で気になるくらいに均等性は良くない。 CAM16-UCS に切りかえると「気のせいじゃなかったんだ」と思う。
次に買うフライパンは温度計付きにしようと思ったけれど、今のフライパンがあと 100 年くらい持ちそう。
まあまあ良い線を突いていた気がする。対流が温度勾配を小さくするというのは半分まちがい。対流がない場合は地表面とその直上の空気の温度に不連続な差ができる (なぜ?) が、対流があるとそれがなくなる (なぜ?) ため、大気の温度勾配が小さくなるわけではないらしい (図 7.1)。
202409901 これ、おおまかに「地面は黒体放射 < 太陽光吸収、空気は黒体放射 > 太陽光吸収、地表付近で地面と空気の熱交換が行われる結果、温度勾配が発生する」という可能性が考えられるが、実際に起こっていることと一致しているのかよく分からん。
Backlinks: [202409903]
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地表からの高度が上がるほど気温が下がるのって、あんまり自明ではないよな。主語が大きすぎるか。私にとって自明でない。
まず「宇宙の温度が低いから上空ほど気温が低い」というのは間違い。宇宙には物質がほとんどなくて、エネルギーの散逸はほぼ黒体放射のみである。日中は黒体放射によるエネルギー散逸より太陽から受けるエネルギーの方が大きいのだから、むしろ上空の方が温度が高くなっても不思議はない (追記: 地球全体としてはそうでも、大気分子だけでみると黒体放射の方が大きい可能性はあるか)。実際、温度が単純に下がるのは高度 10 km くらいまでらしい。
一般的な説明は「地上で暖められた空気が上がっていき断熱膨張するので気温が下がる」だと思う。一瞬納得しそうになるけれど、対流は密度差があろうとなかろうと温度勾配が小さくなる方向に働くのではないの? 対流が温度勾配を作るのではなく、温度勾配が対流を作る。最終的に大気全体が熱平衡状態にならないのはなぜ?
Backlinks: [202409903, 202409902]
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こういうインターフェイスいいなあ。
月表面の寒暖差が大きい理由はよく「月には大気がないから」と説明されているけれど、これって正しいのかな。昼と夜が二週間くらい続くのが一番支配的な理由ではないの?
水中で安静にしているとき、体温が上がりも下がりもしない水温 (中性水温) は 33 .. 34 ℃ らしい。空気中での中性温域は 28 ℃ くらいだが、このときの皮膚温は中性水温とだいたい一致しているようだ。
地球とほぼ同じ環境の天体があったとして、生物が誕生する確率はどれくらいなんだろう。
天文学者 (←標語的用法) は唯一のサンプルで生物が誕生したという観測事実から確率が 1 に近いと仮定し、分子生物学者は DNA のような構造が偶然にできる確率から非常に低い値を推定する。両者とも承知の上での推定だと思うが、前者には観測選択効果があるし、後者はプロセスや生物の形態を限定しすぎている可能性がある。ただまあ分子生物学的な推定の方がだいぶましな感じはする。
地球上の生物は単一の祖先をもつ可能性が高いという。これは少なくとも、地球のような環境があっても原始生物がポコポコ誕生するわけではなく、稀な現象であることを示唆する。トータルで確率が 1 に近い可能性を否定するわけではないが、観測しているのは生物が誕生した条件つき確率である。
一方で地球が形成されて比較的すぐに生物が誕生したことは、その逆を示唆しているようにも思える。ただしここにも観測選択効果があって、生命が誕生するのが遅れるとヒトレベルの知的生物まで進化する前に地球が寿命を迎えてしまう。
昔からあるから許容されているけれど、もし現代に初めて登場したら問題になりそうなものはたくさんある気がする。餅とか 240 V の素朴な電源プラグとか。
落とした瞬間にふたの閉まるマグがほしい。巷のマグは安全設計に問題があるのではないか。訴えよう。
しかしグラフィックスプロセッサとしての GPU は、というかリアルタイムグラフィックスの領域は、ラスタライズとレイトレースの間にある広いギャップに差しかかっていて、いろいろ辛い時期にある。 Structure of Array を前提とした 32-way SIMD がレイトレースに適しているとは思えない。とはいえ AoS / 4-way SIMD の多コアでパフォーマンスが出るかというとそれも怪しくて、私には最適なアーキテクチャがよく分からない。いずれにせよ、いまの半導体の進歩スピードだと 10 年以上は辛いままだろうと思う。
GPU が非汎用プロセッサとして数少ない成功を収めているのは、「目的が明確だったから」という理由が大きい気がする。並列化可能なアルゴリズムを一般に高速化するメニーコアアーキテクチャは根本的に難しい。もう少し目的を絞らないとパフォーマンスが出せない。
オルバースのパラドックスは現実をどれくらいうまく説明しているのか。つまりあの素朴なモデルを定量的に評価して、宇宙の大きさや空の明るさなどがどれくらい合うのか気になる。
肉眼で点として識別できる星はすべて天の川銀河に属している。肉眼で見える銀河系外の天体は M31 とかごく一部なわけだけれど、銀河は天空をどれくらいの密度で埋め尽くしているんだろう。
宇宙に存在する銀河は2兆個、従来の見積もりの10倍 - アストロアーツ
肉眼でみえる星が全天で 10^4 個くらいだから、その 10^9 倍か。
何歳になっても「砂糖水で果物を育てたら甘くなるかな」という小学生みたいな疑問が浮かんでくるし、それに対する科学的な知識も小学生の頃と変わらない。まず根から砂糖分子が通過できるのか分からないし、仮に吸収され得るとして、濃度を適切に保つ仕組みがあるような気もする。でもそういえばインクを吸わせて花に色をつける実験があったような。何も分からん。
というか、たぶんこの疑問に正しく回答できる小学生はいる。小学生に失礼。
スイカを食べたので夏。
OkLab と CIELab で Chroma のスケールが 4 倍くらい違うのは何故なんだろう。
LMS responses plotted as 3D color space
スーパーにいろいろな (価格, 質) ∈ R^2 の果物が売られている。質は購入して食べてみないと分からないが、価格 A < 価格 B ⇒ 質 A < 質 B は成り立っていると仮定する。与えられた閾値以上の質を持つ最低価格の果物に、最小の出費で辿りつくための戦略を考えよ。与えられる閾値は、対応する果実がどれも等しい確率で選ばれるように分布していると仮定する。
第4回民間検査機関での検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査(概要、結果(補正値))
感染による抗体保有率の年齢ピークが 5 .. 9 歳にあって、その値は 9 割ある。 60 歳くらいに不連続な点がないのは、通勤や仕事場での感染が支配的ではないということだろうか。
いや、これは単に年齢による免疫反応の差なのかな。
頭を使うと脳血流量が上がるというのは不思議な感じがする。最近の CPU みたいにクロックが変化するわけでもあるまいし。
主語が大きすぎる例: テレビのことを「地上波」と呼ぶ。
The Empire of Light - Wikipedia
この画ってそんなに paradoxical かなあといつも思う。この仰角・空の色・雲の影の向き・前景の暗さは両立しないだろうし、それを意図して描いているのも分かるけれど、日没前後の山の中はわりとこんな感じのような。
「会ったら/話したら元気そうだった」という情報にはどれくらい意味があるんだろう。あまり本人の状況と相関がない気がする。
たとえ朝型/夜型が先天的なものであっても、体内時計のリセット基準は光なわけで、環境光をうまくコントロールすれば補正は可能なはずなのだよな。夜型を補正したければ、南東の角部屋に引っ越してカーテン全開で寝るとか、ハワイに移住して日本時間で過ごすとか。
穴の男 - Google 検索
森の中で26年間ひとり暮らし:非接触部族の最後の生き残りが見た世界 | WIRED.jp
外界との接触絶ち約26年……先住民部族最後の生き残り男性が死亡 ブラジル - BBCニュース\
「電磁場のみのマクスウェル方程式は線形なので、その上に非線形なチューリングマシンを構成したりはできない」と思っていたのだが、それを言ったらシュレディンガー方程式も線形だよな。射影測定は非線形ではあるが、んんんん。
電源タップを物色していると「雷サージ対応」という製品がたくさん目に入る。以前から気になっているのだが、同等な素子は配電盤だか分電盤だかに付いていないんだろうか。バイパスコンデンサじゃあるまいし、コンセントごとに対策する意味があるとは思えない。
というのは浅はかな考えで、そんなに簡単ではないらしい。
蚊と協定を結びたい。奇襲したり夜中に耳の近くを飛んだりしないのなら、潤沢な血液を提供するよ。
量子力学において実係数のガウス波束は σ[x] σ[p] = 1/2
の最小不確定状態である。では逆はどうか。もちろん分散に上限はないのだが、一番広がりを持った状態は何かと考えると次の問題に行きつく。
|<x|ψ>|
と|<p|ψ>|
がともに定数となる波動関数を求めよ。
ぎりぎりフーリエ変換が収束する範囲で解がある。量子力学として数学的に厳密な形で許容されるのかは知らない。
[2101.10873] Quantum theory based on real numbers can be experimentally falsified (未読)
202408400 逆に古典論で負の確率を許すとどれくらい量子論に近づくだろうか。 Wigner 表現とかがまさにそれなのかもしれないが、ええと。
確率振幅が実数に制限されていたら、どれくらい量子論らしさを失うんだろう。たとえば Grover のアルゴリズムとかは実数の範囲でも機能するのだよな。 CHSH 不等式も破れる。
Backlinks: [202408401]
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不確定性関係 σ[x] σ[p] ≥ 1/2
の導出は x, p 以外の演算子にも適用できて、ロバートソンの不等式と呼ばれている (といっても、 x, p のように無限遠までアレな演算子以外では、状態依存性のない下限はだいたい 0 になる)。この不等式を三つ以上の演算子に拡張してみるとどうなるか。
[1608.03089] Multi-observable Uncertainty Relations in Product Form of Variances
考える前に検索するな。
YouTube で購読しているチャンネルの、動画あたりの再生数が 10^1 .. 10^5 くらいまで log スケールでなだらかに分布していて、これはなかなかバランスがいいのでは、と思っている。全体の分布はどんな感じなんだろう。
投票といえば、 VTuber が「アンケート結果と YouTube Analytics の情報がかなり違う」という話をぽろっとしていた。「アンケートや投票に答える人」というバイアスのかかったデータしか取れないのは、統計調査の永遠の課題であるな。
「なぜ選挙の投票に行かないのか」という問いをたまにみかけるが、投票に行かない合理的理由はいくらでもある。少なくとも個人の行動の最適化としては、投票する時間で積んでいる本にでも手をつけた方がずっと有益だろう (「投票にかかる時間なんて大したことない」というのは普段から政治に興味を持っていて、投票対象が決まっている人の場合である)。個人的には「人を選ぶ」なんて人生の中でもっとも回避したい、最悪な体験の一つだ。
型破りな人を主軸にした小説のあるあるに「シリーズ化されたりして連載が長期化すると、巻を重ねるごとにその人が普通になっていく」という現象がある。多くの場合、初期に描かれるのは型破りな人物そのものというより、型破りな人物がいることで起きる事件や周りの人が受ける影響だ。
ところが物語は長くなると出来事より人物の比重が大きくなっていく。アイコニックな存在であった人物そのものにフォーカスする必要が出てきて、行動原理などが読者に理解できる範囲に収まっていないと物語として成立しなくなってくる。
小説を読んでいてふと気づいた。「型破りな人間の平凡な友人ポジション」にちょっと憧れがある。
ChatGPT のような技術って、本来はたわいない会話みたいなものが得意そうな気がするのだけれど、試してみると思いのほかぎこちない。使い方が悪いからなのか、そういう用途にファインチューニングされていないからなのか、実際に難しいタスクなのか。
窓を開けて快適に過ごせる気候になるとそれだけで幸福感がある。外から聞こえてくる音に耳を傾けているだけで一日が終わってしまう。
Othello is Solved 論文解説 (私見) #AI - Qiita
借金時計を令和6年度予算による市債残高に更新しました - メロンのまち 北海道夕張市ホームページ
あと三年で返済完了するんだ。
https://chiba-jichiken.net/syuppan/kikansi-pdf/jc10/jc10_kouenkai.pdf
Wayland 上で IME がいい感じに動くようになっていて驚いた。 IME というのは大部分の開発者にとって自身には必要ない機能なのに、入力から表示までいろいろな部分に影響する厄介な存在だ。感謝しかない。
しかしプロトコルがすでに text-input-v4 とかになっていて苦労がにじみ出ている。自言語以外の事情なんて分からないからなあ。
人の声の情報量が多すぎて疲れるので、再生速度を上げて誤魔化している部分がある。
地震は体感では振動だけれど、実際には移動しているんだろうか。
同じ翼面積と重量を持つグライダーとパラシュートを比べたとき、降下速度はどちらが遅いんだろう。
広色域というと鮮やかな色の再現が良くなるというイメージを持ちがちだが、現実で広色域を必要とする部分はむしろ暗いことも多い。何度も同じ素材で反射されたり吸収されたりするほど、スペクトル間の比は広がっていく。
税金や公共料金などの振り込み用紙を読むと、けっこうな利率の延滞金が設定されている。でも実際に延滞金が上乗せされた金額を請求された覚えがない。漠然と疑問に思っていたのだが、 1000 円未満の延滞金は制度上切り捨てになることが多いらしい。
世界のキーボード入力事情調査~アラビア語編~ :: デイリーポータルZ
収入は衣食住に不自由しない程度でよく、個人的な趣味に時間を注ぎたいタイプの凡人にとって、今の社会に分かりやすい最適解がない。いいかえると、労働時間に対する働き口の数や収入の関数が十分に滑らかでない。これが制度上の理由なのか、雇用側の都合なのか、被雇用側の供給の問題なのかよく分からない。
おそらく労働時間も最低賃金と同じで、法律で制限しなかったらもっと長くなる。市場原理に任せた場合の均衡点は 40 h / week を超えるところにあって、それを法律でクランプした状態が現在のフルタイム雇用なわけだ。そういう意味では雇用側の都合なのかなあ。
ずっと気になっているのだが、視覚障害者が使える DAW って存在するんだろうか。
Five sigma revisited – CERN Courier
https://blog.apnic.net/wp-content/uploads/2024/01/addressing23-fig8.png
IPv4 アドレスの価格ってすでに降下しているんだ。枯渇直後にオーバーシュートしただけで、長期的にはまだ上がっているのかもしれないが。
IPv6 について予想外のことが二つある。一つは IPv6 が普及したことで、もう一つは IPv6 が NAT 越え (に相当する問題) を解決しなかったことである。
単体の食材を煮たり焼いたりしただけで、食べられないレベルのまずい料理ができることはあまりない。複数の食材や調味料を組み合わせる場合でも、レシピ通りに作ってまずい料理ができることは稀である。
つまり、まずい料理は (0) 複数の食材や調味料を組み合わせ、 (1) 自力で調理法や味付けを考えて、初めて作られる。まずい料理を作るというのはまあまあハイレベルな行為である。
ご飯の炊ける茶碗があったら便利ではないかと考えた。それを我々は炊飯器と呼ぶ。
間違えて茶碗に炊く前の米を入れる。
スマホアプリのプッシュ通知がオオカミ少年になっている。どうでもいい通知が多く鬱陶しいときに、アプリ内の設定ではなく Android 側の設定で切る人が多い。
新型コロナ・季節性インフルエンザ・RSウイルス リアルタイム流行・疫学情報
けっきょくのところ感染対策による再生産数の減少率はどれくらいだったんだろう。あと現在の死者数のデータが見つからない。さすがに 0 ということはないと思うのだが。
「明けない夜はない」
「何ヶ月間も明けない地域はありますけどね」
「半音下がコードトーンのノートは avoid」という規則がおおむね成り立っている (例外は alt7(b9) など)。ただ「なぜ半音上でぶつかるのは問題ないのか」という疑問は当然あって、この規則が本質を突いているのか偶然に近いものなのか分からない。
しばらくデフォルトの検索エンジンを Brave Search に切り替えてみる。クロールされているサイトの絶対数は少ないが、ランキングは悪くない気がする。まあ昔はちょっとチート気味の方法を使っていたり、 Bing の検索結果をミックスしたりしていたが (202109800 参照)、現在では完全に独立した検索エンジンになっている (と謳っている)。
追記: クエリと URL のペアは今でも Brave browser から集めているっぽい。
What is the Web Discovery Project? – Brave Help Center
うううむ。やっていることを隠していないのは評価できるが、 Google 検索の結果をロンダリングしていると言われても仕方がないと思う。
「Google 検索の結果は劣化している」とずっと言われ続けているが、専門的な情報に関してはむしろ劇的に良くなっている、というのが個人的な印象である。
もちろんこれは Google 検索が良くなったというより、単にその領域の情報が増えて、アドセンスで儲けられないので SEO 汚染されていないだけだ。大半は論文か大学の講義ノートか StackExchange あたりのような気もする。
悪い方向に大量のコメントがついたりすることを「炎上」と呼ぶのは、インターネット登場以前からある用法なんだろうか。初出に触れている記事を見たことがない。
今ほど可視化されないにせよ、新聞やテレビの内容に批判が殺到することは昔からあったに違いない。もともとは業界用語だった可能性もありそうだが、そうだとしたら用語辞典などでは解説されているはずか。
味覚が五種類あるという話は有名だが、たとえば鉄をなめたときの味は五味で再現できるのか?
調べてみると、「味覚が 5 次元」というのは色覚がほぼ 3 次元なのと同じレベルで理解されている話ではなく、他にも味覚がある可能性が高いらしい (鉄味が独立な味覚かはまた別の話)。味は嗅覚や食感、味覚に分類されない皮膚刺激などにも左右される。色の三原色のような実験で独立性を確かめるのは難しく、「舌に受容体があって、その信号が神経によって独立に伝達される」というところまで示さないといけないようだ。
"±" の乗除版がほしい。
卵の殻を燃やしてみたら腐卵臭がすごい (匂いのもとは殻ではなく薄膜かも)。硫化水素は「腐った卵のような匂い」と形容されるが、卵の匂いは実際に硫化水素らしい。匂いが似ているだけで別物質かと思っていた。
違う物質を同じ匂いと感じるのって珍しい現象なのかな。そもそも起こらない?
依存症というと、「exp(at)
の a
みたいなパラメーターがあって、ある一線を越えるとどんどん転がり落ちていく」というイメージを持ちがちだが、この理解はたぶん正しくない。重症度の分布は健康な人を含めて単峰性なのではないかなあ。
ギャンブルの面白さが分かる人の割合はどれくらいなんだろう。快楽を感じる部分は金額が増える可能性なのか、スリルそのものなのか。
ある本を読んでいたら、酒とギャンブルの楽しさが分からない時点で人生安泰に思えてきた。
ただ、酒についてはそれがたまたま口に合わなかっただけで、潜在的にはけっこう危険なタイプな気もする。ギャンブル依存症の人の話を読んでも感覚的にはまったく分からないが、アルコール依存症の人の話を読むと「ああ自分はこのタイプだ」と思う。
税金ってナイーブには収入が平均以下の人が得をするシステムのはずで、「増税ラッキー」と思っているが実際にどうなのかは知らない。
https://twitter.com/robots.txt
Twitter の robots.txt こんな状態になっているんだ。
なんで「コードトーン」「テンションノート」で、「コードノート」「テンショントーン」とは言わないんだろう。
「素朴な SGD がデータの分散に応じたノイズを加える最適化になっている」というのはその通りだと思うが、 Adam みたいな momentum のある最適化には当てはまらないんじゃないの?
前にも書いた気がするが、 deep learning (ここでは deep NN + SGD の意) で学習がうまくいかない人工的なキラーサンプルって知られていないのかな。
[2009.01398] It's Hard for Neural Networks To Learn the Game of Life
こんなのを見つけたが、 deep learning に特有の弱点を突くサンプルという感じではないか。シンプルなルールながら複数ステップ後の状態が非自明なのが Game of Life の特徴である。たんに結果から学習するのが難しい問題。
あと lottery ticket hypothesis の存在を知った。
O(n^2) で解けるけれど定数が馬鹿でかいとか、多項式時間で解けるけれど冪が馬鹿でかいアルゴリズムに一度触れてみたい。素人に理解できるやつ何かあるのかな。テンソル分解による行列積の計算なんかは前者に該当するか。
山崎隆之八段が来てくれました!!【ABEMAトーナメント2023】 - YouTube
「勝率 5 割で上位 1/3 くらい」と言っていて、勝率の分布が気になる。その少し前に「10 局以上指した人で…」という会話をしているので、そちらが理由の可能性が高そうだが (この条件が先の文章に係っているかは不明)。
見たことないなあ。
Google Map のデータで深夜にやたら人のいる尾根があって気になる。夜景スポット的な場所でもないし、天体観測には不向きに見えるし、いったい何があるんだ。
そもそも利便性から居住地域を決めている人がどれくらいいるのか? という疑問はある。
街の規模は小さいが、乗り換えのために特急などが止まる駅がある。米原駅とか。そういう場所は利便性の良さから「今後発展するのでは」と言われることがあるが、実際に人口が増加した例は少ないように思う。中|長距離の利便性は居住地域を決めるときに重視されていないということか。
Chapel: Productive Parallel Programming
赤ちゃんが言語を獲得するのに双方向性はどれくらい重要なんだろう。たとえば周りの人々は言語 A と言語 B を使っているが、赤ちゃんと接するときは言語 A しか使わない場合、赤ちゃんは言語 B を獲得するんだろうか。
helix が組み込み言語に Scheme を採用していてちょっと笑ってしまった。 Ema...
Plugin system · helix-editor/helix · Discussion #3806 · GitHub
WebAssembly is popular but it's not the magic solution to every problem. We need to expose a very large ABI to the language and since there isn't a cross language compatible memory layout we'd still end up being locked into a single language running on top of WASM (or the maintenance burden of multiple shims to support other languages).
わかるー。
たまに feature-rich なものに触れると、シンプルさを重視しすぎて小さなサブセットに引きこもりすぎるのも良くないな、と反省する。
時刻を 24h ではなく 12h a.m./p.m. で表すことがあるのは、機械式時計の時針が 12h で 1 回転することに起因する。なぜ 24h で 1 回転でないかというと、分針と時針で時計盤 (の目盛り) を共有していて、 60 が 24 の倍数でないからだ。
というのは尤もらしいが正しいか。一日を 24 分割して時刻を表すことは機械式時計が発明される前から行われている。それ以前に 12h 表記は存在しなかったのだろうか。
heaven - Google 検索
天国 - Google 検索
天国のイメージが安直すぎる。
hell - Google 検索
地獄 - Google 検索
地獄のイメージも安直すぎる。まあそもそも天国とか地獄とかいう概念自体が安直ではある。
「タックス・ヘイヴン」の「ヘイヴン」って "heaven" ではないんだ。
「動物のフンは飼い主が持ち帰るのがマナー」という話をみるとちょっと不思議な気持ちになる。ペットといえど野生動物的な側面を失ってはいないし、そう捉えるべきでもない。動物が好き勝手にフンをするのは当然で、私有地だろうと多少は受け容れるべき自然現象の一つではないかと思わなくもない (そういう視点があるという話で、持ち帰らなくていいと主張しているわけではない)。
論理と感情の不一致を許容しない感覚はよく分からない。両者が一致していた方がいい状態ではあるかもしれないが、そのために感情を抑制したり論理を捻じ曲げるのは本末転倒にみえる。
まあでもラーメン一杯の塩分は一日の推奨量を超えるほどではないらしいので、たまに食べる分には飲み干しても問題ない気もする。もっと過剰量かと思っていた。
カロリーの高いものをたくさん食べたいという欲求はあまりないが、塩辛いものを気兼ねなく食べたいという気持ちはある。ラーメンの汁を飲みたい。
🆚【を食べたい】 と 【が食べたい】 はどう違いますか? | HiNative
カロリー 50 % off なら値段も半分にしてほしい。
A world from a sheet of paper - Tadashi Tokieda - YouTube
First-Class Modules - Real World OCaml
graydon2 | The Rust I Wanted Had No Future
能登半島地震 水道管1キロ当たり被害数 東日本大震災の5倍超も | NHK | 令和6年能登半島地震
「労働は身体に悪い」といいたいところだが、趣味のコードを書いているときの方が圧倒的に肩がバッキバキになるし昼夜は逆転する。残念ながら明らかに趣味の方が身体に悪い。寝よう。
ノートって前ページを参照しながら書きたいときの使い勝手が最悪だと思うのだけれど、みんなどうやって対処しているんだろう。個人的には A4 短辺綴じノートが欲しい。
山に登った。なぜ毎週山に登るのか。水平方向が八方塞がりで逃げるところがなくなったため、上下方向に移動しているという説がある。
しかしついスマホ頼りになってしまってよくない。いや、利用すること自体は安全に寄与していると思うのだが、位置や移動方向を把握しようという意識が雑になる。少し移動してみてルート上にのっていれば OK, みたいな。
蕎麦の乾麺を嗅ぐと日本家屋の匂いがする。
人生で一度は rogue-like ゲームをやってみるべきかもしれない。 rogue-like がなんなのか分かっていないが。
声の大きい人がいてもいい。でも声が大きいという理由だけでその人の意見が優先されるのはよくない。
日本語母語者は日本語に五つの母音があることを明確に意識している。英語母語者は英語に使われる母音を明確に区別しているんだろうか。
逆にタ行とかハ行とか「ン」とか、日本語母語者はあまり子音を明確に区別できていない。英語はわりと区別できている気がする。
M[i, j] := 1 / (x[i] + x[j]), x[i] > 0 for all i のとき、M の固有値がすべて非負であることを証明せよ。
この形で書かれると証明できる気がしない。
コンプリートしたくないもの: 山で遭遇した動物。
漫画とかは電子書籍に移行したので、平均すると年に一冊も紙書籍を購入していない気持ちでいるが、ふと気づくとまわりにやたら本がある。増殖するのかな。
MIPS 以降の (互換性に制約されていない) 汎用 CPU はだいたい 32 個の論理汎用レジスタを持っている。この個数は命令長が制約条件になっているのかと思っていたが、 RISC-V のエンコーディングとかを見てみるとけっこう余裕がある。
computer architecture - Why does a processor have 32 registers? - Computer Science Stack Exchange
ここに「レジスタ数が増えればマルチプレクサやらなんやらも大きくなって速度に影響がある」と書いてあって、最初はそういうものかと納得しかけたが、高性能コアの物理レジスタは 2 倍以上ある。影響があるのは事実として、 32 がスイートスポットである理由にはなっていない気がする。
レジスタは関数呼び出し間で退避されなければいけないので、基本的には関数内でのローカル変数や一時的な値の個数を超える論理レジスタ数があっても活用されない。レジスタ退避はコンテキストスイッチ時にも必要だ。もし 32 という数字がそこから決まっているとすると、この数字はハードウェアの性質というよりソフトウェアの性質、具体的には OS やプログラミングスタイルやコンパイラのインライン化の度合いから決まっていることになる。
MIPS の登場時と比べてコンパイラのインライン化はずっと過激になっている。依然として 32 が最適値なんだろうか。まあそんなことを RISC-V の人たちが検証していないはずはないが。
Winit 0.30 + wgpu 0.20 init lifetime issue - #5 by kpreid - help - The Rust Programming Language Forum
Let's make surface creation safe! · Issue #1463 · gfx-rs/wgpu · GitHub
202334100 の問題、部分的にはこういう形で対処できるのだな。
ミンコフスキーの定理と線形合同法の多次元疎結晶構造 (Marsagliaの定理)
202404602 しかしこの形のハッシュ関数は 0 が固定点になるが、問題となるパターンはないのかな。
Prospecting for Hash Functions
MurmurHash3 の形ってそんなに優秀なんだ。
Backlinks: [202404700]
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Alpha-to-Coverage のときも alpha の値がそのまま書き込まれてしまう。常に 1 を書き込んでほしいのだが、 blend mode とかでは対処できないよね?
追記: OpenGL には GL_SAMPLE_ALPHA_TO_ONE
というフラグがある。 wgpu-rs は対応中?
Validation and behavior of alpha-to-coverage · Issue #3982 · gpuweb/gpuweb · GitHub
まだ花粉飛んでない???
山に登った (たまには日記的なことも書きたい)。いつも上りはコースタイムより速いが、下りがコースタイムと同じくらいになる。速度は求めていないからそれ自体はどうでもいいのだが、下りの歩き方が悪い気がする。
「友人にお金は貸すな」と言う人は多いが、その中で実際にトラブルに遭って後悔している人は何割くらいなんだろう。実体験ではなく伝聞で言っている人も多い印象がある。
何かを主観で推定するとき、平均値は対象によって過大評価するときも過小評価するときもあるけれど、分散は一貫して過小評価する傾向があるように思う。
YouTube の自動生成字幕は高精度ながら、少し前まで表示されるタイミングがずれていて、乗り物に酔うような辛さがあった (ほとんど聞き取れていないのに…)。今は改善されて、単語単位で音声と同期して表示される。
しかし依然として読みづらさはある (もちろん一番の原因は自分の英語力だが)。こうやって表示されてみると、英語を左から順に読んでいないのがよく分かる。最初は無意識に日本語の語順で読んでいるのかと思ったが、日本語字幕も単語単位で順々に表示されると読みづらい。音で聞く場合と目で読む場合で処理が違うんだろうか。
「リューズ」ってちょっと不思議な響きだな、どういう綴りなんだろうと調べたら日本語だった。竜頭。
複数質問する場合の確率を独立事象として計算しているのは何かの冗談だと思いたい。
Vim から別のエディターに乗り換えてみたいと思ってはや ? 年。
GitHub - jmacdonald/amp: A complete text editor for your terminal.
GitHub - helix-editor/helix: A post-modern modal text editor.
GitHub - mawww/kakoune: mawww's experiment for a better code editor
GitHub - martanne/vis: A vi-like editor based on Plan 9's structural regular expressions\
今回は helix を試してみることにする。
個人的な Google Map の一押しポイントは、経路をドラッグでリアルタイムに変更できることだ。あと所要時間が正確だし、いい加減な単語で検索しても施設をうまく探してくれるし、 Street View の情報量は随一である。
良いところを褒めたので率直に書くと、地図としては最悪である。正しさの話ではなく、見ていてつまらない。地上には道路と線路と建物しかないと思っているんだろうか。地図というより、目的地に早く着くためのツールに近い (まあそういう目的で開発されているのだろうが)。
おすすめの地図は地理院地図と OpenStreetMap. どちらも Web サイト上ではラスタデータなので、 HiDPI 環境ではブラウザ側で少し縮小すると見やすくなる。地理院地図の見た目は野暮ったいが、実は UI も一貫性があって使いやすく、痒いところに手が届く機能を提供している。 OSM は経路探索のためのデータとしても意外と悪くない。渋滞情報がないという点を除けば、スマホアプリで十分に実用レベルのナビとして使える (地域差はあるかもしれない)。
Leaving Rust gamedev after 3 years - LogLog Games
これは分かるなあ。
英語の text-to-speech が流暢になりすぎて聞き取れなくなった。
まだ花粉とんでない????
音量の % 表示が紛らわしい (50 % ≃ -6 dB ではない)。
生傷が絶えない。たとえばナイフで作業しているとき、ナイフそのもので怪我をすることは少ない。作業に集中していて、作業とは関係ない部位に関係ない工具がめり込んでいることに気づかなかったりする。
Performance difference between Vertex Buffer and Storage Buffer : r/vulkan
Nanite - A Deep Dive
もんしょの巣穴 - DirectXの話 第177回
Two-phase occlusion culling.
Farewell to HD Atlas - YouTube
油圧式だったのか。
理想気体を「分子間の相互作用がない」と定義すると、適切な平衡状態に達しない。本当は適切な極限を考えないといけない。
大域的な平衡状態の議論をするだけなら、稀な衝突と t → ∞ を考えればいいかもしれないが、たとえば音波の伝播を議論したいならその極限では不満足である。
Rust の 'a
はあくまで生存区間の情報で、どの変数を参照しているかという情報は持っていないはず。実際に、たとえば
fn foo<'a>(x: &'a mut u32) {
let r: &'a [u32] = unsafe { std::slice::from_raw_parts(x, 1) };
*x = 0;
dbg!(r)
}
はコンパイルできてしまう。しかし
fn bar<'a>(x: &'a u32) -> &'a [u32] {
unsafe { std::slice::from_raw_parts(x, 1) }
}
fn main() {
let mut x = 0;
let r = bar(&x);
x = 0;
dbg!(r);
}
はちゃんとエラーになる。次の例もうまくいく。
fn baz<'a, 'b>(x: &'a u32, y: &'b u32) -> &'b u32 { ... }
fn main() {
let mut x = 0;
let mut y = 0;
let r = baz(&x, &y);
x = 1; // ok.
y = 1; // err.
dbg!(r);
}
これらを借用チェッカーが適切に処理できるのはなぜか。関数の戻り値とライフタイムが一致する引数を参照元の変数と認識する、ということだろうか。
bytemuck は aliasing rule を破っていないの?
Push Constants のサイズ制限はなぜこんなに厳しいんだろう。
202402601 まあでもこれ、 (0) いま住んでいる場所が社会的な事情で決まっていて、ずっと暮らしたいとは考えていない、 (1) だからといって住みたい場所が具体的にあるわけではない、という理由が大きい気がする。流浪の民でいたいのとはちょっと違うかな。いや、普通の安アパートくらいの快適さで生活できるなら Van Life も魅力的だけれど、移動できるという一点を除くとむしろ生活の制約が大きそう。
202402500 はちょっと考えすぎで、素朴におすすめ商品なのかもしれない。最初は「いやいや、おすすめできない商品なんて置いているのか」と思ったのだが、網羅性を確保するために一通りの商品を置くことも重要である。おすすめ度の違う商品が並ぶのは当たり前か。自分で商売をしたことがないので、基本的なことが何も分かっていない。
家: 移動できるなら欲しい。
車: 住めるなら欲しい。
Backlinks: [202402702]
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学び始めたばかりなので変な疑問かもしれないが、「NP-hard でないと証明されているが多項式時間での解法が見つかっていない問題」ってあるんだろうか。
あと、よく (P != NP だとして) 想定される包含図で NP-complete ∩ coNP-complete = φ になっていることが多いが、ここに入る問題ってないのかな。
Web サービスなんかの支払い区間も夏時間の影響を受けるのだな。
コンビニで買ったパンに地味な「おすすめ」シールが貼ってある。これはどういう商品に貼っているんだろう。自分だったらつい消費期限の近い商品に貼ってしまいそうだが、そういうのはバレれば逆効果になる。
どの商品かは重要ではなくて、一部の商品にシールが貼ってあること自体に意味あるのかもしれない (もちろん本当に店長のおすすめ品でいい)。選択肢が多すぎると逆に行動が抑制されるのを防ぐ的な。
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「Python の標準ライブラリでアレする関数なんだっけ」と Google 検索すると、ゴミみたいな記事が大量に引っかかる。ゴミ記事なのは広告収入目的のサイトだからで、つまり広告収入で儲けられるほどたくさんの人が (初歩的なものであれ) プログラムを書くようになったということだ。すごいなあ。
「本製品は * を含む製品と共通の設備で製造されています」という注意書き、たまに肉とフルーツの組合せとかがあってびっくりする。
あらゆるコンテンツを娯楽ではなく逃避として消費している。
「うるう秒の挿入は地球の長期的な自転速度低下を反映している」というのは「電子レンジが使う電磁波の周波数は水分子の共振周波数に合わせてある」と似た、やたら説得力のある誤解だ。
しかし、何らかの分野の社会的な地位というか、外からの印象が上がることで人が集まるのはプラスなのかマイナスなのか。なんとなく「ネットで話題になって急激に人が押し寄せて荒廃する観光地」みたいな現象を想像してしまう。まあでも、外発的なモチベーションで動いている人が真に素晴らしい結果を出すことは普通にある。進歩の速度はなんだかんだ言って上がるだろうと思う。
いつの間にか「数理的なことが得意な人は高給取り」みたいな雰囲気になっているの勘弁してほしい。
言外の意味を含む定番のフレーズを知らずに、言葉通りの意味で使っていることがけっこうある気がする。「行けたら行く」とか、天気の話題 (話題がないのではなく天気の話がしたい) とか。
検索してみると「前向きに検討する」「LINE してない」などがあるらしい。いや、文字通り LINE していないよ。
破天荒な人生を送っているが表に出てこない人は意外とたくさんいる。別に目立つ成果を上げたりするのが人生の目的ではないのだから当たり前ではある。自分が平々凡々な人生を送っているから、破天荒さの基準が低いのもあると思うが。
私は黒板を爪でキーッとやる音が苦手だが、まったく問題ない人もいる。ゴム風船や発泡スチロールの擦れあう音が苦手な人もいるらしいが、私はまったく気にならない。遺伝的なものなんだろうか。
やたら身なりが整っていたりトークが完璧だったりすると、つい「うさんくせー」と思ってしまうのだが、まあそういう先入観を持つのはよくない。
たとえば「π を N 桁まで計算するための計算量の下限」のような問題にアプローチする手法ってどれくらい確立されているんだろう。いや、 π は例として難しすぎるのかもしれないけれど、何らかの実数値計算の計算量に対するアプローチ。
そもそも整数乗算の計算量ですら下限は証明されていない。 2019 年の O(N log N) という結果が最新で、これは optimal ではないかと予想されているらしい。
Integer multiplication in time O(n log n) (未読)
FFT を使った乗算って正確には O(N log N) ではないんだ。というか、この論文に π についての言及もあった。
Theorem 1.1 has many immediate consequences, as many computational problems may be reduced to integer multiplication. For example, the theorem implies that quotients and k-th roots of real numbers may be computed to a precision of n significant bits in time O(n log n), that transcendental functions and constants such as e^x and π may be computed to precision n in time O(n log^2 n), and that the greatest common divisor of two n-bit integers may be found in time O(n log^2 n) [5].
へえええ。
春は雑草を食べる季節。
雑草っぽい味の葉っぱを食べると「野菜を食った」という気分になる。
「理不尽なことを淡々とやり過ごす力」みたいなものと、忍耐力や辛抱強さは似て異なるものである。状況にも依るが、前者はどちらかというと学習性無力感に近い。
コーヒーと健康に関する話、やたら良い話ばかりあって本当かいなと思う。でもこれが適当な野菜についての話なら、量が極端でなければとくに疑わない気もする。偏見があるといえばあるか。
とはいえ 2 杯/日くらいでも離脱症状は出る。毎日 3..4 杯/日飲んでトータルで健康によいというのは、素人考えながらやはり違和感がある。健康な人が明確に影響を体感できる量を摂取して、身体によい例はあまりないと思う。特定の病気に対しては効果があるとしても。
test.
因果律が崩れるというとまともな理論として成立しないように聞こえるけれど、偏微分方程式が (0) ローレンツ不変で、 (1) なんらかの境界条件のもとで解が一意に決まって、 (2) 因果律を破っている (202401602 の意味で)、という場合に何が起きるのかよく分からないな。
もちろん一意性に必要な境界条件の形によっては、時間軸に沿った予測能力を失う。それは致命的なことではあるけれど、いわゆる親殺しのパラドックスのように理論が矛盾するわけではない。時間と空間をあるていど対等に扱う理論で、時間軸だけに一方向の予測能力を課すのは変な気もしてくる。それを言い出すとなんでもありになってしまうか。うーん。
少し話が逸れた。私が気になっているのは因果律を満たさない理論ではなくて、ローレンツ不変性などを課した方程式を立てたとき、因果律は自然に成り立っていることが多いのか、それとも頑張って満たすように作らないと崩れてしまうものなのか、である。
そういえば、「物理の方程式は時間発展を記述している」と言ってしまっていいのかな。方程式は一般に空間方向にも制約を与えるし、素朴に Δt 後の状態を計算できる形をしているとは限らない。
ああ、これはつまり因果律の話か。たとえば相対論的な方程式には「ある時空点の状態はその過去の光円錐の情報のみから一意に決まる」ことが要請される。この意味で、まともな物理の方程式は (explicit に書けるかは別として) 時間発展を記述している。
この要請で、古典場の偏微分方程式の形がどう制限されるかあらわに書けるんだろうか。たとえば波動方程式は OK で拡散方程式はダメ (そもそもローレンツ不変でないが)。
Hyperboic type というのがそれらしい。
Hyperbolic partial differential equation - Wikipedia
しかしいつまで経っても基本的なことを何も知らない…。
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Measures on the Closed Subspaces of a Hilbert Space
「論理」という言葉を使うとき、つい「あ、ここでの『論理』とは数理論理学的な意味での論理ではないですが」などと余計なことを言いがちである。誰もそんなこと気にしていない。
社会の仕組みに対する不満というか改善できそうに思えることに、「制度が離散的すぎる」ということがある。税制とか社会保障制度とか、「~円から半額免除」みたいな形ではなく滑らかな関数にできないんだろうか (現状でも連続関数ではあるが)。
選挙かなにかで得票率が 49 % と 51 % だったとして、 51 % の方が必ず選ばれるべきか。たとえば 49:51 の確率でランダムに選ぶ方法もある。まあランダムネスを入れる方法は受け容れられそうにないが、過去の当選状況をもとにウェイトをかける方法も考えられる。
この類の話って、研究はたくさんあると思うのだよな。その結果が argmax なのかもしれないが。
「電車を利用する」「電車が利用できる」という文で「を」が「が」に変わる理由、というか由来に気づいた。
「~られる」は可能と受動、両方の意味で使われる。受動の意味のときに「動物を食べる」が「動物が食べられる」になるのは文法的に自然だ。この構文が可能の意味のときにもそのまま使われて、さらに「~できる」にも転用されたのが「電車が利用できる」の「が」の由来だと思う。
現在のコンピューターにはアナログ入力デバイスが少なすぎる。
「終わり良ければすべて良し」とはだし巻き卵の作り方のことである。
空の buffer を wgpu::RenderPass::set_vertex_buffer()
するのはバリデーション通るのか。シェーダーで値を取らなければ仕様的には OK なのかな。 WGSL にはマクロがないので、 vertex attribute に何らかのダミーを設定できないとつらい、というか詰むのだが。いまいち想定されている使い方が分からない。
You Can Use Vulkan Without Pipelines Today
nVIDIA は昔から OpenGL 推しだったり、妙に stateful な API を好んでいる印象がある。ドライバがそれに適した構造なんだろう。
VK_EXT_extended_dynamic_state(3)
vkCmdBindVertexBuffers2(3)
Consider passing the stride as an argument to setVertexBuffer
· Issue #1921 · gpuweb/gpuweb · GitHub
Allow Vertex Buffers with Stride 0 · Issue #1105 · gfx-rs/wgpu · GitHub
承認欲求は人並みにあると思うが、承認されたいと思えるような出力が何もない。
Metal/DX12/Vulkan 世代の pipeline 変更のコストがよく分からない。たとえば OpenGL だと、 shader の変更コストより vertex format の変更コストの方が少ない。現世代ではどちらも pipeline 変更になるが、そのコストは全て同一なんだろうか。
スギ・ヒノキ花粉症の原因は、植林された量だけでなく品種が偏っている影響もありそうだが、どうなんだろう。
土地の 7 割が森林で、そのうちの 3 割がスギかヒノキの人工林。その結果起こった問題が花粉症くらいなのは、まだ幸いな方だった気がしなくもない。
ゲーム実況/プレイ配信は、もともと映画の違法アップロードに近い行為と見なされていたという。これは法的な側面というより、世間がそう受けとめていたという意味だ。
もちろん当時に配信を想定した公式のガイドラインなどあるはずがなく、訴えられたら負けるという意味では法的にもアウトだった。ただしこれは二次創作などでも同様であり、この領域で何かするのは珍しいことではない。
つまり、アングラなゲーム実況者なるものが現れて、配信がゲーム制作者側にとっても悪いものではないと認知されたことで、今のゲーム配信という巨大な領域が存在している。著作権法を厳密に守りながらこの領域の存在を認知させるのは困難だっただろう。難しい問題ではあるが、ときにはグレーゾーンに突っ込む勇気もあっていいのかな、と思う。
vrm-specification/specification/VRMC_springBone-1.0 at master · vrm-c/vrm-specification · GitHub
この Verlet integration の式、どうもいろいろ変にみえる (deltaTime の次数と stiffness 項) のだが、試してみるとそれっぽく動く。私の理解の方がおかしいのか。んんん。
追記: やはりこの式は間違っていると思う。おそらく stiffness 項と constraint の処理の関係で問題が見えづらくなっている。
202400700 旅客機の一人当たりの質量が気になって調べる。 A320 と 737 で 400 kg/人くらい。自動車と比べると、ちょうど質量比と燃費比が同じくらい…といいたくなるが、航続速度がまったく違う。単なる偶然だろう。
旅客機ってたとえば速度を半分にすると燃費は良くなるんだろうか。
この季節ほどティッシュ配りの人に感謝する時期はない。
自動車に一人で乗ると旅客機よりエネルギー効率が悪いらしい。数十 kg のものを運ぶのに 1000 kg の物体を動かしているわけだから、当たり前といえば当たり前かもしれないが。しかし一人乗りの小型自動車、びっくりするほど流行らないよな。 250 cc バイクくらいの市場はあってもよさそうなものだ。いや、市場の問題とは限らないか。
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コーヒーや茶渋の跡が水面より上に付くのはどういう物理なんだろう。水面下全体、もしくは境界付近にのみ付着するなら分かる。水面より上では液体の付着と乾燥がくり返されるからかな。尤もらしい説明ではあるが証拠がない。
新型コロナウィルスの疫学的な性質について、よく分からないままの部分がある。
一つ目は初期からずっとそうなので、一様性の仮定が素朴すぎるのだと思う。
ディスプレイに QR コードを表示してカメラで読むのって、冷静に考えるとかなり歪な技術の使い方だ。過去からタイムスリップしてきた技術者が見たら、なぜこんな回りくどい方法で通信しているのか困惑すると思う。
庶民が地球の反対側にいる人といつでも連絡を取り合えるようになって、まだ 20 年くらいしか経っていないのだよな。
とはいえ完全人力の江戸時代でも、手紙の配達時間は江戸 - 大阪間で 3 日だったらしい。それくらいのレイテンシであれば、たいして質的な違いはない気がしなくもない。
「物の時代から心の時代へ」みたいなやつ、何百年も前から言われていそう (否定する意図はない)。
「自分で自動車を運転するようになったら、他人の運転で酔うようになった」という話はよくある。同じような感じで、文の構造を細かく考えながら文章を書くようになってから、他人の文章を読むときにつっかえるようになってしまった。ずいぶん前の話だが、いまだに治らない。
202400200 これ、検索しても明確な理由が出てこないが、素人の考えたポエムを書いておく。まず、たぶん理論的には曲弦トラスの方が合理性がある。強度が必要十分な曲弦トラスを設計すると通過物に対して上部が低くなりすぎるとき、高さの方が制約条件になって最適解が平行トラスになる。
トラス橋の構造がいろいろあるのが気になる。上がフラットなやつとアーチ形のやつくらい、明確な優劣がありそうなものだ。
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個人的には直接の知り合いとか、特定のグループに制限して伝えたい情報ってあまりない。
私のコミュニケーション欲は、たまに Web で知らない人の文章を読んだり、 (それとは関係ない内容の) どうでもいい文章をここに書いて、それを世界のどこかで誰かが読んでいる「かもしれないと感じられる」くらいで十分満たされてしまう。
Web が現実以上に発言に気を遣う場になったのはいつ頃からなんだろう。実際のところ炎上というものを目撃した経験はほとんどないのだが、「やたら慎重に言葉を選んでいるな」と感じる文章を見ることが多くなった。
ちょっと気になるのは、炎上という現象がフォロワー関係を伝って広がっているのか、レコメンデーションなどが主な拡散理由なのかである。レコメンデーションの方が支配的であれば機械的に抑止できると思うので、割合としてはフォロワー関係の方が大きいのかな。まあ割合としては小さくても、フォロワー関係の遠いノードをレコメンデーションが繋ぐ影響は大きそう。
工場の動画を見ていると、機械に物を入れるとか、機械から機械へと物を運ぶ部分だけヒトが作業していることが多い。「機械が高度な部分を処理してヒトが単純労働する」という流れは昔から起きていることなのだ。
-const EQUINOX: (i32, u32, u32) = (2023, 3, 21);
+const EQUINOX: (i32, u32, u32) = (2024, 3, 20);